BMW iX1完全ガイド【2026年10月版】|価格・グレード・航続距離・安全装備

BMW「iX1」は、BMWのプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントでは初の電気自動車として、2023年2月17日に日本で発売されたSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)です。2026年5月26日には、一充電での走行距離が向上した仕様変更が発表されました。公式の価格表(2026/10/07確認)に載っている現行のグレードは、前輪駆動の「eDrive20 M Sport」と四輪駆動の「xDrive30 M Sport」の2つです。この記事では、BMW Group Japanの公式プレスリリースで確認できた内容だけを使い、価格、2グレードの違い、航続距離、諸元、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。同じ車体を共有するガソリン・ディーゼル車の「X1」はBMW X1中古車完全ガイドで整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

iX1のグレードと価格

BMW Group Japanの公式プレスリリース「電気自動車BMW iX1の一充電での走行距離がアップ」(2026年5月26日)に掲載されている、BMW iX1のメーカー希望小売価格です(2026/10/07確認)。消費税込で、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金は別途必要とされています。

グレード 駆動方式 価格(税込) 一充電走行距離
iX1 eDrive20 M Sport 前輪駆動(FWD) 6,780,000円 550km
iX1 xDrive30 M Sport 四輪駆動(AWD) 7,460,000円 507km

※価格は右ハンドル仕様。価格は各BMW正規ディーラーが独自に定めるとされています(公式リリースの注記)。一充電走行距離は2026年5月26日の公式リリースの記載です。

グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)

比較 価格差(税込) 主な違い
eDrive20 M Sport → xDrive30 M Sport +680,000円 前輪駆動から前後にモーターを備えた四輪駆動へ。システム最高出力は150kWから200kWへ、一充電走行距離は550kmから507kmへ

※価格差は上の公式価格から当サイトが計算したものです。

価格・グレード構成の変化(BMW Group Japan公式リリース)

時点 eDrive20 xDrive30 出典
2023年2月17日(発売時) — 6,680,000円(xLine・M Sport) 公式リリース
2024年5月29日(eDrive20追加時) 6,500,000円(M Sport) 7,180,000円(xLine・M Sport) 公式リリース
2026年5月26日(現行) 6,780,000円(M Sport) 7,460,000円(M Sport) 公式リリース

※発売時と2024年5月の価格はいずれも公式リリースの価格表の記載です。2026年5月の価格表にxLineは載っていません(xLineの設定が続いているかは確認していません)。途中の価格改定の経緯も確認していません。

2グレードの違い

公式プレスリリース(2024年5月29日・2026年5月26日)に載っている、eDrive20とxDrive30の違いです。

項目 eDrive20 M Sport xDrive30 M Sport
駆動方式 前輪駆動(フロントにモーター) 四輪駆動(前輪・後輪にモーター)
最高出力・最大トルク 150kW・250Nm 最高出力190PS(140kW)・最大トルク247Nmのモーターを前後に搭載。システム合計で最高出力200kW・最大トルク494Nm
一充電走行距離 550km(2026年5月の仕様変更後。2024年発表時は495km) 507km(2026年5月の仕様変更後。2023年発表時は465km)
車両重量 1,890kg(2024年発表時) 2,030kg(2023年発表時)
バッテリー容量 リチウム・イオン 66.5kWh リチウム・イオン 66.5kWh
0-100km/h加速 公式リリースに記載なし 5.6秒(2023年のリリース、ヨーロッパ仕様値)

※車両重量は、それぞれ発表時の公式リリースの値です(その後の仕様変更で変わっている可能性があります)。M Sportの個別の装備内容は、公式の主要諸元・装備表(BMW Japan)で確認してください。2023年の発表リリースには、M Sportモデルにアダプティブ・Mサスペンション(標準サスペンション搭載モデルより車高が20mm低い)が標準装備と記載されています。

諸元と一充電走行距離

BMW Group Japanの公式リリースに載っている主な車両諸元です。

項目 内容
全長×全幅×全高 eDrive20:4,500×1,835×1,620mm/xDrive30:4,500×1,835×1,620mm
ホイールベース 2,690mm
モーター eDrive20:最高出力150kW、最大トルク250Nm/xDrive30:システム最高出力200kW、システム最大トルク494Nm
バッテリー リチウム・イオン電池 容量66.5kWh(116.0Ah)
一充電走行距離 eDrive20:550km/xDrive30:507km(2026年5月26日の公式リリース)
2026年5月の仕様変更の内容 新たにSiCインバーターを採用し、高電圧バッテリーから電気駆動ユニットへの電力変換効率を向上。前輪部分のベアリングの改良による摩擦軽減、タイヤ空気圧の見直しを行った(公式リリース)

※一充電走行距離は公式リリースの値です。使用環境(気温、エアコン、運転方法など)で実際の走行距離は変わります。公式リリースの本文には、試験モード(WLTCなど)の記載はありませんでした。

安全装備と充電(発表時のリリースから)

2023年2月17日の発表リリース(公式リリース)に、次の記載があります(現行の装備は公式の主要諸元・装備表で確認してください)。

  • 先進安全機能「ドライビング・アシスト」を標準装備:アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能
  • パーキング・アシスタントを標準装備(時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートをバックで戻るリバース・アシスト機能)
  • BMWデジタル・キー・プラスを標準装備
  • 充電:普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。8kWのBMWウォール・ボックス(200V/40A)で約6時間30分(10%から80%、xDrive30、自社調べ)、90kW急速充電器で約50分(10%から約80%)、約30分で10%から55%と記載

※充電時間は、発売時のxDrive30についての自社調べの値です。運転支援は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で作動するものではありません。

iX1の沿革(BMW Group Japan公式プレスリリース)

BMW Group Japanの公式プレスリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2023年2月17日 新型BMW X1を発表し、全国の正規ディーラーで販売開始(納車は2月下旬から)。BMWスモール・コンパクト・セグメント初の電気自動車BMW iX1 xDrive30(xLine・M Sport)をラインアップ。一充電走行距離465km、バッテリー容量66.5kWh。 公式リリース
2024年5月29日 X1のラインアップにX1 sDrive18iとiX1 eDrive20を追加し、販売開始(iX1 eDrive20の納車は8月から)。eDrive20は最高出力150kW・最大トルク250Nm・一充電走行距離495km、価格は650万円。 公式リリース
2026年5月26日 iX1 eDrive20・xDrive30の仕様変更を発表。SiCインバーターの採用などで、一充電走行距離がeDrive20は550km(約11.1%向上)、xDrive30は507kmに。 公式リリース

※上の表は、当サイトが確認できた公式リリースのうち主なものに限っています(その間の細かな仕様変更・特別仕様車は含みません)。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・充電方法・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) 電気自動車は、自家用乗用車で年額25,000円(東京都主税局の税率表の「電気自動車」の区分、令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率)。 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —
CEV補助金など この記事では国や自治体の補助金の金額・対象は載せていません(年度や申請時期で変わるため、公式の最新情報で確認してください)。 —

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表で整理しています。

グレード選びの目安と購入前チェック

グレード選びの目安(当サイトの整理)

  • eDrive20 M Sport(678万円):前輪駆動で、一充電走行距離は2グレードのうち最長(550km)。
  • xDrive30 M Sport(746万円):前後モーターの四輪駆動。システム最高出力200kW、一充電走行距離507km。eDrive20より68万円高い。

購入前のチェックリスト

  • 自宅や職場での充電環境(200Vコンセントなど)を確認する。急速充電はCHAdeMO規格に対応と公式リリースに記載。
  • 補助金は年度や申請時期で変わるため、購入時に国・自治体の最新情報を確認する(この記事では金額を載せていません)。
  • 価格は2024年5月(eDrive20 650万円、xDrive30 718万円)から2026年5月(678万円、746万円)にかけて上がっている。
  • 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。

値引き交渉の進め方はBMW iX1値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. BMW iX1は今も新車で買えますか?

BMW Group Japanの公式プレスリリース(2026年5月26日)にメーカー希望小売価格が掲載されています(2026年10月7日確認)。iX1 eDrive20 M Sportが678万円、xDrive30 M Sportが746万円です。

Q. 一充電でどのくらい走れますか?

公式リリースによると、eDrive20は550km、xDrive30は507kmです(2026年5月の仕様変更後)。2024年の発表時はeDrive20が495km、2023年の発売時はxDrive30が465kmでした。

Q. iX1とX1の違いは何ですか?

iX1は電気モーターで走る電気自動車で、X1はガソリン・ディーゼル・Mパフォーマンスのモデルです(公式リリースの価格表)。X1の中古車はBMW X1中古車完全ガイドで整理しています。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります(電気自動車の自動車税は年額25,000円)。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、BMW Japan公式のリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:BMW Japan公式サイトの価格・諸元ページの現在の内容(この記事の根拠は公式プレスリリースのみです)、M Sportの詳細な標準装備、現行の車両重量、WLTCなど試験モードの区分、補助金の金額、新車の納期・受注状況、実燃費(電費)、年間維持費、自動車重量税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: BMW iX1 xDrive30 M Sport (ZAA-62EF67) front by Tokumeigakarinoaoshima, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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