ホンダ フリード中古車完全ガイド|世代別の選び方・弱点・維持費まとめ

Honda Freed

ホンダ フリードは、2008年に登場したコンパクトミニバンです。中古車市場には、初代・2代目・3代目が並び、世代によってハイブリッド方式や安全装備、シート構成が異なります。この記事では、世代ごとの違い・選び方・確認したい注意点を、公開情報をもとに整理しました。

📋 この記事の要点

✔ 初代(GB3/4/GP3型)は2008年5月、2代目(GB5〜8型)は2016年9月、3代目(GT1〜8型)は2024年6月に登場

✔ 初代は、2011年10月にハイブリッドを追加。3列目シートが3席から2席になり、6人乗り・7人乗りの仕様に

✔ 2代目は、2016年9月にHonda SENSINGを新採用。2019年10月のマイナーチェンジで全タイプ標準装備化

✔ 3代目は、ガソリンモデルとe:HEVモデルの両方がある。「AIR」と「CROSSTAR」の2本立て

✔ 2代目は全幅1,695mmで5ナンバーサイズを維持。3代目のCROSSTARは、フリード初の3ナンバー登録

1. 世代の早見表

📊 フリードの世代別早見表

世代・型式 販売時期 パワートレイン 主な特徴
初代 GB3/4/GP3型 2008年5月〜2016年9月 L15A型 1,496cc:118PS。2011年10月〜:ハイブリッド(IMA)。FF/4WD 2011年10月に3列目シートを3席から2席に変更(6人乗り・7人乗り)。2014年4月にフロントデザイン変更・プラズマクラスター搭載。ハイブリッドのJC08モード燃費:21.6km/L(2011年10月)
2代目 GB5/6/7/8型 2016年9月〜2024年6月 ガソリン:L15B型 1,496cc 直噴:131PS。ハイブリッド:SPORT HYBRID i-DCD(7速DCT)。FF/4WD Honda SENSINGを新採用(2016年9月)。全幅1,695mmで5ナンバーを維持。2列シートのフリード+を設定。JC08モード燃費(FF):ガソリン19.0km/L、ハイブリッド26.6〜27.2km/L
3代目 GT1〜8型 2024年6月〜現行 ガソリン:L15D型 1,496cc:118PS。e:HEV:2モーター方式。FF/4WD 「AIR」と「CROSSTAR」の2本立て。乗車定員は6人乗りが基本で、7人乗りはAIR EXのFF車のみ。CROSSTARは5人乗り(2代目のフリード+に相当)

※表は横にスクロールできます

📌 補足

2代目は、2019年10月にマイナーチェンジ(内外装刷新・CROSSTAR追加・Honda SENSING全タイプ標準装備化)、2022年6月にBLACK STYLE特別仕様車の設定とシートヒーター標準装備化、2023年6月にCROSSTAR BLACK STYLEの追加がありました。初代から派生した2列シート仕様「フリードスパイク」は、2代目でフリード+に引き継がれています。

2. 世代ごとの違いと、おすすめの選び方

📊 目的別の選び方

重視すること 考え方の目安
安全装備を重視したい 2代目は、2016年9月にHonda SENSINGを新採用し、2019年10月に全タイプ標準装備化。2016年〜2019年の2代目は、グレードで装備の有無を確認。3代目は、さらに機能が拡充
価格を抑えたい 初代は選択肢が広い一方、年式が古いため、整備記録・スライドドア・消耗品を重点的に確認
ハイブリッドを選びたい 初代は2011年10月以降(IMA)、2代目はi-DCD(7速DCT)、3代目は2モーター方式e:HEV。方式が異なるため、試乗で比較
荷物の積載を重視したい 2列シートのフリード+(2代目)、または3代目のCROSSTAR(5人乗り)が候補
5ナンバーサイズで選びたい 2代目は、全幅1,695mmで5ナンバーサイズを維持。3代目のCROSSTARは3ナンバー登録。世代・グレードで区分が異なるため、確認が必要

💡 ポイント

3代目にはガソリンモデルもあります(L15D型)。「全グレードがハイブリッド」とは限らないので、グレード表で確認しましょう。

3. 弱点・注意したいポイント

📊 注意したいポイント

項目 内容 購入前の確認方法
公表リコールの有無 日本語版Wikipediaでは、フリードのリコールの記載は確認できなかった 車台番号で、国土交通省のリコール情報・ディーラーに確認
スライドドアの動作 使用頻度が高く、レールの汚れや経年劣化で、動きが渋くなることがある(個体差) 両側のスライドドアを、実際に開閉して確認
ハイブリッドの駆動用バッテリー 年数・走行距離とともに劣化する。方式(IMA/i-DCD/e:HEV)で、保証条件が異なる 保証の有無・残り期間、交換歴を確認
2代目のDCT・CVTの状態 2代目のハイブリッドは7速DCT。変速時の挙動に個体差がある 試乗で、発進・低速走行時の挙動を確認
3列目シートの状態 初代・2代目の3列目は、可倒・格納機構の使用頻度が高い 3列目の可倒・格納の動作を、実車で確認

⚠️ 注意

リコールの対象や内容は、車台番号ごとに異なります。「記載がないから問題ない」と決めず、必ず販売店・ディーラーで対応状況を確認してください。

4. 購入前チェックリストと、進め方

📝 実車を確認するときのチェックリスト

☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した

☑️ スライドドア(両側)の動作を、実際に確認した

☑️ 3列目シートの可倒・格納機構が、正常に動くか確認した

☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した

☑️ リコール・改善対策の対応状況を確認した

☑️ ハイブリッド仕様の場合、駆動用バッテリーの保証内容と残り期間を確認した

☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した

🧭 購入の進め方

1

世代と予算の目安を決める

世代・乗車定員(6人/7人/5人)・ハイブリッドの方式・価格のバランスを考えます。

2

候補を複数探し、条件をそろえて比べる

同じ世代・グレード・走行距離で、車両状態と保証内容を比べます。

3

実車確認と試乗をする

チェックリストに沿って、外装・内装・走行時の状態を確認します。

4

総額(車両価格+諸費用+次回車検)で判断する

見積もりの内訳を、必ず確認します。

5. 維持費の考え方

📊 維持費の主な項目

項目 考え方
自動車税(種別割) 排気量区分で決まります。登録時期によって扱いが異なる場合があるため、当サイトの税額表の記事で確認してください(具体額は本記事では記載しません)
車検費用 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わります。詳しくは、当サイトの車検費用の記事を参照
任意保険 型式・等級・使用状況で異なります。複数社の見積もりで比較
燃料代 ガソリン車・ハイブリッド車で異なります。燃費は、使い方(街乗り中心か高速中心か)でも変わります

6. ライバル車との比較

📊 ライバル・兄弟車

車種 位置づけ 詳しいガイド
トヨタ シエンタ 同じコンパクトミニバンとして、比較されやすい シエンタ中古車ガイド
スズキ ソリオ コンパクトなスライドドア車として、比較される ソリオ中古車ガイド
ホンダ ステップワゴン 同じホンダの、ミディアムミニバン ステップワゴン中古車ガイド

7. よくある質問

Q. フリードは、どの世代がおすすめですか?

A. 安全装備を重視するなら、Honda SENSINGを全タイプ標準装備とした2019年10月以降の2代目や、3代目が目安です。価格を抑えたい場合は初代も候補ですが、整備状態の確認が大切です。

Q. フリードとフリード+の違いは?

A. フリード+は、2列シート仕様のモデルで、2代目で設定されました。3列シートの標準のフリードと、荷室や乗車人数の使い方が異なります。3代目では、CROSSTAR(5人乗り)が相当します。

Q. 3代目は、全グレードがハイブリッドですか?

A. いいえ。日本語版Wikipediaでは、3代目にはL15D型のガソリンモデルとe:HEVモデルの両方が記載されています。グレードごとに確認しましょう。

Q. フリードは5ナンバーですか?

A. 2代目は、全幅1,695mmで5ナンバーサイズを維持していると記載されています。3代目のCROSSTARは、フリード初の3ナンバー登録です。世代・グレードで異なるため、確認しましょう。

🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)

この記事で紹介しているリコールは、公開情報のうち確認できたものに限られます。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。

ホンダ公式(リコール情報) 車台番号を入力して、対象・実施状況を確認できます
国土交通省「リコール情報検索」 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます
国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます
日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 メーカーと車台番号を入力して検索できます

まとめ

フリードは、世代ごとにハイブリッド方式(IMA・i-DCD・e:HEV)や安全装備、シート構成が異なります。2代目は2019年10月にHonda SENSINGが全タイプ標準装備となり、3代目にはガソリンモデルとe:HEVモデルがあります。スライドドア・3列目の作動、ハイブリッドの保証を確認し、実車確認と総額で選ぶのがおすすめです。

※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。

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