メルセデス・ベンツ CLEクラス中古車完全ガイド|選び方・弱点・維持費まとめ

Mercedes-Benz CLE

メルセデス・ベンツ CLEクラスは、Cクラスクーペ/カブリオレとEクラスクーペ/カブリオレの計4車種の後継にあたる、2ドアクーペ・カブリオレです。型式コードはC236(クーペ)・A236(カブリオレ)で、2023年7月に初公開され、日本では2024年3月にクーペ、6月にカブリオレが発売されました。この記事では、グレードの違い・選び方・確認したい注意点を、日本語版Wikipediaの記載をもとに整理しました。

📋 この記事の要点

✔ CLEは、Cクラスクーペ/カブリオレ・Eクラスクーペ/カブリオレの計4車種の後継。この4車種の統合は、かつてのCLKクラス以来と記載

✔ 2023年7月にオンライン発表会で初公開。日本では2024年3月18日にクーペ、2024年6月25日にカブリオレを発売

✔ 日本仕様の当初のグレードは「CLE 200 スポーツ」のみ(2.0L 直列4気筒直噴ターボ+第2世代ISG)。2024年6月25日にクーペへ「Mercedes-AMG CLE 53 4MATIC+」を追加

✔ CクラスW206・EクラスW214などとMRA IIプラットフォームを共有。ボディサイズは、従来のCクラスクーペとEクラスクーペの中間

✔ 2024年11月時点で、日本市場には「CLE 200」と「Mercedes-AMG CLE 53 4MATIC+」の2モデルが、クーペ・カブリオレの両方に導入されている

1. 世代・グレードの早見表

📊 CLEクラスのボディ・グレード別早見表(日本仕様)

ボディ・型式 日本での発売(日本語版Wikipediaの記載) グレード・パワートレイン 主な特徴
クーペ C236型 2024年3月18日に発表・発売 CLE 200 スポーツ:2.0L 直列4気筒直噴ターボ+第2世代ISG(48Vマイルドハイブリッド)。2024年6月25日にMercedes-AMG CLE 53 4MATIC+を追加。2024年9月20日に「CLE 200 スポーツ スタイル」を追加 トランクルームは420L。リアシートは左右独立式で、40:20:40の分割可倒式。ドアを閉めるとシートベルトが前にせり出す「ベルトフィーダー」を装備
カブリオレ A236型 2024年6月25日に発表・発売 CLE 200 スポーツ(クーペと同じパワートレイン)。2024年11月22日にMercedes-AMG CLE 53 4MATIC+を追加 ソフトトップは「アコースティックソフトトップ」で、走行中でも時速60kmまで操作可能。作動時間は20秒以内。メルセデスのカブリオレでは初採用のヘッドエアバッグを装備。CLE 200 カブリオレには、ドライバーズパッケージに含まれる「リア・アクスルステアリング」は未設定
Mercedes-AMG CLE 53 4MATIC+ 日本では、クーペが2024年6月25日、カブリオレが2024年11月22日に追加 3.0L 直列6気筒ターボ(M256型)+ターボチャージャー+48V電動スーパーチャージャー+ISG。日本仕様の最大出力は449PS(欧州仕様は455PS)、最大トルクは560N・m(約10秒間のオーバーブースト時600N・m)。四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」、9速AT 前後にワイドフェンダーを採用し、全幅を拡大(前+50mm・後+70mm)。AMGパフォーマンスステアリング・AMGダイナミックセレクトを標準装備。「リア・アクスルステアリング」は、カブリオレも標準装備

※表は横にスクロールできます

📌 補足

CLEは、世代としては現行の1世代のみです(2026年10月時点で、日本語版Wikipediaで確認できた範囲)。統合前のCクラス クーペ/カブリオレ、Eクラス クーペ/カブリオレは、中古車の選択肢になりますが、それぞれの世代・年式・型式は、この記事の情報源には記載がないため、各車種のガイドや、販売店の情報で確認しましょう。

2. グレードと、選び方

📊 目的別の選び方

重視すること 考え方の目安
クーペとカブリオレのどちらか オープンエアを楽しみたい場合はカブリオレ。ソフトトップは走行中でも時速60kmまで操作できる。クーペは、トランクが420Lで、後席が40:20:40の分割可倒式
標準グレード(CLE 200) 2.0L 直列4気筒直噴ターボ+第2世代ISGの、「CLE 200 スポーツ」。AMGラインのエクステリア・インテリアが標準採用と記載
装備を抑えた仕様 クーペの「CLE 200 スポーツ スタイル」(2024年9月20日追加)。標準装備を見直し、オプション構成を絞った仕様。ドライバーズパッケージやレザーエクスクルーシブパッケージ等は選択できない
高性能を求める 「Mercedes-AMG CLE 53 4MATIC+」。日本仕様449PS。全幅が、前+50mm・後+70mm拡大されているため、駐車環境の確認が大切
旧モデルも含めて比べたい 統合前のCクラス クーペ/カブリオレ、Eクラス クーペ/カブリオレも候補。世代・年式・装備は、各車種のガイド・販売店で確認
後輪操舵がほしい リア・アクスルステアリング(約60km/h以下で逆位相、以上で同位相に最大2.5度操舵)。CLE 200 カブリオレは未設定。AMG CLE 53は標準

💡 ポイント

CLEは登場から間もないため、中古車の流通台数・年式の幅は限られます。認定中古車(メーカー系)と、一般の販売店の車で、保証・整備記録の扱いが異なるため、購入前に条件を確認しましょう。

3. 弱点・注意したいポイント

📊 注意したいポイント

項目 内容 購入前の確認方法
登場から間もないモデル 2024年に日本で発売された比較的新しいモデル。長期の使用実績・傾向は、情報源に記載なし 整備記録簿・保証の残り期間・リコール対応を確認
電子装備・ディスプレイ 12.3インチと11.9インチの2つのディスプレイ、第3世代MBUX、DIGITALライトなど、電子装備が多い ディスプレイ・ナビ・運転支援システムの動作、警告灯の点灯を、実車で確認
ソフトトップ(カブリオレ)の作動 アコースティックソフトトップは、走行中でも時速60kmまで操作可能。オープンカーは、経年で、開閉機構・雨漏りの確認が必要 ルーフの開閉(複数回)、作動音、室内の水漏れ・浸水跡を、実車で確認
48Vマイルドハイブリッド(ISG) ガソリン・ディーゼルともに、48Vのマイルドハイブリッドシステムを採用。ISGは最大出力17kW(23PS)・最大トルク205N・mと記載 ISG・48V系統の保証範囲と、整備記録を、販売店に確認
グレードごとの装備差 「スポーツ スタイル」は、選べるオプションが限られる。カブリオレのCLE 200は、リア・アクスルステアリング未設定 購入予定の個体の、グレード・オプションの内容を、車検証・グレード表・販売店で確認
AMG CLE 53の全幅 前+50mm・後+70mmの拡大と記載。駐車場・車庫の制約に注意 車庫・駐車場に入るか、実車のサイズで確認
リコール・改善対策 情報源に、CLEの具体的なリコールの記載はなし 車台番号で、国土交通省・ディーラーに、対応状況を確認

⚠️ 注意

リコールの対象や内容は、車台番号ごとに異なります。「対象外だから安心」「対象だから避ける」と決めず、対応済みかどうかを、記録簿や販売店で確認してください。

4. 購入前チェックリストと、進め方

📝 実車を確認するときのチェックリスト

☑️ ボディ(クーペ/カブリオレ)と、グレード(CLE 200 / スポーツ スタイル / AMG CLE 53)を確認した

☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した

☑️ 認定中古車か、一般の中古車販売店経由かを確認した

☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した

☑️ 保証(メーカー保証・販売店保証)の有無と内容を確認した

☑️ リコール・改善対策の対応状況を、車台番号で確認した

☑️ カブリオレの場合、ルーフの開閉動作と雨漏りの有無を確認した

☑️ ディスプレイ・MBUX・運転支援システムの動作と、警告灯を確認した

🧭 購入の進め方

1

世代・グレード・ボディタイプと予算の目安を決める

安全装備・装備の新しさ・保守のしやすさのバランスを考えます。輸入車は、車両代のほかに整備・部品代の余裕も見ておきます。

2

正規ディーラー車か、並行輸入車かを確認する

車検証・保証書・整備記録簿で確認します。正規ディーラー車か、認定中古車か、一般の販売店の車かで、保証や整備記録の扱いが異なります。

3

候補を複数探し、条件をそろえて比べる

同じ世代・グレード・走行距離で、車両状態・整備記録・保証内容を比べます。

4

実車確認と試乗をする

チェックリストに沿って、警告灯・電装・変速・ブレーキなどを確認します。

5

総額(車両価格+諸費用+次回車検・整備の費用)で判断する

見積もりの内訳を確認し、整備費用の見込みを、販売店に事前に聞いておきます。

5. 維持費の考え方

📊 維持費の主な項目

項目 考え方
自動車税(種別割) 排気量の区分で決まる。具体額は、当サイトの税額表の記事を参照。電動化された仕様の扱いは、車検証・税額表で確認
車検費用 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わる。詳しくは、普通車の車検費用の記事を参照
整備費・部品代 輸入車は、国産車より部品代・工賃が高くなる傾向がある。実際の金額は、整備工場の見積もりで確認
タイヤ・ブレーキ 車重・出力・タイヤサイズにより、交換費用が変わる。残量と、交換時の見積もりを購入前に確認
任意保険 型式・等級・使用状況・車両保険の有無で異なる。購入前に、複数社の見積もりで比較
燃料代 エンジンの種類(2.0L・3.0L)と、走り方で変わる。数値は、車検証・メーカー公式情報で確認。当サイトでは、推定値は記載しない

6. ライバル・兄弟車との比較

📊 ライバル・兄弟車

車種 位置づけ 詳しいガイド
BMW 4シリーズ 同じ2ドアクーペ/カブリオレとして、比較検討される選択肢 BMW 4シリーズ中古車ガイド
メルセデス・ベンツ Cクラス CLEが統合した旧モデルの一つ(Cクラス クーペ/カブリオレ)の、ベースとなる車種。CLEとMRA IIプラットフォームを共有(W206) Cクラス中古車ガイド
メルセデス・ベンツ Eクラス CLEが統合した旧モデルの一つ(Eクラス クーペ/カブリオレ)の、ベースとなる車種。CLEとMRA IIプラットフォームを共有(W214) Eクラス中古車ガイド
メルセデスAMG GT 同じメルセデスAMGの2ドアクーペ(AMG CLE 53と比べる場合) メルセデスAMG GT中古車ガイド

7. よくある質問

Q. CLEクラスは、CクラスクーペとEクラスクーペのどちらの後継ですか?

A. 両方の後継です。Cクラスクーペ/カブリオレ、Eクラスクーペ/カブリオレの計4車種を統合したモデルで、ボディサイズは、従来のCクラスクーペとEクラスクーペの中間に設定されています。

Q. CLE 200とAMG CLE 53は、何が違いますか?

A. CLE 200は2.0L 直列4気筒ターボ+ISG、AMG CLE 53は3.0L 直列6気筒ターボ+48V電動スーパーチャージャー+ISGで、日本仕様は449PSです。AMG CLE 53は、前後にワイドフェンダーを採用し、全幅も拡大されています。

Q. カブリオレの中古を選ぶときの注意点は?

A. ソフトトップの開閉動作と、雨漏り・浸水跡の確認が重要です。CLE 200のカブリオレは、リア・アクスルステアリングが未設定である点も、グレード選びの参考になります。

Q. 認定中古車を選ぶメリットは?

A. 保証やコンディションチェックの内容が、一般の販売店の車と異なる場合があります。認定中古車の保証内容は、販売店・メーカー公式情報で確認し、予算とのバランスで検討しましょう。

🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)

この記事で紹介しているリコールは、公開情報のうち確認できたものに限られます。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。

国土交通省「リコール情報検索」 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます
国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます
日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 メーカーと車台番号を入力して検索できます

輸入車は、正規ディーラーに車台番号を伝えて、リコール・サービスキャンペーンの対象か照会できます。

まとめ

CLEクラスは、Cクラス・Eクラスのクーペ/カブリオレ計4車種を統合した、2024年に日本で発売された比較的新しいモデルです。クーペ・カブリオレ、CLE 200・AMG CLE 53などの違いと、保証・整備記録・リコール対応を確認しましょう。ボディ・グレードを条件にそろえ、実車確認と総額で比べて選ぶのが、失敗しないコツです。

※世代・年式・仕様は、日本語版Wikipedia等の公開情報をもとに2026年10月時点で整理したものです。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました