トヨタ クラウンは、1955年に登場した、トヨタで最も長い歴史を持つ車名です。長く4ドアセダンを軸にしてきましたが、2022年発売の16代目からは、クロスオーバー・スポーツ・セダン・エステートの4つのボディタイプに展開されています。中古車では、先代の15代目セダンから16代目まで、性格の異なるクラウンが並びます。この記事では、世代ごとの違い・選び方・確認したい注意点を、公開情報をもとに整理しました。
📋 この記事の要点
✔ 14代目(S21#型)は2012年12月〜2018年6月、15代目(S22#型)は2018年6月26日〜2022年7月14日
✔ 15代目はGA-Lプラットフォームを採用した後輪駆動ベースのセダン。2020年11月の改良でグレード体系が整理され、3.5Lハイブリッドは廃止
✔ 16代目(S3#型)は2022年9月のクロスオーバーから順次発売。セダンは2023年11月、エステートは2025年3月に登場
✔ 16代目は、ボディタイプごとに型式・駆動方式・パワートレインが異なる(セダンのみ後輪駆動、他は電気式四輪駆動)
✔ トヨタ公式のリコール一覧(2026年10月6日確認)には、13代目以降のクラウンが対象の届出が29件ある(16代目は6件。セダンが対象なのは2025年10月30日と2026年5月27日の2件)。対象かどうかは車台番号ごとに異なるため、車台番号で対策済みかを確認
📑 目次
1. 世代の早見表
📊 クラウンの世代別早見表(近年の世代)
| 世代・型式 | 販売時期 | パワートレイン | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 13代目 S20#型 | 2008年2月〜2012年12月 | V6 DOHC:2GR-FSE型3.5L、3GR-FSE型3.0L、4GR-FSE型2.5L。ハイブリッドは2008年5月に発売 | 後輪駆動/四輪駆動の4ドアセダン。2010年2月にマイナーチェンジ(内外装の意匠変更、2.5L・2WD車の燃費向上など) |
| 14代目 S21#型 | 2012年12月〜2018年6月 | 2.0Lターボ(8AR-FTS型)、2.5Lハイブリッド(2AR-FSE型)など | 「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」系のグレード構成。2016年8月の一部改良で、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense P」を初採用 |
| 15代目 S22#型 | 2018年6月26日〜2022年7月14日 | 2.0Lターボ(8AR-FTS型:180kW/245PS)、2.5Lハイブリッド(A25A-FXS型、システム最高出力166kW/226PS)、3.5Lハイブリッド(8GR-FXS型、システム最高出力264kW/359PS) | GA-Lプラットフォーム、後輪駆動(2.5Lハイブリッドのみ四輪駆動を設定)。車載通信機DCMを全車に標準搭載。全長4,910mm・全幅1,800mm |
| 16代目 S3#型 | 2022年9月〜現行(クロスオーバー) | ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)、燃料電池(FCEV)。ボディタイプで設定が異なる | 2022年7月に発表。クロスオーバー・スポーツ・セダン・エステートの4タイプ。日本だけでなく海外でも販売するグローバルモデル |
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📌 補足
11代目(S17#型:1999年9月〜2007年6月)、12代目(S18#型:2003年12月〜2008年2月)以前にも、多くの世代があります。クラウンには、上位モデルの「クラウンマジェスタ」(1989年8月〜2018年6月)や、走行性能を高めた「アスリート」(8代目および11〜14代目に設定)といった系譜もあります。この記事は、中古車で探す機会の多い、13代目以降を中心に解説します。
2. 16代目の4つのボディタイプの違い
📊 16代目クラウンのボディタイプ別の違い
| ボディタイプ | 発売時期 | 型式・パワートレイン | 駆動方式 |
|---|---|---|---|
| クロスオーバー | 2022年9月1日(発表は7月15日) | TZSH35型またはAZSH35型(搭載エンジンにより異なる) | 電気式四輪駆動。GA-Kプラットフォーム |
| スポーツ | 2023年10月6日にHEVを発表し、同日から注文受付(発売は11月頃の予定と公式発表)。PHEVは2023年12月19日に発売 | AZSH36型(HEV)、AZSH37W型(PHEV) | 電気式四輪駆動。ハッチバックモデル。GA-Kプラットフォーム |
| セダン | 2023年11月13日(発表は11月2日) | AZSH32型(HEV)、KZSM30型(FCEV=燃料電池) | 後輪駆動。GA-Lプラットフォーム |
| エステート | 2025年3月13日 | AZSH38W型(HEV)、AZSH39W型(PHEV) | 電気式四輪駆動 |
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💡 ポイント
16代目の各タイプは、それぞれ専用の中古車ガイドを用意しています。クロスオーバー、スポーツ、エステートは、下の「ライバル・兄弟車」の表からご覧ください。この記事では、クラウン全体の見取り図として、世代とタイプの違いを整理しています。
3. 目的別の選び方
📊 目的別の選び方
| 重視すること | 考え方の目安 |
|---|---|
| 予算を抑えつつ、伝統的なセダンに乗りたい | 15代目(2018年6月〜2022年7月)は、4ドアセダンの最終世代。流通台数は年式・グレードで異なるため、複数の販売店で比べる |
| 安全装備を重視したい | 14代目は2016年8月の一部改良から「Toyota Safety Sense P」を採用。15代目は第2世代のToyota Safety Senseで、2020年11月の一部改良で機能がさらに追加(ドライバー異常時対応システムなど) |
| 走りを楽しみたい | 15代目には「RS」系グレードがあり、2.0Lターボ(245PS)も選べる。「アスリート」は14代目まで設定されていたスポーツ系グレード。試乗で乗り味を確認 |
| セダン以外のボディを選びたい | 16代目は、クロスオーバー・スポーツ・エステートから選べる。荷室や乗降性は、実車で確認 |
| 伝統的なセダンで、最新世代がよい | 16代目のセダン(2023年11月〜)。パワートレインはHEVとFCEVがあり、駆動方式は後輪駆動 |
| 四輪駆動が必要 | 15代目は、2.5Lハイブリッドのみ四輪駆動(Four)を設定。16代目はセダン以外が電気式四輪駆動 |
📌 補足
15代目では、2020年11月の一部改良でグレード体系が整理されました。2.0Lターボ車は「RS」と「RS Advance」の2グレードに集約され、「B」と「RS-B」は2.5Lハイブリッド車になりました。「S」の3.5Lハイブリッド車は廃止されています。年式によって選べるグレードの範囲が違うため、希望の仕様が、どの年式に存在するかを確認しましょう。
4. 弱点・注意したいポイント
📊 注意したいポイント
| 項目 | 内容 | 購入前の確認方法 |
|---|---|---|
| リコールの有無(トヨタ公式の一覧) | トヨタ公式のリコール一覧(2026年10月6日確認)に、13代目以降のクラウンが対象の届出が29件ある(16代目6件、13〜15代目23件。下の一覧表)。対象かどうかは、世代・型式・車台番号ごとに異なる | 車台番号で、トヨタ公式のリコール等情報対象車両検索・国土交通省のリコール情報検索・ディーラーに照会して、対策済みかを確認 |
| ハイブリッド車の駆動用バッテリー | 15代目・16代目にはハイブリッド(HEV/PHEV)がある。年数・走行距離とともに劣化しうる | バッテリーの保証(メーカー保証・販売店保証)の有無と、残り期間を確認 |
| PHEV・FCEVの仕様確認(16代目) | スポーツ・エステートにはPHEV、セダンにはFCEVの設定がある。充電・水素充填の環境が必要になる | 充電・充填の環境を事前に確認。ケーブル等の付属品と作動を確認 |
| 足回り・サスペンションの状態 | 車重のある上級車。年式・走行距離が進むと、乗り心地の変化が出ることがある | 試乗で、異音・ふらつき・段差での挙動を確認 |
| 電動シート・快適装備・車載通信 | 上級グレードほど電装品が多い。15代目は車載通信機(DCM)を全車に搭載し、通信サービスは契約状態の確認が必要 | 各装備の動作確認と、コネクテッドサービスの引き継ぎ・契約状態を確認 |
| ボディの全長・全幅 | 15代目は全長4,910mm・全幅1,800mm。駐車場や取り回しは、実車での確認が安心 | 購入前に、自宅・職場の駐車スペースの寸法を確認 |
トヨタ公式の「リコール等情報」(toyota.jp/recall)の年別一覧と、各届出ページの対象車両の表を確認し、13代目(S20#型)以降のクラウンが対象の届出29件(16代目6件、13〜15代目23件)を、届出日・件名・台数で整理しました(2026年10月6日時点で確認できた範囲)。
📊 16代目(S3#型)のクラウンが対象のリコール届出(6件)
| 届出日(届出番号) | 件名(トヨタ公式の表記)と内容(公式の記載の要約) | クラウンが対象の型式・台数(公式表記) |
|---|---|---|
| 2023年2月16日 (届出番号 5283) |
ノア、ヴォクシーなどのリコール 衝突被害軽減ブレーキ(前方カメラ)。制御プログラムが不適切で、駐停車している車列の側方を通過する際に、前方カメラとミリ波センサの車両認識に差異が発生し、システムが停止することがある。再起動する間、警告灯が点灯し、衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれ。改善措置は、前方カメラのプログラムを対策仕様に修正。 |
クロスオーバー:AZSH35 4,304台 |
| 2023年4月6日 (届出番号 5304) |
シエンタ、クラウンのリコール 運転支援装置のAHS(アダプティブハイビームシステム)。制御プログラムが不適切で、ハイビームが自動消灯の直後に再点灯する場合、配光制御ができなくなることがある。警告メッセージが表示され、ハイビームが点灯しなくなるおそれ。改善措置は、前照灯用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正(同じ届出のシートベルト・ホイールの件は、シエンタが対象)。 |
クロスオーバー:AZSH35 7,276台、TZSH35 3,543台 その他の型式:AZSH30 2台 |
| 2024年6月14日 (届出番号 5497) |
ノア、ヴォクシーなどのリコール パノラミックビュー/バックガイドモニターのカメラ。溶着設備の管理が不十分で、カメラケース接合面の防水性が確保できず、雨水等が浸入することがある。回路が腐食して導通不良となり、カメラ映像が映らず、車両周辺が確認できないおそれ。改善措置は、カメラの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換。 |
クロスオーバー:AZSH35 14,540台、TZSH35 3,754台 |
| 2025年7月16日 (届出番号 5694) |
アルファード、ヴェルファイア、ハリアー、クラウンなどのリコール コンビネーションメータ。制御プログラムの検討が不十分で、メータの稼働時間が長くなると回路基板上の素子が早期に劣化することがある。始動時にメータ画面が表示されず、速度計や警告灯等が確認できないおそれ。改善措置は、メータのプログラムを修正、または修正済みの対策品に交換(修正後に表示されなくなった場合は無償交換)。 |
クロスオーバー:AZSH35 49,962台、TZSH35 11,744台 スポーツ:AZSH36W 31,057台、AZSH37W 3,424台 エステート:AZSH38W 17台、AZSH39W 34台 その他の型式:AZSH30 4台 |
| 2025年10月30日 (届出番号 5731) |
ノア、ヴォクシー、アルファード、ヴェルファイアなどのリコール パノラミックビューモニター。制御プログラムの検討が不十分で、始動直後に後退する等の操作を行うと、車両周辺の映像がずれたり、一時的に停止または映らなくなることがある。保安基準に適合しないおそれ。改善措置は、制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正。 |
セダン:AZSH32 13,518台、KZSM30 909台 クロスオーバー:AZSH35 53,857台、TZSH35 11,626台 スポーツ:AZSH36W 50,304台、AZSH37W 5,137台 エステート:AZSH38W 9,782台、AZSH39W 2,002台 その他の型式:AZSH30 3台 |
| 2026年5月27日 (届出番号 5821) |
ランドクルーザー250、クラウン、ミライのリコール コンビネーションメータ。制御プログラムの検討が不十分で、始動時にメータが正しく起動せず、画面の一部が表示されないことがある。警告灯等が確認できないおそれ。改善措置は、メータのプログラムを対策仕様に修正(T-Connect通信契約中は、通信での修理も可能と公式に案内)。 |
セダン:AZSH32 12,898台、KZSM30 846台 |
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📊 13〜15代目のクラウンが対象のリコール届出(23件。事業用の7件を1行にまとめて掲載)
| 届出日(届出番号) | 件名(トヨタ公式の表記)と内容(公式の記載の要約) | クラウンが対象の型式・台数(公式表記) |
|---|---|---|
| 2011年1月26日 (届出番号 2695) |
クラウン、マークXのリコール エンジンのデリバリパイプに取付けた燃料圧力センサの締付けが不十分で、エンジンの振動等で緩み、取付け部のねじを伝って燃料が漏れるおそれ。改善措置は、漏れの有無を点検し、増し締め(漏れがあるものはガスケットも交換)。この届出には12代目(S18#型)も含まれるが、この表には13代目以降の台数のみを掲載。 |
13代目:GRS200 23,639台、GRS201 2,338台 |
| 2013年6月26日 (届出番号 3185) |
クラウン プリクラッシュセーフティシステム装着車のリコール 前方障害物衝突軽減装置(プリクラッシュセーフティシステム)のミリ波レーダー障害物検知ソフトが不適切で、乱反射したミリ波情報をまれに前方障害物と誤認識し、衝突の可能性がないのに自動ブレーキが作動して、予期せぬ急制動がかかるおそれ。改善措置は、コンピュータの障害物検知ソフトを修正。 |
14代目:AWS210 13,944台、GRS210 1,650台、GRS211 969台、GRS214 1,235台 |
| 2013年9月4日 (届出番号 3211) |
クラウン、マークXのリコール 2GR-FSEエンジン(V型6気筒3.5L)搭載車の吸気側可変バルブ制御装置。冷間始動直後に、まれに大きな衝撃力でボルトが緩み、吸気バルブの制御ができなくなってエンストするおそれ。改善措置は、装置を対策品と交換。この届出には12代目(GRS184)も含まれるが、この表には13代目以降のみを掲載。 |
13代目:GRS204 14,295台 |
| 2014年10月15日 (届出番号 3448) |
クラウンマジェスタ、クラウン、マークX、ノア、ヴォクシーのリコール (1)燃料配管(デリバリパイプ)の燃圧センサ締結面の平滑度が不適切で、締結部が緩み燃料が漏れるおそれ。(2)ブレーキマスターシリンダのシール溝の形状が不適切で、ゴム製シールが傷付き、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれ。車台番号の範囲により(1)(2)のいずれか、または両方が対象。改善措置は、(1)デリバリパイプの締結面を研磨しガスケットを交換して適正に締付け、(2)ゴム製シールを対策品に交換。12代目も含まれるが、この表には13代目のみを掲載。 |
13代目:URS206(クラウンマジェスタ) 4,204台、GWS204 17,274台、GRS200 74,762台、GRS201 6,750台、GRS202 24,629台、GRS203 3,817台、GRS204 16,183台、UZS207(クラウンマジェスタ) 947台 |
| 2014年11月12日 (届出番号 3464) |
クラウンのリコール 後部左右席の座席ベルトのリトラクタ構成部品の図面指示が不適切で、ロック機構の樹脂レバーとホイールの隙間が不足しているものがあり、ベルトが引き出せず乗員を拘束できなくなるおそれ。改善措置は、後部左右席の座席ベルト一式を対策品と交換。 |
14代目:GRS210 12,018台、GRS211 4,895台、GRS214 3,879台、AWS210 60,420台、GWS214 4,879台 |
| 2015年10月21日 (届出番号 3657) |
クラウン、クラウン(マジェスタ)のリコール ボンネット固定部の車体強度が不足しており、主ロックが解除された状態で高速走行すると、風圧等で副ロック装置取付部が変形し、副ロックが外れて走行中にボンネットが開くおそれ。改善措置は、当該部位に補強板を取り付け、副ロック装置を寸法調整品と交換。 |
14代目:GRS210 17,516台、GRS211 6,185台、GRS214 4,850台、AWS210 95,313台、AWS211 5,663台、AWS215(クラウンマジェスタ) 1,039台、GWS214(クラウンマジェスタ) 9,976台 |
| 2016年4月13日 (届出番号 3800) |
クラウン、クラウンマジェスタ トヨタプレミアムサウンドシステム装着車のリコール オーディオアンプのスピーカ駆動用素子に保護回路がなく、異物等で素子が短絡すると過電流で素子が損傷し、基板が焼損して、最悪の場合、可燃性ガスが発火し火災に至るおそれ。改善措置は、保護回路付素子を搭載したアンプに交換。 |
13代目:GRS200 290台、GRS201 24台、GRS202 1,360台、GRS203 445台、GRS204 3,239台、GWS204 4,438台、URS206(クラウンマジェスタ) 5,680台、UZS207(クラウンマジェスタ) 1,142台 |
| 2018年10月10日〜2023年6月23日 (計7件) |
クラウン(事業用)のリコール 前照灯。タクシー用途等で想定を超えて長時間点灯し続けると、バルブの熱と紫外線で反射板のアルミ蒸着が剥離し、光度が徐々に低下して、最悪の場合、保安基準(前照灯の基準)を満足しなくなるおそれ。改善措置は、前照灯の反射板を対策品に、レンズを新品に交換。届出は次の7件で、対象は事業用の14代目。 2018年10月10日(4345)、2019年5月22日(4499)、2019年10月30日(4597)、2020年6月24日(4764)、2021年6月24日(4982)、2022年6月29日(5173)、2023年6月23日(5341) |
2018年10月10日(4345) GRS210 740台、GRS211 85台、GRS214 31台、AWS210 3,821台、AWS211 75台 2019年5月22日(4499) GRS210 27台、GRS211 6台、GRS214 1台、AWS210 362台、AWS211 9台 2019年10月30日(4597) GRS210 21台、GRS211 1台、GRS214 2台、AWS210 174台、AWS211 2台 2020年6月24日(4764) GRS210 22台、GRS211 4台、GRS214 2台、AWS210 193台、AWS211 7台 2021年6月24日(4982) GRS210 21台、GRS211 9台、AWS210 131台、AWS211 12台 2022年6月29日(5173) GRS210 16台、GRS211 6台、AWS210 91台、AWS211 8台 2023年6月23日(5341) GRS210 25台、GRS211 5台、AWS210 64台、AWS211 4台 |
| 2019年7月17日 (届出番号 4536) |
クラウン RS仕様車のリコール 後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングの成形条件が不適切で、ガラスとの密着性が不十分なものがあり、走行時の風圧等で接着が剥がれて異音が発生、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれ。改善措置は、良品のモールディングを取付けたクォータウィンドウガラスに交換。(RS仕様車・黒色モールディングが対象) |
15代目:AZSH20 6,120台、AZSH21 940台、GWS224 1,744台、ARS220 884台 |
| 2019年7月24日 (届出番号 4542) |
プリウスなどのリコール 電子制御式油圧ブレーキのブレーキブースタポンプ。モータの樹脂製ブラシホルダの成形型が不適切で、熱膨張でブラシが引っ掛かり、ポンプモータが導通不良となるものがある。ポンプが作動せず警告灯が点灯し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれ。改善措置は、ポンプを点検し、該当するものは良品と交換。 |
15代目:AZSH20 1,011台、AZSH21 249台、GWS224 145台 |
| 2020年2月12日 (届出番号 4663) |
クラウン RS仕様車のリコール 後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングの下塗り剤(プライマー)の選定が不適切で、温度変化の繰返しで接着部が剥がれることがあり、浮きや異音が発生、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれ。改善措置は、下塗り剤を対策品に変更したクォータウィンドウガラスと交換。(RS仕様車・黒色モールディングが対象) |
15代目:AZSH20 15,677台、AZSH21 2,284台、GWS224 1,469台、ARS220 1,149台 |
| 2020年3月4日 (届出番号 4683) |
ノア、ヴォクシー、エスクァイアなどのリコール 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切で、樹脂密度が低くなり、燃料で膨潤して変形することがある。インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれ。改善措置は、低圧燃料ポンプを対策品と交換。 |
14代目:ARS210 690台、GWS214 7,990台 15代目:ARS220 2,503台、GWS224 5,174台 |
| 2020年6月24日 (届出番号 4763) |
クラウン、クラウンマジェスタ トヨタプレミアムサウンドシステム装着車のリコール オーディオアンプの回路構成が不適切で、異物混入の影響を配慮できていない回路で短絡が発生した場合、既存の保護回路が機能せず基板が焼損することがある。可燃性ガスが発生し、最悪の場合、火災に至るおそれ。改善措置は、アンプにヒューズ付き電気配線および金属製ブラケットを追加。(2016年4月の届出(3800)と同じトヨタプレミアムサウンドシステム装着車の車台番号範囲が対象で、不具合の内容は別) |
13代目:GRS200 277台、GRS201 23台、GRS202 1,204台、GRS203 401台、GRS204 2,966台、GWS204 3,966台、URS206(クラウンマジェスタ) 5,072台、UZS207(クラウンマジェスタ) 1,091台 |
| 2020年10月28日 (届出番号 4830) |
ノア、ヴォクシー、エスクァイアなどのリコール 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)が燃料で膨潤して変形し、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれ(2020年3月の届出と同じ不具合の内容で、対象の車台番号の範囲が異なる)。改善措置は、低圧燃料ポンプを対策品と交換。 |
14代目:ARS210 488台、GRS210(パトロールカー) 596台、GRS211(パトロールカー) 307台 15代目:ARS220 929台、AZSH20 18,736台、AZSH21 3,202台、GWS224 2,200台 |
| 2021年9月22日 (届出番号 5018) |
ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリス、ハリアーなどのリコール 緊急通報装置。車載通信モジュールの制御プログラムが不適切で、音声データと通信データ間の相互変換ができない場合があり、緊急時に音声通話ができず、保安基準(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。改善措置は、車載通信モジュールの制御プログラムを対策仕様に修正。(同じ届出のほかの2件の不具合は、クラウンの対象外) |
15代目:ARS220 69台、AZSH20 2,712台、AZSH21 606台、GWS224 292台 |
| 2021年10月13日 (届出番号 5029) |
クラウン RS仕様車のリコール 後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングの取付構造が不適切で、冷熱の繰返しで取付部が劣化して剥がれることがあり、浮きや異音が発生、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれ。改善措置は、クォータウィンドウガラスを対策品と交換。(RS仕様車・黒色モールディングが対象) |
15代目:AZSH20 32,405台、AZSH21 5,184台、GWS224 4,402台、ARS220 2,805台 |
| 2023年11月2日 (届出番号 5404) |
ノア、ヴォクシー、エスクァイアなどのリコール 低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)が燃料で膨潤して変形し、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれ。改善措置は、低圧燃料ポンプを対策品と交換。公式の届出には、交換修理用の燃料ポンプ部品(クラウン・クラウンマジェスタ向けを含む)の別表もある。 |
13代目:URS206(クラウンマジェスタ) 12台 14代目:GRS210 833台、GRS211 282台、AWS210 9,340台、AWS211 1,492台、AWS215 199台、GRS210(パトロールカー) 364台、GRS211(パトロールカー) 52台、ARS210 10台、GWS214 2台 15代目:AZSH20 3台 |
※表は横にスクロールできます
※台数は、公式の対象車両の表で、同じ型式が車台番号の範囲ごとに複数の行に分かれている場合、型式ごとに合算した当サイトの集計です(「他車種を含む届出」は、クラウンの行のみを集計)。台数は届出時点のもので、対象車両の車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれます。型式とボディタイプは、16代目はセダン(AZSH32・KZSM30)、クロスオーバー(AZSH35・TZSH35)、スポーツ(AZSH36W・AZSH37W)、エステート(AZSH38W・AZSH39W)で、公式の表では型式AZSH30のごく少数の行も「クラウン」と記載されています。12代目(S18#型)以前の型式のみが対象の届出、交換修理用部品のみの届出、サービスキャンペーンなど、リコール以外の案内は、この表に含めていません。最新の届出は、トヨタ公式のリコール等情報で確認してください。
⚠️ 注意
クラウンは、世代・ボディタイプ・パワートレインで仕様が大きく異なります。同じ「クラウン」でも、型式(S22#型、S3#型など)と、グレード名を確認しないと、思っていた車と違う場合があります。
5. 購入前チェックリストと、進め方
📝 実車を確認するときのチェックリスト
☑️ 型式・ボディタイプ(セダン/クロスオーバー/スポーツ/エステート)が希望と合っているか確認した
☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した
☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した
☑️ リコール・改善対策の対応状況を車台番号で確認した
☑️ ハイブリッド/PHEV/FCEV仕様は、バッテリーや燃料電池まわりの保証内容を確認した
☑️ 電動シート・ナビ・安全装備・車載通信の動作と警告灯を確認した
☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した
🧭 購入の進め方
世代とボディタイプを決める
15代目のセダンか、16代目のどのタイプかを、用途と予算から絞ります。
候補を複数探し、条件をそろえて比べる
同じ世代・グレード・走行距離で、車両状態と保証内容を比べます。
実車確認と試乗をする
チェックリストに沿って確認します。
総額(車両価格+諸費用+次回車検)で判断する
見積もりの内訳を、必ず確認します。
6. 維持費の考え方
📊 維持費の主な項目
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 自動車税(種別割) | 排気量で区分が決まる。15代目には、2.0L(ターボ)、2.5L・3.5L(ハイブリッド)がある。税額は、当サイトの税額表の記事で確認 |
| 車検費用 | 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わる。上級車種のため、点検整備の費用は車種により異なる。詳しくは、普通車の車検費用の記事を参照 |
| 任意保険 | 型式・等級・使用状況で異なる。複数社の見積もりで比較 |
| 燃料代 | ガソリン車・ハイブリッド車・PHEV・FCEVで、燃料の種類も使い方も異なる。走行の仕方(街乗り中心か高速中心か)でも変わる |
7. ライバル・兄弟車との比較
📊 ライバル・兄弟車
| 車種 | 位置づけ | 詳しいガイド |
|---|---|---|
| トヨタ クラウン クロスオーバー | 16代目の最初のタイプ(2022年9月〜)。ボディタイプ別の詳しい解説 | クラウン クロスオーバー中古車ガイド |
| トヨタ クラウン スポーツ | 16代目のハッチバックモデル | クラウン スポーツ中古車ガイド |
| トヨタ クラウン エステート | 16代目のステーションワゴン型SUV(2025年3月〜) | クラウン エステート中古車ガイド |
| レクサス ES | さらに上質さを求める場合の選択肢 | レクサスES中古車ガイド |
| ホンダ アコード | 同クラスのセダンとして比較されやすい | アコード中古車ガイド |
8. よくある質問
🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)
上の一覧は、2026年10月6日時点でトヨタ公式の「リコール等情報」に掲載されていた届出のうち、13代目以降のクラウンが対象のものです。その後に新しい届出が出ることもあります。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。
| トヨタ公式(車台番号検索) | 車台番号を入力して、対象・実施状況を確認できます |
| トヨタ公式「リコール等情報」 | 年別の届出の一覧と、届出ごとの対象型式・車台番号の範囲・台数を確認できます |
| 国土交通省「リコール情報検索」 | 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます |
| 国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 | 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます |
| 日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 | メーカーと車台番号を入力して検索できます |
まとめ
クラウンは、15代目までの4ドアセダンと、16代目の4つのボディタイプで、性格が大きく異なります。まず希望の世代とボディタイプを決め、型式・グレード・パワートレインを確認しましょう。ハイブリッド車はバッテリーの保証、リコールはトヨタ公式の一覧に複数の届出があるため車台番号で対策済みかを確認し、実車確認と総額で比べて選ぶのがおすすめです。
※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報とトヨタ公式サイト(ニュースリリース等)をもとに、リコールはトヨタ公式の「リコール等情報」をもとに、2026年10月6日時点で確認できた範囲で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。


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