三菱 eKスペース中古車完全ガイド|選び方・弱点・維持費まとめ

Photo: Suzuki-Ham / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0(現行の3代目 eKスペース G、2025年式)

三菱 eKスペースは、両側スライドドアと広い室内を特徴とする、軽スーパーハイトワゴンです。中古車市場には、2014年に登場した初代、2020年3月に発売された2代目(eKクロス スペースとの2車種体制)、そして2025年10月に発売された現行の3代目が混在します。世代によって、グレード構成・運転支援(マイパイロットの有無)・ターボの有無が大きく異なるため、この記事では、世代ごとの違い・選び方・確認したい注意点(リコール全件の一覧つき)を、三菱自動車の公式情報をもとに整理しました。

📋 この記事の要点

✔ 初代(型式 B11A)は2014年2月に発売。「eKスペース」と「eKスペース カスタム」があり、2016年4月には、三菱自動車の燃費試験の不正問題の対象になった

✔ 2代目(型式 B34A・B35A・B37A・B38A)は、2020年3月19日に発売。「eKスペース」と、SUVテイストの「eKクロス スペース」の2車種体制で、ターボ車と、高速道路の同一車線運転支援「マイパイロット」(メーカーオプション)を設定していた

✔ 「eKクロス スペース」は、2023年に生産終了と報じられている。現行のラインアップは「eKスペース」のM・Gのみ(全車4人乗り・自然吸気エンジン)

✔ 現行の3代目は、2025年10月29日に発売。三菱公式の装備表には、マイパイロットの記載がない(2026年9月時点)

✔ 三菱公式のリコール等情報(2026年9月時点)では、初代は、リコール4件・改善対策1件・サービスキャンペーン3件、2代目は、リコール5件(ほか、eKクロス スペースの特別仕様車のサービスキャンペーン1件)。現行の3代目は、届出を確認できなかった

1. 世代・年式の早見表

📊 eKスペースの世代と主な出来事(三菱自動車の公式ニュースリリースなどによる)

時期 内容 主な特徴
2014年2月(初代・発売) 初代(型式 B11A)。「eKスペース」と「eKスペース カスタム」 軽スーパーハイトワゴン。2020年の新型の公式ニュースリリースでは、「約6年ぶりのフルモデルチェンジ」と案内されている
2016年4月〜6月 三菱自動車の燃費試験の不正問題が公表され、初代も対象に(国土交通省は、2016年6月21日に再測定の結果を公表し、燃費値の修正を指示) 公式のサービスキャンペーンでは、2016年6月21日に国土交通省へ届け出た新燃費値と、燃費基準達成車ステッカーの記載を合わせる対応が案内されている
2018年5月28日(改良) 初代の予防安全性能を向上。全車が「サポカーSワイド」または「サポカーSベーシック+」に 衝突被害軽減ブレーキがフロントカメラ式になり、踏み間違い衝突防止アシストを全車に標準装備。特別仕様車「ACTIVE GEAR」をeKスペースに新設
2020年3月19日(2代目・発売) 2代目(型式 B34A・B35A・B37A・B38A)。「eKスペース」(M・G・T)と、SUVテイストの「eKクロス スペース」(M・G・T)を設定(発表は2月6日) ホイールベースを従来車から65mm延長。ハンズフリーオートスライドドアを採用し、「マイパイロット」(G・Tにメーカーオプション)を設定。「三菱e-Assist」に4機能(前方衝突予測警報・ふらつき警報・標識検知・先行車発進通知)を追加。運転席ニーエアバッグを設定(eKスペースはパッケージメーカーオプション)
2023年(eKクロス スペースの生産終了と、デリカミニの発売) 「eKクロス スペース」は、2023年に生産終了と報じられている。同年5月に、「デリカミニ」が発売された 2代目のうち、SUV系の「eKクロス スペース」は新車の設定がなくなった
2023年5月25日(一部改良) 2代目「eKスペース」の一部改良(発表は4月6日)。フロントデザインを変更 LEDプロジェクターヘッドライト、リヤビューモニター付きルームミラー、後席のプリテンショナー付きシートベルトを全車標準装備。発表時のグレードは、MとG
2024年6月20日(一部改良) 2代目「eKスペース」の一部改良 サイバーセキュリティ関連のソフトウェアを変更して最新の法規に適合。2トーンのボディカラー「ライラックピンクメタリック/ホワイトソリッド」を追加(全11色に)
2025年10月29日(3代目・発売) 現行の3代目。「eKスペース」のフルモデルチェンジ(予約注文の受付は8月22日、正式発表は9月18日) グレードは、MとGの2つ(全車4人乗り・自然吸気エンジン)。室内長は従来比+115mm。3つのドライブモード(POWER/NORMAL/ECO)を採用。Gには、接近時アンロック/降車時オートロックを設定

📌 補足

初代の発売日など、三菱公式のニュースリリースが現在は閲覧できない項目は、報道などにもとづきます。エンジン出力・寸法・燃費などの数値は、世代・グレードごとに異なるため、この記事では現行モデルの公式値を除き、掲載していません。年式・グレードごとの数値は、カタログや販売店で確認してください。

2. 世代ごとの違いと、選び方

📊 目的別の選び方

重視すること 考え方の目安
運転支援(高速道路)を重視したい 2代目は、G・Tに、メーカーオプションで「マイパイロット」を設定(発売直前の受注では、「先進快適パッケージ(マイパイロット、電動パーキングブレーキ)」を、約45%が選んだと公表)。装備の有無は個体ごとに違うため、実車で確認。現行の3代目は、公式の装備表にマイパイロットの記載がない
安全装備を重視したい 現行の3代目は、「三菱e-Assist」(衝突被害軽減ブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱防止支援など)と、6つのエアバッグ、前後のパーキングセンサーが全車標準。2代目は、e-Assistに加え、運転席ニーエアバッグを設定(eKクロス スペースは標準、eKスペースはパッケージメーカーオプション)。初代は、2018年5月以降の年式で、e-Assistが強化された
走りの余裕・ターボが欲しい 2代目の発売時には、ターボエンジンの「T」があり、パドルシフトが標準(公式ニュースリリース)。2023年5月の一部改良の発表では、eKスペースのグレード表はMとGで、ターボ車の有無は年式で確認。現行の3代目は、自然吸気のみ。試乗で、坂道や高速道路の余裕を確認
電動スライドドアを重視したい 現行の3代目は、Gが助手席側の電動スライドドア、Mは電動ではないスライドドア(公式の装備表)。2代目は、G・Tに助手席側のハンズフリーオートスライドドアを標準装備(運転席側はメーカーオプション)
価格を抑えたい 初代・2代目前期は選択肢が広い一方、年式が古いため、整備記録・消耗品・スライドドアの状態を重点的に確認。初代は、2016年の燃費不正問題への対応後の燃費表示も確認
最新の装備・保証の残り 現行の3代目が候補。ただし、発売から約1年のため、条件に合う中古車は、販売店で探してもらう

初代(2014年〜2020年・型式 B11A)

「eKスペース」と、スポーティな「eKスペース カスタム」の2本立てでした。2016年4月の燃費不正問題の対象になり、燃費の表示値が修正されているため、中古車情報の燃費値は、鵜呑みにしないようにしましょう。2018年5月の改良で、e-Assistが強化されたため、それより前の年式は、安全装備を確認したいところです。

2代目(2020年3月〜2025年・型式 B34A・B35A・B37A・B38A)

「eKスペース」と「eKクロス スペース」の2車種体制で発売され、発売直前の受注では、eKクロス スペースが65%、eKスペースが35%(約5,000台・公式の発表)でした。2023年5月の一部改良では、フロントデザインが変わり、LEDプロジェクターヘッドライトなどが全車標準になりました。それ以前の年式は、ヘッドライトの種類を確認しましょう。

💡 ポイント

2代目は、同じ「eKスペース」でも、マイパイロットの有無・ターボ(T)か自然吸気か・電動パーキングブレーキの有無で、内容が大きく変わります。グレード名だけで決めず、装備一覧表と実車で確かめましょう。

現行の3代目(2025年10月〜)

グレードは、MとGの2つです。価格差(2WDで6万500円)で、Gは、助手席側の電動スライドドア、接近時アンロック/降車時オートロックができるキーレスオペレーション、リヤサーキュレーターなどが付きます(公式の装備表)。三菱の発表では、発売前(2025年10月28日時点)の予約注文の構成比は、Mが93%、Gが7%でした。

3. 弱点・注意したいポイント(リコール全件の一覧つき)

📊 注意したいポイント

項目 内容 購入前の確認方法
世代の取り違え 「eKスペース」は、初代・2代目・3代目で、装備・グレード構成・エンジンが大きく異なる。「eKクロス スペース」は2代目のみ 車検証の型式(B11A、B34A・B35A・B37A・B38Aなど)と、年式で世代を確認
マイパイロットの有無(2代目) メーカーオプションのため、同じ年式・グレードでも、装備の有無が異なる ステアリングのスイッチ、メーターの表示、装備一覧表を、実車で確認
初代の燃費表示 2016年の燃費不正問題で、燃費値が修正された。中古車情報には、修正前の数値が残っていることもある 修正後の燃費値か、販売店に確認
ドアラッチのリコール(初代) 初代には、ドアラッチのリコールが2件(2016年8月・2017年4月)ある 車台番号で、対策済みか確認
スライドドア・電動装備 使用頻度が高く、経年で作動に不具合が出ることがある(個体差)。イージークローザーやハンズフリーの動作も確認 両側スライドドアの開閉・電動の動作を、実車で確認
小排気量エンジンの余裕 自然吸気は、坂道や高速道路の合流で、余裕が少なく感じることがある 試乗で、加速や登坂の感覚を確認

⚠️ 注意

リコールの対象や内容は、車台番号ごとに異なります。「対象外だから安心」「対象だから避ける」と決めず、三菱公式・国土交通省の検索で、対応状況を確認してください。以下の表は、三菱自動車のリコール等情報(2013年〜2026年9月に公開されたページ)を確認したものです。

現行の3代目(2025年10月〜)のリコール等

三菱自動車のリコール等情報(2026年9月時点)では、現行の3代目の届出を確認できませんでした。カタログの燃費ステッカーの表示について、公式サイトで、お詫びと訂正の案内が出ています。

2代目(型式 B34A・B35A・B37A・B38A)のリコール・サービスキャンペーン

対象台数は、届出時点の「eKスペース」「eKクロス スペース」の合計です。実際に対象かどうかは、車台番号で確認してください。改善対策の届出は、確認できませんでした。

📊 2代目のリコール等一覧

届出日 種別・番号 内容 対象台数・製作期間
2020年4月16日 リコール 4735(eKクロス、eKワゴン等4車種) エンジン制御。発電機の制御ロジックが不適切なため、バッテリーの充電率が低い状態で、冷機始動直後の走行や長い下り坂を走ると、エンジンの負圧が低下。ブレーキ操作力が増え、制動停止距離が長くなるおそれ。制御プログラムの書き替え eKスペース・eKクロス スペース分は3,711台(2020年3月2日〜3月27日)
2021年5月27日 リコール 4956(eKワゴン、eKクロス等4車種) エンジン制御。制御プログラムが不適切なため、幾つかの条件が重なると、ブレーキ倍力装置への負圧供給が遅れ、強い制動力が必要な場合に、ブレーキ踏力が大きくなるおそれ。制御プログラムの書き替え eKスペース・eKクロス スペース分は17,253台(2020年3月2日〜2021年3月18日)
2021年5月27日 リコール 4957 HYBRID用バッテリーのアースボルト。車体への取り付けが不適切でアース不良となり、アイドリングストップ後に再始動できない、またはエンジンを停止できず、最悪の場合、車両火災に至るおそれ。新品のアースボルトを取り付け 6,540台(2020年3月2日〜5月25日)
2022年2月10日 リコール 5097 運転者席用エアバッグ。仕様が不適切で、展開時に最適な形状にならない場合があり、乗員保護性能が十分に発揮されないおそれ。対策品と交換し、ニーエアバッグ非搭載車には、ニーエアバッグを追加 13,176台(2020年12月22日〜2021年12月1日)
2022年12月8日 リコール 5249(eKワゴン、eKクロス、eKクロス スペースの交換修理用部品) 交換修理用部品カタログの部品番号の指示が不適切で、正規仕様と異なるシートベルト・ステアリングコラム・エアバッグが取り付けられたものがある eKスペース系(B38A)は1台(2020年12月16日)
2021年3月中旬(開始) サービスキャンペーン 200(eKクロス スペースの特別仕様車) G Plus Editionのボディコントロールモジュールの制御プログラムの設定が不適切で、オートマチックハイビームが作動しない。制御プログラムの書き替え 約50台(2020年12月15日〜2021年1月20日)

初代(型式 B11A)のリコール・改善対策・サービスキャンペーン

対象台数は、届出時点の「eKスペース」(B11A)の台数です。「eKスペース カスタム」を含む届出もあります。実際に対象かどうかは、車台番号で確認してください。

📊 初代のリコール等一覧

届出日 種別・番号 内容 対象台数・製作期間
2015年9月3日 リコール 3629(eKワゴン、eKカスタム、eKスペース) エンジン。届出は2項目(EGR関連と、ECU・燃料ポンプ・点火プラグ)で、eKスペースの対象は、後者のみ。エンジンECUの制御プログラムが不適切で燃料噴射量が過剰になることがあり、燃料ポンプの燃料流量の管理や点火プラグの仕様も不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生して、始動に時間がかかる、または始動できないおそれ。ECUの書き替えと、類別により燃料ポンプ・点火プラグの交換 32,648台(2014年2月5日〜2015年6月18日)
2015年9月3日 サービスキャンペーン 166 エンジンルーム内のサブリレーボックスのブラケットに、防錆処理をしていないものがあり、早期に錆が発生して、折損するおそれ。ブラケットと取付ボルトを交換 約120台(2015年1月13日〜22日)
2016年8月4日 リコール 3879(eKワゴン、eKカスタム、eKスペース、eKスペースカスタム) 右側ドアのドアラッチの部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなると、ロック機構の動きが悪くなって、ドアが確実にロックされず、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれ。スライドドアのラッチは除く 3,841台(2015年10月5日〜2016年2月22日)
2016年9月16日(開始) サービスキャンペーン 172(福祉車のムービングシート) 助手席のムービングシートの制御プログラムが不適切で、回転・下降ができなくなるおそれ。制御コンピュータを交換 1台(eKスペース・2015年12月21日)
2017年1月27日 リコール 3944(eKワゴン、eKカスタム、eKスペース、eKスペースカスタム) エンジン。①エンジン制御プログラムが不適切で、エンジンクランキング開始直後にシフト操作をすると、スターターのギヤが破損し、始動できなくなるおそれ ②アイドリングストップ付き車で、触媒の劣化診断が適正に実施されず、警告灯が点灯しないおそれ。制御プログラムの書き替え ①は48,488台、②は38,410台(2014年2月5日〜2016年4月18日)
2017年1月27日 改善対策 513(CVT) CVTのコントロールユニットの制御が不適切で、内部クラッチの結合が遅れ、発進時に駆動力が伝わらないことがある。坂道での発進時に、ブレーキを放すと、一時的に車両が後退するおそれ。CVT ECUの制御プログラムの書き替え 43,236台(2014年2月5日〜2015年11月18日)
2017年1月27日(開始) サービスキャンペーン 175(燃費基準達成車ステッカー) 2016年6月21日に国土交通省へ届け出た新燃費値と、燃費基準達成車ステッカーの記載が不整合のものがある。適切なステッカーへの貼り替え、または除去 約48,500台(2014年2月5日〜2016年4月18日)
2017年4月6日 リコール 4016(アウトランダーPHEV、RVR、eKワゴン等5車種のドア。対象の追加) 乗降扉のドアラッチの部品の精度が規格を外れているものがあり、ドアが確実にロックされず、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれ(2016年8月の届出に、対象を追加)。スライドドアのラッチは除く 7,932台(2015年4月22日〜2016年2月26日)

💡 ポイント

初代・2代目とも、リコールは、エンジン制御・ドアラッチ・エアバッグなど、対策(制御プログラムの書き替えや部品交換)が公表されています。購入前に、車台番号で、対策済みかを確認しましょう。

4. 購入前チェックリストと、進め方

📝 実車を確認するときのチェックリスト

☑️ 整備記録簿・点検記録簿の有無と内容を確認した

☑️ 世代(初代/2代目/3代目)と、車検証の型式(B11A、B34A・B35A・B37A・B38Aなど)を確認した

☑️ 事故歴・修復歴の有無を確認した

☑️ リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対応状況を、車台番号で確認した

☑️ 両側スライドドアの開閉・電動・イージークローザーの動作を確認した

☑️ (2代目)マイパイロットや電動パーキングブレーキの有無、ターボ(T)か自然吸気かを確認した

☑️ (初代)修正後の燃費表示か、e-Assistの有無(2018年5月以降か)を確認した

☑️ 試乗で、異音・振動・CVTの変速感を確認した

☑️ 車検の残り期間と、次回車検の費用の見積もりを確認した

🧭 購入の進め方

1

世代と予算の目安を決める

安全装備・運転支援・装備の新しさ・価格のバランスを考えます。

2

候補を複数探し、条件をそろえて比べる

同じ世代・グレード・走行距離で、車両状態を比べます。

3

実車確認と試乗をする

チェックリストに沿って確認します。

4

総額(車両価格+諸費用+次回車検)で判断する

見積もりの内訳を、必ず確認します。

5. 維持費の考え方

📊 維持費の主な項目

項目 考え方
軽自動車税 当サイトの税額表の記事では、自家用乗用の軽自動車は一律10,800円と整理している(登録時期によって扱いが異なる場合がある)
車検費用 法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)に、車検基本料金・整備費用が加わる。詳しくは、軽自動車の車検費用の記事を参照
任意保険 型式・等級・使用状況で異なる。複数社の見積もりで比較
燃料代 現行の3代目の燃費は、WLTCモードで、2WDが21.0km/L、4WDが18.8km/L(三菱公式)。世代・グレードで異なるため、数値は公式値で確認(初代は、修正後の値を確認)

6. 新車・兄弟車との比較と、関連ガイド

現行の新車は、三菱公式で、メーカー希望小売価格が、2WDのMが174万9,000円、Gが180万9,500円、4WDのMが187万9,900円、Gが194万5,900円(いずれも消費税込・2026年9月時点)と案内されています。中古車を検討するときは、新車の条件と比べると、判断しやすくなります。

📊 新車(現行)と中古車の比べ方(2026年9月時点)

項目 新車(現行の3代目) 中古車
グレード MとG(全車4人乗り・自然吸気) 世代・年式で異なる(2代目の発売時は、eKスペースとeKクロス スペースの、それぞれM・G・T)
運転支援 三菱e-Assistが全車標準。マイパイロットは公式の装備表に記載なし 2代目は、メーカーオプションでマイパイロット。初代は、2018年5月以降にe-Assist強化
納期 三菱公式の工場出荷時期目処(9月1日更新)では、eKスペースは「詳しくは販売店へお問い合わせください」 在庫車は、状態と条件が合えば、早く乗り出せる
リコールの確認 三菱公式のリコール等情報で、届出を確認できなかった(2026年9月時点) 世代ごとの一覧を参考に、車台番号で確認

📊 ライバル・兄弟車

車種 位置づけ 詳しいガイド
日産 ルークス 兄弟車。日産の公式ニュースリリースでは、NMKV(日産と三菱自動車の合弁会社)のマネジメントのもと、日産が企画・開発した軽自動車と案内。プロパイロットを設定したグレードがある ルークス中古車ガイド / ルークス値引き
三菱 デリカミニ 同じ三菱の軽スーパーハイトワゴン。ターボ車(T系)を設定 デリカミニ値引き
ホンダ N-BOX 軽スーパーハイトワゴンの定番として、比較されやすい N-BOX中古車ガイド
スズキ スペーシア 同じ軽スーパーハイトワゴン スペーシア中古車ガイド
ダイハツ タント ミラクルオープンドアが特徴の軽スーパーハイトワゴン タント中古車ガイド

7. よくある質問

Q. eKスペースと、eKクロス スペースは、別の車ですか?

A. 2代目のフルモデルチェンジ(2020年3月)で、SUVテイストのeKクロス スペースが新設され、eKスペースと2車種体制になりました。eKクロス スペースは、2023年に生産終了と報じられており、現行のラインアップには、eKスペースのみです。中古車情報では、どちらも「eKスペース系」と扱われることがあるため、グレード名で確認しましょう。

Q. マイパイロットが付いているかは、どう見分けますか?

A. 2代目は、G・Tにメーカーオプション(先進快適パッケージ)で設定されていたため、同じグレードでも、装備の有無が異なります。ステアリングのスイッチや、メーターの表示、装備一覧表で、実車を確認しましょう。現行の3代目は、公式の装備表に、マイパイロットの記載がありません。

Q. 日産 ルークスとの違いは?

A. ルークスは、eKスペースの兄弟車です。外観・グレード体系・装備内容が異なり、たとえば、日産の公式発表では、ルークスに、プロパイロットを設定したグレードがあります。現行のeKスペースは、公式の装備表に、マイパイロットの記載がありません。

Q. 初代の燃費表示は、信用できますか?

A. 2016年4月に、三菱自動車の燃費試験の不正問題が公表され、初代も対象になりました。その後、2016年6月21日に、国土交通省へ新燃費値が届け出られています。中古車の情報には、修正前の数値が残っていることもあるため、修正後の値かを確認しましょう。

Q. 現行の3代目にも、リコールはありますか?

A. 三菱自動車のリコール等情報(2026年9月時点)では、現行の3代目の届出は確認できませんでした。ただし、新しい届出が出る可能性があるため、購入前に、車台番号で確認しましょう。

🛠 リコール情報の確認先(公的・公式)

この記事で紹介しているリコールは、公開情報のうち確認できたものに限られます。中古車を選ぶときは、車検証の車台番号で、対象のリコール・改善対策が実施済みかを、次のページで確認しましょう。

三菱自動車公式(リコール等の重要なお知らせ) リコール・改善対策・サービスキャンペーンの一覧と、車台番号での対象確認ができます
国土交通省「リコール情報検索」 車名・型式などから、届出されたリコール情報を検索できます
国土交通省「車台番号検索ページ一覧」 各メーカーの、車台番号での検索ページにまとめてアクセスできます
日本自動車整備振興会連合会「リコール情報検索」 メーカーと車台番号を入力して検索できます

まとめ

eKスペースは、初代(2014年〜)、2代目(2020年〜・eKクロス スペースとの2車種体制・マイパイロットとターボを設定)、現行の3代目(2025年10月〜・MとGの2グレード)で、装備も運転支援も大きく異なります。初代は、燃費表示と、ドアラッチ・エンジン関連のリコールの対応状況を、2代目は、マイパイロットの有無と、エンジン制御・バッテリー・エアバッグのリコールの対応状況を確認しましょう。世代・グレード・走行距離を条件にそろえ、実車確認と総額で比べて選ぶのが、失敗しないコツです。

※世代・年式・仕様・リコール等は、三菱自動車の公式サイト(車種サイト・ニュースリリース・リコール等の重要なお知らせ)、日産自動車のニュースリリース、国土交通省の公開情報をもとに、2026年9月時点で整理したものです。初代の発売時期・eKクロス スペースの生産終了・燃費不正問題の経緯は、報道などにもとづく部分があります。グレード・年式・個体ごとに装備や状態は異なります。中古車の価格は、状態・地域・時期で大きく変わるため、当サイトでは特定の金額を断定していません。購入前に、販売店・メーカー公式情報で最新の内容をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました