レクサス「GX」は、ボディオンフレーム構造のプレミアムSUVで、レクサスが「ザ・プレミアム・オフローダー」と位置づける車種です。レクサス公式サイトの価格・パッケージページ(2026/10/07確認)に載っているのは、3.4L V6ツインターボ・AWD・10速ATの「GX550」で、7人乗りの“version L”(13,150,000円)と、5人乗りの“OVERTRAIL+”(12,400,000円)の2パッケージです(メーカー希望小売価格、消費税込み)。この記事では、レクサス公式サイトとトヨタのグローバルニュースルームで確認できた内容だけを使い、価格、パッケージ別の装備差、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方までを整理します。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」として、公式情報で確認できない記述(維持費・保険料の金額、使い勝手や走りの評価、競合車との比較など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。なお、国内で販売されている現行GXは「GX550」で、発売から価格改定と一部改良(2026年9月24日)を経ています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
現行GX550のパッケージと価格
レクサス公式の価格・パッケージ(2026/10/07確認)と、公式の価格表PDF(2026年9月現在)に載っているメーカー希望小売価格(消費税込み)、WLTCモード燃費(国土交通省審査値)です。価格にはオプション・保険料・税金(消費税を除く)・登録料などの諸費用・リサイクル料金は含まれません。価格はスペアタイヤ・タイヤ交換用工具付です。
| パッケージ | 乗車定員 | 価格(税込) | WLTC総合(km/L) | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|
| GX550 “version L” | 7人乗り | 13,150,000円(消費税抜き11,954,545円) | 7.8 | 2,520kg |
| GX550 “OVERTRAIL+” | 5人乗り | 12,400,000円(消費税抜き11,272,727円) | 7.9 | 2,490kg |
※全車3.4L V6ツインターボ(V35A-FTS)、4輪駆動(AWD)、Direct Shift-10AT、無鉛プレミアムガソリンです。2つのパッケージの価格差は750,000円(公式価格から当サイトが計算)。リサイクル料金は全車18,000円(2026年9月時点、公式の価格表)で、価格に含まれません。車両重量はヒッチメンバーやルーフの選択で変わります。
メーカーオプション(公式の価格表)
| オプション | 設定 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 2トーンボディカラー(ソニックチタニウム/チタニウムカーバイドグレー/ムーンデザート/テレーンカーキマイカメタリック&ブラック) | “OVERTRAIL+”のみ | 77,000円 |
| ヒッチメンバー(カバー付) | 両パッケージ | 77,000円 |
| パノラマルーフ(電動サンシェード・UVカット・挟み込み防止・調光機能付) | “version L”のみ | 154,000円 |
| ムーンルーフ(チルト&スライド式) | 両パッケージ標準。非装着も選択可 | 非装着の場合 −110,000円 |
| “マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム | 両パッケージ | 240,900円 |
価格の推移(トヨタ公式ニュースリリースの記載)
| 時点 | 価格(消費税込み) | 出典 |
|---|---|---|
| 2024年4月19日 | 新型GX550“OVERTRAIL+”を100台限定の抽選販売(通常販売は2024年秋ごろの予定と発表)。価格は12,350,000円。 | 公式リリース |
| 2025年4月3日 | GX550の国内販売を開始。7人乗り“version L” 12,700,000円、“OVERTRAIL+” 11,950,000円。 | 公式リリース |
| 2026年9月24日発売(一部改良) | “version L” 13,150,000円、“OVERTRAIL+” 12,400,000円。 | 公式リリース |
※各リリースに記載された希望小売価格です。リリースにない時期の価格は、今回の調査では確認できていません。
version LとOVERTRAIL+の違い
レクサス公式の主要装備一覧表(2026年9月現在)の読み取りです。
| 項目 | “version L” | “OVERTRAIL+” |
|---|---|---|
| 乗車定員・シート | 7人乗り。セミアニリン本革シート(運転席・助手席・セカンドシート左右席にシートヒーター&ベンチレーション機能、サードシートあり)。サードシートは5:5分割可倒式・電動リクライニング機構付 | 5人乗り。L tex+ウルトラスエード®シート(運転席・助手席・後席左右にシートヒーター&ベンチレーション機能) |
| ホイール・タイヤ | 265/50R22 109Vタイヤ&22×7½Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装) | 265/70R18 116Hタイヤ&18×7½Jアルミホイール(マットグレー塗装)。2026年9月の一部改良でサイズを265/65R18から拡大 |
| 足まわり・悪路走行 | NAVI・AI-AVS、アクティブトラクションコントロール[A-TRC] | 上記に加え、E-KDSS、ディファレンシャルロック(リヤ)、マルチテレインセレクト、ダウンヒルアシストコントロール、クロールコントロール、マルチテレインモニター |
| 外装 | エアロスパッツ、オート電動格納式ステップ、ソリッド型ルーフレール | “OVERTRAIL+”専用パーツ(センタープロテクション〔前後〕、フロントスキッド、アンダーガード、ブラックのモール類)、“OVERTRAIL+”サイドステップ(LED照明付)、ブリッジ型ルーフレール、フロント2個・リヤ1個のけん引フック |
| 全長×全幅×全高 | 4,960mm × 1,980mm × 1,920mm | 4,970mm × 2,000mm × 1,935mm |
| 最低地上高 | 215mm | 225mm |
| その他 | パノラマルーフ(メーカーオプション)、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付) | AUXスイッチ(運転席インストルメントパネル下部4個) |
※2026年9月24日の一部改良について、公式リリースでは、セカンドシートのシートベンチレーション機能を全車に標準搭載したこと、“OVERTRAIL+”のAVSとEPSの制御を改良したこと、タイヤサイズを265/65R18から265/70R18へ拡大して最低地上高を高めたことが記載されています。
両パッケージ共通の主な標準装備(公式の主要装備一覧表)
- 14インチタッチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus、レクサスGXプレミアムサウンドシステム、12.3インチTFT液晶式メーター、カラーヘッドアップディスプレイ
- 本革ステアリング(パドルシフト付)、ステアリングヒーター、レクサス クライメイト コンシェルジュ(3席独立温度調整オートエアコン)、ナノイーX、リヤエアコン、フロントリフレッシュシート
- ハンズフリーパワーバックドア、おくだけ充電®、クールボックス(フロントセンターコンソール)、ムーンルーフ、寒冷地仕様、デジタルインナーミラー、ドライブレコーダー(前後方)
- トルセン®LSD付トランスファー、ディファレンシャルロック(センター)、電動パーキングブレーキ/ブレーキホールド、スペアタイヤ(車両装着タイヤ・床下付)
パワートレインと燃費(WLTC)
公式の主要諸元表(PDF)(2026年9月現在)にもとづく主要諸元です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車両型式 | 3BA-VJA252W-GNUZZ(末尾“version L”はL、“OVERTRAIL+”はO) |
| ホイールベース/最小回転半径 | 2,850mm/6.0m(トレッド:version L 1,665mm、OVERTRAIL+ 1,685mm) |
| 車両重量/車両総重量 | version L 2,520kg/2,905kg、OVERTRAIL+ 2,490kg/2,765kg(ヒッチメンバー・ルーフ装備で変わる) |
| エンジン | V型6気筒インタークーラー付ツインターボ(V35A-FTS)、総排気量3.444L。最高出力260kW(353PS)/4,800〜5,200rpm、最大トルク650N·m(66.3kgf·m)/2,000〜3,600rpm。無鉛プレミアムガソリン、燃料タンク80L |
| トランスミッション/駆動 | Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック)/4輪駆動 |
| サスペンション/ブレーキ | 前:ダブルウィッシュボーン(スタビライザー付)、後:トレーリングリンク車軸(スタビライザー付)/前後ベンチレーテッドディスク |
| 室内寸法(社内測定値) | 室内長:version L 2,695mm、OVERTRAIL+ 1,940mm/室内幅1,575mm/室内高1,190mm(パノラマルーフ装着時は1,200mm) |
WLTCモード燃費(国土交通省審査値)
| パッケージ | 総合(km/L) | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | 満タンの理論上の距離(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| GX550 “version L” | 7.8 | 5.4 | 8.1 | 9.4 | 約620km |
| GX550 “OVERTRAIL+” | 7.9 | 5.4 | 8.2 | 9.5 | 約630km |
※燃費は公式の主要諸元表の値です。公式の環境仕様ではCO2排出量はversion L 298g/km、OVERTRAIL+ 294g/kmと記載されています。右端は「燃料タンク容量80L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。
安全装備と運転支援
公式の主要装備一覧表(2026年9月現在)で、両パッケージに標準とされている主な安全装備です。
- Lexus Teammate:Advanced Drive(渋滞時支援)
- Lexus Safety System +:プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車[昼夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、レーンディパーチャーアラート[LDA]、レーントレーシングアシスト[LTA]、緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)+フロントクロストラフィックアラート[FCTA]+レーンチェンジアシスト[LCA]+ドライバーモニター連携、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、ブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム[AHS]、ロードサインアシスト[RSA]、発進遅れ告知機能[TMN]、ドライバー異常時対応システム、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]、ITS Connect
- ブラインドスポットモニター[BSM]、セカンダリーコリジョンブレーキ、安心降車アシスト[SEA]、パーキングサポートブレーキ[PKSB](前後方静止物+後方接近車両+後方歩行者)
- パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)はversion L、マルチテレインモニターはOVERTRAIL+に標準
- SRSエアバッグ(運転席・助手席、サイド、ニー、前後席カーテンシールド)、汎用ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー(セカンドシート左右席)、タイヤ空気圧警告表示
公式の注意書きによると、運転支援機能はドライバーの運転を支援するもので、機能には限界があります。JNCAPなど公的な衝突安全評価の結果は、今回の調査では確認できていません。
GXの沿革(トヨタ公式ニュースリリース)
トヨタのグローバルニュースルームで確認できた動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2002年〜 | GXは2002年から北米を中心に販売を開始し、2025年2月末までに世界の約30の国と地域で累計約40万台を販売したと、2025年4月のリリースに記載。 | 公式リリース |
| 2024年4月19日 | 新型「GX550」の国内販売を発表。通常販売は2024年秋ごろを目途とし、先行してGX550“OVERTRAIL+” 100台を抽選販売。 | 公式リリース |
| 2025年4月3日 | GX550の国内販売を開始。先行発売の“OVERTRAIL+”に加え、7人乗りの“version L”を国内向けに新設定。 | 公式リリース |
| 2026年9月24日 | GXを一部改良して発売。“OVERTRAIL+”に外径を拡大した新タイヤを設定し、セカンドシートのシートベンチレーション機能を全車標準に。 | 公式リリース |
※国内の現行GXは新世代の「GX550」です。先代世代は、今回確認した国内の公式ラインアップ・リリースには出てきません。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報・公式の記載で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 総排気量3,444ccで「3リットル超〜3.5リットル以下」の区分、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額57,000円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) | 東京都主税局 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
| リサイクル料金 | 公式の価格表に、全車のリサイクル料金表があり、合計18,000円(2026年9月時点の金額)と記載。 | 公式の価格表PDF |
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
選び方の目安と購入前チェック
選び方の目安(当サイトの整理)
- 乗車人数:7人乗りが必要ならversion L(13,150,000円)の一択。OVERTRAIL+は5人乗り。公式の室内長(社内測定値)は、5人乗りが1,940mm、7人乗りが2,695mm。
- オフロード装備を重視:E-KDSS、リヤデフロック、マルチテレインセレクト、クロールコントロールなどはOVERTRAIL+に標準。version Lの装備一覧には、これらの設定はない。
- 価格:OVERTRAIL+が750,000円安い(公式価格から計算)。ただし2トーンボディカラー(77,000円)などは別途。
- サイズ:全長4,960〜4,970mm、全幅1,980〜2,000mm、全高1,920〜1,935mm、最小回転半径6.0m。駐車場のサイズ・高さ制限を事前に確認する。
- 燃費:WLTC 7.8〜7.9km/L、燃料は無鉛プレミアムガソリン。燃料タンクは80L。
購入前のチェックリスト
- 見積りでは、車両本体価格に加えて、メーカーオプション(ヒッチメンバー、パノラマルーフ、マークレビンソン、2トーンボディカラーなど)、諸費用の合計を確認する。
- レクサス公式サイトのトップには「工場出荷目途のご案内」があり、納期の目処が掲載されています(公式の案内ページ)。最新の状況は公式と販売店で確認する。
- 公式の注記によると、“OVERTRAIL+”のマットグレー塗装ホイールは通常ホイールとメンテナンス方法が異なり、タイヤチェーンは装着できません(265/50R22・265/70R18装着車)。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
値引き交渉の進め方はレクサス GX値引き相場情報にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。中古車で検討する場合はレクサス GX中古車完全ガイドもあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 現行のGXはいつ国内で発売されましたか?
公式プレスリリースによると、新型GX550は2024年4月に“OVERTRAIL+”100台の抽選販売が発表され、2025年4月3日に通常販売(7人乗りversion Lを含む)が始まりました。直近では2026年9月24日に一部改良が発売されています。
Q. 「2024年モデル」のGXと今のGXは違いますか?
2024年の“OVERTRAIL+”抽選販売の価格は12,350,000円で、タイヤは265/65R18でした。現行は価格が12,400,000円(OVERTRAIL+)、タイヤが265/70R18に変わり、セカンドシートのシートベンチレーションが標準になっています(公式リリースより)。
Q. 燃費は何km/Lですか?
公式のWLTCモード燃費は、version Lが7.8km/L、OVERTRAIL+が7.9km/Lです。実燃費は使い方で大きく変わります。
Q. パッケージはいくつありますか?
公式サイトの掲載は、“version L”(7人乗り)と“OVERTRAIL+”(5人乗り)の2つです。
Q. 環境性能割はかかりますか?
東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、レクサス公式サイトや販売店で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
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出典と確認状況
この記事は、以下のレクサス・トヨタ公式情報の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- レクサス公式 GX/価格・パッケージ/価格表PDF/主要諸元表PDF/主要装備一覧表PDF/工場出荷目途のご案内
- プレスリリース:GX550 抽選販売(2024/04/19)/GX550 国内販売開始(2025/04/03)/GX 一部改良(2026/09/24)
- 東京都主税局 自動車税/東京都主税局 環境性能割
この記事で確認できなかった点:2025年4月から2026年9月までの間の価格改定の経緯、先代GXの国内での扱い、納期の目処(公式サイトの表示は随時変わります)、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との比較、JNCAPなど公的な安全評価。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: Lexus GX550 (J250) Washington DC Metro Area, USA (4).jpg by OWS Photography, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons(米国仕様)


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