BMW 1シリーズ完全ガイド【2026年10月版】|第4世代の価格・グレード・燃費・安全装備

BMW 1シリーズは、BMWの中で最もコンパクトなプレミアム・スモール・コンパクト・ハッチバックです。BMW Japanの公式プレスリリースによると、現行の第4世代(型式コードF70)は2024年11月1日に日本で発売され、2025年2月にディーゼルの「120d」、2026年5月に新しいエントリーモデルの「オリジナル」が加わりました。従来の「116i」「118i」のようにモデル名の末尾に付いていた「i」は、新型から廃止されています。公式の装備・価格表(2026年7月以降生産、2026/10/07確認)に載っているのは、120(original・標準・M Sport)、120d(標準・M Sport)、M135 xDriveで、価格は4,800,000円から7,290,000円です。この記事では、BMW Japanの公式モデルページ、装備・価格表、プレスリリースで確認できた内容だけを使い、価格、グレードの違い、諸元とWLTC燃費、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。

📌 この記事について
2026/10/07時点のBMW Japan公式情報(モデルページ・装備・価格表・プレスリリース)をもとに、現行の第4世代の内容で全面的に作り直しました。以前の版は旧世代の車名(116i・118i・118d・M135i xDrive)と、公式情報で確認できない記述(オーナーの感想、点数評価、実燃費、維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。同じ1シリーズの中古車はBMW 1シリーズ中古車完全ガイドで、値引き交渉の進め方はBMW 1シリーズ値引き記事でまとめています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

現行BMW 1シリーズのグレードと価格

BMW Japanの装備・価格表PDF(2026年7月以降生産、2026/10/07確認)に載っているメーカー希望小売価格(消費税込)です。公式モデルページの表示も「BMW 120 original:4,800,000円〜BMW M135 xDrive:7,290,000円」で、同じ範囲です(BMW 1シリーズ モデルページ)。

グレード パワートレイン・駆動 メーカー希望小売価格(税込) 消費税抜価格 リサイクル料金
BMW 120 original 1.5L 直列3気筒ガソリン+48Vマイルド・ハイブリッド/前輪駆動/7速DCT 4,800,000円 4,363,636円 17,420円
BMW 120 同上 5,000,000円 4,545,455円 17,420円
BMW 120 M Sport 同上 5,210,000円 4,736,364円 17,420円
BMW 120d 2.0L 直列4気筒ディーゼル+48Vマイルド・ハイブリッド/前輪駆動/7速DCT 5,210,000円 4,736,364円 17,420円
BMW 120d M Sport 同上 5,410,000円 4,918,182円 17,420円
BMW M135 xDrive 2.0L 直列4気筒ガソリン/4輪駆動(xDrive)/7速DCT 7,290,000円 6,627,273円 17,420円

※公式の装備・価格表の記載です。価格には、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用、付属品価格等は含まれません。リサイクル料金は別途必要です。オプションを装着した場合や生産時期により金額が変わる場合があります。

グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)

比較 価格差(税込) 主な違い
120 original → 120 +200,000円 装備の違いは装備・価格表で確認(originalは標準装備品を厳選したエントリーモデル)
120 → 120 M Sport +210,000円 M Sportの内容(アダプティブ M サスペンションなど。公式のプレスリリース記載)
120 → 120d +210,000円 ディーゼル(WLTC燃費21.2km/L、120は16.8km/L)
120d → 120d M Sport +200,000円 M Sportの内容(同上)
120d M Sport → M135 xDrive +1,880,000円 2.0Lガソリン221kW(300PS)・4輪駆動(xDrive)のMパフォーマンス・モデル

※価格差は公式価格から当サイトが計算したものです。装備の細かな違いは、公式の装備・価格表で確認してください。

グレードの違いと主な装備

公式のプレスリリースとモデルページで紹介されている、グレード名ごとの特徴です。標準・オプションの細かな区別は装備・価格表(グレードごとの表)に記載されています。

グレード名 公式が説明している特徴
original 新たなエントリー・モデル(2026年5月27日追加)。48Vインテグレイテッド・ハイブリッド、ナビゲーション・システム、先進安全機能ドライビング・アシスト、デジタル・キー・プラス、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントなどは装備しつつ、標準装備品を厳選して価格を抑えたモデル(公式プレスリリース)。
120/120d(標準) 120と120 M Sportは同じ1.5Lパワートレイン、120dと120d M Sportは同じ2.0Lディーゼル(公式の装備・価格表)。全高は1,465mm(M Sportは1,450mm)。
M Sport(120/120d) アダプティブ M サスペンションを搭載し、快適性と操舵性を向上(公式プレスリリース)。シートのMアルカンターラ/ヴェガンザ・コンビネーションはM Sportにのみ装着可能(モデルページ)。全高は1,450mm。ブラック・ルーフはM Sport・M135 xDriveにオプションで装着可能(モデルページ)。
M135 xDrive BMW Mが開発するMパフォーマンス・モデル。左パドルを1秒間引くと全パワートレインとシャシーをスポーティ設定にするMスポーツ・ブースト機能付き7速DCT、4輪駆動xDrive、フロント・アクスルの機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャル、アダプティブ M サスペンション(公式プレスリリース)。

全モデルに共通して公式が紹介している装備・機能

  • BMWカーブド・ディスプレイ(メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化)、BMWオペレーティング・システム9、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(「OK, BMW」で音声操作)
  • シフト・レバーを廃止し、操作系をセンター・アームレストに集約。センター・コンソールにはQi対応機器のワイヤレス充電(公式プレスリリース)。後席は40:20:40分割可倒式。
  • アダプティブLEDヘッドライト(モデルページ)。キドニー・グリルの斜めのデザインはM135 xDriveには採用されません(公式プレスリリース)。
  • BMWデジタル・キー・プラス(対応するスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、ロック解除とエンジン始動が可能。公式プレスリリース)。

※BMWヘッドアップ・ディスプレイ、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能などの標準・オプションの区別は、2024年11月の発売時点の公式プレスリリースでは「120と120 M Sportにオプション、M135 xDriveに標準」とされています。現行の装備・価格表では、グレードごとの標準・オプションを確認してください。

パワートレインと燃費(WLTC)

公式の装備・価格表(2026年7月以降生産)と、BMW Japanのプレスリリースにもとづく主要諸元です。

項目 120系(original・標準・M Sport) 120d系(標準・M Sport) M135 xDrive
型式 3AA-82GE15 3CA-22GF20 —(確認できず)
エンジン B38A15P 直列3気筒DOHCガソリン 1,498cc B47C20B 直列4気筒DOHCディーゼル 1,995cc B48A20H 直列4気筒DOHCガソリン 1,998cc
最高出力 115kW(156ps)/5,000rpm 110kW(149ps)/4,000rpm 221kW(300ps)/5,750rpm
最大トルク 240Nm/1,500-4,400rpm 360Nm/1,500-2,500rpm 400Nm/2,000-4,500rpm
電気モーター(48V) 15kW(20ps)/55Nm 15kW(20ps)/55Nm —
システム・トータル最高出力/最大トルク(自社参考値) 125kW/280Nm 120kW/400Nm —
駆動方式/トランスミッション 前輪駆動/電子油圧制御式7速DCT 前輪駆動/電子油圧制御式7速DCT 4輪駆動/電子油圧制御式7速DCT
燃料/タンク容量 無鉛プレミアムガソリン/49L 軽油/49L 無鉛プレミアムガソリン/49L
全長×全幅×全高×ホイールベース 4,370mm × 1,800mm × 1,465mm(M Sportは1,450mm)× 2,670mm 4,370mm × 1,800mm × 1,465mm(M Sportは1,450mm)× 2,670mm 4,370mm × 1,800mm × 1,450mm × 2,670mm
車両重量(パノラマ・ガラス・サンルーフ装着車は+20kg) 1,460kg(車両総重量1,735kg) 1,540kg(車両総重量1,815kg) 1,570kg(車両総重量1,845kg)
乗車定員/最小回転半径 5名/5.5m 5名/5.5m 5名/5.5m
ラゲージ・ルーム容量 300L(後席を倒すと1,135L) 300L(後席を倒すと1,135L) 380L(後席を倒すと1,200L)

WLTCモード燃費(国土交通省審査値)

グレード 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路 満タンの理論上の距離(計算)
BMW 120(original・標準・M Sport) 16.8 12.3 17.6 19.3 約820km
BMW 120d(標準・M Sport) 21.2 14.5 22.8 25.0 約1,040km
BMW M135 xDrive 12.5 8.9 12.8 14.9 約610km

※燃費は公式の装備・価格表(2026年7月以降生産)の値です(120・120dの総合値は公式プレスリリースの値と一致)。右端は「燃料タンク容量49L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、使用環境(気象、渋滞)や運転方法(急発進、エアコン使用等)で変わります。この記事では実燃費は載せていません。

公式プレスリリースによると、120・120 M Sportは、1.5L直列3気筒ツインパワー・ターボに48Vマイルド・ハイブリッドを組み合わせています。120dは2L直列4気筒ツインパワー・ターボ・クリーン・ディーゼルに48Vマイルド・ハイブリッドを組み合わせ、M135 xDriveは2.0L直列4気筒ツインパワー・ターボ・ガソリンに左パドルで切り替えるMスポーツ・ブースト機能を備えます。

安全装備と運転支援

2024年10月30日の発売時の公式プレスリリースで、標準装備とされている「ドライビング・アシスト」の内容です。2026年5月に追加されたoriginalも、公式プレスリリースで「先進安全機能ドライビング・アシスト」を装備すると記載されています。

  • アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
  • レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
  • 衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング
  • ペダル踏み間違い急発進抑制機能
  • パーキング・アシスト:時速35km以下で直前に前進した最大50mのルートを後退で正確に戻れるリバース・アシスト機能を含む

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能は、高速道路(高速自動車国道および指定都市高速道路)での渋滞時に、一定の条件下でステアリングから手を離した走行を可能にする機能で、SAEのレベル2にあたり自動運転ではなく、ドライバーが前方に注意する必要があります。発売時の公式プレスリリースでは120・120 M Sportにオプション、M135 xDriveに標準とされています。運転支援・予防安全装備は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で事故を防げるものではありません。日本のJNCAPやユーロNCAPによる新型1シリーズの安全評価は、今回の調査では確認できていません。

沿革(BMW Japan公式プレスリリース)

BMW Japanのプレスリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2004年 初代BMW 1シリーズが誕生(公式プレスリリースの記載)。2011年に第2世代、2019年に第3世代へ進化。 公式リリース
2024年11月1日 第4世代の新型1シリーズ(全面改良)を発売。120、120 M Sport、M135 xDriveをラインアップ。モデル名末尾の「i」は廃止。納車は2024年11月以降。 公式リリース
2025年2月26日 ディーゼルの「BMW 120d」をラインアップに追加。納車は同年3月から。 公式リリース
2026年5月27日 新たなエントリー・モデル「オリジナル」をラインアップに追加。納車は6月以降。 公式リリース

※2024年11月の発売時の価格は、今回確認した公式プレスリリースに記載がなく、読み取れませんでした。2026年7月以降生産分の価格改定の有無も確認できていません。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報・公式の記載で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) 120系は1,498ccで「1リットル超〜1.5リットル以下」の区分、年額30,500円。120dは1,995cc、M135 xDriveは1,998ccで、どちらも「1.5リットル超〜2リットル以下」の区分、年額36,000円。いずれも自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 リサイクル料金は、公式の装備・価格表で全グレード17,420円(別途必要)。自動車重量税は車両重量・登録時期で変わるため、具体額はこの記事では載せません。 BMW 装備・価格表(1シリーズ)

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。

グレード選びの目安と購入前チェック

グレード選びの目安(当サイトの整理)

  • 120 original:価格を抑えたい人向け(480万円)。48Vハイブリッド、ナビ、ドライビング・アシストなどは備え、標準装備品が厳選されているため、装備・価格表で内容を確認する。WLTC燃費は16.8km/L。
  • 120/120 M Sport:500万円(120)、521万円(M Sport)。M Sportはアダプティブ M サスペンションを搭載。120系は同じパワートレイン・燃費(16.8km/L)。
  • 120d/120d M Sport:ディーゼル(WLTC 21.2km/L)で、最大トルクは360Nm、システム・トータルで400Nm(自社参考値)。価格は120d 521万円、120d M Sport 541万円。燃料は軽油。
  • M135 xDrive:221kW(300PS)、400Nm、xDrive。価格は729万円で、WLTC燃費は12.5km/L。

購入前のチェックリスト

  • 見積りでは、パノラマ・ガラス・サンルーフ、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能、ヘッドアップ・ディスプレイなどのオプション構成と合計金額を確認する。
  • 公式の装備・価格表は生産時期ごとに版が分かれている(2026年7月以降生産、2026年3月以降生産など)。見積書の価格がどの版にもとづくかを販売店で確認する。
  • 全長は4,370mm、全幅は1,800mm。機械式駐車場に入れる場合は、サイズ・重量制限を事前に確認する。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
  • 旧世代(モデル名に「i」が付いた116i・118iなど)の中古車も候補にするならBMW 1シリーズ中古車完全ガイドを参照。

値引き交渉の進め方はBMW 1シリーズ値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. 現行のBMW 1シリーズはいつ発売されましたか?

第4世代の新型1シリーズは、2024年11月1日にBMW Japanが販売を開始しました(公式プレスリリース)。その後、2025年2月に120d、2026年5月に「オリジナル」が追加されています。

Q. 以前の「118i」「116i」はまだ買えますか?

現行の公式ラインアップ(装備・価格表、2026年7月以降生産)に載っているのは120、120d、M135 xDriveです。モデル名末尾の「i」は新型から廃止されており、旧世代の116i・118iは中古車として探すことになります。

Q. 一番安いグレードはどれですか?

公式の装備・価格表では、120 originalの4,800,000円(税込)が最も安い設定です。2026年5月27日に追加された新たなエントリー・モデルです。

Q. ディーゼルとガソリンで燃費はどれくらい違いますか?

公式のWLTCモード燃費は、120d(ディーゼル)が21.2km/L、120(ガソリン)が16.8km/Lです。燃料は120dが軽油、120は無鉛プレミアムガソリンです。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、BMW公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下のBMW Japanの公式情報(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:M135 xDriveの型式、オプションの個別価格、グレードごとの標準・オプション装備の細かな差、現行の装備・価格表でのハンズ・オフ機能やヘッドアップ・ディスプレイの標準/オプションの区別、2024年11月発売時の価格、JNCAP・ユーロNCAPなど公的な安全評価、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: 2024 BMW 120 M Sport – 1499cc 1.5 (170PS) Petrol – Skyscraper Grey – 11-2024, Front Quarter.jpg by Harvey Bold, CC0, via Wikimedia Commons

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