車検に落ちやすい整備項目には、傾向があります。事前にチェックポイントを知っておけば、再検査の手間や追加費用を避けやすくなります。よくある不合格理由と対策を、表とチェックリストで解説します。
📋 この記事の要点
✔ タイヤの溝が1.6mm以下(スリップサイン露出)だと不合格
✔ ヘッドライトは、光軸のずれ・光量不足で不合格になりやすい
✔ 排気ガスは、マフラーの破損・違法な改造・触媒の不具合で不合格になる
✔ ブレーキは、パッドの摩耗・フルードの劣化に注意
✔ 日常点検でチェックできる項目が中心。事前のセルフチェックが有効
1. 車検に落ちやすい主な項目(一覧)
📊 車検に落ちやすい項目と対策
| 項目 | 不合格になる主な理由 | 事前の対策 |
|---|---|---|
| タイヤ | 溝の深さが1.6mm以下(スリップサイン露出)。サイドウォールのひび割れ・損傷 | 溝とサイドウォールの状態を目視で確認 |
| ヘッドライト | 光軸のずれ。レンズのひび割れ・くもり・黄ばみによる光量不足 | 光軸・レンズの状態を確認 |
| 排気ガス | マフラーの破損・違法な改造・触媒の不具合で、排出ガスが規制値を満たさない | 社外マフラーは、車検対応品か確認 |
| ブレーキ | パッドの摩耗・フルードの劣化による、制動力の低下 | ペダルの踏みごたえに違和感があれば、事前に点検 |
| フロントガラス | 大きさや位置によって、ひび割れで通らないことがある | ひびの位置・大きさを確認 |
📌 補足
ヘッドライトの検査基準・黄ばみへの対処法、フロントガラスのひび割れの判断基準は、それぞれ関連記事で詳しく解説しています。
2. 項目ごとのポイント
タイヤは、溝の深さが十分でも、サイドウォールのひび割れや損傷があると不合格の対象です。ヘッドライトは、バルブ交換や走行時の振動で光軸がずれることがあります。排気ガスは、社外マフラーに交換している場合、車検対応品かどうかを事前に確認しておくことが重要です。
⚠️ 注意
ブレーキパッドの摩耗やブレーキフルードの劣化は、制動力の低下につながる、安全にも関わる項目です。違和感があれば、車検前に点検してもらいましょう。
3. 車検前にできるセルフチェック
🧭 セルフチェックの手順
外回りを確認する
タイヤの溝とひび割れ、ワイパーゴムの劣化を確認します。
灯火類を確認する
ヘッドライト・ウインカー・ブレーキランプの点灯を確認します。
下回りを確認する
オイル漏れの有無を確認します。
不安な項目は、事前に整備工場やディーラーに相談する
当日の見積もり内容も、理解しやすくなります。
📝 セルフチェックリスト
☑️ タイヤの溝は1.6mmを超えている(スリップサインが出ていない)
☑️ サイドウォールにひび割れ・傷がない
☑️ ヘッドライト・ウインカー・ブレーキランプが点灯する
☑️ ワイパーゴムが劣化していない
☑️ フロントガラスに大きなひびがない
☑️ 下回りに、オイル漏れがない
4. よくある質問
まとめ
車検に落ちやすい項目は、タイヤ・ヘッドライト・排気ガス・ブレーキ・フロントガラスなど、日常点検でもチェックできるものが中心です。車検前にセルフチェックをしておくことで、不合格による再検査の手間や追加費用を避けやすくなります。
本記事は2026年9月時点の情報に基づきます。保安基準は変更される場合があるため、最新情報は国土交通省の公式情報でご確認ください。
アイキャッチ画像: 「Aichi-Toyota-Anjo-Shaken-center」by HQA02330(Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)
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