ハイトワゴン、エクストラハイトワゴン、5ドアハッチバックの3分野に分かれますが、いずれ劣らぬ強豪戦略モデルであり、これらによって年間の軽自動車総市場は、久しぶりに200万台の大台突破が期待できそうな見通しとなっています。
各モデルのアウトラインを追うと、現行のデイズ&eKワゴンはNMKVの企画開発ですが、次期型からは日産陣営の開発スタッフを大幅に増やし、実質的には日産の独自プロジェクトに切り替えられるようです。
軽自動車最大の室内居住空間を確保するレイアウトを実現し、パワートレーンは新開発で660ccのDOHCにパワーアシスト方式のマイルドハイブリッドを搭載し、低燃費&高性能を軽自動車最高レベルで実現。
パワーユニットはEV走行可能なストロングハイブリッドを採用し、同クラス最高の低燃費の実現を目指す。シリーズ構成は標準、カスタムの他、もうひとつの個性を盛り込んだ別バージョンを設定するようです。
Nワゴンは現行Nボックスのプラットフォーム&基本コンポーネントを流用し、ハイクオリティな仕立てにする。標準と上級&スポーツバージョンの2シリーズ構成は継承しますが、質感、内外装、走りのポテンシャルの違いをより明確にする。
パワーユニットの1モーターによるEV走行可能なハイブリッド化への開発も進行中であり、間に合えば業界初でラインアップに加える。当然、ホンダセンシングも全車に標準装備されるでしょう。
アルトはやはり全面刷新の5ドアハッチバックモデルとして仕立てる。スポーツバージョンのワークスも同時に世代交代し、質感を高めながら走りのポテンシャルアップも図る。安全装備を搭載した仕様の拡大も図り、個性派バージョンの「ラパン」は1年後に一新する見込み。
新車情報2017モデルチェンジ予想【2017年8月~2018年7月】
アイデアと趣向満載の軽自動車が次々に登場
この8月下旬からの1年間は次世代軽自動車が順次登場し、年間200万台市場に向けて活発な動きがありそうです。
新型Nポックス 8月31日デビュー!ムーヴ マイナーチェンジ!

8月末にはホンダはNポックスを一新、同月ダイハツ・ムーヴがマイナーチェンジ。その後、来年早々にはスズキがスペーシアを世代交代させ、中盤にはジムニーをフルモデルチェンジ。
2018年後半にはダイハツがタントを一新して、日産&三菱が次世代軽自動車を発表するというようなラッシュ状態が予想されています。
この間、従来型のマイナーチェンジ、追加&特別仕様車の設定なども随時行われる見込み。これら一連の新型車における共通の変更点は新開発のプラットフォームやエンジンなどの基本コンポーネントの採用による使い勝手&性能&燃費の向上と、安全対策が強化されます。
モデルチェンジ車の改良点は軽量化と安全性能強化など

フルモデルチェンジ車は多くが約100gの軽量化を目指して開発を進め、安全対策は自動ブレーキ、誤作動防止、レーンキープ、ヒルスタートアシスト、視認性向上などをパッケージングで装備し、有効な売りのポイントにしています。
技術開発の主役は低燃費でしたが、今後は安全対策がメインになりそうな傾向。Nボックスをはじめとした、エクストラハイトワゴンが大型市場を形成しつつあります。
軽自動車市場が活性化する見解も
スペーシア、タント、デイズルークス&eKスペースと次々に世代交代することが予想されており、そうなることでほぼ確実に市場全体が回復基調になる見通し。
次いでハイトワゴン、5ドアハッチバック、SUVも、フルモデルチェンジまたはマイナーチェンジによって商品ラインアップを強化。衝突被害軽減装置の標準装備化が改良点の軸になりそうです。
メーカー別では、ダイハツ&スズキのトップシェア、ホンダ対日産の3位争いが再燃。銘柄別ではいままでトップを維持してきたNボックスをタント、スペーシア&ワゴンRがどこまで追いつくかが見どころでしょう。
軽自動車の他ジャンルモデルチェンジ傾向
軽自動車の他ジャンルでは、SUVや5ドアハッチバッグ、スポーツクーペ、オープンエアモデルの商品ラインアップ強化が上げられます。
SUVはオフロード4WDでスズキのジムニーが世代交代。クロスオーバーではハスラー、キャストのマイナーチェンジにホンダや日産&三菱が新規モデルを投入して戦線に加わる可能性があります。
5ドアハッチバックモデルはミライースやアルト、オープンスポーツはコペン、S660に第3勢が参入し、マーケットの拡大に貢献することでしょう。
ホンダNボックス 8月31日登場

「弱点」を克服した新型Nボックス、8月31日に登場する新型Nボックスの詳細が少しずつ判明。ボディタイプは標準タイプとカスタムの設定です。
標準タイプは改良前より柔らかさを加えたデザインで、カスタムはフロントグリルとヘッドライトに一体感を出してカッコ良さを強調。また、LEDヘッドランプが装備されて存在感がアップ。
内装は使いやすさをアップで刷新されたインパネは、メーターの位置を少しアップさせて前方の視界近くに配置することで、スピードなどが確認しやすい。
車内は今まで通り広く、助手席側に57cmのスーパースライドシートを用意。注目するポイントとしては、ホンダセンシングを全てのグレードに標準装備し、この点はライバル車と比べても非常に優位になるでしょう。
ボディカラーは標準車14色、カスタム12色のボディーカラーを設定。
レヴォーグ 大幅改良

改良のポイントは3点
1.アイサイトツーリングを全車に標準装備
2.先進安全技術を複数採用して安全性能を向上
3.内外装に手を加えて、スタイルと利便性を向上
走行性能も装備類も大幅にアップデート
内外装にも手を加える大幅な改良をおこない、「アイサイトツーリングアシスト」を搭載しました。
ウインカーを組み込んだ1灯式で、ハイ/ローを兼ねるステアリング連動機能付きのLEDヘッドランプを装備し、フロントグリル&バンパー形状も改良。
フォグランプもLEDが装備されて統一感がアップしています。
内装はセンターコンソールやステアリングホイールのシルバー加飾をブラックにするなどして上質感を出し、8インチナビが入るようにセンタークラスターを改良。
その上部にあるマルチファンクションディスプレイは5.9インチワイド画面で、エアコン表示と一体化されるなど表示内容が改良。
WRX S4 大幅改良

改良のポイントは3点
1.アイサイトツーリングを全車に標準装備
2.サスペンションの改良でスポーティ性能がアップ
3.ボディの遮音性能が向上してクルージング快適性が向上
緻密で素早い反応のハンドリング
安全性や質感の向上に加えて、操る楽しさも磨き上げられました。外観では黒さを強調したロアグリルを持つフロントバンパーや、ガンメタリックの18インチホイールなどで全体を引き締め、内装はシルバー加飾をブラックに変更するなどの改良が施されています。
サスペンションは前後ばね定数を下げながらショックアブソーバーのリバウンド長の延長と減衰力の最適化で、電動パワーステアリングの改良と合わせて走行性能を向上。
変化のよくわかる場所がタイヤで、オプション設定だった245/40R18タイヤを2.0 GT-Sアイサイトに標準装備し、両グレードともホイールデザインを変更。
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【新車情報2017】2017年8月~2018年7月のモデルチェンジ予想
トヨタ |
8月 |
ランドクルーザープラド [マイナーチェンジ]< |
11月 |
アルファード&ヴェルファイア [マイナーチェンジ] |
2018年3月 |
クラウン [フルモデルチェンジ] |
レクサス |
8月 |
CT [マイナーチェンジ] |
10月 |
LS [フルモデルチェンジ] |
日産 |
9月 |
リーフ [フルモデルチェンジ] |
2018年1月 |
セレナ [グレード追加] |
マツダ |
10月 |
CX-8 [ニューモデル] |
2018年1月 |
デミオ [マイナーチェンジ] |
2018年3月 |
アテンザ [フルモデルチェンジ] |
スバル |
12月 |
フォレスター [フルモデルチェンジ] |
ホンダ |
8月 |
シャトル [マイナーチェンジ] |
8月 |
Nボックス [フルモデルチェンジ] |
9月 |
ステップワゴン [グレード追加] |
10月 |
レジェンド [マイナーチェンジ] |
2018年2月 |
オデッセイ [マイナーチェンジ] |
2018年6月 |
新型HV [ニューモデル] |
2018年7月 |
ヴェゼル [マイナーチェンジ] |
ダイハツ |
8月 |
ムーヴ [マイナーチェンジ] |
2018年7月 |
タント [マイナーチェンジ] |
スズキ |
11月 |
アルト [マイナーチェンジ] |
12月 |
スイフトスポーツ [グレード追加] |
2018年2月 |
スペーシア [フルモデルチェンジ] |
2018年5月 |
ジムニー [フルモデルチェンジ] |
ミツビシ |
12月 |
新型SUVエクリプスクロス [ニューモデル] |
2018年2月 |
新型軽自動車 [ニューモデル] |
新車情報2017モデルチェンジ予想【2017年4月~2018年3月】
2017年度(2017年4月〜2018年3月)の国産車各社におけるニューモデルの展開は次世代SUVを先頭に4ドアセダン、5ドアハッチバック、ミニバン、軽自動車などのタイプが主な流れとなっています。
その内容はニューモデル、フルモデル&マイナーチェンジ、一部改良、モデル追加設定などによる、商品ラインアップの強化という見通しです。
メ力ニズム的にはパワーユニットが従来内燃機関の改良、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、クリーンディーゼル、ダウンサイジングターボなどと多彩な改良が多いでしょう。
これに安全対策の強化が、新しい躍進のポイントとして主役になりそうな気配があります。ここでは今後の動向をメーカー別でまとめていきます。
【新車情報2017】トヨタのモデルチェンジ予想

出典:
http://toyota.jp/harrier/
トヨタのは6月にハリアーとアクア、7月はヴォクシー/ノア/エスクァイア、8月はランドクルーザー、11月はアルファード/ヴェルファイアがそれぞれマイナーチェンジを行う見込み。マイナーチェンジされるモデルが多い中、7月にはカムリがフルモデルチェンジを行う予定です。
ハリアーは6月8日の発表・発売。内外装のデザイン変更と2000ccのダウンサイジングターボエンジンを追加設定します。このエンジンはクラウンやISなどに積まれているものと同じ物を使用。
フロントマスクは、片側2連式ヘッドランプが3連式になり、サイド回りランプは固定式から流れる点滅式デザインで仕立てる模様。アンダーグリルは4角のスクウェアタイプから、最近のトヨタ車に良く見られる台形型デザインを採用するようです。
リヤのコンビランプはオレンジからレッド系に変更。ボディカラーは1色減って7色に、レッド系&ブルー系に新色を設定する。安全装備の要である「トヨタセーフティセンスP」の標準装備車を設定する。
7月にフルモデルチェンジ予定のカムリは、いまでは世界10箇所の工場で生産され、100以上の国や地域で販売されているトヨタのグローバル戦略モデル。現行型はモデル半ばでかなり大規模なマイナーチェンジを実施し、それまでの実用一点張りの雰囲気から、クラウン並みの存在感のある顔つきを採用。
スポーティな味付けがされたグレードが良く売れるようになっていた。次期型もその流れを受け継ぎながら、質感のアップがすぐ見てわかるようなエクステリアデザインとなる。トヨタが進めるTNGAを採用し、搭載エンジンも新開発2500ccエンジンには新型トランスミッションの8速ATを採用。ハイブリッドユニットも一新されています。ほかにV6・3500ccエンジンも設定されている。
アクアは6月19日の発表・発売。内外装のデザイン変更と燃費改良。グレードはSUV感覚のXアーバンを「Xクロスオーバー」に名称変更するとのこと。燃費はJC08モードで38km/L程度に向上させる。なお、カスタマイズモデルのGsは廃止される話があるようです。
ヴォクシー/ノア/エスクァイアは7月3日の発表・発売。内外装のデザインを変更し、新グレード&ボディカラーを設定。その他、2000ccガソリン車の燃費と走行性能が向上される。ハイブリッドの変更は殆どないようです。
ランドクルーザーは内外装のデザイン変更と、新グレード&ボディカラーの新設定に留まります。
アルファード/ヴェルファイアは内外装のデザイン変更と新グレード&ボディカラーを設定。パワーユニットのラインアップに再編がかかり、ガソリン3500ccを廃止して、2000ccダウンサイジングターボに切り替える見込み。「トヨタセーフティセンスP」の標準装備車も設定する。
以上が新車情報2017トヨタのニューモデル&モデルチェンジ予想です。
【新車情報2017】レクサスのモデルチェンジ予想
レクサスは8月にRXをマイナーチェンジ、10月にLSをフルモデルチェンジする見込み。RXはフロントマスクを改良して、高級SUVらしさをさらに高めるようです。LSは3月に発表したLC同様のプラットフォームとレクサスブランドの次世代クルマづくりの考え方である「GA-L」を採用。レクサスブランドの最高峰サルーンにふさわしいクオリティ&走行性能に仕立てられます。
パワートレーンはガソリンの3500cc・V6のツインターボと、3500ccエンジンと2つのモーターを掛け合わせたハイブリッドが設定されるようです。
【新車情報2017】ホンダのモデルチェンジ予想
ホンダは6月にフィット、7月にはシャトルをマイナーチェンジ、8月にNボックスをフルモデルチェンジ、同月シビックシリーズを発売します。さらに9月にはステップワゴン、10月にはレジェンドのマイナーチェンジを実施する見込みがあります。
2018年1月オデッセイをマイナーチェンジ、そして2月にはバモスを一新。ニューモデルの概略だけでも短期間の間に、新型車を登場させることがわかります。
フィット&シャトルは内外装のデザインを改良し、新グレードとボディカラーを設定。そして先進安全装備「ホンダセンシング」の標準装備車を追加設定する見込み。
Nボックスはキープコンセプトでの進化となります。新開発のエンジンを搭載して、車内の居住空間の拡大に努めているようです。また、登録車に採用をすすめている「ホンダセンシング」を標準装備することも注目ポイントです。
シビックは4ドアセダン、5ドアハッチバック、タイプRという3仕様で構成される話があります。セダンのみが国内生産。エンジンはセダンと5ドアが1500ccターボ&2000cc、タイプRは2000ccターボを採用して、最高出力は320馬力を出す。
9月にも登場するステップワゴンの追加グレードは2000cc&2モーターのハイブリッド。ターボエンジンだけだった現行モデルの改良して躍進させる狙い。
以上が新車情報2017ホンダのニューモデル&モデルチェンジ予想です。
【新車情報2017】日産のモデルチェンジ予想

出典:
http://www2.nissan.co.jp/SERENA/
日産は8月にセレナへeパワー車を追加、9月リーフをフルモデルチェンジ、10月新型スポーツクーペを発売、2018年は2月にジュークを世代交代する。
セレナeパワー車はノートに搭載したユニットをベースに1200ccガソリンエンジンとバッテリー&モーターの容量を拡大し性能を向上。発電用のエンジンはマウントを強化し、静粛性がアップされます。現行型のマイルドハイブリッドより50万円程度の価格アップとなる見込みです。
リーフはプリウス並みに全高を引き下げて、空力特性の向上を図ります。充電後の航続距離を、現行型の288kmから500kmまで大幅に延長。プリウスPHVのEV走行航続距離を大幅に上回る電費数値をアピールすることになるでしょう。
小型スポーツクーペは2000ccエンジン搭載のミディアムクラス。スタイリッシュな2十2シーターレイアウト。「シルビア」のネーミングを復活させる可能性もあり、月販2000台規模の量販を目指すものと思われます。
ジュークはキープコンセプトで世代交代。パワートレーンは現行の1500ccガソリン、1600ccターボに加えてノートeパワーと同一ユニットを移植します。これによりSUVのトップブランド確保を目指す方針です。
【新車情報2017】マツダのモデルチェンジ予想

出典:
http://www.mazda.co.jp/cars/demio/
マツダは9月にデミオをマイナーチェンジし、10月に新型SUVのCX-6を発売。2018年2月にはアテンザを世代交代させる。
デミオは内外装のデザイン変更を行い、そのイメージを刷新させるという情報があります。
注目のCX-6は、3列シート6人乗りのクロスオーバーSUV。搭載エンジンは2200ccのクリーンディーゼルと2000ccガソリンユニットを搭載。CX-5をよりスタイリッシュにしたようなデザインになるようです。
アテンザはキープコンセプトでの進化。改良型次世代環境技術「スカイアクティブ・ジェネレーション=Ⅱ」を採用。
【新車情報2017】スバルのモデルチェンジ予想
【新車情報2017】ダイハツのモデルチェンジ予想
ダイハツは5月9日にミライースをフルモデルチェンジ、6月ムーヴ、11月タントをそれぞれマイナーチェンジする予想。
ミライースは新開発のプラットフォーム&基本コンポーネントを採用。燃費改良よりもクオリティアップと、安全対策重視のクルマづくりです。当然ながら、先進安全装備の「スマートアシストⅢ」を標準装備。派生モデルのミラココアはこのタイミングで生産中止する見通しです。
【新車情報2017】スズキのモデルチェンジ予想

出典:
http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
10月にアルトをマイナーチェンジし、11月にスイフトスポーツ、12月にジムニー、2018年2月スペーシアをそれぞれフルモデルチェンジする見込み。
スイフトスポーツは新開発の1200ccターボエンジンを搭載。スペーシアは新開発プラットフォーム&基本の構成要素を採用。パワーユニットはワゴンRと同じマイルドハイブリッドシステムを搭載するといった話もあるようです。
【新車情報2017】三菱のモデルチェンジ予想

三菱は
10月に新型クロスオーバーSUV・エクリプスクロスを発売。インテリアはブラックとシルバーのモノトーンで構成され、水平基調インパネと立体的なシルバー加飾により、上質感とスポーティさをアップ。メーターフード上にはヘッドアップディスプレイが装着され、ナビゲーション等の操作はシフトレバーの横に設置されたタッチパッドでタップ。
一番の注目ポイントは新しい2つのパワートレーンです。一つは新開発の1500ccの直噴ターボですが、出力はまだ公表されていないようです。8速モード付きのCVTで駆動させます。
もう一つは2200ccのクリーンディーゼルターボです。新開発の8速ATを組み合わせて、爽快感のある走りを作りだすといいます。
駆動方式は三菱自動車の得意とする4WDで、電子制御により、走行状況や路面状態を適切に判断して4輪へトルクを分配します。
新車情報2017の情報を紹介しています。
【2017年3月~2018年2月】新車情報2017モデルチェンジ予想
2017年度(2017年3月〜2018年3月)の国産車各社におけるニューモデルの展開は次世代SUVを先頭に4ドアセダン、5ドアハッチバック、ミニバン、軽自動車などのタイプが主な流れとなっています。
その内容はニューモデル、フルモデル&マイナーチェンジ、一部改良、モデル追加設定などによる、商品ラインアップの強化という見通しです。
メ力ニズム的にはパワーユニットが従来内燃機関の改良、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、クリーンディーゼル、ダウンサイジングターボなどと多彩改良が多いでしょう。
これに安全対策の強化が、新しい躍進のポイントとして主役になりそうな気配があります。ここでは今後の動向をメーカー別でまとめていきます。
新車情報2017トヨタ

トヨタは5月にヴォクシー/ノア/エスクァイアのビッグマイナーチェンジ、6月にハリアーのマイナーチェンジ&追加モデル設定、7月にカムリをフルモデルチェンジ、8月には新型ハイラックスを発売する見込みです。
ヴォクシー/ノア/エスクァイア
ヴォクシー/ノア/エスクァイアはフ口ントマスクを中心に一新する大幅改良です。ハイブリッドは燃費、走行性をさらに向上させて、安全装備の要である「トヨタセーフティセンスC」を標準装備するようです。
ハリアーは内外装のデザイン変更で、パワーユニットは従来の2000ccのガソリン、2500ccのハイブリッドに加え、2000ccターボ車を設定する見込み。
次期型カムリは、デザイン面でシャープさを追加してクオリティアップを図るようです。また、次世代のクルマづくりの考え方である「TNGA」を採用。
パワートレインは2500ccのハイプリッドユニットを搭載し、FFに加えて4WD車も設定するようです。バッテリーを従来のニッケル水素からリチウムイオンに切り替えるという情報もあります。
扱い店はこれまでのカローラ店専売から、ネッツ店、トヨペット店も加えた3系列店併売となります。
ハイラックスはダブルキャプの5人乗りで、エンジンは2800ccのクリーンディーゼルを搭載。商用車ナンバーですが、レジャービークル車としても使える仕様も設定するようです。
新車情報2017レクサス

レクサスは3〜4月に新規モデルとしてLC、8月にRXのマイナーチェンジ、10月にLS、2018年1月にCT200hの各フルモデルチェンジなどが予想されます。
LCはレクサスブランドの最高峰スポーツクーペで、FR用の新プラットフォーム「GA-L」を採用。重量バランスの最適化や低重心化を進め、走行性能をハイレべルで実現されています。パワートレインはV8・5000ccの「500」と、3500ccのハイプリッド「500h」を設定。「500」は3月B日、「500h」は4月13日に発売。車両本体価格は1300〜1450万円程度になる見込みです。
RXは新グレード設定&内外装のデザイン変更&ポディカラー設定の他、安全対策を強化します。
LSは11年経過して初のフルモデルチェンジ。デザイン的にはキープコンセプトで進化。LCと同じくFR用新プラットフォーム「GA-L」を採用。レクサスブランドの最高峰次世代サルーンにふさわしいクオリティと、走行性能を向上させる。パワートレインは、基本的には従来と同じく、ガソリンがV8・4600ccの「460/460L」でFRと4WDを設定。ハイブリッドはV8・5000cc4WDの「600h/600hL」を設定する。
次期型CT200hはプリウスベースの次世代レクサスブランドであると予想されています。
新車情報2017日産

日産は8月セレナに追加モデルを設定。10月にリーフをフルモデルチェンジ、11月に新型スポーツクーペ、2018年2月頃にジュークをフルモデルチェンジするという見込み予想。
セレナはeパワーモデルを追加します。ノートに搭載しているパワーユニットと基本的に同じで、1200ccエンジンとの組み合わせです。ノートよりセレナの方が重いので、その分モーターの容量アップでトルクを引き上げています。
次期型リーフは従来モデルのコンセプトを引き継ぎますが、少しサイズアップして室内の居住空間を拡大化、使い勝手や走行性を向上させる。クオリティアップを図りつつ、質感を上級方向へシフトします。パワートレインは電池を改良し、航続距離を現行の280kmから400km以上に引き上げる予定のようです。
新型スポーツクーペはミディアムクラスで2000ccターボエンジンを搭載。曲面フォルムの美しいプロポーションを売りとします。
次期型ジュークはキープコンセプトでの進化。ノートに搭載しているeパワーユニットを移植します。従来のガソリン1500cc、1600ccのターボエンジンは引き続き搭載。
新車情報2017ホンダ

ホンダは4月にフィット、5月にグレイスを各マイナーチェンジし、7月にはNポックスをフルモデルチェンジ。同月シャトルをマイナーチェンジします。8月にはシビックシリーズを新発売し、9月にはレジェンドをビッグマイナーチェンジ。10月にステップワゴンをマイナーチェンジすると同時にハイブリッドを追加。
2018年2月にはバモス&アクティをフルモデルチェンジし、同月オデッセイをビッグマイナーンジ。各マイナーチェンジ車は内外装のデザインを変更。新グレード&ボディカラーを設定し、ホンダセンシングを標準装備します。
次期型Nポックスは、7月上旬のフルモデルチェンジ。Nポックス、Nポックスプラスが世代交代して、Nポックススラッシュは1年後に後継モデルを発売する見込み。
Nポックスは基本的には従来コンセプトを継承しますが、各部のレイアウト変更によって、室内の居住空間を拡大しして使い勝手をさらに向上。ホンダセンシングを軽自動車で初めて採用する。
シビックは4ドアセダン、5ドアハッチバック、タイプRの3シリーズ構成。セダンだけは国内生産で他はイギリス産の輸入モデルとする見込み。セダンと5ドアハッチバックのエンジンは1500ccダウンサイジングターポで、タイプRは2000ccターボを搭載。
レジェンドはフロントがバンパーまで切れ込んだ大型グリルを採用。ステップワゴンは2000cc&2モーターのハイブリッド車を設定する。
新車情報2017マツダ

マツダは9月デミオをマイナーチェンジ、10月に新型SUVのCX-6を発売、2018年2月にはアテンザをフルモデルチェンジする。
デミオは内外装のデザインを変更、新グレード&ポディカラーを設定、ガソリン、クリーンディーゼルとも燃費、走行性を向上させる。
新型SUVのCX-6はCX-5の上級に位置するクロスオーバーSUV。2500ccガソリン&2200ccクリーンディーゼルユニットを搭載。2列シート5人乗りに加えて3列シート7人乗り車も設定する。
アテンザはキープコンセプトで進化させる。次世代環境技術「スカイアクティプ」の進化パージョン「ジェネレーション2」を採用する予定です。
新車情報2017スズキ
スズキは10月頃、アルトをマイナーチェンジ、11月にジムニー&ジムニーシエラ、スイフトスポーツをフルモデルチェンジする。2018年2月にはスペーンアを世代交代。
アルトはアルト、ラパンを含めた改良で、内外装のデザイン変更、燃費改良、安全対策の充実強化を図る。
ジムニー&ジムニーシエラは19年ぶりの世代交代。プラットフォーム&基本コンポーネントを含めた全面一新となる。軽自動車唯一のラフロード4WDとして進化。
スイフトスポーツは1200ccに加え、1000ccないしは1400ccターボを搭載し、走りのポテンシャルを一段と高めた仕立てをするようです。
新車情報2017スバル
スバルは4月6日にXVをフルモデルチェンジ、5月にレヴォーグ、6月にはWRX&レガシィを各マイナーチェンジないし、一部改良を実施する見込み。
XVはインプレッサ同様に新開発「スパルグローバルブラットフォーム」を採用。ソリッド感を強めたエクステリアデザインはインプレッサの手法を移植。全車4WDで、パワーユニットは従来の2000ccのみから1600ccも搭載する。両エンジンともふたつずつ、合わせて4タイプのグレード構成となる。安全パッケージの「アイサイト3」を全タイプ標準装備する。
新車情報2017三菱
三菱は10月に新型クロスオーバ—SUV、2018年2月にはNMKVの企画開発による軽自動車の第3弾モデル及び同モデルベースの電気自動車を発売する予定。
新型クロスオーバーSUVはRVRとアウトランダーの中間に位置するコンセプトのモデル。パワーユニットは2200ccのクリーンディーゼルエンジンのみ。1年後には2000ccのPHEVモデルを設定する。新型軽自動車はまだコンセプトは明らかにされていませんが、パジェ口ミニの後継にあたるSUVの可能性が強い。
電気自動車はi-MiEVの後継モデル。当然、三菱・日産の両ブランドで販売する。
新車情報2017ダイハツ
ダイハツは6月にムーヴをマイナーチェンジ、11月にはミラをフルモデルチェンジする。ムーヴは内外装のデザインを変更し、「スマートアシストⅢ」を標準装備する。
次期型ミラは従来のミライースとミラを統合し「新型ミラ」として次世代化を図ります。新開発のプラットフォームにポディのさらなる軽量化とイーステクノロジーの進化によって、同クラス最高の低燃費実現を目指す。「スマートアシストⅢ」の標準装備もトピックです。
ここで紹介している情報はあくまでも予想です。