トヨタ ランドクルーザー中古車完全ガイド|系統別の選び方・弱点・維持費まとめ

Toyota Land Cruiser

Photo: Авто Плюс Новости / Wikimedia Commons, CC BY 3.0

トヨタ ランドクルーザーは、日本車で最も長い歴史を持つ本格クロスカントリー車です。現在は300系(フラッグシップ)・250系(中核)・70系(ヘビーデューティー)・FJ(最小)が並行して展開され、中古車市場には200系やプラド、60/80/100系といった旧世代も並びます。系統によって性格も年式ごとの装備も大きく異なるため、この記事では系統・世代ごとの違い、選び方、確認したい注意点を、公開情報をもとに整理しました。

📋 この記事の要点

✔ 300系は2021年8月2日発売。2026年9月16日の一部改良(10月1日発売)で、日本国内向けに初めてハイブリッド車を設定

✔ 250系は2024年4月18日に発売され、ランドクルーザープラドの後継。2026年4月3日にガソリン車(VX)を一部改良。ディーゼル車は、トヨタ公式で「26年12月以降発売予定」とされ、現在の新車はガソリン車のみ(2026年10月2日更新の公式情報)

✔ 70系は2023年11月29日に、日本で約8年ぶりに再導入(2.8Lディーゼル・6速AT)。FJは2026年5月14日発売のシリーズ最小モデル

✔ 日本損害保険協会の調査(2026年3月4日発表)では、2025年の車両本体盗難は車名別でランドクルーザーが5年連続ワースト1。盗難対策と保管環境の確認が大切

✔ トヨタ公式のリコール等情報(2015〜2026年、2026年10月6日確認)に、250系は2件(5583・5821)、300系は3件、FJは1件、プラド(150系)は1件の届出がある。対象かどうかは車台番号で必ず確認

✔ 旧世代(60/80/100系・プラドなど)は年式が古いため、整備記録・下回りの状態・排出ガス規制への適合を必ず確認

1. 系統・世代の早見表

📊 ステーションワゴン系(60系→300系)の世代別早見表

世代・型式 販売時期 パワートレイン 主な特徴
60系 1980年8月〜1989年12月 日本向けはガソリン(2F型→3F型・3F-E型)、ディーゼル(2H型・12H-T型ほか) 40系から続く構成を脱し、ステーションワゴン風の車体を追求。80系より一回り小さく、運転のしやすさから、中古市場で高い人気があると記載
80系 1989年12月発表(発売は1990年1月にずれ込み)〜1997年12月 ガソリン:3F-E型、1992年8月から1FZ-FE型(4.5L直6)。ディーゼル:1HZ型、1HD-T型、1HD-FT型など ステーションワゴン系がフルタイム4WD(デフロック付センターデフ)に。日本ではワゴンがガソリン、バンがディーゼル。グレードはSTD・GX・VX・VXリミテッド
100系 1998年1月〜2007年9月 ワゴン:V8 2UZ-FE(4,663cc)、バン:直6ディーゼル 1HD-FTE(4,164cc) 前輪独立懸架。2002年8月のマイナーチェンジで5速AT化。レクサスLX470のバッジエンジニアリング車「シグナス」を設定。バンは2002年10月施行の自動車NOx・PM法の規制対象
200系 2007年9月18日〜(2021年に300系へ) 日本仕様はV8ガソリン(2UZ-FE→2009年4月から1UR-FE 4,608cc・6速AT) グレードはZX・AX Gセレクション・AX・GX。2015年8月のマイナーチェンジでToyota Safety Sense Pを全車標準装備。クロールコントロール、マルチテレインセレクトなどを設定
300系 2021年8月2日〜現行 ガソリン:V35A-FTS(3.5L V6ツインターボ)、ディーゼル:F33A-FTV(3.3L V6ツインターボ)、10速AT GA-Fプラットフォーム。日本向けでは100系以来のディーゼルが復活。2025年3月24日に法規対応等の一部改良(TFTカラーメーターなど)、2026年9月16日の一部改良でハイブリッド車を設定(10月1日発売)

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📊 ヘビー系・ライト系(プラド/250/FJ)の早見表

世代・型式 販売時期 パワートレイン 主な特徴
70系(ヘビー系) 1984年11月〜。日本では2004年7月に販売終了→2014年8月〜2015年6月生産分の期間限定復活→2023年11月29日に再導入 2023年再導入モデル:1GD-FTV型 2.8Lディーゼルターボ、6速AT 40系から続く、ヘビーデューティー系。2014年の30周年記念モデルはV6 4.0L(1GR-FE型)・5速MTで、バン(GRJ76K)とピックアップ(GRJ79K)を設定。2023年モデルはAXのモノグレード、3ナンバー登録。トヨタ公式の工場出荷目処のページ(2026年10月2日更新)には「現在 生産を休止させていただいております」と記載
プラド 初代 1990年4月〜1996年5月 日本向けはディーゼル(2L-TE型、のち1KZ-TE型) 70ライト系ワゴンに「プラド」のサブネームが付与された世代
プラド 2代目 J90/95W 1996年5月〜2002年10月 5VZ-FE型(3.4L V6)、1KZ-TE型(3.0Lディーゼル)、1997年4月に3RZ-FE型(2.7L)追加、2000年7月に1KD-FTV型 エンジンだけでなく、フレーム・サスペンションもタコマ/ハイラックスサーフと共用
プラド 3代目 J12*W 2002年10月〜2009年9月 日本向け:V6は5VZ-FE型(3.4L)→2005年7月に1GR-FE型(4.0L)、直4 2.7Lは2004年8月に3RZ-FE型から2TR-FE型へ、ディーゼルは1KD-FTV型(3.0L) センターデフ式フルタイム4WD。日本向けディーゼルは2007年7月に廃止
プラド 4代目 J15*W 2009年9月14日〜2024年4月18日(販売終了) 直4 2.7Lガソリン、2015年6月に1GD-FTV型 2.8Lディーゼル(約7年11か月ぶりに国内ディーゼル復活)、V6 4.0Lは国内向けを廃止 2017年9月のマイナーチェンジでToyota Safety Sense Pを全車標準装備、2020年8月にToyota Safety Senseが機能向上。日本向けは3ドアが廃止
250系 2024年4月18日〜現行 ガソリン:2TR-FE型 2.7L(VXのみ)、ディーゼル:1GD-FTV型 2.8Lターボ プラドの後継で、「プラド」のサブネームは日本では廃止。GA-Fプラットフォーム。グレードはGX(5人乗り)、VX・ZX(7人乗り)。2026年4月3日にガソリンVXを一部改良(安全機能・盗難防止機能を標準設定)。ディーゼル車は公式で「26年12月以降発売予定」と案内
FJ 2026年5月14日発売 2TR-FE型 2.7Lガソリン、6 Super ECT 250系より全長が350mm短いシリーズ最小のモデル。VXのモノグレードで、タイのバンポー工場で生産。ラダーフレーム構造

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📌 補足

ランドクルーザーは、トヨタの分類で「ステーションワゴン系(60・80・100・200・300)」「70ヘビー系」「70ライト系から発展したプラド→250」の3系列が並行して生産・販売されています。レクサスLXは80系以降のレクサス向け姉妹車、レクサスGXは120系以降のプラドおよび250系をベースとした姉妹車です。年月・型式は日本語版Wikipediaの記述に基づいており、グレードや仕向け地によって異なる場合があります。

2. 用途別の選び方

📊 目的別の選び方

重視すること 考え方の目安
悪路走破性と耐久性を最優先 70系(ヘビー系)。「なるべく変えない」を設計思想とした、ヘビーデューティー系。2014年の期間限定復活モデルと、2023年11月に再導入されたモデルとで、エンジン・トランスミッションが大きく異なる(V6 4.0L・5MT→2.8Lディーゼル・6速AT)
日常使いから長距離まで、フラッグシップを求める 300系、あるいは中古では200系。200系は2015年8月以降、Toyota Safety Sense Pが全車標準。300系は日本向けでディーゼルも選べ、2026年10月1日発売の一部改良でハイブリッド車(ZX・GR SPORT)が登場(改良後モデルの中古流通はこれから)
ライトデューティーの中核モデル 250系(プラドの後継)。5人乗りのGX、7人乗りのVX・ZX。ガソリンはVXのみ。ディーゼルは2024年の発売時にGX・VX・ZXを設定(公式ニュースリリース)。新車のディーゼルは「26年12月以降発売予定」とされ、現在の新車はガソリン車のみ。中古のディーゼルは、年式・仕様ごとに要確認
取り回しやすいサイズ FJは、250系より全長が350mm短く、全幅が125mm狭いと記載。中古では、日本向け3ドア廃止後の4代目プラド(2009年〜)が選択肢。サイズは各車の諸元表で必ず確認
旧世代の味わい・趣味用途 60系・80系・100系など。60系は80系より一回り小さく運転しやすいと記載。TOYOTA GAZOO Racingは、2021年に40系向けの補給部品の復刻を発表(60・80系は対象かどうか要確認)。年式相応の整備・部品調達の見通しが重要
ディーゼル・軽油の使い勝手 300系・250系・70系(2023年〜)・プラド4代目(2015年6月〜)にディーゼルが設定。DPFなどの排出ガス関連の整備歴を確認

💡 ポイント

ランドクルーザーは、同じ「300系」「250系」でも、2025〜2026年の一部改良で装備・グレード構成が大きく変わっています(例:300系は2025年3月24日に法規対応等の一部改良、2026年10月1日発売の一部改良でハイブリッド車の追加とGXの仕様見直し。250系のガソリンVXは2026年4月3日の改良で安全機能・盗難防止機能が標準設定)。年式ごとの装備は、購入予定の個体のグレード・年式・仕様で、販売店に確認しましょう。

3. 弱点・注意したいポイント

📊 注意したいポイント

項目 内容 購入前の確認方法
盗難リスク 日本損害保険協会の調査(2026年3月4日発表)では、2025年の車両本体盗難は、車名別でランドクルーザーが5年連続ワースト1。盗難対策の装備は年式・グレードで異なる。トヨタ公式では、250系のガソリンVXは2026年4月3日の一部改良で、スマートキー測距システムとT-Connect マイカー始動ロックを標準設定(マイカー始動ロックはT-Connectスタンダードの契約とTOYOTAアカウントの取得が必要)。300系は2025年3月版の公式諸元表にスマートキー測距システムの記載がある。それ以前の年式や他の系統の装備は、個体ごとに要確認 盗難対策の装備(純正・社外)、車両保険の条件、保管環境(車庫・監視)を確認
下回り・足回りの状態 悪路走行を前提とした使い方をされた個体は、下回りの錆や損傷・足回りの消耗が進んでいることがある(個体差) リフトアップして、フレーム・足回り・排気系・スペアタイヤ周りの錆や損傷を確認
ディーゼル車の排出ガス関連 排出ガス浄化装置・尿素SCRシステムなど、ディーゼル特有の装置がある。70系(2023年〜)は、SCR排気管を守るアンダーガードや、AdBlue用タンクを装備と記載 警告灯の点灯、整備記録簿での点検歴、AdBlue補充の方法・頻度を確認
旧世代の排出ガス規制・地域登録 100系のバンは、2002年10月施行の自動車NOx・PM法の規制対象となり、対象地域での購入・登録が不可となった。プラド3代目のディーゼル(2002年〜)も、NOx・PM法に適合せず、規制地域内ではそのままでは登録できないと記載 古いディーゼル車は、使用する地域の規制と、車検証の型式・登録区分を、販売店と運輸支局・自治体で確認
改造・カスタム車 リフトアップやマフラー、社外パーツなどは、構造変更・保安基準への適合、保証の可否が、個体ごとに異なる 純正戻しの可否、構造変更の記録、改造内容を証明する書類を確認
リコール・改善対策 公表リコールは、車台番号ごとに対象が異なる。トヨタ公式の一覧(2026年10月6日確認)では、250系・300系・FJ・プラド(150系)に届出がある。内容は下の一覧表を参照 車台番号で、トヨタ公式の対象車両検索・国土交通省のリコール情報検索・ディーラーに確認し、実施済みかも合わせて確認

📊 ランドクルーザーが対象のリコール届出(トヨタ公式「リコール等情報」より、2026年10月6日確認。7件)

系統 届出日(届出番号) 不具合と改善措置(公式の記載を要約) 対象型式・台数(公式表記)
250系 2024年11月21日
(届出番号5583。リコール開始11月22日)
トヨタ公式の届出ページ
フロントドライブシャフト。生産設備の管理が不十分で、車輪側ジョイント部の構成部品が組付けられていないものがあり、そのまま使用を続けると当該ジョイント部が損傷し、走行不能となるおそれ。改善措置は、左右フロントドライブシャフトの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換。 計1,351台(3DA-GDJ250W 725台[553台+172台]、3BA-TRJ250W 626台)。製作期間は2024年9月12日〜25日
250系 2026年5月27日
(5821。開始5月28日)
トヨタ公式の届出ページ
コンビネーションメータ。制御プログラムの検討が不十分で、始動時にメータが正しく起動せず、画面の一部が表示されないことがあり、警告灯等が確認できないおそれ。改善措置は、コンビネーションメータのプログラムを対策仕様に修正(T-Connect契約中は、通信での修理[ソフトウェア更新]も可能)。クラウン・ミライと同一の届出。 3DA-GDJ250W(ディーゼル車)のみ(公式表の備考に「12.3インチディスプレイ装着車」と記載)。計20,759台(17,986台+2,773台)。製作期間は2024年4月10日〜2025年6月20日。ガソリン車(TRJ250W)は対象外
300系 2022年4月13日
(5132。開始4月14日)
トヨタ公式の届出ページ
横滑り防止装置(VSC)。制御プログラムが不適切で、VSC機能オフ状態でブレーキペダルを踏んだままシステム停止後に再始動すると、機能オン状態に復帰せず、オフ表示灯が点灯してVSCが作動しないおそれ。改善措置は、ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正。ハリアー・RAV4・ミライ等と同一の届出。 3DA-FJA300W 1,432台、3BA-VJA300W 1,371台+2台(計2,805台)
300系 2024年2月21日
(5455。開始2月22日)
トヨタ公式の届出ページ
自動変速機(トランスミッション)。多板クラッチのディスク形状および駆動伝達に関する制御の検討が不十分で、ニュートラルレンジにシフトした際にクラッチが切り離されないものがあり、駆動力が伝達され、ブレーキペダルが踏まれていないと車両が動き出すおそれ。改善措置は、トランスミッション用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正。カローラクロスと同一の届出(同じ届出に含まれるカローラクロス向けのパノラミックビューモニターの件は、ランドクルーザーの対象外)。 3DA-FJA300W 7,528台、3BA-VJA300W 19,962台(計27,490台)。製作期間は2021年3月24日〜2024年1月15日
300系 2026年2月18日
(5777。開始2月19日)
トヨタ公式の届出ページ
自動変速機(トランスミッション)。制御プログラムの検討が不十分で、故障が生じた際に構成部品の過回転を抑制できないことがあり、トランスミッションが損傷して走行不能となり、最悪の場合、漏れたトランスミッションフルードが排気管に付着して火災に至るおそれ。改善措置は、トランスミッション用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正。 3DA-FJA300W 2,598台、3BA-VJA300W 5,875台(計8,473台)。製作期間は2025年2月5日〜12月9日
FJ 2026年7月29日
(5860。開始7月30日)
トヨタ公式の届出ページ
車両工場の検査工程で、コンピュータの機能検査および調整が正しく行われていなかったため、シートベルトリマインダおよび事故緊急通報装置が、保安基準に適合しないおそれ。改善措置は、指定整備工場での調整・点検と、自動車検査員による確認。 3BA-TRJ240W 3台(製作期間 2026年5月8日〜6月8日)
プラド(150系) 2019年9月26日
(4571。開始9月27日)
トヨタ公式の届出ページ
ディーゼル車の燃料噴射装置。燃料ポンプとコモンレール間の燃料パイプの締付トルク指示が不適切で、エンジンの振動等で締結部が緩み、燃料漏れが生じてエンストするおそれ。改善措置は、燃料パイプおよびクランプを対策品に交換。ハイエース・レジアスエースと同一の届出。 LDA-GDJ150W 1,165台、LDA-GDJ151W 131台(計1,296台)。製作期間は2019年3月11日〜4月22日

※内容・台数は、トヨタ公式サイトの各届出ページの記載にもとづきます。公式表に記載の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれ、製作期間は購入時期とは異なります。2024年2月(5455)と2026年2月(5777)の届出には、レクサスLX600も対象と公式ページにあります。確認範囲は、トヨタ公式のリコール等情報の年別一覧(2015年〜2026年)で、件名にランドクルーザー・ランドクルーザープラドが含まれる届出です。200系・100系・70系・60系・80系などは、この範囲の件名には見つかりませんでしたが、件名に車名が出ない届出や、2014年以前の届出は確認できていません。2025年の一覧には、ランドクルーザーの届出はありませんでした。最新の届出はトヨタ公式のリコール等情報で確認してください。

⚠️ 注意

「ランクルだから壊れない」「人気だから間違いない」と決めつけず、走行距離のわりに下回りや足回りの消耗が進んでいないか、記録簿と実車で確認してください。盗難対策(車両保険の条件を含む)は、購入前に必ず検討しましょう。

4. 購入前チェックリストと、進め方

📝 実車を確認するときのチェックリスト

☑️ 系統(300/250/70/FJ/プラド/旧世代)・年式・グレードが用途に合っているか確認した

☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した

☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した

☑️ 盗難対策の装備、車両保険の条件、保管環境を確認した

☑️ リコール・改善対策の対応状況を、車台番号で確認した

☑️ 下回り・足回り・フレームの錆や損傷、リフトアップなどの改造内容を確認した

☑️ ディーゼル車は、DPF・SCR(AdBlue)関連の警告灯・整備歴を確認した

☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した

🧭 購入の進め方

1

系統と用途を決める

悪路の頻度、日常の取り回し、乗車人数を整理し、300/250/70/FJ/旧世代から絞ります。

2

候補を複数探し、条件をそろえて比べる

同じ系統・グレード・年式・走行距離で、車両状態と保証を比べます。

3

実車確認と試乗をする

チェックリストに沿って、下回りや警告灯を含めて確認します。

4

盗難対策と保険を確認する

車両保険の条件と、保管環境・盗難対策装備を、契約前に確認します。

5

総額で判断する

車両価格+諸費用+次回車検・整備の費用を比べます。

5. 維持費の考え方

📊 維持費の主な項目

項目 考え方
自動車税(種別割) 排気量ごとに税額が決まる。具体額は、当サイトの税額表の記事で確認(登録時期によって扱いが異なる場合がある)。300系(3.5L・3.3L)、250系(2.8L・2.7L)、70系(2.8L)、FJ(2.7L)で排気量が異なる
車検費用 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わる。車重・車格が大きい車は、重量税や整備費用も高めになる傾向がある。詳しくはSUV・大型車の車検費用の記事を参照
任意保険・車両保険 盗難が多い車のため、車両保険の条件・保険料は、型式・等級・使用状況で異なる。複数社で見積もりを比較
燃料代 ガソリン・ディーゼル(軽油)の別、走行の仕方で変わる。大型車のため、給油頻度も考慮

6. 姉妹車・関連車種との比較

📊 姉妹車・関連車種

車種 位置づけ 詳しいガイド
レクサス LX 80系以降のレクサス向け姉妹車と記載(ステーションワゴン系) レクサスLX中古車ガイド
レクサス GX 120系以降のプラド、および250系をベースとした、レクサス向け姉妹車 レクサスGX中古車ガイド
トヨタ ハイラックス 70ライト系(初代プラドなど)は、ハイラックスサーフ/ハイラックスと、エンジン・トランスミッション・デフなどを共用と記載 ハイラックス中古車ガイド

7. よくある質問

Q. ランドクルーザーは、どの系統を選べばよいですか?

A. 用途で選びます。悪路や業務用途なら70系、日常から長距離までフラッグシップを求めるなら300系(中古では200系)、中核のライトデューティーなら250系、取り回しを重視するならFJや4代目プラドが候補です。どの系統も年式・グレードで装備が異なるため、個体ごとに確認しましょう。

Q. プラドはなくなったのですか?

A. 日本では、2023年8月に後継のランドクルーザー250が発表され、「プラド」のサブネームは廃止されました。4代目プラドは2024年4月18日に販売終了と記載されています。プラドは、中古車としては流通しています。

Q. ランクルは盗難が多いと聞きますが、どう備えればよいですか?

A. 日本損害保険協会の調査(2026年3月4日発表)で、2025年の車両本体盗難は車名別でランドクルーザーが5年連続ワースト1でした。盗難対策の装備、車両保険の条件、保管環境を購入前に確認し、トヨタ公式では、250系のガソリンVXは2026年4月の改良で「スマートキー測距システム」「マイカー始動ロック」が標準設定になるなど、年式・グレードで盗難対策の装備が異なる点も、判断材料にしましょう。

Q. 古いディーゼルのランクルは、どこでも登録できますか?

A. できない場合があります。100系のバン(2002年〜)や、プラド3代目のディーゼルなどは、自動車NOx・PM法の規制地域内で、そのままでは登録できないと記載されています。使う地域の規制と、車検証の型式・登録区分を、購入前に確認してください。

Q. ランドクルーザー250にリコールはありますか?

A. トヨタ公式のリコール等情報(2026年10月6日確認)に、250系の届出が2件あります。2024年11月21日の届出(5583)は、フロントドライブシャフトの件で、2024年9月12日〜25日に生産された約1,351台(GDJ250W・TRJ250W)が対象です。2026年5月27日の届出(5821)は、コンビネーションメータの制御プログラムの件で、対象はディーゼル車(GDJ250W)のみです。なお、2025年の一覧には250系の届出はありませんでした。対象かどうかは車台番号ごとに異なるため、中古車は、トヨタ公式の対象車両検索や国土交通省のリコール情報検索で、対策済みかを確認しましょう。

🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)

上の一覧は、2026年10月6日時点で、トヨタ公式のリコール等情報(2015〜2026年)の件名にランドクルーザー・ランドクルーザープラドが含まれていた届出に限られます。その後に新しい届出が出ることもあります。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。

トヨタ公式(車台番号検索) 車台番号を入力して、対象・実施状況を確認できます
トヨタ公式「リコール等情報」一覧 年別の届出一覧と、届出ごとの対象型式・台数を確認できます
国土交通省「リコール情報検索」 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます
国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます
日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 メーカーと車台番号を入力して検索できます

まとめ

ランドクルーザーは、300系・250系・70系・FJ、そして旧世代と、系統ごとに性格も装備も異なります。用途に合った系統を先に決め、盗難対策(車両保険を含む)・リコールの実施状況(車台番号で確認)・下回りの状態・整備記録・ディーゼルの排出ガス関連を確認しましょう。年式・グレード・条件をそろえて候補を比べ、実車確認と総額で判断するのが、失敗しないコツです。

※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。300系・250系・70系・FJの発売日・改良内容・価格・納期の目処は、トヨタ公式サイトとトヨタ公式ニュースリリース(250系の発売、250系ガソリン車の一部改良、工場出荷時期の目処)、リコールはトヨタ公式のリコール等情報で、2026年10月6日に確認しました。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。

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