レクサス「LM」は、レクサスが「ラグジュアリームーバー」と位置づけるフラッグシップのミニバン(MPV)です。トヨタ公式ニュースリリースによると、初代LMは2020年に主に中国・アジア向けに発売され、国内での販売は現行の2代目から始まりました。現在(2026/10/07確認)、レクサス公式サイトのLMページに載っているのは、2.4Lターボハイブリッドの「LM500h」の2パッケージ、4人乗りの“EXECUTIVE”(20,300,000円)と6人乗りの“version L”(15,200,000円)です(消費税込み)。この記事では、レクサス公式サイトの価格表・主要諸元・主要装備一覧と、トヨタ公式ニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格、2つのパッケージの違い、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」として、公式で確認できない記述(利用者の評価の引用、年間維持費の金額、下取り額の目安など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。なお「2024年モデル」という呼び方はレクサスの公式資料では使われていません。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
現行LM500hのパッケージと価格
レクサス公式サイトの価格・パッケージ(2026/10/07確認)と、公式の価格表PDF(2026年3月現在)に載っているメーカー希望小売価格(消費税込み)、WLTCモード燃費(国土交通省審査値)です。北海道地区のみ価格が異なります。
| パッケージ | 乗車定員 | 価格(税込) | WLTC総合(km/L) | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | 車両重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LM500h “EXECUTIVE” | 4人乗り | 20,300,000円 | 13.3 | 10.6 | 14.0 | 14.4 | 2,460kg |
| LM500h “version L” | 6人乗り | 15,200,000円 | 13.8 | 10.5 | 15.7 | 14.7 | 2,440kg |
※全車2.4L直列4気筒ターボ+ハイブリッド・4輪駆動(AWD)・Direct Shift-6AT。リサイクル料金(全車20,290円、2026年3月時点)は価格に含まれません。価格にはオプション価格は含まれず、スペアタイヤ・タイヤ交換用工具付きの価格と公式に記載されています。2つのパッケージの価格差は、公式価格から当サイトが計算すると5,100,000円です。
価格の推移(トヨタ公式ニュースリリースの記載)
| 時点 | “EXECUTIVE”(4人乗り) | “version L”(6人乗り) | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2023年10月19日(発表) | 20,000,000円 | —(6人乗りは未設定) | 公式リリース |
| 2024年5月9日(version L追加発売) | — | 15,000,000円 | 公式リリース |
| 2025年8月1日発売(一部改良) | 20,100,000円 | 15,000,000円 | 公式リリース |
| 2026年4月1日発売(一部改良) | 20,300,000円 | 15,200,000円 | 公式リリース |
※各リリースに記載されたメーカー希望小売価格(消費税込み)です。リリースにない時期の価格は、今回の調査では確認できていません。
EXECUTIVE(4人乗り)とversion L(6人乗り)の違い
レクサス公式の主要装備一覧表(2026年3月現在)の記載から、2つのパッケージで差が出る項目を整理しました。
| 項目 | “EXECUTIVE”(4人乗り) | “version L”(6人乗り) |
|---|---|---|
| 後席の構成 | リヤシート:L-ANILINE本革/4Wayパワーシート(オットマン、ランバーサポート付)/固定式大型ヘッドレスト | セカンドシート:L-ANILINE本革/6Wayパワーシート(オットマン、ランバーサポート付)/マニュアルウォークイン機構。サードシート:セミアニリン本革/マニュアルスライド・リクライニング機能/マルチポジションスペースアップシート |
| 仕切り | パーティション(電動昇降ガラス/調光機能付) | 設定なし |
| リヤのディスプレイ | 48インチ大型ワイドディスプレイ(リヤシートエンターテインメントシステム) | 電動開閉式14インチディスプレイ(リヤシートエンターテインメントシステム) |
| リヤの空調 | リヤクライメイトコンシェルジュ&4席独立温度調整オートエアコン(部位別調整機能付)、温熱感IRマトリクスセンサー | 前後左右席独立温度調整オートエアコン |
| 冷蔵庫 | 冷蔵庫(ホルダー付) | 設定なし |
| 乗降まわり | スライドドアウェルカムイルミネーション(2026年4月の改良で新採用) | パワーイージーアクセスシステム(運転席オートスライドアウェイ&リターンメモリー機能) |
| 室内寸法(社内測定値) | 室内長2,735mm/室内幅1,590mm/室内高1,365mm | 室内長2,965mm/室内幅1,655mm/室内高1,365mm |
| 全パッケージ共通の標準装備 | 14インチタッチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus、“マークレビンソン”リファレンス3Dサラウンドサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイ、12.3インチTFT液晶式メーター、ガラスルーフ(リヤ左右)、電動サンシェード、周波数感応バルブ付AVS、アクティブノイズコントロール、デジタルインナーミラー、パワーバックドア、ユニバーサルステップ、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付) | 同左 |
※公式の主要装備一覧表と主要諸元表の記載にもとづきます。メーカーオプションは、225/65R17タイヤ&17×6½Jノイズリダクションアルミホイール(標準は225/55R19タイヤ&19×7J鍛造アルミホイール)の設定が公式の価格表にあります。19インチ装着車はタイヤチェーンを装着できないと公式に注記されています。
パワートレインと燃費
レクサス公式の主要諸元表(2026年3月現在)にもとづく主要諸元です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 5AA-TAWH15W-LNTXT(EXECUTIVE)/5AA-TAWH15W-LPTVT(version L) |
| 全長×全幅×全高×ホイールベース | 5,125mm × 1,890mm × 1,955mm(17インチタイヤ装着車は1,945mm) × 3,000mm |
| 最小回転半径/最低地上高(社内測定値) | 5.9m/140mm(17インチタイヤ装着車は130mm) |
| エンジン(T24A-FTS) | 直列4気筒インタークーラー付ターボ 2,393cc。最高出力202kW(275PS)/6,000rpm、最大トルク460N·m(46.9kgf·m)/2,000〜3,000rpm(NET値)。筒内直接+ポート燃料噴射(D-4ST)、無鉛プレミアムガソリン、燃料タンク60L |
| フロントモーター | 交流同期電動機(1ZM):最高出力64kW(87PS)、最大トルク292N·m(29.8kgf·m) |
| リヤモーター | 交流同期電動機(1YM):最高出力76kW(103PS)、最大トルク169N·m(17.2kgf·m) |
| 駆動用主電池 | ニッケル水素電池(総電圧288V) |
| トランスミッション/駆動方式 | Direct Shift-6AT(電子制御6速オートマチック)/4輪駆動 |
| サスペンション/ブレーキ | 前:マクファーソンストラット/後:ダブルウイッシュボーン(ともにスタビライザー付)。前後ともベンチレーテッドディスク(前φ328mm/後φ317mm) |
満タン時の理論上の距離(当サイトの計算)
| パッケージ | WLTC総合(km/L) | 満タンの理論上の距離(計算) |
|---|---|---|
| “EXECUTIVE”(4人乗り) | 13.3 | 約800km |
| “version L”(6人乗り) | 13.8 | 約830km |
※「燃料タンク容量60L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。
トヨタ公式ニュースリリースによると、LMは新GA-Kプラットフォームの採用で素性を刷新したと説明されています(2023年10月19日の発表)。ドライブモードは公式の装備一覧で Normal/Eco/Sport/Rear Comfort/Custom の設定があります。Rear Comfortモードと周波数感応バルブ付AVSは、同リリースでLEXUS初の採用と記載されています。
安全装備と運転支援
レクサス公式の安全装備ページと主要装備一覧表で、両パッケージに標準とされている主な安全装備です。
- Lexus Teammate:Advanced Drive(渋滞時支援)、Advanced Park(リモート機能付)+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)。ご利用にはG-Link契約が必要な機能を含みます
- Lexus Safety System +:プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、レーンディパーチャーアラート/レーントレーシングアシスト/レーンチェンジアシスト、アダプティブハイビームシステム、ロードサインアシスト、プロアクティブドライビングアシスト、ドライバー異常時対応システム(ドライバーモニター連携)、フロントクロストラフィックアラート、発進遅れ告知機能
- ブラインドスポットモニター/後方車両接近告知/後方車両への接近警報、セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)、安心降車アシスト(ドアオープン制御付)、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両+後方歩行者)
- パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)、バックカメラ洗浄機能、デジタルインナーミラー、ドライブレコーダー(前後方)
- SRSエアバッグ:運転席・助手席(デュアルステージ)、サイド、カーテンシールド。“EXECUTIVE”は前後席、“version L”はフロント/セカンド/サードシートに設定
運転支援・予防安全装備は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で事故を防げるものではありません。日本のJNCAPによるLMの安全評価は、今回の調査では確認できていません。
沿革(トヨタ公式ニュースリリース)
トヨタ自動車の公式ニュースルームで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2020年 | 初代LMを、主に中国・アジア地域でのショーファードリブンMPVの需要に向けて販売開始(4座/7座仕様)。 | 公式リリース(2023/10/19)の記載 |
| 2023年10月19日 | 新型LMの国内仕様を発表。“EXECUTIVE”(4座)が20,000,000円。新GA-Kプラットフォーム、周波数感応バルブ付AVS、48インチ大型ワイドディスプレイなど。ご注文受付を開始し、12月下旬頃の発売予定。 | 公式リリース |
| 2024年5月9日 | 6座仕様の“version L”を追加設定して発売(15,000,000円)。 | 公式リリース |
| 2025年7月17日発表(8月1日発売) | LM500hを一部改良。リヤホイールハウス・バックドア周りに制振材・吸音材を追加。“EXECUTIVE”はパワースライドドアスイッチをリヤセンターコンソールへ移動し、トレイを新設。 | 公式リリース |
| 2026年3月12日発表(4月1日発売) | LM500hを一部改良。“EXECUTIVE”にスライドドアウェルカムイルミネーションを新採用、冷蔵庫に新しいホルダー、リヤシートセンターコンソールのUSB Type-C端子を最大60W(2端子合計)に対応、両仕様でタイヤのトレッドパターンを変更してロードノイズを低減。 | 公式リリース |
※2026年4月の改良以降の価格改定や仕様変更に関する公式リリースは、今回の調査では確認できませんでした。公式の価格表(2026/10/07確認)は2026年4月発売時と同じ価格です。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報・公式の記載で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | LM500h(2,393cc)は「2リットル超〜2.5リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額43,500円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) | 東京都主税局 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | リサイクル料金は、公式の価格表では全車20,290円(2026年3月時点・別途必要)。自動車重量税は車両重量・登録時期・エコカー減税の適用で変わるため、具体額はこの記事では載せません。 | レクサス公式 価格表 |
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
選び方の目安と購入前チェック
パッケージ選びの目安(当サイトの整理)
- “EXECUTIVE”(4人乗り):後席の乗員を主役にした仕様。パーティション、48インチ大型ワイドディスプレイ、冷蔵庫、リヤクライメイトコンシェルジュを備える(20,300,000円)。
- “version L”(6人乗り):多人数乗車向け。セカンド/サードシートを備え、価格は15,200,000円で、“EXECUTIVE”より5,100,000円低い。WLTC燃費は13.8km/Lで、“EXECUTIVE”の13.3km/Lよりやや良い。
購入前のチェックリスト
- レクサスの工場出荷時期目処のご案内(2026.10.2更新)では、工場出荷目処は“EXECUTIVE”が6.0ヶ月、“version L”が5.5ヶ月と案内されています。実際の納車時期は販売店の状況で変わるため、販売店で確認する。
- 全長5,125mm・全幅1,890mm・全高1,955mm、最小回転半径5.9m。機械式駐車場に入れる場合は、サイズ・重量(2,440〜2,460kg)の制限を事前に確認する。
- メーカーオプションはご注文時のみの設定(工場装着)。17インチタイヤ&ホイールを選ぶと全高1,945mm、最低地上高130mmになる。
- 19インチ装着車はタイヤチェーンを装着できない。雪道を走る予定がある場合は、冬用タイヤの選び方を販売店に確認する。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
- LMの中古車も候補にするならレクサス LM中古車完全ガイドを参照。
値引き交渉の進め方はレクサスLM値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。レクサス全体の車種一覧は購入・売却ガイド(レクサス車一覧)をご覧ください。
よくある質問
Q. 現行のLMはいつから国内で買えますか?
新型LMの国内仕様は2023年10月19日に発表され、ご注文受付が始まりました(発売は12月下旬頃の予定と公式リリースに記載)。6人乗りの“version L”は2024年5月9日に追加発売されています。
Q. 「2024年モデル」のLMと現行は何が違いますか?
「2024年モデル」という名称は公式資料にはありません。2024年5月に6人乗りが追加され、その後2025年8月1日と2026年4月1日に一部改良(静粛性の向上、“EXECUTIVE”の装備の追加など)が行われています。価格は2026年4月発売時点で“EXECUTIVE”20,300,000円、“version L”15,200,000円です。
Q. ガソリン車や7人乗りはありますか?
現在のレクサス公式LMページの価格・パッケージ一覧に載っているのは、LM500hの4人乗り“EXECUTIVE”と6人乗り“version L”の2パッケージだけです(2026/10/07確認)。
Q. 燃費はどのくらいですか?
公式のWLTCモード燃費は、“EXECUTIVE”が13.3km/L、“version L”が13.8km/Lです。使用燃料は無鉛プレミアムガソリンです。実燃費は使い方で変わるため、この記事では載せていません。
Q. 環境性能割はかかりますか?
東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、レクサス公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
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出典と確認状況
この記事は、以下のレクサス・トヨタ自動車の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- レクサス LM/価格・パッケージ/安全装備/走行性能/工場出荷時期目処のご案内
- PDF:価格表(2026年3月現在)/主要諸元表(2026年3月現在)/主要装備一覧表(2026年3月現在)
- トヨタ公式ニュースリリース:新型LM発売(2023/10/19)/6座仕様車追加(2024/05/09)/一部改良(2025/07/17)/一部改良(2026/03/12)
- 東京都主税局 自動車税/東京都主税局 環境性能割
この記事で確認できなかった点:各改良での価格改定の正確な時期(リリースにない期間)、JNCAPなど公的な安全評価、システム最高出力(公式の主要諸元表には記載なし)、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: 2024 Lexus LM500h Executive 4-Seater.jpg by Chanokchon, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


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