三菱 アウトランダーPHEV中古車完全ガイド|選び方・弱点・維持費まとめ

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三菱 アウトランダーPHEVは、2013年に、三菱自動車が世界初のSUVタイプのPHEVとして発売したモデルです。2021年12月にフルモデルチェンジし、三菱の公式ニュースリリースでは、現行モデルを「2代目」と案内しています。中古車では、2013年発売の初代(型式 GG2W・GG3W)と、2021年12月発売の現行モデル(型式 GN0W)があり、世代・年式ごとに駆動用バッテリーの容量や保証の条件が異なります。この記事では、三菱自動車の公式サイトと公式ニュースリリース、リコール等情報をもとに、世代の違い、選び方、注意点、維持費の考え方を整理しました。

📋 この記事の要点

✔ 初代(2013年1月発売〜)と現行(2021年12月16日発売〜)に大きく分かれる。三菱の公式は、現行を「2代目」と案内している

✔ 初代は2018年8月の大幅改良で、エンジンが2.0Lから2.4Lに、駆動用バッテリーが12.0kWhから13.8kWhになった。現行は20kWhで発売され、2024年10月の大幅改良で22.7kWhになった

✔ 駆動用バッテリーの公式保証は、現行は初度登録から8年以内・走行16万km以内で、容量が66%を下回った場合に無償で修理・交換。初代の17型以降は容量70%が基準。保証書に名前がない中古車は、有料の点検と容量測定などが必要

✔ リコールは、三菱公式の一覧で、現行(GN0W)が9件、初代(GG2W・GG3W)が17件(いずれも2026年9月時点)。ほかに改善対策とサービスキャンペーンもある。車台番号で対策済みかを確認する

✔ 現行のスマートフォン連携ナビゲーションに関するリコールは、2022年から2026年8月20日まで計6件。年式が新しくても、対策の実施状況を確認したい

1. 世代・年式の早見表

📊 アウトランダーPHEVの世代と主な改良(三菱自動車の公式ニュースリリースなどによる)

時期 内容 エンジン・駆動用バッテリー 主な特徴
2013年1月(初代・発売) 初代(型式 DLA-GG2W)。世界初のSUVタイプのPHEVとして発売 2.0Lエンジン+前後ツインモーター。駆動用バッテリー12.0kWh EV走行距離は60.2〜60.8km(JC08モード)。公式では「17型より以前」に区分される年式がある
2017年2月9日(17型) 初代の17型。保証区分が変わる年式 2.0Lエンジン(GG2W-04系) 駆動用バッテリーの特別保証が、8年以内・16万km以内になる(公式の保証ページ)
2018年8月23日(大幅改良) 初代の後期(型式 5LA-GG3W) 2.4Lエンジン。駆動用バッテリー13.8kWh EV走行距離65.0km(JC08モード)。S-AWCに「SNOW」「SPORT」モードを追加。衝突被害軽減ブレーキと誤発進抑制機能を標準装備
2019年9月12日(一部改良) 初代の一部改良 同上 ミツビシパワーサウンドシステム(8スピーカー)、8インチのスマートフォン連携ナビゲーション、助手席パワーシートなどを設定
2021年12月16日(現行・発売) 現行モデル(型式 5LA-GN0W)。フルモデルチェンジ。公式は「2代目」と案内 2.4Lエンジン+前後ツインモーター4WD。駆動用バッテリー20kWh EV走行換算距離は、WLTCモードでM 87km、G・P 83km(発売時)。3列7人乗りを設定
2022年10月6日(発表) 特別仕様車「BLACK Edition」を設定し、標準車を一部改良(公式ニュースリリースの題名) 同上 詳細は三菱公式のニュースリリースで確認
2024年10月(大幅改良・10月31日発売) 現行の大幅改良。最上級「P Executive Package」を新設 駆動用バッテリー22.7kWh(約10%増) EV走行換算距離はM 106km、その他102km(WLTC)。ナビが9インチから12.3インチに。ヤマハと共同開発のオーディオを全車に採用
2025年9月4日(一部改良) 現行の一部改良 同上 センターコンソールを刷新、USB Type-Cポートを追加。後退時の踏み間違い衝突防止アシストが、リヤビューカメラで歩行者も検知
2026年2月5日 特別仕様車「BLACK Edition」を発売(2025年12月18日発表) 同上 P Executive Packageをベースに、黒のアクセントを内外装に配した特別仕様車
2026年6月25日(一部改良) 現行の一部改良 同上 運転支援に先行車発進通知を追加。接近時の自動解錠・降車時の自動施錠機能を採用

※型式・年式の呼び方は、三菱の公式ニュースリリースと、公式アフターサービスの保証ページ(「17型より以前」「17型(2017年2月9日発売)〜21型」「22型以降」)の表記に合わせています。車検証の型式(GG2W・GG3W・GN0W)と車台番号で、どの区分かを確認できます。

2. 世代ごとの違いと、選び方

アウトランダーPHEVは、家などで充電した電気でモーター走行し、バッテリー残量が減ればエンジンで発電や駆動を行う仕組みです(三菱公式サイトの説明)。中古車を選ぶときは、まず「どの世代か」を決めると、比較しやすくなります。

初代前期(2013年〜2018年前半・型式 GG2W)

2.0Lエンジンと、12.0kWhの駆動用バッテリーの組み合わせです。EV走行距離はJC08モードで60.2〜60.8kmと、三菱の公式ニュースリリースに記載されています。年式が古い個体が多いため、駆動用バッテリーの保証(公式の保証ページでは、17型より前と17型以降で条件が異なる)と、リコールの対策状況を、とくに確認したい世代です。

初代後期(2018年8月〜2021年・型式 GG3W)

2018年8月の大幅改良で、PHEVシステムの主要部品の約9割が改良され、エンジンは2.4L、駆動用バッテリーは13.8kWh、EV走行距離は65.0km(JC08)になりました(公式ニュースリリース)。S-AWCに「SNOW」「SPORT」が加わり、衝突被害軽減ブレーキが標準装備になった点も、初代の中では選びやすいポイントです。2019年9月の一部改良以降は、スマートフォン連携ナビゲーション(Android Auto・Apple CarPlay対応)の設定があります。

現行・2021年12月〜2024年10月の前期

プラットフォームやシャシー、パワートレインを一新したモデルです。駆動用バッテリーは20kWh、EV走行換算距離はWLTCモードで83〜87km(発売時)と案内されました。3列7人乗りのシート設定があり、家族での使い方や、荷物の量が多い人は、この世代から選ぶと選択肢が広がります。ナビは、2024年10月の大幅改良前は、より小さい画面のモデルです。

現行・2024年10月以降の後期(大幅改良後)

駆動用バッテリーが22.7kWhになり、EV走行換算距離はM 106km、その他102km(WLTC)に伸びました。急速充電は、80%まで約32分(最大出力電流105A以上の急速充電器の場合)、普通充電(AC200V/15A)は満充電まで約7.5時間と、公式ニュースリリースに記載されています。12.3インチのナビとヤマハのオーディオが全車に付き、最上級「P Executive Package」が加わりました。年式が新しい分、中古車の流通は限られ、条件を細かく確認する必要があります。

📊 選び方の目安(用途別)

重視すること 見るポイント 確認したいこと
家での充電で、日常はEV中心 EV走行換算距離(初代65.0km〜現行102・106km) 自宅の駐車場に充電設備を付けられるか。充電ケーブルなどの付属品の有無
家族・荷物(3列目を使いたい) 現行の7人乗りグレード(G・P系) グレード名だけでなく、7人乗りか5人乗りかを車検証・実車で確認
できるだけ長い保証期間 初度登録の時期と、走行距離 駆動用バッテリーの残り保証(8年以内・16万km以内)と、保証継承の手続き
停電時などの給電 公式サイトで案内される、最大1500Wの給電機能とV2H対応 対象年式・グレード、必要な機器、設置工事の可否
装備・ナビ 2019年9月以降(スマートフォン連携ナビ)、2024年10月以降(12.3インチ) 年式ごとの装備の違い。個体ごとにオプションが違う

3. 弱点・注意したいポイント(リコール全件の一覧つき)

📊 注意したいポイント

項目 内容 購入前の確認方法
駆動用バッテリーの保証(現行) 三菱の公式では、現行は初度登録から8年以内・走行16万km以内で、容量が66%を下回った場合に無償で修理・交換。故障の場合の特別保証も8年以内・16万km以内 初度登録日と走行距離。メンテナンスノートの記録
駆動用バッテリーの保証(初代) 17型(2017年2月9日発売)〜21型は、容量70%が基準で、特別保証は8年以内・16万km以内。17型より以前は、容量保証は8年・16万km(70%)、特別保証は5年以内・10万km以内 車台番号(GG2W-00〜03系か、GG2W-04系・GG3W系か)
保証の引き継ぎ(保証継承) 保証書に名前などが記載されていない中古車は、販売会社のサービス工場で、12か月点検相当の点検(有料)と、駆動用バッテリーの容量測定などを実施し、メンテナンスノートに記録を残す必要がある(公式の保証ページ) 購入前に、販売店に手続きの費用と、実施の有無を確認
10年10万kmの特別保証延長 公式の保証ページでは、最長10年10万kmの特別保証延長では、駆動用バッテリーは対象外と記載されている バッテリーの保証は、別に残り期間を確認
充電リッドのロックアクチュエーター(初代) 2019年2月22日に、保証期間の延長が案内された。充電リッドが開かなくなるおそれ。対象は、GG2W-0100101〜0306489(製作期間 2014年5月15日〜2015年10月21日)。新車登録から9年以内・走行距離無制限 対象年式か、車台番号で確認。期間が過ぎている車もある
ナビ・電子制御(現行) 現行では、スマートフォン連携ナビゲーションのリコールが、2022年から2026年8月まで計6件。ほかに、電気装置の制御プログラム、テレマティクス、スピーカーアンプなどのサービスキャンペーンもある 車台番号で、対策済みか、次回入庫時に実施できるかを確認
エンジン・燃料系(初代) 初代では、点火プラグのくすぶりによる走行不能のおそれ(2014年・2017年)、燃料配管(2015年)、エアフローセンサー(2019年)、燃料ポンプ(2024年)などのリコールがある 各リコールの対策済みかを、車台番号で確認

現行(型式 5LA-GN0W)のリコール・改善対策・サービスキャンペーン

三菱自動車のリコール等情報(2026年9月時点)で確認できた、現行(GN0W)の届出です。対象台数は、届出時点の製作期間の範囲で、実際に対象かどうかは車台番号で確認してください。

📊 現行(GN0W)のリコール等一覧

届出日 種別・番号 内容 対象台数・製作期間
2022年6月30日 リコール 5174 スマートフォン連携ナビゲーションの制御プログラムの不備。起動時の再起動の繰り返しや黒画面で、カメラ映像が表示されないおそれ 7,812台(2021年12月10日〜2022年5月26日)
2023年5月11日 リコール 5319 ナビゲーション。起動直後に後退すると、カメラ映像が一時的に途切れるおそれ 16,303台(2021年12月10日〜2022年9月29日)
2023年5月11日 リコール 5320 後輪ブレーキキャリパーのボルトの締付け不足(締結工具の破損に気付かず作業したもの) 74台(2022年10月18日〜19日)
2023年5月11日 改善対策 664 踏み間違い衝突防止アシストの制御プログラム。低速加速抑制の終了時に、加速力の変化が大きくなることがある 16,303台(2021年12月10日〜2022年9月29日)
2024年3月14日 リコール 5462 ナビゲーション。起動時に再起動を繰り返す場合がある(過去のナビのリコールに関連した追加届出) 102台(2021年12月10日〜2022年2月10日)
2024年7月18日 リコール 5505 ナビゲーション。特定の操作で、液晶画面が黒くなったりフリーズしたりする 34,754台(2021年12月10日〜2024年5月28日)
2024年7月18日 リコール 5519 コンビネーションメーター。後席シートベルト非着用の警告表示時間が、法規の表示時間を満たさないことがある(トライトンとの共通届出) アウトランダーPHEVは34,756台(2021年12月10日〜2024年5月30日)
2025年2月6日 リコール 5608 ステアリングホイール内蔵のタッチセンサーの導通不良。マイパイロット使用時に、システムが機能停止する、または手放し警告が表示されないことがある 30,769台(2021年12月10日〜2023年10月30日)
2025年5月29日 リコール 5654 ナビゲーション。起動不能や、使用中の再起動の繰り返し。過去のナビのリコールの対象範囲を拡大した再届出(トライトンとの共通届出) アウトランダーPHEVは36,866台(2021年12月10日〜2024年6月26日)
2026年8月20日 リコール 5865 ナビゲーション。起動不能や再起動、黒画面・フリーズ、意図しない画面スクロールで、後退時などのカメラ映像が表示されないおそれ 13,226台(2024年10月14日〜2026年2月16日)
2023年11月上旬開始 サービスキャンペーン IPDM(電源分配)の制御プログラム。通信異常時に、パワースイッチを押してもREADYにならないおそれ 約13,760台(2022年7月9日〜2023年6月12日)
2025年2月上旬開始 サービスキャンペーン テレマティクスコントロールユニット。スマートフォンアプリの、リモートエアコン、リモートドアロック、充電管理ができなくなる 約2,220台(2024年10月22日〜11月26日)
2025年5月下旬開始 サービスキャンペーン スピーカーアンプ。12スピーカー仕様で、異音が発生するおそれ 約3,270台(2024年10月22日〜2025年3月5日)

※三菱の公式ページによると、5654のリコールは、過去に届出されたナビゲーションのリコールの対象かつ作業未実施の場合、5654の作業を実施することで、過去分も同時に作業完了になる、と案内されています。

初代(型式 DLA-GG2W・5LA-GG3W)のリコール・改善対策

同じく、三菱の公式一覧(2013年〜2026年)から、初代が対象になった届出を、日付順に整理しました。複数の車種をまとめた届出も含まれます。

📊 初代のリコール・改善対策(17件+改善対策2件)

届出日 番号 内容(概要)
2013年4月23日 リコール 3149 フロントパワードライブユニット・リヤモーターコントロールユニットの制御プログラム、ジェネレーター・駆動用モーターのオイル漏れ(検査不良品の流出)など
2013年6月4日 リコール 3169 駆動用電池(電池セルの内部短絡、走行不能や、出力制限のフェールセーフ状態のおそれ)。駆動用電池モジュールの交換(i-MiEV等との共通届出)
2013年6月4日 リコール 3168 電動パワーステアリング、方向指示器(ETACS)、ナビゲーション、電動オイルポンプの制御など、複数項目(アウトランダー、デリカD:5との共通届出)
2014年4月4日 リコール 3333 バッテリーマネージメントユニットによる電池残量の表示、点火プラグのくすぶりによるEV走行のみへの制限、など
2015年10月28日 リコール 3664 燃料パイプと燃料ホースの継ぎ手(クイックコネクター)の嵌合不良で、燃料が漏れるおそれ
2015年10月28日 リコール 3655 ブレーキブースターのリップシールの組付け不良で、ブレーキペダルの操作力が増大するおそれ
2016年11月4日 リコール 3918 リヤフロアパネルの溶接位置のずれで、後面衝突時に燃料が漏れるおそれ(アウトランダーとの共通届出。PHEVは11台)
2017年4月6日 リコール 4016 乗降扉のドアラッチの精度不良で、気温が高いとロックが不確実になるおそれ(複数車種の届出)
2017年5月18日 リコール 4043 エンジンとPHEVシステムの制御プログラム、点火プラグの仕様。EV走行の繰り返しで、点火プラグがくすぶり、エンジンが始動せず走行不能になるおそれ(3333の対策が不十分だったための再届出)
2017年9月28日 リコール 4106 エンジンコントロールユニットの電源リレーの溶接不良で、走行中にエンストするおそれ(デリカD:5等7車種の届出)
2018年1月25日 リコール 4168 後輪ブレーキキャリパーの駐車ブレーキ(シャフトの錆、隙間の自動調整機構)。駐車ブレーキの制動力が低下するおそれ(複数車種の届出)
2018年9月13日 リコール 4321 ブレーキ油圧ユニットのECUの制御プログラム。横滑り防止装置やABSが一時中断するおそれ(エクリプス クロス等との共通届出)
2018年9月13日 改善対策 552 衝突被害軽減ブレーキ。歩行者検知時のブレーキ作動時間が必要以上に長くなることがある
2019年2月14日 リコール 4433 エアフローセンサーの断線による、走行出力の制限やエンジン始動不能のおそれ
2020年2月13日 リコール 4636 メーカー装着ナビゲーション(MMCS)の液晶画面の電源用ICの不具合で、カメラ映像が表示されないおそれ
2020年5月14日 リコール 4740 リヤ(セカンド)シートの右側シートベルトに、左側用の部品が組み込まれているもの
2020年11月26日 リコール 4868 後輪ブレーキキャリパーの駐車ブレーキ駆動用シャフトの塗装剥がれによる錆(複数車種の届出)
2021年5月13日 改善対策 613 衝突被害軽減ブレーキ。前方の物体や影を歩行者と誤検知して、警報ブレーキが作動することがある(552の再対策)
2024年1月26日 リコール 5439 燃料ポンプのインペラの変形。PHEVでは、バッテリー残量がなくなって走行不能になるおそれ(エクリプス クロス、アウトランダーとの共通届出。初代PHEVは、GG2W・GG3Wの一部)

※三菱自動車の「リコール等の重要なお知らせ」で確認した届出を、概要でまとめたものです。届出の詳細・対象範囲は、公式の各ページで確認してください。サービスキャンペーンや保証期間延長のお知らせも別に掲載されています(初代では、上の充電リッドの件など)。

🔍 リコールの調べ方

三菱自動車「リコール等対象車両検索」 車台番号を入力して、リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対象と実施状況を確認できます
国土交通省「リコール情報検索」 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます
日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 メーカーと車台番号を入力して検索できます

4. 購入前チェックリストと、進め方

📝 実車を確認するときのチェックリスト

☑️ 世代・型式(GG2W・GG3W・GN0W)と、年式・グレードが、希望に合っているか確認した

☑️ 7人乗りか5人乗りかを、車検証と実車で確認した

☑️ 整備記録簿・メンテナンスノート・保証書の有無と、内容を確認した

☑️ 駆動用バッテリーの、初度登録日と走行距離から、公式の保証の残り期間を確認した

☑️ 保証継承の手続き(有料の点検と、容量測定など)の内容と費用を、販売店に確認した

☑️ リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対応状況を、車台番号で確認した(とくに、現行はナビ関連の実施状況)

☑️ 充電口のふたの開閉、普通充電・急速充電の動作、充電ケーブルなどの付属品を確認した

☑️ 外部給電(最大1500W)やV2Hを使いたい場合は、対象の年式・グレードと、必要な機器・工事を確認した

☑️ ナビ・スマートフォン連携・メーター表示など、電子装備が正常に動くか確認した

☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した

☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した

🧭 購入の進め方

1

世代と使い方を決める

家で充電できるか、3列目が必要か、給電を使うかを整理し、初代か現行かを決めます。

2

保証の残りと、引き継ぎ条件を確認する

初度登録日と走行距離から、駆動用バッテリーの保証の残りを確認します。保証書に名前がない場合の手続きも、販売店に確認します。

3

車台番号でリコールを確認する

公式の検索で、リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対象と、実施状況を確認します。

4

実車と試乗で、充電と装備を確認する

充電の動作、ナビや電子装備、運転支援機能が正常に動くかを確認します。

5

総額と、購入後のサポートで比べる

車両価格だけでなく、保証継承の費用、点検・整備の内容、購入後のサポートを含めて、複数の販売店で比べます。

⚠️ 価格は変動します

中古車の価格は、年式・走行距離・状態・地域・時期で大きく変わります。当サイトでは、中古車の特定の金額は断定していません。購入前に、販売店で総額の見積もりを取り、条件を比べてください。

5. 維持費の考え方

📊 維持費の主な項目

項目 考え方
自動車税(種別割) 排気量は2.4Lです。税額は、登録時期や区分で変わるため、購入する個体の条件を、販売店や自治体の案内で確認してください
自動車重量税 新車の登録時と初回車検時に免税という案内が、三菱公式の一部改良のニュースリリース(2026年6月)にあります。中古車の車検時の扱いは、車検時期や条件で変わるため、整備工場で確認してください
電気代・ガソリン代 家で充電できれば、電気で走る割合が増えます。電気代は、電力会社の料金プランと充電の量で変わり、ガソリン代は、走り方と、バッテリー残量で変わります。この記事では、金額は示していません
タイヤ 公式のグレード比較(2026年9月)では、現行のMは235/60R18、G・P系は255/45R20のタイヤです。大きなホイールは、交換費用が高くなりやすいので、装着タイヤと残り溝を確認します
点検・整備・保証 駆動用バッテリーの保証を維持するには、公式の保証ページで、法令の点検と、三菱が指定する点検整備の実施、メンテナンスノートの記録が求められています
自動車保険 車両保険を付ける場合は、車種・年式で保険料が変わります。複数社で見積もりを比べると安心です

6. 新車との比較と、関連ガイド

現行モデルの新車は、三菱公式で、2026年6月25日の一部改良後、メーカー希望小売価格が536万9,100円〜690万1,400円(消費税込)と案内されています。中古車を検討するときは、新車の条件と比べると、判断しやすくなります。

📊 新車と中古車の比べ方(2026年9月時点)

項目 新車(現行) 中古車
駆動用バッテリー 22.7kWh。EV走行換算距離は、WLTCモードで102〜106km(公式) 世代・年式で異なる(12.0kWh〜22.7kWh)
保証 初度登録から8年以内・走行16万km以内(公式の保証ページ) 残り期間を確認。名前がない保証書は、保証継承の手続きが必要
補助金 公式では国のCEV補助金84万円の対象と案内。申請は先着順で、経済産業省は、申請受付の終了見込みを、2026年12月上旬〜下旬と公表(9月4日。前後する可能性あり) 補助金は、新車の新規登録日を基準に案内されている。中古車は、対象になるか、販売店や事務局(次世代自動車振興センター)で確認
納期 三菱公式の工場出荷時期目処(9月1日更新)では、アウトランダーは全グレード1〜2か月程度 在庫車は、状態と条件が合えば、早く乗り出せる
リコールの確認 現行(GN0W)の届出は9件。直近は2026年8月20日のナビ 世代・製作期間で対象が異なるため、車台番号で確認

新車の価格や値引きの相場、モデルの沿革は、次の記事も参考にしてください。

7. よくある質問

Q. 現行のアウトランダーPHEVは、何代目ですか?

A. 三菱の公式ニュースリリース(2025年9月・2026年4月・2026年6月)では、2021年にフルモデルチェンジした現行モデルを「2代目」と案内しています。2013年発売の初代と合わせて、PHEVとしては2世代です。

Q. 初代と現行は、どうやって見分けますか?

A. 車検証の型式で確認できます。初代は「DLA-GG2W」「5LA-GG3W」、現行は「5LA-GN0W」です。三菱の公式の保証ページでは、車台番号の区分(GG2W-00〜03、GG2W-04・GG3W、GN0W)で、保証の条件を分けています。

Q. 駆動用バッテリーの保証は、中古車でも使えますか?

A. 公式の保証ページでは、保証書に名前などが記載されていない中古車は、販売会社のサービス工場で、12か月点検相当の点検(有料)と、駆動用バッテリーの容量測定などを実施し、メンテナンスノートに記録を残すと、保証を受けられると案内されています。費用・手順は、購入前に販売店で確認しましょう。

Q. 家で充電できないと、意味がありませんか?

A. 充電できなくても、バッテリー残量が減ればエンジンで自動的に発電して走れると、三菱の公式サイトで案内されています。ただし、家などで充電できるほうが、電気で走る割合が増え、PHEVの特長を活かしやすくなります。

Q. V2Hや外部給電は、中古車でも使えますか?

A. 現行モデルは、公式サイトで、最大1500Wの給電と、V2Hでの自宅での利用が案内されています。初代や個体ごとの対応、必要な機器・工事は、年式・グレードで異なるため、購入前に販売店で確認してください。

Q. リコールは、どう調べればいいですか?

A. 車台番号を、三菱自動車の「リコール等対象車両検索」に入力すると、対象と実施状況を確認できます。国土交通省のリコール情報検索でも、届出を調べられます。

Q. 中古車でも、CEV補助金は使えますか?

A. 経済産業省の案内は、新車の新規登録日を基準にしています。中古車が対象になるかは、次世代自動車振興センターなどで、購入前に確認してください。

まとめ

アウトランダーPHEVは、2013年発売の初代と、2021年12月発売の現行モデルに分かれ、世代ごとに、駆動用バッテリーの容量(12.0kWh〜22.7kWh)、EV走行距離、保証の条件が異なります。中古車を選ぶときは、型式と年式、駆動用バッテリーの保証の残りと引き継ぎ、リコールなどの対策状況(現行はとくにナビ関連)を確認しましょう。そのうえで、家で充電できるか、3列目が必要か、給電を使うかという、自分の使い方に合う世代を選ぶのが、失敗しないコツです。

【出典・参考(2026年9月確認)】
・三菱自動車 アウトランダーPHEV 車種サイト、グレード・価格
mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/
・三菱自動車 ニュースリリース: 2026年6月25日、2025年12月18日、2025年9月4日、2024年10月9日、2021年10月28日、2021年12月16日、2019年9月12日、2018年8月23日
・三菱自動車 アウトランダーPHEVの駆動用バッテリーの保証、リコール情報、リコール・改善対策一覧、充電リッドロックアクチュエーター保証期間延長、工場出荷時期目処のご案内
・経済産業省 クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(令和7年度補正)、次世代自動車振興センター CEV補助金のご案内

※世代・年式・仕様・リコール等の情報は、三菱自動車の公式サイト、公式ニュースリリース、リコール等情報をもとに2026年9月時点で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。

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