Photo: Tokumeigakarinoaoshima / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0
マツダ MAZDA3は、2019年5月24日に、日本国内でも、それまでの「アクセラ」から車名が変わったコンパクトカーです。中古車市場には、アクセラ(3代目まで)とMAZDA3(BP系)が混在しています。この記事では、アクセラ時代との関係・世代ごとの違い・確認したい注意点を、公開情報をもとに整理しました。
📋 この記事の要点
✔ アクセラは、初代(BK系・2003年10月)、2代目(BL系・2009年6月)、3代目(BM/BY系・2013年11月)の3代で終了
✔ 2019年5月24日から、グローバル名称の「MAZDA3」に統一。BP系が日本で発売
✔ MAZDA3は、4ドアセダンと5ドアファストバックの2つのボディ
✔ エンジンは、SKYACTIV-G(1.5L/2.0L)、SKYACTIV-X(2.0L)、SKYACTIV-D(1.8L)が設定されていた
✔ 2026年7月23日にパワートレインが変更され、SKYACTIV-D 1.8は廃止、e-SKYACTIV G 2.5が追加された(記載)
📑 目次
1. アクセラとMAZDA3の関係・世代の早見表
📊 アクセラからMAZDA3までの世代別早見表
| 車名・世代・型式 | 販売時期 | エンジン(日本語版Wikipedia) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| アクセラ 初代 BK系 | 2003年10月〜2009年6月 | ZY-VE型 1.5L、LF-DE/VE型 2.0L、L3-VE型 2.3L、L3-VDT型 2.3Lターボ(マツダスピード) | 4ドアセダンと、5ドアハッチバックの「スポーツ」 |
| アクセラ 2代目 BL系 | 2009年6月〜2013年11月 | ZY-VE型 1.5L、PE-VPS型 2.0L、LF-VE型 2.0L(4WD)、L3-VDT型 2.3Lターボ(マツダスピード) | セダン・スポーツ。2011年9月にSKYACTIV-G 2.0を搭載 |
| アクセラ 3代目 BM/BY系 | 2013年11月〜2019年5月 | P5-VPS型 1.5L、PE-VPR型 2.0L、SH-VPTR型 2.2Lディーゼル、PE-VPH型 2.0Lハイブリッド、S5-DPTS型 1.5Lディーゼル | セダン・スポーツ・アクセラハイブリッド。2016年7月の大幅改良で、G-ベクタリング コントロールを採用し、1.5Lディーゼルを追加 |
| MAZDA3 BP系 | 2019年5月24日〜現行 | SKYACTIV-G 1.5、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-X 2.0、SKYACTIV-D 1.8(2026年7月に廃止)ほか | 4ドアセダン/5ドアファストバック。日本語版Wikipediaでは、日本国内では初代、グローバルでは4代目に相当と記載 |
※表は横にスクロールできます
📌 補足
日本語版Wikipediaには、「アクセラ」の車名は3代限りで消滅した、と記載されています。中古車サイトで「アクセラ」と「MAZDA3」の両方を検索することで、探せる範囲が広がります。3代目アクセラ(BM/BY系)とMAZDA3(BP系)では、型式・車体が異なります。
2. MAZDA3(BP系)のエンジンと、選び方
📊 BP系のエンジン別の目安
| エンジン | 最高出力・最大トルク(日本語版Wikipedia) | 主な注意点 |
|---|---|---|
| SKYACTIV-G 1.5(P5-VPS型・1,496cc) | 82kW(111PS)/146N・m | 街乗り中心・価格重視の候補。セダンの1.5Lは2020年5月に追加 |
| SKYACTIV-G 2.0(PE-VPS型・1,997cc) | 115kW(156PS)/199N・m | 2022年8月にe-SKYACTIV G 2.0へマイルドハイブリッド化(記載) |
| SKYACTIV-X 2.0(HF-VPH型・1,997cc) | 132kW(180PS)/224N・m(2019年仕様)。2020年11月の改良で、出力・トルクが向上(10kW・16N・m) | 2019年12月5日に発売。「M Hybrid」搭載。整備・保証の内容を確認 |
| SKYACTIV-D 1.8(S8-DPTS型・1,756cc・ディーゼルターボ) | 85kW(116PS)/270N・m | 2026年7月23日に新車の設定から廃止(記載)。使用状況と整備記録を確認 |
| e-SKYACTIV G 2.5(PY-VPH型・2,488cc) | 132kW(179PS)/238N・m | 2026年7月23日に追加(記載)。新しい世代の候補 |
📊 目的別の選び方
| 重視すること | 考え方の目安 |
|---|---|
| アクセラ時代の車も比べたい | 3代目アクセラ(2013年11月〜2019年5月)は、ディーゼルやハイブリッドの選択肢がある。型式(BM/BY系)と年式を確認 |
| MTで乗りたい | MAZDA3は、ファストバックの1.5Lガソリン2WD、2.0Lガソリン2WD、2.0Lマイルドハイブリッドに、6速MT(SKYACTIV-MT)が設定されていた(記載) |
| 雪道・悪路が不安 | MAZDA3は、2020年2月から4WD(i-ACTIV AWD)が追加された。年式・グレードで設定が異なるため、確認 |
| 安全装備を重視したい | 2023年4月の商品改良で、AT誤発進抑制制御に歩行者検知を追加(記載)。2026年7月には、BSMやMRCC、SBSの機能が強化された(記載)。年式ごとの装備は、グレード表で確認 |
| ボディの形を選びたい | 5ドアファストバックと、4ドアセダン。荷室や後席の使い勝手は、実車で確認 |
3. 弱点・注意したいポイント
📊 注意したいポイント
| 項目 | 内容 | 購入前の確認方法 |
|---|---|---|
| 車名・世代の混在 | 「アクセラ」と「MAZDA3」が混在。同じコンパクトカーでも、車体・装備・エンジンが大きく異なる | 型式(BM/BY系か、BP系か)と初度登録の年月を確認 |
| SKYACTIV-Xの整備・保証 | 新しい仕組みのエンジン。整備の内容・保証が、通常のガソリン車と異なることがある(一般的な傾向) | 保証の有無・整備記録・ディーラー点検の履歴を確認 |
| ディーゼル車の使われ方 | 短距離の走行が多い使い方は、ディーゼルエンジンに向かないとされる(一般的な傾向) | 整備記録簿で、オイル交換の履歴と使用状況を確認 |
| 年式による装備差 | 改良のたびに、安全装備・画面サイズ・グレード体系が変わっている | 年式・グレード表で、装備の有無を確認 |
| リコール・改善対策の対応 | 個別のリコールの記載は、取得した情報源になかった | 公表リコールの有無は、車台番号で国土交通省・ディーラーに確認 |
⚠️ 注意
リコールの対象や内容は、車台番号ごとに異なります。「対象外だから安心」「対象だから避ける」と決めず、対応済みかどうかを、記録簿や販売店で確認してください。
4. 購入前チェックリストと、進め方
📝 実車を確認するときのチェックリスト
☑️ 型式と初度登録の年月で、世代(アクセラか、MAZDA3か)を確認した
☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した
☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した
☑️ リコール・改善対策の対応状況を確認した
☑️ ディーゼル車・SKYACTIV-X車は、整備履歴と保証の内容を確認した
☑️ 安全装備の有無と、警告灯の点灯がないかを確認した
☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した
🧭 購入の進め方
世代と予算の目安を決める
安全装備・装備の新しさ・価格のバランスを考えます。
候補を複数探し、条件をそろえて比べる
同じ世代・グレード・走行距離で、車両状態を比べます。
実車確認と試乗をする
チェックリストに沿って確認します。
総額(車両価格+諸費用+次回車検)で判断する
見積もりの内訳を、必ず確認します。
5. 維持費の考え方
📊 維持費の主な項目
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 自動車税(種別割) | 排気量・登録時期によって税額が異なる。具体額は、当サイトの税額表の記事で確認。登録から長期間が経過した車は、税額の扱いが異なる場合があるため、あわせて確認。1.5L・1.8L・2.0L・2.5Lで排気量区分が異なる |
| 車検費用 | 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わる。詳しくは、普通車の車検費用の記事を参照 |
| 任意保険 | 型式・等級・使用状況で異なる。複数社の見積もりで比較 |
| 燃料代 | 燃料は、ガソリン車とディーゼル車(軽油)で異なる。燃費は、使い方・グレード・年式で変わる。取得した情報源では、ファストバックのMT車について、「2030年度燃費基準75%達成」と記載 |
6. ライバル・兄弟車との比較
📊 ライバル・兄弟車
| 車種 | 位置づけ | 詳しいガイド |
|---|---|---|
| トヨタ カローラ | 同クラスのコンパクトカーとして、比較されやすい | カローラ中古車ガイド |
| ホンダ シビック | 走行性能重視のユーザーに支持される、同クラスの車 | シビック中古車ガイド |
| スバル インプレッサ | 同クラスの5ドアハッチバックで、AWDが特徴 | インプレッサ中古車ガイド |
| マツダ MAZDA2 | 同じマツダの、ひと回り小さいコンパクトカー(デミオ時代との違いは、専用ガイドを参照) | MAZDA2中古車ガイド |
| マツダ CX-30 | 同じマツダの、コンパクトSUV | CX-30中古車ガイド |
7. よくある質問
🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)
この記事で紹介しているリコールは、公開情報のうち確認できたものに限られます。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。
| マツダ公式(リコール等情報検索) | 車台番号を入力して、対象・実施状況を確認できます |
| 国土交通省「リコール情報検索」 | 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます |
| 国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 | 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます |
| 日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 | メーカーと車台番号を入力して検索できます |
まとめ
MAZDA3は、アクセラの後継として2019年5月24日に登場し、中古車では両者が混在します。型式(BM/BY系かBP系か)と初度登録の年月で世代を確認し、ディーゼル・SKYACTIV-X車は整備履歴と保証も確かめましょう。条件をそろえて比べ、実車確認と総額で選ぶのがおすすめです。
※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。


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