トヨタ ヴォクシーの世代と現行モデルの基礎知識(公式諸元で整理)

トヨタ ヴォクシーは、2001年に登場した3列シートのミニバンで、現在は2022年発売の4代目です。この記事では、トヨタ公式のニュースリリース・主要諸元表にもとづいて、世代の変遷、現行モデルの諸元とグレードの違い、安全装備、選び方の考え方を整理しました。価格は販売店・時期で変わるため、公式サイトの「価格・グレード」で確認してください。

📋 この記事の要点

✔ ヴォクシーは2001年11月に発売。2007年6月27日、2014年1月20日、2022年1月13日にフルモデルチェンジし、現行は4代目

✔ 2022年の発売時は、1.8Lハイブリッド(WLTCモード燃費23.4km/L)と2.0Lガソリン(同15.1km/L)を設定。2026年10月版の主要諸元表には、ハイブリッド車のみ掲載されている

✔ 2026年4月10日に一部改良を発表(5月6日発売)。S-Zは12.3インチ、S-Gは7.0インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備

✔ 現行のグレードはS-ZとS-G。S-Zは7人乗り、S-Gは7人乗りと8人乗りを設定

1. 世代の変遷(公式ニュースリリースで確認できた範囲)

📊 ヴォクシーの世代と主な出来事

世代 発売・発表 確認できた内容
初代 2001年11月 ノアとともに発売。乗り降りしやすいスライドドアと、広く快適な室内空間を追求したコンパクトキャブワゴンとして開発(トヨタ、2022年のニュースリリースより)
2代目 2007年6月27日 ヴォクシーならびにノアをフルモデルチェンジ(トヨタのニュースリリース)
3代目 2014年1月20日 フルモデルチェンジ。クラス初の本格ハイブリッドシステムを搭載し、JC08モード走行燃費23.8km/Lを達成(トヨタのニュースリリース)
4代目(現行) 2022年1月13日発売 TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。ヴォクシーは「先鋭・独創」をキーワードにデザイン。1.8Lハイブリッドと2.0Lガソリンを設定(ハイブリッド車は2022年1月下旬から生産)
現行の一部改良 2026年4月10日発表、5月6日発売 ノアとヴォクシーを一部改良。S-Zに12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、S-Gに7.0インチを標準装備。E-Four車にSNOW EXTRAモードを標準設定

📌 補足

中古車を探す場合は、年式と型式で世代を確認しましょう。世代ごとの選び方の考え方は、ノアの中古車ガイド(兄弟車)も参考になります。

2. 現行モデルの主要諸元(2026年10月版 主要諸元表)

以下は、トヨタ公式サイトで公開されている「ヴォクシー 主要諸元表」(2026年10月版)にもとづく数値です。表示はいずれも定められた試験条件下の値で、実際の燃費は使用環境や運転方法によって異なります。

📊 グレード別の車両重量とWLTCモード燃費(ハイブリッド車)

グレード・乗車定員・駆動方式 車両重量 WLTCモード燃費(総合)
S-Z 7人乗り・2WD 1,680kg 23.4km/L
S-Z 7人乗り・E-Four 1,720kg 21.8km/L
S-G 7人乗り・2WD 1,650kg 23.6km/L
S-G 7人乗り・E-Four 1,700kg 21.9km/L
S-G 8人乗り・2WD 1,650kg 23.6km/L

📊 WLTCモード燃費の内訳

項目 2WD E-Four(4WD)
WLTC 市街地モード S-Z 23.6km/L、S-G 23.8km/L S-Z 21.5km/L、S-G 21.6km/L
WLTC 郊外モード S-Z 25.7km/L、S-G 26.0km/L S-Z 23.5km/L、S-G 23.6km/L
WLTC 高速道路モード S-Z 22.1km/L、S-G 22.2km/L S-Z 20.9km/L、S-G 21.0km/L

📊 共通の主な諸元(ハイブリッド車)

項目 内容
全長×全幅×全高 4,695mm×1,730mm×1,895mm(E-Fourは全高1,925mm)
ホイールベース 2,850mm
室内(長×幅×高) 2,805mm×1,470mm×1,405mm
エンジン 2ZR-FXE(直列4気筒、1.797L)。最高出力72kW(98PS)/5,200rpm、最大トルク142N・m(14.5kgf・m)/3,600rpm
フロントモーター 最高出力70kW(95PS)、最大トルク185N・m(18.9kgf・m)
リヤモーター(E-Four) 最高出力30kW(41PS)、最大トルク84N・m(8.6kgf・m)
駆動用電池 リチウムイオン電池(容量4.08Ah)
燃料 無鉛レギュラーガソリン。燃料タンク容量52L
最小回転半径 5.5m

3. 安全装備の主なポイント

2026年10月版の「主要装備一覧」にもとづき、主な予防安全装備を整理します。装備はグレード・時期・オプション選択により異なります。購入時は最新の装備一覧で確認してください。

📊 主な予防安全装備

装備 設定(S-Z、S-G)
プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]・自動二輪車[昼]検知。ミリ波レーダーと単眼カメラ方式) 標準装備
レーントレーシングアシスト[LTA]+レーンディパーチャーアラート[LDA] 標準装備
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) 標準装備
オートマチックハイビーム[AHB]、ロードサインアシスト[RSA] 標準装備
ドライバー異常時対応システム、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]、発進遅れ告知機能[TMN] 標準装備
ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA] 標準装備
緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)+フロントクロストラフィックアラート[FCTA]+レーンチェンジアシスト[LCA] メーカーオプション(グレードにより設定条件あり)
アダプティブハイビームシステム[AHS] S-Zにメーカーオプション

⚠️ 運転支援は「支援」です

トヨタは、安全運転を支援する装置はあくまで運転を支援する機能で、過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転するよう案内しています。また、お客様自身で各安全機能の作動テストを行わないよう注意しています。

4. グレード・仕様の選び方

📊 目的別の選び方

重視すること 考え方(公式情報にもとづく)
乗車定員 S-Zは7人乗り、S-Gは7人乗りと8人乗り。8人乗りが必要ならS-Gの8人乗りが候補
雪道・悪路の走行 E-Four(電気式4輪駆動方式)を設定。E-Four車にはSNOW EXTRAモードを標準設定(2026年4月のニュースリリース)
燃費 WLTCモード総合は2WDの方がE-Fourより高い(S-Zで23.4km/Lと21.8km/L)
メーターの見やすさ・装備 S-Zは12.3インチ、S-Gは7.0インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ。ヘッドランプは全車LED、オートレベリング機能付きはS-Zにメーカーオプション
ホイール S-Zの2WD車は205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール、E-Four車は205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(主要装備一覧)
価格・グレード構成 公式サイトの「価格・グレード」で最新の情報を確認。北海道・沖縄は価格が異なる

📌 補足

ノアとヴォクシーは兄弟車です。2026年4月10日のニュースリリースの掲載情報では、ノアにS-Z・S-G・S-Xなど、ヴォクシーにS-Z・S-Gが掲載されています。デザインの好みと、必要なグレード・定員の組み合わせで比べましょう。

📝 購入前チェックリスト

☑️ 人数と用途(7人乗りか8人乗りか)を決めた

☑️ 2WDかE-Four(雪道の使用有無)かを決めた

☑️ 公式サイトの最新の「主要諸元表・装備一覧」で、装備を確認した

☑️ 試乗して、スライドドア・3列目・視界・乗り心地を確かめた

☑️ 見積もりで、車両価格・オプション・諸費用の内訳を確認した

☑️ 保証・メンテナンスの内容と、点検の頻度を販売店で確認した

5. 購入の進め方と、中古車で確認したいこと

🧭 新車購入の進め方

1

用途と予算の目安を決める

人数、走行距離、駐車場のサイズ、雪道の有無を整理します。

2

公式資料で仕様を確認する

トヨタ公式サイトの「価格・グレード」「主要諸元表・装備一覧」で、グレード差と装備を確認します。

3

試乗する

2列目・3列目の乗り降り、荷物の積みやすさ、運転席からの見え方を確認します。

4

見積もりの内訳を確認する

車両価格、メーカーオプション、販売店オプション、諸費用、保険、次回車検の費用を確認します。値引きの考え方は、別記事も参考にしてください。

5

契約前に、納期と保証を確認する

納期は状況により変わります。トヨタ公式サイトの「工場出荷時期目処のご案内」も確認できます。

📊 中古車購入のチェックポイント

中古車で確認すること 確認方法
世代(年式) 車検証の初度登録年月で確認。4代目は2022年1月以降
整備記録・点検記録 点検整備記録簿(メンテナンスノート)の有無と内容
リコール・改善対策 車台番号で、対応済みかを販売店・メーカーに確認
スライドドア・電動装備 両側の開閉と電動スライドの動作を実車で確認
修復歴・事故歴 販売店の説明・鑑定書で確認

6. よくある質問

Q. 現行のヴォクシーは何代目ですか?

A. 2022年1月13日に発売された4代目です(トヨタのニュースリリース)。2026年4月10日に一部改良が発表され、5月6日に発売されました。

Q. ガソリン車は選べますか?

A. 2022年の発売時には、2.0Lガソリン車とハイブリッド車が設定されていました。2026年10月版の主要諸元表にはハイブリッド車のみが掲載されています。ガソリン車の設定の有無は、販売店・公式サイトで確認してください。

Q. WLTCモード燃費は、実際の燃費と同じですか?

A. トヨタは、燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値で、使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて異なると案内しています。

Q. ノアとヴォクシーの違いは?

A. 兄弟車で、ヴォクシーは「先鋭・独創」をキーワードにデザインされています。グレード構成も異なります(2026年4月時点のニュースリリースの掲載情報ではヴォクシーはS-Z・S-G)。

まとめ

ヴォクシーは、2001年に登場し、現在は2022年発売の4代目です。現行はS-ZとS-Gが設定され、2026年10月版の主要諸元表ではハイブリッド車のみが掲載されています(WLTCモード燃費は2WDで23.4〜23.6km/L、E-Fourで21.8〜21.9km/L)。定員、駆動方式、装備を整理し、公式の最新の価格・装備一覧を確認して選びましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・基準・製品仕様は変更されることがあるため、最新の内容は、公的機関・メーカー・各公式サイトでご確認ください(2026年10月時点)。

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