普通車の車検費用は、車両重量で大きく変わります。軽自動車の自動車重量税が一律であるのに対し、普通車は0.5t刻みで税額が変わるためです。重量別の税額表と、費用総額の目安を、整理しました。
📋 この記事の要点
✔ 普通車の自動車重量税は、車両重量0.5t刻みで税額が変わる
✔ コンパクトカーとミニバンでは、法定費用だけで数万円の差が出る
✔ 自賠責保険料・印紙代は、車種によらずほぼ一定。法定費用の差は、ほぼ重量税の差
✔ 総額の目安は、コンパクトカーで6万〜10万円程度、ミニバンなどで8万〜15万円程度
✔ 事前の見積もりが重要
1. 車両重量別の自動車重量税額表
同じ「普通車」でも、コンパクトカー(0.5t台)とミニバン(1.5〜2t台)では、法定費用だけで数万円の差が生じます。車検証に記載された車両重量を確認して、該当する区分を見てみましょう。
💰 車両重量別の自動車重量税額表(2年・継続車検)
📱 表がはみ出す場合は横にスワイプしてご覧ください →
| 車両重量 | エコカー(免税) | 13年未満 | 13年超 | 18年超 |
|---|---|---|---|---|
| 〜0.5t | ¥0 | ¥8,200 | ¥11,400 | ¥12,600 |
| 〜1t | ¥0 | ¥16,400 | ¥22,800 | ¥25,200 |
| 〜1.5t | ¥0 | ¥24,600 | ¥34,200 | ¥37,800 |
| 〜2t | ¥0 | ¥32,800 | ¥45,600 | ¥50,400 |
| 〜2.5t | ¥0 | ¥41,000 | ¥57,000 | ¥63,000 |
出典: 国土交通省「自動車重量税税額表」(2026年5月1日時点)を基にENEOSウイングが2026年9月10日時点でまとめた情報を参照。エコカー本則税率(免税に該当しない低燃費車)は上記13年未満の税額よりさらに低くなる区分があります。税制は変更される場合があるため、最新の金額は国土交通省の公式情報でご確認ください。
2. 自賠責保険料・印紙代も確認
📊 普通車の自賠責保険料・印紙代
| 項目 | 金額(目安) |
|---|---|
| 自賠責保険料(24か月) | 2026年10月31日までの契約:17,650円 / 2026年11月1日以降の契約:18,560円 |
| 印紙代(認証工場への持込検査) | 2,600円 |
| 印紙代(指定工場) | 2,100円 |
| 印紙代(OSS申請の指定工場) | 1,850円 |
これらに、車両重量に応じた自動車重量税を加えた金額が、普通車の法定費用の合計になります。
3. コンパクトカーとミニバンの法定費用の差
📊 重量税の差の例
| 車種の例 | 車両重量の目安 | 自動車重量税(13年未満・エコカー以外) |
|---|---|---|
| コンパクトカー | 1t以下 | 16,400円 |
| ミニバン | 1.5t〜2t程度 | 32,800円(コンパクトカーの2倍) |
📌 補足
自賠責保険料・印紙代は車種によらずほぼ一定なので、法定費用の差は、ほぼ自動車重量税の差がそのまま反映される形です。
4. 総額の目安と、見積もりの取り方
法定費用に加えて、車検基本料金と整備費用が発生します。普通車は軽自動車より部品点数が多く、整備費用がかさみやすいため、車検総額はコンパクトカーで6万円〜10万円程度、ミニバンなど重量のある車種では8万円〜15万円程度が目安とされています。
🧭 費用を見積もる流れ
車検証の車両重量と初度登録年月を確認する
重量税の区分(13年未満・13年超・18年超)を把握します。
法定費用を計算する
重量税+自賠責保険料+印紙代を合計します。
複数の業者から、見積もりを取る
法定費用と車検基本料・整備費用を分けてもらいます。
📝 チェックリスト
☑️ 車検証の車両重量を確認した
☑️ 該当する重量税の区分を確認した
☑️ 自賠責保険料が、改定前後どちらの料率か確認した
☑️ 見積もりの内訳を確認した
5. よくある質問
まとめ
普通車の車検費用は、車両重量によって自動車重量税が段階的に上がる仕組みを理解しておくことが大切です。自分の車の車検証に記載された車両重量を確認し、該当する区分の法定費用を把握した上で、車検基本料金・整備費用を含めた総額を見積もりましょう。
本記事の法定費用は2026年9月時点の情報に基づきます。税制・保険料率は今後変更される場合があるため、最新の金額は国土交通省や依頼先の公式情報でご確認ください。
アイキャッチ画像: 「Aichi-Toyota-Anjo-Shaken-center」by HQA02330(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)
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