高速道路特有の交通ルールと禁止事項まとめ

📋 この記事でわかること

  • 一般道より速度域が高いからこそ、慎重な運転を
  • 駐停車は原則禁止
  • 逆走は絶対にしてはいけない
  • 覚えておきたい6つの注意点
  • 燃料切れ(ガス欠)も違反になる

一般道より速度域が高いからこそ、慎重な運転を

高速道路は一般道に比べて走行速度域が高いため、ドライバーのちょっとした不注意や交通ルール違反が思わぬ大事故につながることがあります。2車線以上の高速道路では、左側の走行車線を走るのが基本です。空いているからといって追い越し車線を走り続けないよう注意しましょう。

駐停車は原則禁止

高速道路上では、法律によって駐停車が禁止されています。路肩や路側帯での停車は、後続車両から追突されるおそれがあり大変危険です。故障などでやむを得ず十分な幅のある路肩や路側帯に停車する場合以外は、駐車・停車をしてはいけません。また、路肩がふさがっていると緊急自動車の走行や活動の妨げになるため、渋滞時であっても路肩を走行しないようにしましょう。

逆走は絶対にしてはいけない

高速道路は一方通行です。降りるインターチェンジを通り過ぎてしまっても、本線上や料金所付近でUターンすることは絶対にしてはいけません。またサービスエリア・パーキングエリアから本線車道に戻る際は、進行方向を間違えないよう十分注意しましょう。近年、高速道路での逆走によって対向車との接触など重大な事故が発生しています。

時速100km/hで走行している車は、1秒間に約28mも進みます。高速道路ではちょっとした脇見運転が追突や玉突き事故につながるため、考えごとや周囲の景色に気を取られず、前方をしっかり注視して運転しましょう。

覚えておきたい6つの注意点

本線車道へ合流する際は、走行している他車の通行を妨げないよう十分に加速する必要があります。走行中は左側の白線を目安に車両通行帯のやや左寄りを通行すると、後方からの追い越し時の接触防止につながります。追い越しをする場合は早めに合図を出し、追い越し車線の車の動きに注意しながら車線変更しましょう。追い越し後に元の車線へ戻るときは、追い越した車の全体がルームミラーに映る距離まで離れてからにします。高速走行時の急ブレーキは大変危険なので、エンジンブレーキとフットブレーキを併用して徐々に速度を落とし、急ハンドルも厳禁です。強風時は速度を落とし、トンネルや切り通しの出口では普段以上に横風に注意しましょう。トンネルの入口・出口付近は速度が変化しやすく、トンネル内では視力が一時的に低下することも覚えておきましょう。

燃料切れ(ガス欠)も違反になる

意外と知られていませんが、高速道路上で燃料切れを起こして走行不能になることも、道路交通法第75条の10が定める「自動車の運転者の遵守事項」違反にあたります。違反点数2点、普通車の反則金9,000円が科されるほか、悪質なケースでは3か月以下の懲役または5万円以下の罰金という罰則の対象にもなり得ます。渋滞に巻き込まれて次のサービスエリア・パーキングエリアまでたどり着けずにガス欠になった、というようなやむを得ない状況では違反に問われないこともありますが、単なる給油忘れ・燃料計の見落としによるガス欠は言い訳になりません。高速道路に入る前には、燃料残量を必ず確認しておくことが、駐停車禁止のルールを守るうえでも欠かせない習慣です。

高速道路で禁止されていること

本線車道同士が合流する地点では、標示で優先が指定されている本線車道を走る車の進行を妨げてはいけません。路側帯や路肩の通行、本線車道での転回(Uターン)や後退(バック)、中央分離帯を横切る行為も禁止です。料金所やパーキングエリア以外での駐停車は原則できず、緊急自動車が本線車道に出入りしようとしているときはその通行を妨げてはいけません。総重量750kg以上の車を牽引している車両は、車両通行帯が設けられた自動車専用道路(標識指定区間のみ)や高速自動車国道の本線車道では、最も左側を通行する義務があります。これら以外にも、一般道路で禁止されている交通ルールは高速道路でも当然遵守しなければなりません。

まとめ

高速道路特有のルールには、追い越し車線の走行制限、駐停車の原則禁止、逆走の絶対禁止など、一般道以上に厳格なものが多くあります。高い速度域だからこそ、わずかな油断が重大事故につながることを意識し、基本ルールを守った安全運転を心がけましょう。

参考: JAF「クルマ何でも質問箱」高速道路を走る際に特別なルールはありますか?(出典: 交通の教則、NEXCO東日本ホームページ)

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