日産 エクストレイル完全ガイド【2026年10月版】|価格・グレード・燃費・安全装備

日産「エクストレイル」は、2022年7月に4代目へフルモデルチェンジしたSUVです。2025年8月にはマイナーチェンジ(9月18日発売)、2026年9月3日には一部仕様変更が発表されました。公式のグレード構成(2026/10/07確認)は、1.5L可変圧縮比エンジン「VCターボ」を発電に使う第2世代「e-POWER」の2WDと、前後モーターの電動4WD「e-4ORCE」で、X・Gの2グレードに、7人乗りの3列シート車(Xのみ)があります。このほかNISMO、AUTECH、ROCK CREEKなどの特装車も公式リリースに載っています。この記事では、日産公式サイトの仕様書(主要装備一覧・諸元表)とニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格、グレード別の装備差、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。先代(3代目)を含む中古車は日産 エクストレイル中古車完全ガイドで整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

エクストレイルのグレードと価格

日産自動車ニュースルームの公式リリース「「エクストレイル」を一部仕様変更」(2026年9月3日)に掲載されている全国希望小売価格です(2026/10/07確認)。消費税10%込で、オプション・リサイクル料金・税金(消費税を除く)・保険料・登録等の諸費用は含まれません。

グレード 駆動方式 シート 価格(税込) WLTC燃費
X 2WD(e-POWER) 2列(5人乗り) 4,092,000円 19.4km/L
G 2WD(e-POWER) 2列(5人乗り) 4,653,000円 19.4km/L
X e-4ORCE 4WD(e-4ORCE) 2列(5人乗り) 4,389,000円 18.1km/L
G e-4ORCE 4WD(e-4ORCE) 2列(5人乗り) 4,950,000円 18.1km/L
X e-4ORCE 4WD(e-4ORCE) 3列(7人乗り) 4,521,000円 18.0km/L

※全車、発電用エンジンKR15DDT(1.5L VCターボ)とモーターBM46(4WDはリヤにMM48)の組み合わせです。燃費は公式の仕様書(PDF、2026年9月版)の値です。メーカーオプションの組み合わせで燃費値が変わる区分があります(公式の注記)。

特装車・派生モデル(同じ公式リリースの価格)

車種 価格(税込)
NISMO e-4ORCE(日産モータースポーツ&カスタマイズ扱い) 5,754,100円
NISMO Advanced Package e-4ORCE 5,962,000円
AUTECH Advanced Package(2WD・Gベース) 5,365,800円
AUTECH e-4ORCE(Xベース、2列/3列) 5,480,200円/5,559,400円
AUTECH Advanced Package e-4ORCE(Gベース) 5,662,800円
AUTECH SPORTS SPEC e-4ORCE(Gベース) 5,904,800円
ROCK CREEK e-4ORCE(Xベース、2列/3列) 4,757,500円/4,889,500円
ROCK CREEK マルチベッド/G e-4ORCE マルチベッド 5,362,500円/5,635,300円

※NISMOとROCK CREEK、マルチベッドは持込み登録車で、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)の取り扱いとされています(公式リリースの注記)。

グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)

比較 価格差(税込) 主な違い
X → G(2WD) +561,000円 19インチアルミホイール、テーラーフィットのシート、NissanConnectインフォテインメントシステム、3Dビュー付アラウンドビューモニターなどが標準になる(装備一覧)
X e-4ORCE → G e-4ORCE +561,000円 同上
2WD → e-4ORCE(X) +297,000円 前後2基のモーターと左右ブレーキを統合制御する電動4WD。WLTC燃費は19.4km/Lから18.1km/Lへ
2WD → e-4ORCE(G) +297,000円 同上
X e-4ORCE:2列 → 3列(7人乗り) +132,000円 サード可倒式シートが加わり、乗車定員は5名から7名へ。WLTC燃費は18.1km/Lから18.0km/Lへ

※価格差は上の公式価格から当サイトが計算したものです。装備差は公式の主要装備一覧(●標準/◇メーカーオプション)の表示を読み取っています。取付費・諸費用は含みません。

価格・グレード構成の変化

2024年5月16日の仕様向上時(公式リリース)の公式リリースでは、2WD・2列シート車の価格はS 3,601,400円、X 3,840,100円、G 4,451,700円でした。2026年9月の公式リリースの価格表にSは見当たらず、Xは4,092,000円、Gは4,653,000円です。グレード構成が異なるため単純な比較はできませんが、X・Gの2WDは2024年5月から、Xが251,900円、Gが201,300円上がっています。

※途中の価格改定の経緯は確認していません。

グレード別の装備の違い

グレード選びで差が出る項目を、日産公式の主要装備一覧・諸元表PDF(2026年9月版)から整理しました。「標準」は標準装備、「オプション」はメーカーオプション(注文時に選ぶ)です。

項目 X G
ホイール 18インチアルミ(235/60R18)が標準。19インチ(235/55R19)はオプション 19インチアルミ(235/55R19)が標準
シート地 ファブリック テーラーフィット(合成皮革)。ナッパレザー(ブラウン/ブラック)はオプション
助手席パワーシート/運転席ポジションメモリー オプション(セットで設定) 標準
NissanConnectインフォテインメントシステム(12.3インチ、Google搭載) オプション(セットオプション) 標準
インテリジェント アラウンドビューモニター(3Dビュー機能付) オプション(セットオプション) 標準(移動物検知機能付は全車標準)
ルーフレール シルバー(オプション) ブラック(標準)
リモコンオートバックドア(ハンズフリー機能付) 標準(2026年9月の仕様変更で標準化) 標準
ステアリングヒーター・後席ヒーター付シート オプション(寒冷地関連のセット) 2WDはオプション、G e-4ORCE(2列)は標準

※公式の装備一覧は、グレード・駆動方式・シート列数ごとの設定を●(標準)、◇(メーカーオプション)などで示しており、上表はXとGの代表的な違いを当サイトが文字に直したものです。全グレード共通で、プロパイロット、電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド、12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ、e-Pedal Step、LEDヘッドランプ、USB電源ポート(TYPE-C)、インテリジェント ルームミラーなどが標準です。オプションの組み合わせは、見積りで必ず確認してください。

2026年9月の一部仕様変更で変わった点(日産公式リリース)

公式リリース(2026年9月3日)によると、最新の法規に適合したほか、Gグレードで切削パターンの19インチアルミホイールを標準装備とし、ルーフレールとドアミラーを黒色化しました。Xグレードではリヤのサイドスポイラーと18インチアルミホイールを黒色化し、リモコンオートバックドアを標準装備としました。「NISMO e-4ORCE」にはNissanConnectインフォテインメントシステムを標準装備としています。

パワートレインと燃費

主要諸元(日産公式の諸元表、2026年9月版)です。

項目 内容
車名・型式 2WD:5AA-T33/4WD(e-4ORCE):5AA-SNT33
全長×全幅×全高 4,690×1,840×1,720mm
ホイールベース/トレッド(前/後)/最小回転半径 2,705mm/1,585/1,590mm/5.4m
最低地上高 2WD:200mm/4WD(e-4ORCE):185mm
車両重量/乗車定員 X:1,750kg、G:1,770kg(2WD、5名)/X e-4ORCE:1,850kg、G e-4ORCE:1,870kg(4WD、5名)/X e-4ORCE 3列:1,880kg(7名)
発電用エンジン(KR15DDT) DOHC水冷直列3気筒 1.497L(可変圧縮比、圧縮比8.0〜14.0):最高出力106kW(144PS)/4,400〜5,000rpm、最大トルク250N·m(25.5kgf·m)/2,400〜4,000rpm。無鉛レギュラーガソリン、タンク容量55L
フロントモーター(BM46) 交流同期電動機:最高出力150kW(204PS)、最大トルク330N·m(33.7kgf·m)
リヤモーター(MM48、4WDのみ) 交流同期電動機:最高出力100kW(136PS)、最大トルク195N·m(19.9kgf·m)
足まわり フロント:ストラット式/リヤ:マルチリンク式、前後ベンチレーテッドディスクブレーキ

WLTCモード燃費(国土交通省審査値、公式の諸元表)

グレード 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路
X・G(2WD) 19.4 17.9 21.1 19.1
X e-4ORCE・G e-4ORCE(2列、4WD) 18.1 15.9 19.8 18.1
X e-4ORCE(3列、4WD) 18.0 15.9 19.6 18.0

※燃費は公式の諸元表の値で、定められた試験条件での値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法で変わります。メーカーオプションの装着の組み合わせによって、2WDは総合19.1km/L、4WD(2列)は総合18.0km/Lなどに変わる区分があります(公式の注記)。

安全装備

日産公式の主要装備一覧で、全グレードに標準(●)と表示されている主な安全装備です(作動には条件と限界があります)。

  • プロパイロット、プロパイロット緊急停止支援システム、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、標識検知機能
  • インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)、インテリジェント DA(ふらつき警報)、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)&LDW(車線逸脱警報)
  • インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)&BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)
  • インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)、インテリジェント ルームミラー(2024年5月発表の仕様向上で全車標準化、6月20日発売)
  • VDC(TCS機能含む)+ブレーキLSD、インテリジェント トレースコントロール、ヒルスタートアシスト、SRSエアバッグ(前席)、SRSサイドエアバッグ(前席)、SRSカーテンエアバッグ、後席リマインダー

※SOSコールはGグレード(2WD・e-4ORCE)で標準、Xグレードではセットオプションです(公式の装備一覧)。運転支援・予防安全装備は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で作動するものではありません。詳しくは公式サイトと取扱説明書で確認してください。

エクストレイルの沿革(日産公式ニュースリリース)

日産公式ニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2022年7月20日 「エクストレイル」をフルモデルチェンジし、7月25日に発売すると発表。4代目として、第2世代e-POWERと可変圧縮比エンジン「VCターボ」、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載。 公式リリース
2024年5月16日 仕様向上と90周年記念車「90th Anniversary」を発表(6月20日発売)。インテリジェント アラウンドビューモニターとインテリジェント ルームミラーを全車標準化。 公式リリース
2025年8月21日 マイナーチェンジを発表(9月18日発売)。Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを日産として国内初搭載、フロントグリルの変更、19インチアルミホイールの刷新など。同日に「エクストレイル NISMO」も発表。 公式リリース/NISMO
2026年9月3日 一部仕様変更を発表し、同日発売。Gグレードの19インチアルミ標準化、Xグレードのリモコンオートバックドア標準化など。 公式リリース

※上の表は、当サイトが確認できた公式リリースのうち主なものに限っています(その間の細かな仕様変更・特別仕様車は含みません)。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) 総排気量1,497ccは「1リットル超〜1.5リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額30,500円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。

グレード選びの目安と購入前チェック

グレード選びの目安(当サイトの整理)

  • X(2WD):最も価格を抑えた構成(4,092,000円)。NissanConnectインフォテインメントシステムなどはセットオプションで追加する。
  • G(2WD):19インチアルミ、テーラーフィットのシート、NissanConnectインフォテインメントシステムなどが標準。Xとの差は561,000円。
  • e-4ORCE(4WD):雪道や悪路が多い場合。2WDより297,000円高く、WLTC燃費は19.4km/Lから18.1km/Lへ。
  • 3列シート車(X e-4ORCEのみ):7人乗りが必要な場合。2列のX e-4ORCEより132,000円高い。

購入前のチェックリスト

  • Xでナビ(NissanConnectインフォテインメントシステム)や3Dビュー付アラウンドビューモニター、助手席パワーシートを望む場合は、セットオプションの内容と価格を見積りで確認する。
  • NISMO、ROCK CREEK、マルチベッドは持込み登録車でNMC扱い。通常の車両とは取り扱いが異なる。
  • 価格は2024年5月(X 3,840,100円)から2026年9月(X 4,092,000円)にかけて上がっている。
  • 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
  • 先代(3代目)を含む中古車も候補にするなら日産 エクストレイル中古車完全ガイドを参照。

値引き交渉の進め方はエクストレイル値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. エクストレイルは今も新車で買えますか?

日産公式サイトに現行モデルとして掲載されています(2026年10月7日確認)。2026年9月3日に一部仕様変更が発表され、同日発売されています。

Q. エクストレイルにガソリンエンジン単独のグレードはありますか?

公式の仕様書とリリースでは、全グレードが1.5L VCターボを発電に使うe-POWERです。2024年5月のリリースに載っていた「S」グレードは、2026年9月のリリースの価格表には載っていません。

Q. 2WDとe-4ORCEの燃費の差はどのくらいですか?

公式の諸元表では、WLTC燃費は2WDが19.4km/L、e-4ORCE(2列)が18.1km/L、e-4ORCE(3列)が18.0km/Lです。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、日産公式のリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:メーカーオプション・セットオプションの価格、グレード別の装備の完全な対応表(公式の装備一覧は記号表示のため一部のみ整理)、新車の納期・受注状況、実燃費、年間維持費、自動車重量税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

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