パワーステアリングは、ハンドルを回す力を助ける装置です。方式には油圧式・電動油圧式・電動式があり、現在は電動式が主流とJAFは説明しています。この記事では、方式の違い・国の点検基準での位置づけ・警告灯が点いたときの対応を、JAFと国土交通省令で確認できた内容だけで整理しました。アウディの各モデルの方式、フルードの種類・交換距離は、公式情報を確認できなかったため、「要確認」としています。
📋 この記事の要点
✔ パワーステアリングには、油圧式・電動油圧式・電動式がある。現在は電動式が主流(JAF)
✔ 油圧式・電動油圧式では油(フルード)を使う。電動式は、モーターで直接アシストする(JAF)
✔ 国の点検基準には、パワー・ステアリング装置のベルトの緩み・損傷、油漏れ・油量が載っている
✔ 「EPS」「PS」「ハンドルマーク」の警告灯が点灯したら、ハンドルが重くなり、走行はすすめられない(JAF)
✔ アウディのモデルごとの方式・フルードの規格・交換距離は、取扱説明書・正規ディーラーで確認
📑 目次
1. パワーステアリングの方式と、フルードの関係
📊 パワーステアリングの3つの方式(JAF「クルマ何でも質問箱」、2026年9月25日確認)
| 方式 | 仕組み(JAF) | フルード(油)との関係 |
|---|---|---|
| 油圧式 | エンジン駆動のオイルポンプで発生した油圧で、操舵を助ける | 油を使う |
| 電動油圧式 | オイルポンプを電動にした方式。油圧式と電動式の中間 | 油を使う |
| 電動式(EPS) | モーターで直接アシストする。電動化により、エンジンの負担が減り、環境性能が向上する | 油圧で助ける方式ではない |
📌 電動式が主流
JAFによると、電動式はかつて、アシストの感触が不自然、操舵感が希薄などの欠点がありましたが、技術の改良により、現在は多くの車種が電動式を採用しています。
⚠️ 確認できなかった項目
アウディのどのモデル・年式が、どの方式かは、公式情報を確認できませんでした。フルードの点検が必要かどうかは、車種によって異なるため、取扱説明書や正規ディーラーで確認してください。
2. 国の点検基準での位置づけ
📊 国が定める、パワーステアリングの点検項目(2026年9月25日、e-Gov法令検索で確認)
| 点検の種類 | 内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 1年ごとの点検 | パワー・ステアリング装置のベルトの緩み及び損傷 | 自動車点検基準 別表第6(自家用乗用車など) |
| 2年ごとの点検(1年ごとの点検に加えて実施) | パワー・ステアリング装置の油漏れ及び油量、取付けの緩み | 同上 |
| 点検等の勧告の基準 | 劣化又は摩耗による状態として、パワー・ステアリング装置のベルトの緩み又は損傷、パワー・ステアリング装置の油漏れが挙げられている | 自動車点検基準 別表第8 |
📌 補足
ベルトや油量といった項目は、油圧式の装置に当てはまるものです。電動式の車では、点検の内容が異なります。ご自身の車の点検内容は、取扱説明書や整備記録簿で確認しましょう。
3. 異常のサインと、警告灯が点いたときの対応
📊 異常のサイン
| サイン | 考え方 |
|---|---|
| ハンドルが重くなる | パワーステアリングに異常があると、EPS・PS・ハンドルマークのいずれかの警告灯が点灯し、ハンドル操作が重くなる(JAF) |
| 警告灯の点灯 | JAFは、走行はすすめられず、点検が必要としている |
| 液漏れ(油圧式の場合) | 国の点検基準にも「油漏れ」が挙げられている。駐車した場所に油のしみがないか、目安にする |
🧭 警告灯が点灯したときの対応
周囲の安全を確認し、車を安全な場所に止める
ハンドル操作が重い状態で、無理に走行しないようにします。
警告灯の表示を確認する
「EPS」「PS」「ハンドルマーク」のどれか、取扱説明書で意味を確認します(アウディの表示は取扱説明書で確認)。
JAFや正規ディーラーに連絡する
JAFは、点検が必要な状態のため、救援要請を案内しています。
点検・修理を受ける
原因は、ディーラーや整備工場で診断してもらいます。
⚠️ 注意
JAFは、警告灯が点灯・点滅している状態での走行は、保安基準違反となる可能性があるとしています。対応に不安がある場合は、JAFに相談しましょう。
4. 油圧式の車の、点検と依頼の考え方
📊 フルードの点検・交換について、確認できた点・できなかった点
| 項目 | 確認できたこと | 確認できなかったこと(要確認) |
|---|---|---|
| フルードの種類 | 油圧式・電動油圧式では、油を使う(JAF) | アウディの各モデルの指定の規格・合成油か鉱物油かなど |
| 交換の距離・時期 | 国の点検基準では、油量の点検が、2年ごとの点検項目 | 交換距離の指定(公式情報を確認できなかった) |
| 費用 | — | 部品代・工賃の金額は、公式に確認できなかったため、載せていない |
| DIY交換 | — | 手順・エア抜きの方法(車種ごとに異なるため、この記事では載せていない) |
💡 ポイント
かじ取り装置は、安全に直結する部分です。フルードの点検・補充・交換や、漏れの修理は、指定の規格に合わせる必要があるため、正規ディーラーや整備工場に依頼するのが確実です。
- ステアリングの構造について(JAF クルマ何でも質問箱)
- EPS(PS)警告灯が点灯・点滅している場合(JAF)
- 自動車点検基準(e-Gov法令検索)
- Audi 取扱説明書(オンライン・Audi公式)
5. 確認のチェックリスト
📊 失敗パターンと対策
| よくある失敗 | 防ぐための考え方 |
|---|---|
| 方式を確認せず、油圧式前提で情報を探す | まず、取扱説明書で、自分の車の方式を確認する |
| 警告灯が点いても、そのまま走り続ける | JAFの案内どおり、走行を控えて点検を依頼する |
| 距離だけで判断する | 国の点検基準にある、ベルトの緩み・油漏れ・油量を、定期点検で確認する |
| 指定と違う規格の油を入れる | 規格は、取扱説明書・正規ディーラーで確認する |
📝 パワーステアリングのチェックリスト
☑️ 取扱説明書で、方式(油圧式・電動式)を確認した
☑️ ハンドルの重さに、変化がないか確認した
☑️ 警告灯(EPS・PS・ハンドルマーク)が点いていないか確認した
☑️ 駐車した場所に、油のしみがないか確認した
☑️ 定期点検で、ベルト・油漏れ・油量を確認してもらっている
☑️ 整備記録簿で、前回の点検内容を確認した
6. よくある質問
まとめ
パワーステアリングには、油圧式・電動油圧式・電動式があり、現在は電動式が主流です。油圧式の車では、ベルトの緩み・油漏れ・油量が国の点検基準で点検項目になっています。EPS・PSなどの警告灯が点いたら、走行を控えて点検を依頼しましょう。アウディの方式・フルードの規格・交換距離は、公式情報を確認できなかったため、取扱説明書と正規ディーラーで確認してください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・基準・製品仕様は変更されることがあるため、最新の内容は、公的機関・メーカー・各公式サイトでご確認ください(2026年10月時点)。
アイキャッチ画像: 2023 Audi A4 B9 Avant Allroad by Acgskup, CC BY 4.0, via Wikimedia Commons


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