Photo: Chanokchon / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0
ホンダ CR-Vは、1995年に登場したSUVです。日本では2016年10月に販売が終了し、2018年に5代目で復活した経緯があり、中古車も世代・年式で仕様が大きく異なります。この記事では、世代ごとの違い・選び方・確認したい注意点を、公開情報をもとに整理しました。
📋 この記事の要点
✔ 初代(RD1/2型)は1995年10月、4代目(RM1/4型)は2011年12月に登場。4代目は2016年10月に国内販売を終了
✔ 5代目(RW/RT系)は2018年に日本市場向けに発表。1.5Lターボのガソリン車と、ハイブリッド(SPORT HYBRID i-MMD)を設定。国内販売は2022年に終了
✔ 5代目のガソリン車には、3列シート/7人乗りの設定あり。Honda SENSINGは全車に標準装備
✔ 6代目は日本では、2024年7月にリース販売の燃料電池車「CR-V e:FCEV」から開始。2026年2月にe:HEVを発表
✔ 日本語版Wikipediaでは、ZR-Vが後継車種と記載されている
📑 目次
1. 世代の早見表
📊 CR-Vの世代別早見表
| 世代・型式 | 日本での販売時期 | エンジン・駆動 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 初代 RD1/2型 | 1995年10月〜2001年9月 | B20B型 2.0L:150PS。4WD/FF | 乗用車ベースの扱いやすいSUVとして登場。1997年10月・1998年12月に改良 |
| 2代目 RD4/5/7型 | 2001年9月〜2006年10月 | K20A型 2.0L→K24A型 2.4L。4WD/FF | 2002年10月・2003年9月・2004年9月に改良 |
| 3代目 RE3/4型 | 2006年10月〜2011年12月 | K24A型 2.4L i-VTEC。4WD/FF | 2007年〜2011年に、複数回の改良 |
| 4代目 RM1/4型 | 2011年12月〜2016年10月 | R20A型 2.0L→K24A型 2.4L。4WD/FF | 2012年10月に一部改良。2016年10月に国内販売終了 |
| 5代目 RW1/2/RT5/6型 | 2018年8月〜2022年 | 1.5L直噴ターボ(L15B型)。ハイブリッドは、SPORT HYBRID i-MMD(2.0L)。4WD/FF | Honda SENSINGを全車標準装備。ガソリン車に3列シート/7人乗りの設定。2020年6月にマイナーチェンジ(BLACK EDITION追加など) |
| 6代目 RS3〜6/ZC8型 | 2024年7月〜(日本ではe:FCEV・e:HEV) | e:FCEVは燃料電池+プラグイン充電。e:HEVは2.0Lハイブリッド(2026年2月発表) | 日本では、e:FCEV(リース販売)から開始。ZR-Vが後継車種と、日本語版Wikipediaに記載 |
※表は横にスクロールできます
📌 補足
日本では、4代目の販売終了(2016年10月)から、5代目の復活(2018年)まで約1年半の空白がありました。中古車では、年式によって「同じCR-Vでも世代・仕様が大きく異なる」点に注意が必要です。5代目の国内販売終了時期は、日本語版Wikipediaの記述で表記が異なるため、正確な時期は公式情報で確認してください。
2. 世代ごとの違いと、おすすめの選び方
📊 目的別の選び方
| 重視すること | 考え方の目安 |
|---|---|
| 安全装備を重視したい | 5代目は、Honda SENSINGを全車標準装備。4代目以前は設定がないため、装備の有無を確認 |
| 価格を抑えたい | 4代目以前は選択肢が広い一方、年式が古いため、整備記録・足回り・リコール対応を重点的に確認 |
| 3列シートがほしい | 5代目のガソリン車に、3列シート/7人乗りの設定あり(ハイブリッドは対象外の可能性があるため要確認) |
| ハイブリッドを選びたい | 5代目のハイブリッド(SPORT HYBRID i-MMD、2.0L)、または6代目のe:HEV。年式・仕様の設定は、グレード表で確認 |
| 最新の電動技術に関心がある | 6代目のCR-V e:FCEVは、燃料電池とプラグイン充電に対応。リース形式の販売で、中古車の流通は限られる可能性がある |
💡 ポイント
5代目の中古車は、2020年6月のマイナーチェンジ前後で装備が異なります(シーケンシャルターンシグナルランプ、ステアリングヒーター、リバース連動ドアミラーが全タイプ標準装備)。同じ5代目でも、年式で装備が変わります。
3. 弱点・注意したいポイント
📊 注意したいポイント
| 項目 | 内容 | 購入前の確認方法 |
|---|---|---|
| 公表リコールの有無 | 日本語版Wikipediaでは、CR-Vのリコールの記載は確認できなかった | 車台番号で、国土交通省のリコール情報・ディーラーに確認 |
| 足回り・サスペンション | SUVは車高があり車重もあるため、年式・走行距離が進んだ車両は、乗り心地の変化に注意 | 試乗で、乗り心地・異音を確認 |
| ハイブリッドの駆動用バッテリー | 年数・走行距離とともに劣化する | 保証の有無・残り期間、交換歴を確認 |
| 電動テールゲート等の電装品 | 上級グレードは電装品が多く、経年で不具合が出ることがある(個体差) | 作動を、実車で入念に確認 |
| 4WD車の使用状況 | 雪道や悪路での使用歴がある場合、駆動系に負担がかかっていることがある | 整備記録・下回りの状態を確認 |
| 6代目(e:FCEV)の中古 | リース形式の販売のため、中古車としての取り扱いや契約条件が特殊な場合がある | 契約形態・保証・水素ステーション/充電環境を、事前に確認 |
⚠️ 注意
リコールの対象や内容は、車台番号ごとに異なります。「記載がないから問題ない」と決めず、必ず販売店・ディーラーで対応状況を確認してください。
4. 購入前チェックリストと、進め方
📝 実車を確認するときのチェックリスト
☑️ 型式・年式で、世代を確認した(日本での販売に空白期間がある)
☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した
☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した
☑️ リコール・改善対策の対応状況を確認した
☑️ ハイブリッド仕様の場合、駆動用バッテリーの保証内容を確認した
☑️ 電動テールゲート等の電装品の動作を確認した
☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した
🧭 購入の進め方
世代と予算の目安を決める
世代・ガソリンかハイブリッドか・3列シートの要否・価格のバランスを考えます。
候補を複数探し、条件をそろえて比べる
同じ世代・グレード・走行距離で、車両状態と保証内容を比べます。
実車確認と試乗をする
チェックリストに沿って、外装・内装・走行時の状態を確認します。
総額(車両価格+諸費用+次回車検)で判断する
見積もりの内訳を、必ず確認します。
5. 維持費の考え方
📊 維持費の主な項目
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 自動車税(種別割) | 排気量区分で決まります。登録時期によって扱いが異なる場合があるため、当サイトの税額表の記事で確認してください(具体額は本記事では記載しません) |
| 車検費用 | 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わります。詳しくは、当サイトの車検費用の記事を参照 |
| 任意保険 | 型式・等級・使用状況で異なります。複数社の見積もりで比較 |
| 燃料代 | ガソリン・ハイブリッド・燃料電池で異なります。燃費は、使い方(街乗り中心か高速中心か)でも変わります |
| 水素・充電環境(e:FCEV) | 6代目のCR-V e:FCEVは、水素ステーションとプラグイン充電の両方が関わります。利用できる環境は、購入前に確認 |
6. ライバル車との比較
📊 ライバル・兄弟車
| 車種 | 位置づけ | 詳しいガイド |
|---|---|---|
| トヨタ RAV4 | 同クラスの、トヨタのSUV | RAV4中古車ガイド |
| マツダ CX-5 | 同クラスの、マツダのSUV | CX-5中古車ガイド |
| スバル フォレスター | 同クラスの、スバルのSUV | フォレスター中古車ガイド |
| ホンダ ZR-V | 日本語版Wikipediaで、CR-Vの後継車種とされるSUV | ZR-V中古車ガイド |
| 日産 エクストレイル | 同クラスの、日産のSUV | エクストレイル中古車ガイド |
7. よくある質問
🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)
この記事で紹介しているリコールは、公開情報のうち確認できたものに限られます。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。
| ホンダ公式(リコール情報) | 車台番号を入力して、対象・実施状況を確認できます |
| 国土交通省「リコール情報検索」 | 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます |
| 国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 | 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます |
| 日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 | メーカーと車台番号を入力して検索できます |
まとめ
CR-Vは、日本での販売に空白期間があり、世代・年式で仕様が大きく異なります。5代目はHonda SENSINGが全車標準装備で、ガソリン車には3列シートの設定もあります。世代・ガソリンかハイブリッドか・走行距離を条件にそろえ、リコール対応と整備状態を確認して、実車確認と総額で選びましょう。
※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。


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