Photo: Tokumeigakarinoaoshima / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0(2019年3月撮影、G-Power Package・型式3DA-CV1W。2019年2月〜2025年の外観)
三菱 デリカD:5は、ミニバンの広さとSUVの走破性を組み合わせた「オールラウンドミニバン」です。2007年1月に発売され、2013年にクリーンディーゼルを採用、2019年2月15日と2026年1月9日に大幅改良されました。中古車を探すときは、「2019年1月までの前期(ディーゼルとガソリン)」「2019年2月から2025年までの後期(ディーゼルのみ)」「2026年1月からの現行」のどれか、そして7人乗りか8人乗りかを最初に押さえることが大切です。この記事では、三菱自動車の公式サイト・ニュースリリース・リコール等情報をもとに、世代ごとの違い、注意したいポイント、維持費の考え方をまとめました(中古車の価格は書いていません)。
📋 この記事の要点
✔ デリカD:5の中古車は大きく3つ。前期(2007年1月〜2019年1月。ガソリンのDBA-CV2W・CV4W・CV5Wと、2013年から加わったディーゼルのLDA-CV1W)、後期(2019年2月15日〜。ディーゼル専用の3DA-CV1W)、現行(2026年1月9日〜の大幅改良。型式は同じ3DA-CV1W)
✔ 2019年2月の新型は、三菱の公式リリースで「ディーゼルエンジン搭載モデルのみ」と案内されました。ガソリン車は同時点で継続販売とされ、同年11月の公式リリースの価格表にはディーゼルだけが載っています
✔ 現行の新車価格(三菱公式、2026年10月時点・税込)は、G 4,510,000円、G-Power Package 4,746,500円、P 4,944,500円。駆動方式は4WDのみ、エンジンは2.2Lクリーンディーゼル(4N14)、7人乗りと8人乗りを設定
✔ 年式による装備の差が大きい。2019年2月に三菱の「e-Assist」(衝突被害軽減ブレーキなど)を新規採用、同年11月に前進時の誤発進抑制を追加、2023年11月にマルチアラウンドモニターを全車標準に。2019年2月の新型で、尿素SCRシステム(AdBlue)を三菱として初めて採用
✔ リコール等(三菱公式の一覧、2007年〜2026年10月)は、件名にデリカD:5が入るものがリコール32件・改善対策4件、サービスキャンペーン4件。直近は2026年9月10日届出のコンビネーションメーター(21,584台)。車台番号での確認が必須
✔ 税金は、総排気量2.267Lなので自動車税(種別割)が「2リットル超2.5リットル以下」の区分(東京都主税局の案内で年額43,500円または45,000円)。ディーゼルは初回登録から11年を超えると重課(概ね15%)。中古車の価格・相場は、この記事では書いていません
📑 目次
1. 世代・型式・グレードの早見表
📊 デリカD:5の主な変遷(三菱の公式ニュースリリースによる)
| 時期 | 内容 | 中古車で見るポイント |
|---|---|---|
| 2007年1月 | 5代目デリカとして「デリカD:5」を発売(2025年12月18日の公式リリース)。三菱のリコール届出では、ガソリン車の型式DBA-CV5Wの製作が平成19年1月16日(2007年1月16日)から載っている | 最も古い個体。ガソリン車(2.0Lと2.4L)の時代。型式・駆動方式は車検証で確認 |
| 2012年12月〜2013年 | クリーンディーゼルを採用(2026年4月16日の公式リリースに「2013年のクリーンディーゼルエンジンの採用」)。リコール届出では、ディーゼルの型式LDA-CV1Wの製作が平成24年12月18日(2012年12月18日)から載っている | 前期ディーゼル(LDA-CV1W)の始まり。2017年の公式リリースでは、2.2Lディーゼルは「INVECS-II 6速スポーツモードA/T」の組み合わせ |
| 2017年4月21日・10月26日 | 一部改良と、特別仕様車「ACTIVE GEAR」(4月)、発売10周年の「CHAMONIX」(10月、ディーゼルのD-Power package 8人乗りがベース) | 特別仕様車は内外装の装飾が専用。装備は個体で確認 |
| 2018年4月25日 | 一部改良でフロントバンパープロテクターを採用。特別仕様車「JASPER」を5月17日から発売 | 前期の最終型に近い外観 |
| 2019年2月15日 | 大幅改良の新型を発売。「ダイナミックシールド」と縦型マルチLEDヘッドライト、予防安全技術「e-Assist」の新規採用、2.2Lディーゼル+新開発の8速スポーツモードA/T、尿素SCRシステム(AdBlue)を三菱として初採用。新型はディーゼルのみ、ガソリン車は継続販売。価格は3,842,640円〜4,216,320円(税込) | 後期(3DA-CV1W)の始まり。外観とエンジン・変速機が前期と大きく違う |
| 2019年11月21日 | 前進時の誤発進抑制機能を追加して全グレードがサポカーSワイドに。電動サイドステップ(LEDステップ照明付)を標準に(G・Mを除く)。URBAN GEARに最上級「P Edition」を追加 | 2019年2月〜11月の個体と、11月以降の個体で安全装備と乗降装備が違う |
| 2020年12月10日 | 雨滴感応オートワイパー、ステアリングヒーター(Mと特別仕様車JASPERを除く標準)、オートライトの安全性向上 | 2020年12月以降は装備が増える |
| 2022年11月17日 | 特別仕様車「JASPER」を発売(4,425,300円)。なお2022年7月に価格改定(装備の変更なし) | 特別仕様車は、ベースのグレードと装備を照らし合わせる |
| 2023年11月24日 | 一部改良で、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラーを全車標準に。特別仕様車「CHAMONIX」を発売。価格は4,156,900円〜4,622,200円(税込) | 2023年11月より前の個体は、グレードによってモニターの有無が違う |
| 2025年5月1日 | 価格改定(各グレード66,000円の値上げ、装備の変更なし) | 新車価格は2025年4月1日の公式リリース |
| 2026年1月9日 | 大幅改良の新型を発売。フロントグリルとバンパーの変更、ホイールアーチモール、新デザインの18インチ、8インチカラー液晶メーター、四輪制御「S-AWC」とドライブモード、「e-Assist」の強化。グレードはP・G-Power Package・Gの3つ、価格は4,510,000円〜4,944,500円(税込) | 現行。型式は後期と同じ3DA-CV1Wなので、外観・メーター・グレード名で見分ける |
📊 型式と車台番号の見分け方(三菱公式のリコール等情報に載っている範囲)
| 型式 | 内容 | 車台番号・製作期間の例(公式ページの表記) |
|---|---|---|
| LDA-CV1W | 前期の2.2Lディーゼル | CV1W-0900101〜CV1W-1308081、平成24年12月18日〜平成31年1月7日(2022年のリコールの対象範囲) |
| 3DA-CV1W | 後期と現行の2.2Lディーゼル(2019年2月〜) | 後期はCV1W-2100201〜(平成31年2月8日〜)。現行はCV1W-6000101〜CV1W-6021717、令和7年12月23日〜令和8年7月27日(2026年9月10日届出のリコールの対象範囲) |
| DBA-CV5W | ガソリン車。2011年3月10日のリコール届出で「四輪駆動車」 | 平成19年1月16日(CV5W-0000202)〜令和元年12月27日までの製作が、リコール届出に載っている |
| DBA-CV4W | ガソリン車。同じ届出で「前輪駆動車」 | 平成21年12月19日〜平成23年12月1日(CV4W-0400101〜CV4W-0603626、2021年のリコールの対象範囲) |
| DBA-CV2W | ガソリン車 | 平成23年12月8日〜令和元年12月27日までの製作が、リコール届出に載っている。エンジンや駆動方式との対応は、この記事では公式の一次資料で確認していない |
※車台番号・製作期間は、リコール等の届出に載っている「対象範囲」の値で、生産の最初と最後を示すものではありません。型式・車台番号・初度登録年月は、車検証で確認してください。
📊 現行(2026年1月〜)のグレードと価格(三菱公式サイト、2026年10月時点・税込)
| グレード | メーカー希望小売価格 | 主な装備(公式の主要装備・主要諸元) |
|---|---|---|
| P(最上級) | 4,944,500円 | 後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)と後退時交差車両検知警報システムが標準。ステアリングヒーター、運転席・助手席シートヒーター、運転席パワーシート、電動サイドステップ、エレクトリックテールゲート、アルミペダル。コンビネーションシート(撥水機能付のスエード調素材と合成皮革)。本革シートは7人乗りのメーカーオプション |
| G-Power Package | 4,746,500円 | ステアリングヒーター、シートヒーター、運転席パワーシート、電動サイドステップ、エレクトリックテールゲートが標準。後側方車両検知警報と後退時交差車両検知警報は、セットオプション(公式の装備表で55,000円) |
| G(標準) | 4,510,000円 | 電動サイドステップとエレクトリックテールゲートは設定なし。ステアリングヒーター、シートヒーター、運転席パワーシートは、セットオプション(公式の装備表で88,000円)。後側方車両検知警報と後退時交差車両検知警報は設定なし |
※3グレードとも4WD、乗車定員は7人乗り(2列目がキャプテンシート)と8人乗り(2列目が6:4分割ベンチシート)。WLTCモード燃費は12.9km/L(市街地10.1・郊外12.8・高速道路14.7)、JC08モードは13.6km/L(国土交通省審査値)。リサイクル料金14,040円は別途必要です。価格には有料色の追加料金は含まれません。
📊 現行の主要諸元(三菱公式の主要諸元表)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名・型式 | 三菱・3DA-CV1W |
| エンジン | 4N14(コモンレール式DI-D、インタークーラー付ターボチャージャー)、DOHC 16バルブ・4気筒、総排気量2.267L、最高出力107kW(145PS)/3,500rpm、最大トルク380N・m(38.7kgf・m)/2,000rpm、使用燃料は軽油、タンク容量64L |
| 変速機・駆動 | 8速スポーツモードA/T、4WD(最終減速比3.075) |
| 寸法・重量 | 全長4,800mm・全幅1,815mm・全高1,875mm、ホイールベース2,850mm、最低地上高185mm、最小回転半径5.6m、車両重量1,950〜1,990kg(電動サイドステップ非装着車は-20kg) |
| 足回り | サスペンションは前マクファーソンストラット式・後マルチリンク式、タイヤは225/55R18(マッド&スノー) |
📊 2019年2月時点のガソリン車(三菱公式リリースの価格表、税込)
| グレード | エンジン・変速機・駆動 | 価格 |
|---|---|---|
| M-Limited package | 2.0L SOHC 16バルブ4気筒 MIVEC(AS&G付)・INVECS-III CVT・2WD | 2,449,440円 |
| G-Limited package | 2.0L SOHC 16バルブ4気筒 MIVEC(AS&G付)・INVECS-III 6速スポーツモードCVT・2WD | 2,802,600円 |
| M-Limited package | 2.4L DOHC 16バルブ4気筒 MIVEC・INVECS-III CVT・4WD | 2,896,560円 |
| G-Limited package | 2.4L DOHC 16バルブ4気筒 MIVEC・INVECS-III 6速スポーツモードCVT・4WD | 3,218,400円 |
※2019年2月15日のリリースで「現行型」として載っていたガソリン車の仕様です。ガソリン車の販売終了時期は、この記事では公式の一次資料で確認していません(2019年11月21日のリリースの価格表にはディーゼルだけが載っています)。2016年以前の公式リリースは、公式サイトのニュースルームで検索できる範囲(2017年以降)に含まれず確認していないため、2007年〜2016年の細かい仕様は、この記事では書いていません。
2. 世代ごとの違いと、年式による装備の差
デリカD:5の中古車は、まず「前期か、後期か、現行か」、次に「ディーゼルかガソリンか」「7人乗りか8人乗りか」「グレードと特別仕様車」を決めると、比べやすくなります。
前期(2007年1月〜2019年1月)
ガソリン車(2.0L・2WDと、2.4L・4WD。2017年・2019年の公式リリースで確認)があり、2013年にクリーンディーゼル(2.2L、LDA-CV1W)が加わりました。2017年の公式リリースでは、ディーゼルは「INVECS-II 6速スポーツモードA/T」、ガソリンは「INVECS-III CVT」または「INVECS-III 6速スポーツモードCVT」の組み合わせです。2019年2月のリリースで「従来からご要望の多かった予防安全技術『e-Assist』を新規採用」と案内されているため、前期の個体には、衝突被害軽減ブレーキなどのe-Assistは付いていないと考えられます(個体の装備は実車で確認してください)
また、2019年2月の新型で尿素SCRシステム(AdBlue)が「三菱自動車として初採用」と案内されています。前期のディーゼル(LDA-CV1W)は、この尿素SCRシステムを使わない仕様と考えられます(個体の仕様は、取扱説明書や販売店で確認してください)。2018年4月の一部改良で、フロントバンパープロテクター(アンダーカバー一体型)を採用しました。
後期(2019年2月15日〜2025年)
三菱の公式リリースによると、後期は「ダイナミックシールド」と縦型のマルチLEDヘッドライトを採用した外観で、インストルメントパネルも一新されました。2.2Lディーゼルは、フリクションの大幅低減や燃焼室の変更など主要機構部品の約5割を改良し、最大トルクは従来車より5%アップの380N・m。新開発の8速スポーツモードA/Tと組み合わされ、尿素SCRシステム(AdBlue)で窒素酸化物を浄化します。新型はディーゼルのみで、グレードはM・G・G-Power Package・Pと、URBAN GEAR(G・G-Power Package、P Edition)です。
特別仕様車は、JASPER(2018年5月〜、2022年11月にも発売)、CHAMONIX(2017年10月・2023年11月)、ACTIVE GEAR(2017年4月〜)のほか、2025年4月1日の公式リリースにはBLACK Editionも載っています。同じ特別仕様車でも、年によってベースのグレードや装備が違うため、名前だけでなく、車検証の年式と実車の装備を照らし合わせてください
📊 年式による装備の差(三菱の公式リリースによる)
| 時期 | 追加・変更された装備 | 中古車での見方 |
|---|---|---|
| 2019年2月 | e-Assist(衝突被害軽減ブレーキ[FCM]、車線逸脱警報[LDW]、レーダークルーズコントロール[ACC]、オートマチックハイビーム[AHB])を新規採用。後側方車両検知警報[BSW/LCA]と後退時車両検知警報[RCTA]は、Pに標準、G-Power Packageにメーカーオプション | 後期の最初。2019年2月〜11月の個体は、前進時の誤発進抑制機能がない |
| 2019年11月 | 前進時の誤発進抑制機能を追加(全グレードがサポカーSワイドに)。電動サイドステップ(LEDステップ照明付)を標準に(G・Mを除く) | 2019年11月以降の個体を選ぶと、安全装備と乗降のしやすさが上がる |
| 2020年12月 | 雨滴感応オートワイパー、ステアリングヒーター(Mと特別仕様車JASPERを除く標準。GとURBAN GEAR Gはメーカーオプション)、オートライトの早め点灯 | 寒い地域で使うなら、ステアリングヒーターの有無を確認 |
| 2023年11月 | マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)を全車標準に。PとCHAMONIXのアクセルペダルとブレーキペダルがアルミペダルに | 2023年11月より前の個体は、グレードによってモニターが付いていない場合がある |
| 2026年1月(現行) | 四輪制御「S-AWC」と、ECO・NORMAL・GRAVEL・SNOWの4つのドライブモード。衝突被害軽減ブレーキが自転車も検知、後退時にも誤発進抑制、パーキングセンサー追加、マルチアラウンドモニターは画質が約3倍(両サイドビュー+フロントビューなどを追加)、先行車発進通知を追加。8インチカラー液晶メーター、充電用USB Type-Cを追加 | 現行は、後期と型式が同じ。8インチ液晶メーターとS-AWC、グレード名(P・G-Power Package・G)で見分ける |
現行(2026年1月9日〜)
三菱の公式リリースでは、フロントグリルとフロント・リヤバンパーの変更、ホイールアーチモールの追加、新デザインの18インチアルミホイール、リヤゲートのDELICAロゴをガーニッシュ内に取り込んだデザインが特長として案内されています。ボディカラーは、新色の「ムーンストーングレーメタリック」と「ブラックマイカ」の2トーンを加えた全9色です。予約注文(2026年1月8日時点、三菱の発表)では、Pが83%、G-Power Packageが14%、Gが3%でした。三菱の発表では、2025年度の国内販売台数は26,379台(日本自動車販売協会連合会調べ)で、2007年1月の発売以降の最多でした。
現行は発売から日が浅く、中古車は数が少ない時期かもしれません。そのため、新車登録から間もない個体でも、リコールやサービスキャンペーンの対象かどうかを必ず確認
📊 用途別の選び方の目安
| 重視すること | 見るポイント | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 安全装備を重視 | 2019年11月以降(前進時の誤発進抑制あり)、2023年11月以降(モニター全車標準)、現行(自転車検知、パーキングセンサーなど)。後側方車両検知警報はPが標準、G-Power Packageはオプション(現行の場合) | グレードと年式ごとの装備を、実車の表示やスイッチで確認 |
| 寒い地域・雪道 | 4WD(ガソリンの2WDもあるため、車検証と実車で確認)。ステアリングヒーターとシートヒーター。現行は寒冷地仕様が全グレード標準(公式の装備表) | スタッドレスタイヤの有無と残り溝。融雪剤の影響を受ける下回りの傷み(一般的な確認点) |
| 家族や仲間で乗る | 7人乗り(2列目がキャプテンシート)と8人乗り(2列目が6:4分割ベンチシート)。両側の電動スライドドアは現行の全グレードに標準 | 2列目・3列目の使い勝手、両側スライドドアの動作 |
| 燃料代を抑えたい | ディーゼルは軽油。現行のWLTCモード燃費は12.9km/L。ガソリン車は、この記事では公式の燃費を確認していない | 実際の燃費は使い方や季節で変わる。整備記録簿と、AdBlue(後期・現行)の補充状況 |
| できるだけ新しい仕様 | 2026年1月以降の現行(S-AWC、8インチ液晶メーター)。ただし2026年9月にリコールの届出がある | 対象かどうかを車台番号で確認し、対策済みかを書面で確認 |
3. 弱点・注意したいポイント(リコール等の確認結果つき)
📊 注意したいポイント(三菱公式のリコール等情報と、一般的な確認点)
| 項目 | 内容 | 購入前の確認方法 |
|---|---|---|
| 年式・型式の混同 | LDA-CV1W(前期ディーゼル)、3DA-CV1W(後期と現行)、DBA-CV2W・CV4W・CV5W(ガソリン)で装備と対象のリコールが違う。後期と現行は、型式が同じ | 車検証の型式・初度登録年月と、グレード名、メーターの形で確認 |
| ディーゼルのEGR・排気ガス浄化装置 | EGRバルブ(2024年1月)、EGR経路のデポジット(2022年5月)、EGR用パイプ(2022年2月)、排気ガス制御装置のソレノイドバルブ(2017年9月)のリコール。排気ガス浄化装置の制御プログラムのサービスキャンペーン(2020年4月、2022年2月)もある | 対策が実施済みかを、車台番号と整備記録簿で確認。エンジン警告灯やAdBlueの警告表示が出ていないか確認 |
| AdBlue(尿素水、後期・現行) | 後期・現行のディーゼルは尿素SCRシステム(AdBlue)を使う。2020年4月のサービスキャンペーンでは、「AdBlueシステム異常警告」が表示される場合の対策が案内された | 取扱説明書でAdBlueの補充方法を確認。警告表示の有無を確認 |
| バキュームポンプ・ブレーキ | 2024年11月の改善対策(バキュームポンプのチェックバルブが厳寒期に凍結・固着するおそれ)。2016年2月のリコール(バキュームポンプの組み付け)もある | 対策品に交換済みかを、整備記録簿やディーラーで確認。寒冷地で使われた個体は特に確認 |
| 電動スライドドア | 2022年5月のリコール(車外開閉用スイッチのゴムキャップの亀裂から水分が浸入し、停車時などに意図せず開閉するおそれ)。ガソリン車も対象型式に含まれる | 両側の開閉動作、スイッチ交換済みかを確認。動作音や引っかかりも確認(一般的な確認点) |
| 駐車ブレーキ(後輪キャリパー) | 2018年1月、2020年11月のリコール(シャフトの錆で駐車ブレーキの制動力が低下するおそれ) | 坂道での駐車ブレーキの効きを確認。対策済みかを整備記録簿で確認 |
| エアバッグ(2016年〜2017年) | 運転席用・助手席用エアバッグのインフレーターに関するリコールが2016年2月〜2017年12月に複数届出された | 対象車・対策済みかを車台番号で確認 |
| 足回り・下回り(一般的な確認点) | 4WDとオフロードを想定した車のため、使われ方で差が出る。公式資料に基づく記述ではなく、一般的な確認点 | 下回りの錆と傷、サスペンション周りの異音やオイル漏れ、タイヤの偏摩耗と銘柄の混在を確認 |
| 走行距離と整備記録(一般的な確認点) | 走行距離だけでは状態は判断できない。点検・整備の履歴が重要 | 整備記録簿(点検整備の日付、オイル交換、リコール対策)を確認。距離の大小より履歴を重視 |
| 特別仕様車・装備の違い | JASPER・CHAMONIX・ACTIVE GEAR・BLACK Editionなど。ベース車と専用装備が年によって違う | 車検証の年式と、実車の装備(シート生地、デカール、アルミホイール)を照らし合わせる |
リコール・改善対策・サービスキャンペーンの確認結果
三菱自動車の「リコール等の重要なお知らせ」(recall.mitsubishi-motors.co.jp)の年別一覧で、2007年から2026年10月までのリコール・改善対策の件名と、デリカD:5の各ページ(届出日・不具合の内容・改善措置・対象型式と台数)を確認しました。件名に「デリカD:5」が含まれるものは、リコール32件・改善対策4件(2007年〜2026年9月)。サービスキャンペーンは、確認した2019年〜2026年の一覧で、2020年4月(2件)、2022年2月、2026年9月の4件です。ただし、この確認は公式の一覧に掲載されたもののみです。実際の対象かどうかは、車台番号で確認してください。
📊 2020年以降の届出(三菱公式のリコール等情報、新しい順)
| 届出日 | 種別・件名(公式ページの表記) | 内容(公式ページの説明) | 対象型式・製作期間・台数(公式の表記) |
|---|---|---|---|
| 2026年9月10日 | リコール「デリカD:5のコンビネーションメーターについて」(届出番号5875) | コンビネーションメーターの制御プログラムの検討が不十分なため、エンジンスイッチの電源モードON時にメーターの液晶ディスプレイが表示されないことがあり、速度計や警告灯などが確認できないおそれがある。改善措置は、制御プログラムを対策仕様に書き替え | 3DA-CV1W、CV1W-6000101〜CV1W-6021717、令和7年12月23日〜令和8年7月27日、21,584台 |
| 2026年9月10日 | サービスキャンペーン「デリカD:5のブレーキオートホールド機能について」 | ASC-ECUの制御プログラムの検討が不十分なため、ブレーキオートホールドのON設定が記憶されず、カタログと取扱説明書の記載と異なる。制御プログラムを書き替え | 3DA-CV1W、CV1W-6000101〜CV1W-6006299、令和7年12月23日〜令和8年2月23日、5,893台 |
| 2025年11月6日 | 改善対策「デリカD:5、エクリプス クロスのエンジンについて」(届出番号713) | 燃料圧力センサーのコネクターに、エンジンルームへの高圧洗浄などで水分が浸入すると、センサーに異常が生じて燃料噴射量が増え、エンジン破損に至るおそれがある。コネクター部に防水カバーを装着し、エンジンECUの制御プログラムを書き替え | 3DA-CV1W(デリカD:5)、CV1W-2100201〜CV1W-5005822、平成31年2月8日〜令和6年3月5日、80,591台(エクリプス クロス2,788台を含め計83,379台) |
| 2024年11月1日 | 改善対策「デリカD:5、エクリプス クロスのブレーキについて」(届出番号701) | ブレーキ倍力装置へ負圧を供給するバキュームポンプの内部チェックバルブの材質が不適切で、厳寒期に氷点下を大きく下回る状況では水分が凍結して固着することがある。ブレーキペダルの操作力が増し、制動停止距離が伸びるおそれがある。バキュームポンプを対策品と交換 | LDA-CV1W 58,297台(平成24年12月18日〜平成31年1月7日)、3DA-CV1W 77,754台(平成31年2月8日〜令和6年1月26日)。エクリプス クロス2,788台を含め計138,839台 |
| 2024年1月25日 | リコール「デリカD:5のエンジンについて」(届出番号5433) | EGRバルブの内部モーターの配電ブラシが渋滞路走行などで早期に摩耗して導通不良となり、EGRバルブが作動しなくなることがある。エンジン警告灯が点灯し、排出ガスが規制値を満足しなくなるおそれがある。EGRバルブを対策品と交換 | LDA-CV1W、CV1W-0900101〜CV1W-1308081、平成24年12月18日〜平成31年1月7日、58,297台 |
| 2022年5月12日 | リコール「デリカD:5の電動スライドドアについて」(届出番号5141) | 電動スライドドアの車外開閉用スイッチのゴムキャップに製造不良で亀裂があり、スイッチ内部に水分が浸入して通電することがある。停車時や極低速走行時などに、意図せずスライドドアが開閉するおそれがある。スライドドア開閉用スイッチを良品と交換 | LDA-CV1W 33,886台、3DA-CV1W 21,884台、DBA-CV2W 3,221台、DBA-CV5W 4,132台、計63,123台(平成27年12月1日〜令和2年3月27日) |
| 2022年5月12日 | リコール「デリカD:5、エクリプス クロスのエンジンについて」(届出番号5142) | エンジンECUの制御プログラムが不適切で、EGR経路内にデポジットが多く堆積することがある。エンジン警告灯の点灯とアイドリングストップ機能の停止、または堆積して硬質化したデポジットが剥がれ落ちて吸気バルブに噛み込み、エンストして再始動できなくなるおそれがある。制御プログラムの書き替えと、EGRクーラーなどのEGR関連部品の交換 | 3DA-CV1W(デリカD:5)27,349台、平成31年2月8日〜令和2年11月20日(エクリプス クロス2,788台を含め計30,137台) |
| 2022年2月17日 | リコール「デリカD:5のターボチャージャーについて」(届出番号5099) | 過給機のハウジング接合部のシールリングの設定に不備があり、部品の精度ばらつきによってはシール不良に至り、排気ガスが漏れるおそれがある。過給機を対策品と交換 | LDA-CV1W、平成24年12月18日〜平成26年4月18日、11,821台 |
| 2022年2月17日 | リコール「デリカD:5のエンジンについて」(届出番号5098) | エキゾーストマニホールドのEGR用パイプの構造が不適切で、熱膨張・収縮の繰り返しで溶接部に亀裂が入り、排気ガスが漏れるおそれがある。エキゾーストマニホールドを対策品と交換 | LDA-CV1W、平成24年12月18日〜平成31年1月7日、58,297台 |
| 2022年2月17日 | サービスキャンペーン「デリカD:5のエンジン制御について」 | エンジンECUの、排気ガス処理装置を定期的に浄化するプログラムが不適切で、触媒に付着した硫黄成分が除去されず、触媒の性能が低下して窒素酸化物が増えるおそれがある。制御プログラムを書き替え | LDA-CV1W、平成24年12月18日〜平成31年1月7日、約58,300台 |
| 2021年5月13日 | 改善対策「デリカD:5、アウトランダー、エクリプス クロス、RVR等5車種の衝突被害軽減ブレーキシステムについて」(届出番号613) | コントロールユニットの制御プログラムが不適切で、前方の物体や影を歩行者と誤検知し、警報ブレーキが作動することがある。運転者の不要な制動操作による急制動を誘発するおそれがある。制御プログラムを書き替え | 3DA-CV1W(デリカD:5)35,223台、平成31年2月8日〜令和3年4月14日(5車種計96,451台) |
| 2021年5月13日 | リコール「デリカD:5のコラムスイッチについて」(届出番号4952) | コラムスイッチの内部配線を繋ぐコネクター端子のかしめが不充分で導通不良となることがあり、前照灯・車幅灯・尾灯などの不灯や点滅、方向指示器の不灯のおそれがある。内部配線を対策品と交換 | LDA-CV1W 58,295台、DBA-CV2W 12,936台、DBA-CV4W 8,324台、DBA-CV5W 49,914台、計129,469台(平成21年6月1日〜平成31年1月25日) |
| 2020年11月26日 | リコール「アウトランダー、アウトランダーPHEV、デリカD:5、RVRの駐車ブレーキについて」(届出番号4868) | 後輪のブレーキキャリパーで、駐車ブレーキ駆動用シャフトの塗装が剥がれることがあり、水の浸入でシャフトに錆が発生すると、駐車ブレーキの制動力が低下し、最悪の場合、駐車中の車両が動き出すおそれがある。ブレーキキャリパーを確認し、対策前品なら対策品と交換 | デリカD:5はLDA-CV1W 3,007台、DBA-CV2W 308台、DBA-CV5W 355台(平成28年1月28日〜5月27日の製作。4車種計7,556台) |
| 2020年4月3日 | サービスキャンペーン「デリカD:5(ディーゼルエンジン)の排気ガス制御装置について」 | 排気ガス浄化装置のコントロールユニットの制御プログラムが不適切で、排気ガス温度が低いときに尿素水が過剰に噴射され、AdBlueシステム異常警告の表示や、エンジン警告灯の点灯とアイドリングストップ機能の不作動のおそれがある。制御プログラムを書き替え | 3DA-CV1W、平成31年2月8日〜令和元年10月24日、約15,700台 |
| 2020年4月3日 | サービスキャンペーン「デリカD:5、エクリプスクロスの運転支援システムについて」 | ACC/FCMのECUが再起動することがあり、メーターに「ACC点検」「FCM点検」の警告表示が出てACCとFCMの機能が停止するおそれがある。制御プログラムを書き替え | 3DA-CV1W(デリカD:5)、平成31年2月8日〜令和元年9月26日、約14,400台 |
| 2020年4月2日 | 改善対策「デリカD:5のバックドア(テールゲート)について」(届出番号591) | テールゲートのガス封入式スプリングで、ロッドのメッキ処理時の温度管理が不適切で微小亀裂があるものがあり、ガスが漏れて反力が低下し、最悪の場合、テールゲートが保持できなくなるおそれがある。該当ロットのスプリングを良品と交換 | 3DA-CV1W、平成31年2月8日〜平成31年4月15日、5,608台 |
| 2020年2月13日 | リコール「デリカD:5のエンジン制御および燃料噴射装置について」(届出番号4635) | エンジンECUの燃料ポンプの制御プログラムが不適切で、燃料残量が少ないときに燃料ポンプが空気を吸い込み、フューエルインジェクターに炭化物が堆積して作動不良となり、最悪の場合、エンストに至るおそれがある。制御プログラムの書き替え、対策前のインジェクターの交換など | LDA-CV1W、平成24年12月18日〜平成31年1月7日、58,297台 |
📊 2018年以前の届出(三菱公式のリコール等情報、新しい順。台数は公式ページの表記のうちデリカD:5の分)
| 届出日 | 件名(公式ページの表記) | 内容(公式ページの説明の要点) | 台数(デリカD:5) |
|---|---|---|---|
| 2018年1月25日 | デリカD:5、アウトランダー、ギャランフォルティス等4車種のエンジンについて | 補機駆動ベルト用オートテンショナーのフランジ部が破損し、ベルトが外れるおそれ | DBA-CV4W 8,150台、DBA-CV5W 42,357台 |
| 2018年1月25日 | アウトランダー、アウトランダーPHEV、デリカD:5、RVRの駐車ブレーキについて | 後輪ブレーキキャリパーのシャフトの錆と、パッドの隙間の自動調整機構の不作動で、駐車ブレーキの制動力が低下するおそれ | LDA-CV1W 26,815台、DBA-CV2W 6,922台、DBA-CV5W 8,451台 |
| 2017年12月1日 | デリカD:5、パジェロ、アイ、i-MiEVの助手席エアバッグについて(対象車の追加) | 助手席用エアバッグのインフレーターのガス発生剤が劣化し、展開時に容器が破損するおそれ | LDA-CV1W 26,562台、DBA-CV2W 5,006台、DBA-CV5W 5,968台 |
| 2017年9月28日 | デリカD:5(ディーゼルエンジン車)の排気ガス制御装置について | EGRクーラーバイパスバルブを制御するソレノイドバルブのコイル線が断線し、エンジン警告灯が点灯、EGR制御が停止して窒素酸化物が増えるおそれ | LDA-CV1W 40,390台 |
| 2017年9月28日 | デリカD:5、アウトランダーPHEV等7車種のエンジンについて | エンジンコントロールユニットの電源制御のリレーの溶接が外れ、走行中にエンストして再始動できなくなるおそれ | LDA-CV1W 13,382台、DBA-CV2W 1,703台、DBA-CV5W 2,000台 |
| 2017年3月30日 | デリカD:5、パジェロ、アイ、i-MiEVの助手席エアバッグについて(対象車の追加) | 助手席用エアバッグのインフレーターに関するリコール(部品が供給できない場合の暫定措置も案内) | 公式ページで確認 |
| 2016年11月24日 | デリカD:5、パジェロ、ランサー、アイ、i-MiEVの助手席用エアバッグについて | 助手席用エアバッグのインフレーターのガス発生剤の劣化 | 公式ページで確認 |
| 2016年6月30日 | デリカD:5、パジェロの運転席用エアバッグについて(対象車の追加) | 運転者席用エアバッグのインフレーターのガス発生剤の劣化 | 公式ページで確認 |
| 2016年2月19日 | デリカD:5、パジェロの運転席エアバッグについて | 特定の運転者席用エアバッグのインフレーターについて、予防的措置としての交換 | 公式ページで確認 |
| 2016年2月18日 | デリカD:5、アウトランダー、アイ、ギャラン、パジェロ、i-MiEV等8車種のライトスイッチについて | ターン/ライトスイッチのコネクター端子の摩耗屑で導通不良となり、前照灯などが不灯・点滅するおそれ | 公式ページで確認 |
| 2016年2月5日 | デリカD:5のブレーキについて | バキュームポンプの組み付けが不適切で、ポンプのオイル不足から負圧不足となり、ブレーキペダルの操作力が増すおそれ | 公式ページで確認 |
| 2015年10月16日 | デリカD:5の3列目用シートベルトについて | 3列目左右座席ベルトの上部アンカー取付けボルトの締付けトルクが不適切 | 公式ページで確認 |
| 2015年9月17日 | デリカD:5、アウトランダー、ギャランフォルティスシリーズ(除くターボ車)のエンジンについて | エンジンECUのアイドリング時の空気量の学習値が不適切で、エンストに至るおそれ | 公式ページで確認 |
| 2015年4月16日 | デリカD:5、アウトランダー、ギャラン等5車種の電気装置、ヒーター・エアコンについて | ETACS ECUの電子部品の不具合と、ブロワモータの異常摩耗 | 公式ページで確認 |
| 2014年9月11日 | デリカD:5、アウトランダー、ギャラン、RVR、ランサーエボリューションXの原動機、制動装置について | 補機駆動用ベルトの損傷と、ブレーキブースターのスイッチスリーブの亀裂 | DBA-CV5W 74,844台、DBA-CV4W 4,959台(補機駆動用ベルトの分) |
| 2014年6月19日 | デリカD:5のトランスファ、エンジンについて | トランスファのオイルシールが抜けて走行不能に至るおそれと、エンジンECUの制御プログラムの不具合 | LDA-CV1W 12,514台 |
| 2013年6月4日 | アウトランダーPHEV、アウトランダー、デリカD:5の電動パワステ、方向指示器、後写鏡、原動機等について | 電動パワーステアリングのコントロールユニット、ETACS ECUのプログラムなど複数の項目 | 公式ページで確認 |
| 2012年8月9日 | デリカD:5他のエンジンについて | エンジンECUの制御プログラムが不適切で、エアコン作動時の極低速でブレーキ倍力装置の負圧が不足するおそれ | DBA-CV2W 4,293台 |
| 2011年3月10日 | デリカD:5のボデーについて | フロアパネルのプロペラシャフト固定用ブラケットのプレス不良 | DBA-CV5W 17台、DBA-CV4W 6台 |
| 2008年5月26日 | デリカD:5(シャモニー)の地上デジタルチューナー用リモコン受光部について | 前面ガラスに貼付けたリモコン受光装置が保安基準に適合していない | DBA-CV5W 2,694台 |
| 2007年12月11日 | デリカD:5のヘッドランプについて | 自動式の前照灯照射方向調節装置付のすれ違い用前照灯の光軸調整が実施されていないものがある | DBA-CV5W 10台 |
| 2007年11月21日 | デリカD:5、パジェロのプロペラシャフト等について | 締結ナットに異品が使われ、動力伝達装置が外れて走行不能に至るおそれ | DBA-CV5W 94台(4輪駆動車のみ、リヤプロペラシャフトの締結用ナットのみ) |
| 2007年10月4日 | デリカD:5の燃料タンクについて | 燃料タンクの成形工程が不適切で、満タン時に燃料が漏れるおそれ | DBA-CV5W 1,784台 |
※内容は公式ページの説明を短くまとめたもので、対象車の範囲・改善措置は各ページの記載が正です。「公式ページで確認」とした項目は、台数が各ページの本文に載っていないため、車台番号で対象かどうかを確認してください。2019年・2023年は、件名にデリカD:5が入る届出はありませんでした。
🔍 リコールの調べ方
| 三菱自動車「リコール等の重要なお知らせ」 | 年別の一覧と、車台番号でリコール等の対象か調べられる検索があります |
| 三菱自動車「サービスキャンペーン」 | サービスキャンペーンの年別の一覧があります |
| 国土交通省「リコール情報検索」 | 車名・型式・車台番号などで、届出が出ているか調べられます |
| 日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 | 車台番号での検索。購入前に、対策済みかを確認できます |
4. 購入前チェックリストと、進め方
📝 実車を確認するときのチェックリスト
☑️ 車検証で、型式(LDA-CV1W・3DA-CV1W・DBA-CV2W/CV4W/CV5W)、グレード、乗車定員(7人乗りか8人乗りか)、初度登録年月を確認した
☑️ 現行(2026年1月〜)か後期かを、8インチ液晶メーターとグレード名(P・G-Power Package・G)で確認した
☑️ 車台番号で、リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対象かを調べ、2024年11月(バキュームポンプ)と2025年11月(燃料圧力センサー)の改善対策が対策済みかを確認した
☑️ 現行や新しい個体は、2026年9月10日届出のコンビネーションメーターのリコールの対象か、対策済みかを確認した
☑️ ディーゼルは、エンジン警告灯やAdBlue(後期・現行)の警告表示が出ていないか、始動直後の排気や異音を確認した
☑️ 両側の電動スライドドアの開閉(イージークローザー、意図しない開閉がないか)と、エレクトリックテールゲートの動作を確認した
☑️ 駐車ブレーキの効き(坂道)と、ブレーキペダルの踏み心地を確認した
☑️ 年式による装備(2019年11月以降の前進時の誤発進抑制、2023年11月以降のマルチアラウンドモニター、ステアリングヒーターなど)が付いているか確認した
☑️ 4WDの異音、タイヤ(225/55R18)の残り溝・製造年・銘柄の混在、スタッドレスタイヤの有無を確認した
☑️ 下回りの錆や傷、足回りのオイル漏れ・異音を確認した(雪国や海沿いで使われた個体は特に確認する)
☑️ 整備記録簿(点検整備、オイル交換、リコール対策)と、事故歴・修復歴の有無を確認した
☑️ 保証の範囲(ディーゼル関連の部品、電動スライドドアなど)と、購入後のサポートを書面で確認した
☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した
🧭 購入の進め方
世代・型式・ディーゼルかガソリンかを決める
後期(2019年2月〜)か現行か、前期(ガソリンも選べる)か、予算と装備の希望から整理します。7人乗りか8人乗りかも決めます。
車台番号でリコールを確認する
三菱公式の検索と国土交通省のリコール情報検索で、リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対象と実施状況を確認します。
装備を実車で確かめる
グレード名だけで決めず、安全装備(誤発進抑制、モニター、後側方の警報)、ヒーター類、電動サイドステップなどを実車と装備表で確認します。
試乗して、足回りと走りを確かめる
ディーゼルの始動・加速、変速、ブレーキ、スライドドアの開閉、異音を確認します。
総額と、購入後のサポートで比べる
車両価格だけでなく、保証、点検・整備の内容、リコール対策の実施状況を含めて、複数の販売店で比べます。
⚠️ 価格は変動します
中古車の価格は、年式・走行距離・状態・地域・時期で大きく変わります。当サイトでは、中古車の特定の金額は断定していません。購入前に、販売店で総額を確認してください。
5. 新車価格の推移と、中古車の探し方・維持費
デリカD:5は、新車の価格が改定や改良のたびに変わっています。同じグレード名でも、年式によって新車時の価格や装備が違うため、中古車は「年式・装備・総額」で比べるのが基本です。
📊 新車価格の推移(三菱の公式リリースの価格帯、税込)
| 時期 | 価格帯 | 公式リリースの内容 |
|---|---|---|
| 2019年2月15日 | 3,842,640円〜4,216,320円 | 新型(後期)の発売時。ディーゼルのみ |
| 2019年11月21日 | 3,913,800円〜4,472,600円 | 前進時の誤発進抑制を追加するなどの一部改良 |
| 2020年12月10日 | 3,913,800円〜4,489,100円 | 雨滴感応オートワイパーなどの一部改良 |
| 2022年7月・8月1日 | 価格改定(各グレード88,000円の値上げ) | 2022年7月1日の公式リリース。装備の変更なし |
| 2023年11月24日 | 4,156,900円〜4,622,200円(CHAMONIXを除く) | マルチアラウンドモニターなどを全車標準に |
| 2025年5月1日 | 価格改定(各グレード66,000円の値上げ) | 2025年4月1日の公式リリース。装備の変更なし |
| 2026年1月9日 | 4,510,000円〜4,944,500円 | 現行の大幅改良。グレードはP・G-Power Package・G |
※各リリースの価格帯は、その時点の標準車と特別仕様車の組み合わせが異なります。現行価格は、三菱公式サイトのグレード・価格のページ(2026年10月時点)で確認してください。
中古車の価格・相場の考え方
この記事では、中古車の価格や相場の金額は書いていません。価格.comやカーセンサー、グーネットなどの掲載価格は、年式・走行距離・グレード・地域・時期・販売店の保証内容で大きく変わり、掲載件数や取得日も日々変わるためです。探すときは、次の点を意識してください。
・同じ年式でも、「型式・グレード・乗車定員・特別仕様車かどうか」で装備が違うため、条件をそろえて比べる
・車両価格だけでなく、総額(諸費用、保証、整備、リコール対策の実施)で比べる
・修復歴、整備記録簿、車台番号でのリコール確認の有無を、販売店の説明と書面で確認する
🔍 中古車の掲載情報の見方(外部サイト)
| 価格.com 中古車 | 中古車の検索や、クチコミ・相場の確認ができます(掲載内容は日々変わります) |
| カーセンサー | 全国の中古車の掲載情報を、条件を絞って確認できます |
| グーネット | 中古車の掲載情報と、販売店の保証内容の確認に使えます |
維持費の考え方
📊 維持費の主な項目
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 車検 | 国土交通省の車検証の有効期間の一覧では、自家用乗用自動車は初回が3年、2回目以降が2年です。中古車は、車検の残り期間と、次回の費用も確認しましょう |
| 自動車税(種別割) | 総排気量2.267Lなので「2リットル超2.5リットル以下」。東京都主税局の税率表(自家用乗用車)では、令和元年10月1日以後に初回新規登録した車は年額43,500円、令和元年9月30日以前は年額45,000円。ディーゼル自動車は、初回新規登録から11年を超えると重課(概ね15%)になる場合がある(同じ案内)。詳しくは当サイトの自動車税・軽自動車税の税額表も参照 |
| 環境性能割 | 自動車税の環境性能割は、令和8年3月31日をもって廃止されました(東京都主税局の案内)。2026年4月以降の取得では、この税は関係しません。中古車でも、取得の時期を確認してください |
| 自動車重量税・自賠責保険 | 車検時に必要。金額は、車検の時期や車両の重さ(現行は1,950〜1,990kg)で変わるため、整備工場の見積もりで確認してください |
| 燃料代 | 使用燃料は軽油、タンク容量は64L。現行の公式のWLTCモード燃費は12.9km/L。実際の燃費は、使い方や季節で変わる |
| AdBlue(後期・現行) | 尿素SCRシステムを使うため、定期的な補充が必要になる。補充の方法や時期は、取扱説明書や販売店で確認 |
| タイヤ・消耗品 | タイヤは225/55R18(マッド&スノー)。残り溝と製造年、交換履歴を確認。スタッドレスタイヤの有無も確認 |
| 自動車保険 | 車種・年式・使い方で保険料が変わるため、複数社で見積もりを比べる |
※税額や制度は変更されることがあります。購入前に、お住まいの自治体や販売店で最新の内容を確認してください。
6. 関連ガイドと、他の車種との比べ方
デリカD:5は、大きなミニバンとしての広さと、4WDによる走破性を兼ねたモデルです。ミニバンで比べるなら、アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン、エルグランドなど。4WDのSUVで比べるなら、RAV4、エクストレイル、ランドクルーザー、同じ三菱のアウトランダーPHEVなどが候補に挙がります。中古車の関連ガイドや新車の値引き相場は、次の記事も参考にしてください。
📚 あわせて読みたい
▶ デリカD:5値引き相場情報(新車の価格・改良点と交渉の進め方)
▶ 三菱 デリカミニ中古車完全ガイド(同じ「デリカ」の軽スーパーハイトワゴン)
▶ 三菱 アウトランダーPHEV中古車完全ガイド(同じ三菱の4WD・SUV)
▶ トヨタ ランドクルーザー中古車完全ガイド(ディーゼルの4WD)
7. よくある質問
まとめ
デリカD:5の中古車は、前期(2007年1月〜2019年1月、ガソリンとディーゼル)、後期(2019年2月〜、ディーゼルのみ)、現行(2026年1月〜)の3つです。型式・年式・グレード・乗車定員を車検証と実車で確かめ、ディーゼルのEGR・AdBlue・ブレーキ関連の対策状況を車台番号で確認するのが大切です。年式による装備の差(2019年11月の誤発進抑制、2023年11月のモニター全車標準)も、用途に合わせて選びましょう。リコール等は、2007年から2026年9月までに、リコール32件・改善対策4件があり、直近は2026年9月10日のコンビネーションメーターです。購入前に、車台番号で必ず確認してください。
【出典・参考(2026年10月確認)】
・三菱自動車 デリカD:5 車種サイト・P・G-Power Package・G・主要装備・主要諸元
・三菱自動車 ニュースリリース: 2025年12月18日(現行の発売発表・価格)、2026年1月9日(発売・注文状況)、2026年4月16日(2025年度販売台数)、2025年4月1日(価格改定)、2023年11月24日、2022年7月1日、2022年11月17日、2020年12月10日、2019年11月21日、2019年2月15日、2018年4月25日、2017年10月26日、2017年4月21日
・三菱自動車 リコール等の重要なお知らせ(2007年〜2026年10月の年別一覧と、デリカD:5の各ページを確認)・サービスキャンペーン(2019年〜2026年の年別一覧と、デリカD:5の4件のページを確認)
・国土交通省 自動車検査証の有効期間、リコール情報検索
・東京都主税局 自動車税(種別割)(税率・重課。環境性能割の廃止の案内も同ページ)
※世代・年式・仕様・リコール等の情報は、三菱自動車の公式サイト、公式ニュースリリース、リコール等情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。グレード・年式・個体で装備や状態は異なるため、購入前に、車検証・実車・販売店の説明で必ず確認してください。「一般的な確認点」と記した項目は、公式資料に基づく記述ではありません。写真の出典は記事の冒頭に記載しています。


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