セレナのスパークプラグと点火系について、日産の公式FAQ・メンテナンスのページ・取扱説明書・点検項目で確認できたことに絞って整理しました。ここでは、世代ごとの工場出荷時のプラグの仕様、日産の点検・交換の案内、警告灯の意味を整理します。
📋 この記事の要点
✔ 日産FAQでは、白金プラグ・イリジウムプラグは、乗用車の場合、走行距離10万kmごとの定期交換部品とされている
✔ 一般のスパークプラグは、定期交換部品ではなく、定期点検・車検整備時に、状態を点検して清掃または交換する
✔ 工場出荷時のプラグの仕様(型式・種類・すき間)は、C26・C27・C28の世代ごとに、日産FAQで確認できる
✔ 故障警告灯(MIL)が点灯または点滅したら、すみやかに安全な場所に停車し、日産販売会社に連絡する
✔ 点火コイルの交換時期の数値は、日産の公式資料で確認できなかったため載せていない
📑 目次
1. セレナの工場出荷時のスパークプラグ(日産FAQ)
日産のFAQには、セレナの世代ごとに、工場出荷時に装着されているスパークプラグのメーカー・種類・すき間(ギャップ)が載っています。交換するときは、お手持ちのセレナの型式・エンジンに適合するものを、販売店で確認してください。
📊 セレナの工場出荷時のスパークプラグ(日産FAQ、確認日: 2026年9月25日)
| 世代・時期 | エンジン等 | メーカー・型式 | 種類 | 点火すき間 |
|---|---|---|---|---|
| C26型(2010年11月〜2016年8月) | (FAQでは全車として記載) | NGK DILKAR7D11H | イリジウムプラグ | 1.1〜1.3mm |
| C27型(2016年8月〜2018年3月) | 全車 | DENSO DXE22H11C | イリジウムプラグ | 1.1〜1.3mm |
| HC27型(2018年3月〜2022年12月) | S-HYBRID車・その他(2000cc MR20DD) | DENSO DXE22H11C | イリジウムプラグ | 1.1〜1.3mm |
| HC27型(2018年3月〜2022年12月) | e-POWER車(1200cc HR12DE) | NGK(NTK) LZKAR6AP-11 | 白金プラグ | 1.1mm |
| C28型(2022年12月〜) | ガソリン車 | DENSO SXE22H11C | イリジウムプラグ | 1.1〜1.3mm |
| C28型(2022年12月〜) | e-POWER車 | NGK(NTK) ILMAR7J8S | イリジウムプラグ | 0.7〜0.8mm |
※表は横にスクロールできます
📊 セレナ(C28型)のエンジンの区分
| セレナ(C28型)のエンジン | 確認できた内容 | 出典 |
|---|---|---|
| ガソリン車 | MR20DD:DOHC水冷直列4気筒、総排気量1.997L | 日産 主要諸元表(2022年11月28日) |
| e-POWER車 | 走行用モーター、発電用エンジンHR14DDe:DOHC水冷直列3気筒、総排気量1.433L | 日産 主要諸元表(2022年11月28日) |
📌 補足
上の表は、工場出荷時に装着されているプラグの仕様です。既に交換されている車や、年式・グレードによる違いがある場合は、実際のプラグとは異なることがあります。
- 日産FAQ セレナ(C28型) スパークプラグのメーカー・種類・すき間
- 日産FAQ セレナ(C27型・HC27型) スパークプラグのメーカー・種類・すき間
- 日産FAQ セレナ(C26型) スパークプラグのメーカー・種類・すき間
- 日産 セレナ(C28型) 主要諸元表(2022年11月28日)
- 日産 セレナの基礎知識(世代・パワートレーン・グレード)
2. 点検・交換の時期:日産の案内
📊 日産のスパークプラグの点検・交換の案内(確認日: 2026年9月25日)
| 項目 | 日産の案内 | 出典 |
|---|---|---|
| 一般のスパークプラグ | 定期交換部品ではなく、定期点検・車検整備時に、汚れ・すき間などを点検し、清掃または交換する | 日産FAQ スパークプラグの交換時期 |
| 白金プラグ・イリジウムプラグ | 乗用車の場合、走行距離10万kmごとの定期交換部品。清掃は不要 | 日産FAQ スパークプラグの交換時期 |
| 交換時期の確認先 | メンテナンスノートの「点検整備方式 > 電気装置 > 点火装置」に記載 | 日産FAQ スパークプラグの交換時期 |
| 点検・交換の距離の目安(メンテナンスのページ) | 普通車は20,000km、軽自動車は10,000km走行ごと | 日産 メンテナンス エンジン |
| 24か月点検での確認 | 電気装置の「点火装置」として、点火時期、スパークプラグの状態などを確認する。スパークプラグの状態は、前回の12か月点検以降の走行距離が5,000km/年以下の場合、省略できる項目とされている | 日産 車検 詳しい点検内容 |
| 放置した場合 | 加速が悪くなる、燃費が悪化する、エンジンが停止する場合もある、とされている | 日産 メンテナンス エンジン |
⚠️ 注意
日産のページには、「点検・交換の距離は20,000kmごと(普通車)」と、白金・イリジウムプラグの「10万kmごとの定期交換」が別々に書かれています。工場出荷時のセレナのプラグは、イリジウムプラグまたは白金プラグの区分にあたるため、実際の交換の時期は、メンテナンスノートで確認してください。
3. 警告灯・症状が出たときの対処(取扱説明書)
エンジンの不調は、スパークプラグや点火系に限らず、さまざまな原因で起こります。セレナの取扱説明書にある、エンジンに関する警告と、公式の案内をまとめます。
📊 エンジンに関する警告(確認日: 2026年9月25日)
| 表示 | 内容 | 対処(取扱説明書) |
|---|---|---|
| 故障警告灯(MIL)(C27型 e-POWER車の取扱説明書) | 正常なときは、パワースイッチをONにすると点灯し、e-POWERシステムが始動すると消灯する。エンジン電子制御システムに異常があると、点灯または点滅する(C26型の取扱説明書にも、故障警告灯(MIL)の記載がある) | すみやかに安全な場所に停車し、日産販売会社に連絡する |
| エンジン異常警告A(C28型) | 走行中、エンジンに異常が発生し、エンジンが停止しているときに表示 | すみやかに安全な場所に停車し、日産販売会社に連絡する |
| エンジン異常警告B(C28型) | 走行中、エンジンに異常が発生し、出力が制限されているときに表示 | すみやかに日産販売会社で点検を受ける |
| エンジン異常警告C(C28型) | 走行中、エンジンの温度が異常に高くなったときに表示 | すみやかに安全な場所に停車し、日産販売会社に連絡する |
- 日産 セレナ 車両取扱説明書PDF(2026年2月版)
- 日産 セレナ e-POWER 取扱説明書PDF(2018年3月版)
- 日産 セレナ(C26型) 取扱説明書PDF(2010年12月版)
- セレナの異音診断
4. 点検・交換を依頼するときの確認ポイント
ここでは、依頼するときの確認ポイントを整理します。
📊 依頼するときの確認ポイント
| 確認すること | ポイント |
|---|---|
| 対象のプラグの種類 | 自分のセレナのプラグが、一般のプラグか、白金・イリジウムプラグかを確認する(交換時期の考え方が異なる) |
| 適合の確認 | 型式・エンジン(ガソリン車かe-POWER車か)・年式を伝え、適合する部品を使う |
| 点火時期・すき間など | 整備書に基づく作業かを確認する |
| 見積もりの内訳 | 部品代・工賃の内訳を確認する。金額の相場は、公式に確認できないため、複数の見積もりで比べる |
| メンテナンスノートの記録 | 交換した日付・走行距離を記録してもらう |
🧭 依頼の流れ
メンテナンスノートで、点火装置の項目を確認する
「点検整備方式 > 電気装置 > 点火装置」に、交換時期が記載されています。
お手持ちのプラグの種類を確認する
販売店に、車台番号・型式を伝えて確認します。
症状と警告灯の有無を伝える
点灯している警告灯・メッセージ、症状が出る場面を伝えます。
見積もりを取る
部品代・工賃を、内訳ごとに確認します。
交換後の記録を残す
日付・走行距離を、メンテナンスノートに記録してもらいます。
📝 プラグの点検前のチェックリスト
☑️ メンテナンスノートの点火装置の項目を確認した
☑️ 前回の点検・交換の日付と走行距離が分かる
☑️ お手持ちのプラグの種類(一般・白金・イリジウム)を把握した
☑️ メーターの警告灯・メッセージの有無を確認した
☑️ 見積もりで、部品代・工賃の内訳が分かる
☑️ エンジンの症状が出る場面をメモした
5. よくある質問
📚 あわせて読みたい
まとめ
セレナの工場出荷時のスパークプラグは、世代・エンジンによって、イリジウムプラグまたは白金プラグで、型式・点火すき間は日産FAQで確認できます。日産のFAQでは、白金・イリジウムプラグは、乗用車で10万kmごとの定期交換部品、一般のプラグは点検して清掃または交換とされ、交換時期はメンテナンスノートの点火装置の項目に記載されています。エンジンの警告灯(MIL・エンジン異常警告)が出たら、すみやかに安全な場所に停車し、販売店に連絡してください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。車の仕様・基準は変更されることがあるため、最新の内容は、日産販売会社・メーカーの公式資料でご確認ください。エンジンの点検・整備は、販売店・整備工場にご相談ください(2026年10月時点)。
Nissan Serena E Power, Singapore by Leongyy02, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


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