BMW 4シリーズ中古車完全ガイド|選び方・弱点・維持費まとめ

BMW 4 Series

Photo: Elise240SX / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

BMW 4シリーズは、日本語版Wikipediaで、BMWブランドの中核を担う3シリーズの派生モデルで、欧州のDセグメントに属すると記載されています。初代(F32/F33/F36)と2代目(G22/G23/G26)があり、クーペ・カブリオレ・グランクーペ(4ドアクーペ)の3タイプで展開されます。この記事では、世代・ボディの違い、選び方、輸入車ならではの確認ポイントを、公開情報をもとに整理しました。なお、4シリーズの日本での販売時期・グレード構成は、日本語版Wikipediaの記事にほとんど記載がないため、断定を避けています。

📋 この記事の要点

✔ 初代はF32(クーペ)・F33(カブリオレ)・F36(グランクーペ)、2代目はG22(クーペ)・G23(カブリオレ)・G26(グランクーペ)

✔ 前身は、5代目3シリーズクーペ(E92)・カブリオレ(E93)。4シリーズと改称された

✔ カブリオレは、F33がリトラクタブルハードトップ、G23がキャンバス製ソフトトップと、ルーフの構造が世代で異なる

✔ G26をベースに、歴代初の電気自動車「i4」が設定された

✔ 日本での販売時期・グレードは、日本語版Wikipediaに記載なし。購入前に、車検証・装備一覧・販売店で確認

1. 世代・ボディ別の早見表

📊 4シリーズの世代別早見表(日本語版Wikipediaの記載)

世代・ボディ・型式 公表時期(日本語版Wikipedia) 特徴 日本での主な記載
初代 クーペ F32 2013年6月15日に市販モデルの概要を発表 428i・435i・420d。デザインラインは「Sport」「Modern」「Luxury」「M Sport」。標準で6速MT、オプションで8速AT。ガソリン車にはxDrive(8速ATのみ)。先代のE92比で、全高25mm低く、全幅45mm拡大 日本での販売時期・グレードは、日本語版Wikipediaに記載なし
初代 カブリオレ F33 2013年10月13日に概要を発表 リトラクタブルハードトップ。走行速度18km/h以下で、20秒以内に開閉。428i・435i・420d(6速MTまたは8速AT)。先代比で全幅+45mm、ホイールベース+50mm 同上
初代 グランクーペ F36 2014年2月2日に概要を発表 4ドアクーペ。420i・428i・435i・418d・420d。428iと420dに、BMWのクーペモデル初の4輪駆動システム「xDrive」を用意。ラゲージ480L、トランクリッドはリアウインドウごと跳ね上げる方式 同上
2代目 クーペ G22 2020年6月2日にワールドプレミア(本国のデリバリーは同年10月からの予定) 7代目3シリーズ(G20)と基本コンポーネントを共有。BMW Operating System 7.0のライブ・コックピット、歴代初の電動パーキングブレーキ 同上
2代目 カブリオレ G23 2020年9月30日に発表 キャンバス製ソフトトップ(約18秒で開閉)。屋根を開けた状態での衝突時の安全性能を向上させるため、カブリオレ特有の補強 同上
2代目 グランクーペ G26 2021年6月9日に発表 車高1,450mm(先代F36は1,395mm)。ハッチバック化に伴う車体剛性の低下を補うため、リア周りにブレースを追加 同上
i4(G26) 2021年3月17日に発表 歴代初の電気自動車で、グランクーペをベースとする。普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応と記載 同上

※表は横にスクロールできます

📌 補足

高性能版の「M4」(F82/F83、G82/G83)もラインアップされると記載されています。2シリーズの記事では、M3・M4と同様の3.0L直6ツインターボエンジンを、M2(G87)が搭載すると書かれています。ただし、日本での導入時期・仕様は、日本語版Wikipediaに記載がありません。この記事では、標準の4シリーズを中心に解説します。

2. ボディ・目的別の選び方

📊 目的別の選び方

重視すること 考え方の目安
3シリーズをベースにした、スポーティなクーペ クーペ(F32・G22)。基本コンポーネントは、F32が6代目3シリーズ(F30)、G22が7代目3シリーズ(G20)と共有と記載。3シリーズは、後輪駆動(FR)(一部に四輪駆動)と記載
4ドアの実用性 グランクーペ(F36・G26)。リアウインドウごと開く、大きな開口部のハッチバック。F36のラゲージ容量は480L。G26の車高は、先代より55mm高い1,450mm
オープンエア カブリオレ。F33はリトラクタブルハードトップ、G23はキャンバス製ソフトトップと、構造が異なる
4WD(xDrive) F32のガソリン車、F36の428iと420dにxDriveを用意と記載。日本での設定は、個別に確認
ディーゼル 420d(F32・F33・F36)、418d・420d(F36)が、本国のラインアップとして記載。日本での設定は、個別に確認
電気自動車(EV) i4(G26)。歴代初のEVで、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応と記載。バッテリー保証・充電環境を確認

💡 ポイント

4シリーズは、日本での導入時期・グレード・年式ごとの装備が、日本語版Wikipediaで確認できませんでした。同じ「4シリーズ」でも、世代・ボディ・グレードで内容が大きく異なるため、広告の情報だけで判断せず、車検証・装備一覧・販売店・BMW Japanの情報で確認しましょう。

3. 弱点・注意したいポイント

📊 注意したいポイント

項目 内容 購入前の確認方法
整備・部品・修理の体制 輸入車のため、部品の取り寄せや修理の対応は、国産車と異なる場合がある。整備できる範囲や体制は、店舗ごとに違う 販売店に整備体制を聞き、近くの正規ディーラーや輸入車を扱う整備工場を先に確認
カブリオレのルーフ機構(F33/G23) F33は、リトラクタブルハードトップ(18km/h以下で20秒以内に開閉)。G23は、キャンバス製ソフトトップ(約18秒で開閉)。機構が異なるため、確認する部位も異なる 開閉動作・異音・雨漏り・ルーフのシール、ソフトトップの傷みを、実車で確認
ロールオーバー保護装置(F33) F33の後席ヘッドレストは、格納式ロールオーバー・プロテクションと分離され、必要に応じて取り外し可能。ロールオーバー・バーは、転覆時に200ミリ秒以内に展開と記載 警告灯の点灯、ヘッドレストの取り付け状態を確認
EV(i4)の電池・充電 普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応と記載(充電時間は、日本語版Wikipediaの記載値。実際は、環境や状態で異なる) 駆動用バッテリーの保証、自宅の充電環境、急速充電の対応を確認
高性能グレード(M4) M4は、BMW Mがチューニングした高性能版と記載。使われ方(走行方法)による状態差が大きい(一般的な傾向) 整備記録・サーキット走行歴・改造の有無、ブレーキ・タイヤの状態を確認
日本仕様・年式の確認 日本での導入時期・グレード・装備は、日本語版Wikipediaに記載なし。同名グレードでも、仕様が異なる可能性がある 車検証・装備一覧・BMW Japan/ディーラーで確認
正規ディーラー車か並行輸入車か 同じ車名でも、仕様・保証・整備の扱いが異なることがある 車検証・新車保証書・整備記録簿で確認
保証・認定中古車 認定中古車か、一般の中古車販売店経由かで、保証の範囲・期間が異なる。電装系・駆動系など、対象外の部位がないかも大切 保証書の内容・免責事項・保証継承の可否を確認
公表リコール・改善対策 この記事では、日本語版Wikipediaに明記されていないため、特定のリコールは取り上げていない 公表リコールの有無は、車台番号で国土交通省・ディーラーに確認

⚠️ 注意

リコールの対象や内容は、車台番号ごとに異なります。「対象外だから安心」「対象だから避ける」と決めず、対応済みかどうかを、記録簿やディーラーで確認してください。輸入車は、部品・修理の対応や保証の範囲も、購入前に確認しましょう。

4. 購入前チェックリストと、進め方

📝 実車を確認するときのチェックリスト

☑️ ボディタイプ(クーペ/カブリオレ/グランクーペ)と世代(F32系・G22系)が用途に合っているか確認した

☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した

☑️ 正規ディーラー車か並行輸入車かを、車検証・新車保証書で確認した

☑️ 認定中古車か一般販売店経由かを確認し、保証の範囲・期間を確認した

☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した

☑️ リコール・改善対策の対応状況を、車台番号で確認した

☑️ カブリオレの場合、ルーフ(ハードトップ/ソフトトップ)の開閉動作・雨漏りを確認した

☑️ M4か標準グレードか、EV(i4)か、型式・グレードを車検証で確認した

☑️ 試乗で、異音・警告灯・変速・ブレーキ・電装系の動作を確認した

☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した

🧭 購入の進め方

1

世代・ボディタイプ・予算の目安を決める

ボディタイプ(クーペ・カブリオレ・グランクーペ)と世代、予算の目安を決めます。

2

認定中古車と一般中古車を比べる

保証を重視するなら認定中古車、価格重視なら一般の販売店(整備記録は必須)が目安です。

3

整備を任せられる先を、先に確認する

購入前に、点検・修理を頼める正規ディーラーや、輸入車を扱う整備工場が近くにあるかを確認します。

4

実車確認と試乗をする

チェックリストに沿って確認します。

5

総額で判断する

車両価格+諸費用+次回車検の費用を比べます。

5. 維持費の考え方

📊 維持費の主な項目

項目 考え方
自動車税(種別割) 排気量ごとに税額が決まる。具体額は、当サイトの税額表の記事で確認(登録時期によって扱いが異なる場合がある)。実際の排気量は、車検証で確認
車検費用 法定費用に、車検基本料金・整備費用が加わる。輸入車は、部品代・整備費用が国産車と異なる場合があるため、見積もりで確認。詳しくは、普通車の車検費用の記事を参照
燃料代 ガソリン・ディーゼル・EVで大きく異なる。使い方で変わる
タイヤ・消耗品 M4などの高性能グレードは、タイヤ・ブレーキの交換費用を、事前に確認
任意保険 型式・等級・使用状況で異なる。車両保険を含めて、複数社の見積もりで比較

6. ライバル・兄弟車との比較

📊 ライバル・兄弟車

車種 位置づけ 詳しいガイド
メルセデス・ベンツ CLE 同じ輸入クーペの選択肢の一例。輸入車のため、整備・部品・保証の確認が別途必要 CLE中古車ガイド
BMW 3シリーズ 4シリーズの基本コンポーネントの元になっているセダン/ツーリング(F30・G20) BMW 3シリーズ中古車ガイド
BMW 2シリーズ ひとつ下のクラス(欧州のCセグメント)。クーペ・グランクーペなどがある BMW 2シリーズ中古車ガイド

7. よくある質問

Q. クーペとグランクーペの違いは何ですか?

A. クーペ(F32・G22)は2ドアです。グランクーペ(F36・G26)は4ドアのクーペで、リアウインドウごと開くハッチバックの構造です。F36のラゲージ容量は480L、G26は車高が先代より55mm高い1,450mmと記載されています。

Q. カブリオレは、何を確認すればよいですか?

A. F33はリトラクタブルハードトップ、G23はキャンバス製ソフトトップと、世代で構造が異なります。試乗の際に、実際にルーフを開閉し、動作・異音・雨漏りを確認しましょう。

Q. M4は、どんな人に向いていますか?

A. M4は、BMW Mがチューニングした高性能版です。M2(G87)の記事に、M3・M4と同様の3.0L直6ツインターボエンジンを搭載すると記載されています。走行性能を重視する人向けですが、使われ方による状態差が大きいため、整備記録と車両の状態を、丁寧に確認しましょう。

Q. 3シリーズと4シリーズは、どちらを選ぶべきですか?

A. 4シリーズは、3シリーズの派生モデルで、基本コンポーネントを共有しています。セダン/ツーリングの実用性なら3シリーズ、クーペ・カブリオレ・グランクーペのスタイルなら4シリーズが、目安です。

🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)

この記事で紹介しているリコールは、公開情報のうち確認できたものに限られます。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。

国土交通省「リコール情報検索」 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます
国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます
日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 メーカーと車台番号を入力して検索できます

輸入車は、正規ディーラーに車台番号を伝えて、リコール・サービスキャンペーンの対象か照会できます。

まとめ

BMW 4シリーズは、3シリーズの派生モデルで、クーペ・カブリオレ・グランクーペの3タイプがあります。カブリオレは、F33がハードトップ、G23がソフトトップと構造が異なるため、確認するポイントも異なります。日本での導入時期・グレードは、日本語版Wikipediaで確認できなかったため、車検証・装備一覧・販売店で確認しましょう。整備記録・保証を確かめ、実車確認と総額で選びましょう。

※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。

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