日産 ノート完全ガイド【2026年10月版】|価格・グレード・燃費・Black Edition

日産「ノート」は、2020年11月24日に発表されたフルモデルチェンジで第3世代となったコンパクトカーで、全車に日産のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載しています。2026年8月24日には一部仕様変更が発表され、黒を基調にした「Black Edition」が加わり、価格も改定されました。公式のグレード構成(2026/10/07確認)は、2WDの「X」と4WDの「X FOUR」に、それぞれ「Black Edition」を加えた4グレードです。この記事では、日産公式サイトの仕様書(主要装備一覧・諸元表)とニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格、グレード別の装備差、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。先代以前の中古車や、上級の「ノート オーラ」の中古車は日産 ノート中古車完全ガイドなどで整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

ノートのグレードと価格

日産自動車ニュースルームの公式リリース「「ノート」「ノート オーラ」「ノート オーラNISMO」を一部仕様変更」(2026年8月24日)に掲載されている全国希望小売価格です(2026/10/07確認)。消費税10%込で、オプション・リサイクル料金・税金(消費税を除く)・保険料・登録等の諸費用は含まれません。

グレード 駆動方式 エンジン・モーター 価格(税込) WLTC燃費
X 2WD(前輪駆動) HR12DE-EM47 2,399,100円 28.4km/L
X Black Edition 2WD(前輪駆動) HR12DE-EM47 2,499,200円 28.4km/L
X FOUR 4WD HR12DE-EM47-MM48 2,685,100円 23.8km/L
X FOUR Black Edition 4WD HR12DE-EM47-MM48 2,785,200円 23.8km/L

※燃費は公式の仕様書(PDF、2026年8月版)の値です。185/60R16タイヤ&16インチアルミホイール装着車は、公式の注記でXが27.8km/L、X FOURが23.2km/Lとされています。

カスタムカー(日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社)

同じ公式リリースには、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が手がけるノートの特装車の価格も載っています(2026年8月24日、税込)。

車種 価格(税込)
AUTECH LINE 2WD 2,509,100円/4WD(AUTECH LINE FOUR)2,795,100円
AUTECH CROSSOVER(ベース車:X/X FOUR) 2WD 2,891,900円/4WD 3,203,200円
助手席回転シート(ベース車:X/X Black Edition) 2WD 2,509,100円/2,609,200円
助手席回転シート(ベース車:X FOUR/X FOUR Black Edition) 4WD 2,795,100円/2,895,200円

グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)

比較 価格差(税込) 主な違い
X → X Black Edition(2WD) +100,100円 黒で統一した専用の内外装と、インテリジェント アラウンドビューモニター・インテリジェント ルームミラーなどの安全装備が標準になる(公式リリース)
X FOUR → X FOUR Black Edition(4WD) +100,100円 同上
X → X FOUR(2WD→4WD) +286,000円 後輪にもモーターを備えた電動4WD。WLTC燃費は28.4km/Lから23.8km/Lへ
X Black Edition → X FOUR Black Edition +286,000円 同上

※価格差は上の公式価格から当サイトが計算したものです。取付費・諸費用は含みません。

価格の推移(日産公式ニュースリリース)

時点 X(2WD) X FOUR(4WD) 出典
2023年12月11日(マイナーチェンジ時) 2,299,000円 2,580,600円 公式リリース
2025年8月28日(一部仕様向上時) 2,328,700円 2,614,700円 公式リリース
2026年8月24日(現行) 2,399,100円 2,685,100円 公式リリース

※2026年8月の公式リリースには、「物流費や原材料価格の高騰などを踏まえ、価格を改定しました」との記載があります。途中の価格改定の有無は確認していません。

グレード別の装備の違い

日産公式の主要装備一覧・諸元表PDF(2026年8月版)と2026年8月24日のリリースから整理しました。

項目 X/X FOUR Black Edition(X/X FOUR)
外装 グレード標準の外装(カラードグリル等) フロントグリル・ドアミラー・ホイールカバー・ブランドロゴエンブレムをブラックで統一(Black Edition専用外装)
内装 シート地:ランダムストライプトリコット/合皮 黒を基調にした専用トリム(ルーフトリム、サンバイザー、ピラー、ラゲッジサイドアッパー)
安全装備 メーカーオプションのセットで選択 インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)、インテリジェント ルームミラーを標準装備(公式リリース)
ステアリング 「テーラーフィット™」(合成皮革)巻ステアリング(2WD寒冷地仕様未装着車を除く) 同左
ボディカラー — ピュアホワイトパール/ミッドナイトブラック2トーンを「ノート」に新設定(公式リリース)

※公式の装備一覧は「標準装備/メーカーオプション/Black Edition専用装備」を色分けで示しており、文字だけではグレードごとの設定を完全には読み取れないため、上表は公式リリースの記載と、装備一覧の文字情報で確認できた範囲に限っています。全グレード共通の主な標準装備は、電動パーキングブレーキ・オートブレーキホールド、LEDヘッドランプ、7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ、オートエアコン、インテリジェントキーなどです(装備一覧の「全車標準装備」ほか)。

メーカーオプションのセット内容(公式の装備一覧)

セット(当サイトの呼称) 内容
セットA インテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェント ルームミラー、インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)
セットB セットAの内容に加えて、ステアリングスイッチ(プロパイロット対応)、プロパイロット、プロパイロット緊急停止支援システム
セットC セットAの内容に加えて、統合型インターフェースディスプレイ、USB電源ポート(TYPE-A 1個、TYPE-C 1個)、NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)、車載通信ユニット、ETC2.0ユニット、SOSコール
セットD セットCの内容に加えて、プロパイロット(ナビリンク機能付)、プロパイロット緊急停止支援システム、ステアリングスイッチ(プロパイロット対応)
寒冷地関連 ホットプラスパッケージ(ヒーター付ドアミラー、ステアリングヒーター、前席ヒーター付シート、リヤヒーターダクト)、クリアビューパッケージ(ワイパーデアイサー、リヤLEDフォグランプ)、高濃度不凍液(2WDのみ設定の項目あり)

※公式の装備一覧では◆1〜◆4などの記号でセットを示しています(上の「セットA〜D」は当サイトが記号を言い換えた呼称です)。どのグレードで選べるか、価格、組み合わせの制限は、公式の装備一覧と見積りで必ず確認してください。

パワートレインと燃費

主要諸元(日産公式の諸元表、2026年8月版)です。

項目 内容
車名・型式 X:6AA-E13/X FOUR:6AA-SNE13
全長×全幅×全高 4,045×1,695×1,520mm
ホイールベース/最小回転半径 2,580mm/4.9m
室内(長×幅×高)/乗車定員 2,030×1,445×1,240mm/5名
車両重量 X:1,230kg/X FOUR:1,350kg
発電用エンジン(HR12DE) DOHC水冷直列3気筒 1.198L:最高出力60kW(82PS)/6,000rpm、最大トルク103N·m(10.5kgf·m)/4,800rpm。無鉛レギュラーガソリン、タンク容量36L
フロントモーター(EM47) 交流同期電動機:最高出力85kW(116PS)、最大トルク280N·m(28.6kgf·m)
リヤモーター(MM48、4WDのみ) 交流同期電動機:最高出力50kW(68PS)、最大トルク100N·m(10.2kgf·m)
足まわり フロント:ストラット式/リヤ:トーションビーム式、タイヤ185/60R16

WLTCモード燃費(国土交通省審査値、公式の諸元表)

グレード 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路
X(2WD) 28.4 28.3 30.6 27.1
X FOUR(4WD) 23.8 23.5 25.7 22.8

※燃費は公式の諸元表の値で、定められた試験条件での値です。使用環境(気象、渋滞等)や運転方法で変わります。185/60R16タイヤ&16インチアルミホイール装着車は、公式の注記で数値が下がる区分があります(Xの総合27.8km/L、X FOURの総合23.2km/Lなど)。

安全装備

日産公式の主要装備一覧で、グレードを問わず全車に標準と読み取れる主な安全装備です(作動には条件と限界があります)。

  • インテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
  • 標識検知機能、LDW(車線逸脱警報)、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)、インテリジェント DA(ふらつき警報)
  • フロント&バックソナー、エマージェンシーストップシグナル、ヒルスタートアシスト
  • VDC(ビークルダイナミクスコントロール[TCS機能含む])、ABS、ブレーキアシスト、EBD、インテリジェント トレースコントロール
  • SRSエアバッグ(前席)、SRSニーエアバッグ(運転席)、SRSサイドエアバッグ(前席)&カーテンエアバッグ、後席リマインダー

プロパイロット(ナビリンク機能付を含む)、インテリジェント アラウンドビューモニター、インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW、RCTAは、メーカーオプションのセットで選ぶ装備です(Black Editionでは、アラウンドビューモニターとルームミラーを標準装備)。2025年8月28日の一部仕様向上では、インテリジェント エマージェンシーブレーキの左右検知範囲が大幅に拡大され、後席リマインダーが全グレードに標準設定されました(公式リリース)。

※運転支援・予防安全装備は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で作動するものではありません。詳しくは公式サイトと取扱説明書で確認してください。

ノートの沿革(日産公式ニュースリリース)

日産公式ニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2020年11月24日 「ノート」をフルモデルチェンジし、12月23日(予定)より発売すると発表。第2世代の「e-POWER」を初搭載し、コンパクトカーとして初めて「プロパイロット」(日産初のナビリンク機能付)を搭載。初代は2005年1月に発売、15年間で累計約146万台と記載。 公式リリース
2023年12月11日 マイナーチェンジを発表(2024年1月下旬発売)。フロントグリルにデジタルVモーション、フロント・リヤバンパーをボディ同色化、LEDヘッドランプを全グレード標準化、グローブボックスの容量拡大など。価格はX 2,299,000円、X FOUR 2,580,600円。 公式リリース
2025年8月28日 一部仕様向上を発表。インテリジェント エマージェンシーブレーキの左右検知範囲を拡大、後席リマインダーを全グレードに標準設定。NMCが「AUTECH LINE」を設定。 公式リリース
2026年8月24日 一部仕様変更を発表。「テーラーフィット™」巻ステアリングへ変更、黒を基調にした「Black Edition」を新設定、価格を改定。 公式リリース

※上の表は、当サイトが確認できた公式リリースのうち主なものに限っています(その間の細かな仕様変更・特別仕様車は含みません)。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) 総排気量1,198ccは「1リットル超〜1.5リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額30,500円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。

グレード選びの目安と購入前チェック

グレード選びの目安(当サイトの整理)

  • X:最も価格を抑えられる2WD。WLTC燃費は28.4km/L。
  • X Black Edition:黒で統一した内外装と、アラウンドビューモニター・ルームミラーが標準。Xとの差は100,100円。
  • X FOUR(4WD):雪道など4WDが必要な場合。2WDより286,000円高く、WLTC燃費は23.8km/L。
  • AUTECH/助手席回転シート:NMCの特装車。価格は上の表のとおり。

購入前のチェックリスト

  • ステアリングヒーター・シートヒーターを含むホットプラスパッケージは、2WDのみ設定の項目があるなど条件がある(公式の装備一覧の注記)。
  • プロパイロットや安全装備のセットは、メーカーオプションとして注文時に選ぶ。
  • 価格は2023年12月(X 2,299,000円)から2026年8月(X 2,399,100円)にかけて上がっている。
  • 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
  • 上級の「ノート オーラ」や中古車も候補にするならノート オーラ中古車完全ガイド・ノート中古車完全ガイドを参照。

値引き交渉の進め方は日産ノート値引き記事・ノート値引き相場情報(もう一つの記事)にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. ノートは今も新車で買えますか?

日産公式サイトに現行モデルとして掲載されています(2026年10月7日確認)。2026年8月24日に一部仕様変更と「Black Edition」の新設定が発表されています。

Q. ノートはハイブリッドだけですか?

公式の仕様書では、全グレードが1.2Lの発電用エンジンとモーターで走る「e-POWER」です。ガソリンエンジン単独のグレードはありません。

Q. 「Black Edition」は通常のXと何が違いますか?

公式リリースによると、フロントグリル・ドアミラー・ホイールカバー・ブランドロゴエンブレムをブラックで統一し、黒を基調にした内装と、インテリジェント アラウンドビューモニター・インテリジェント ルームミラーなどの安全装備を標準にしたグレードです。価格差は100,100円です。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、日産公式のリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:グレード別の装備の完全な対応表(公式の装備一覧は色分けのため文字だけでは判別できない項目あり)、オプションの価格、新車の納期・受注状況、実燃費、年間維持費、自動車重量税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: 2023 Nissan Note Autech Crossover in Surf Green Metallic by Mr.choppers, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

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