GRカローラ6MTと8ATは30万円差!価格・装備・燃費の違いを公式情報で比較【2026年10月確認】

トヨタ GRカローラの購入を考えるとき、最初に迷うのが6速マニュアルの「6MT」と、8速オートマの「GR-DAT」のどちらを選ぶかです。価格差は30万円と言われますが、燃費・装備・ローンの総支払額・中古車の年式まで見ると、違いはそれだけではありません。

この記事では、トヨタ公式サイトの「価格・グレード」ページ、主要諸元表・装備一覧(2025年9月版)、トヨタ ニュースルーム、GAZOO Racingのプレスリリース、トヨタ「リコール等情報」、東京都主税局の情報をもとに、現行モデル(RZ)の違いを整理します。YouTubeで反応のよかったショート動画を、現行の公式情報で確認し直して長尺動画にした内容を、記事にまとめたものです。

📋 この記事の要点

✔ 現行のGRカローラはグレードがRZのみ。メーカー希望小売価格(税込)は6MTが568万円、GR-DATが598万円で、差は30万円(2025年2月の発表時から同額)

✔ WLTCモード燃費は6MTが12.4km/L、GR-DATが10.4km/L。表示どおりに1万km走ると、ガソリン使用量は約155Lの差になる計算

✔ 装備は、GR-DATだけにパドルシフト・空冷ATFクーラー・プロアクティブドライビングアシスト・パーキングサポートブレーキ、6MTだけにクリアランスソナー&バックソナー・RCTA・6速iMT

✔ ブレーキ(ノイズ・ダスト・パッド寿命)、カーボンルーフの修理費、最低地上高120mm、競技使用時の保証対象外など、公式のご留意事項を購入前に確認する

✔ 中古車は年式(22式・23式・25式前期・25式後期)で整理する。GR-DATは25式前期(2025年3月発売)から。2025年7月届出のリコール1件の対象車に、GRカローラが含まれるので車台番号で確認

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この記事の内容を、かーぎーくんが図と条文・公式情報を示しながら解説した動画です。詳しい条件や例外は、このあと記事で確認できます。

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1. 現行モデルと価格:6MT 568万円・GR-DAT 598万円

現行のGRカローラは、2025年9月18日に発表(注文受付開始)、11月3日に発売された一部改良モデルです(トヨタ ニュースルーム)。グレードはRZのみで、変速機が6速マニュアル(6MT)と8速オートマ(GR-DAT)の2種類、駆動方式はどちらも4WD、乗車定員は5名です。

現行 GRカローラ RZ の価格(6MT 568万円、GR-DAT 598万円、差30万円)
図:現行のメーカー希望小売価格(消費税込み)。トヨタ公式「価格・グレード」ページの表示(2026年10月確認。自作の図)

📊 現行モデル(RZ)の価格と主要諸元

項目 6MT(4WD) GR-DAT(8AT・4WD)
メーカー希望小売価格(税込) 5,680,000円(568万円) 5,980,000円(598万円)
型式 4BA-GZEA14H 4BA-GZEA14H
WLTCモード燃費(総合) 12.4km/L 10.4km/L
市街地 / 郊外 / 高速道路モード 9.0 / 12.8 / 14.5km/L 6.7 / 11.0 / 13.0km/L
車両重量 1,480kg 1,500kg
乗車定員 5名 5名
エンジン 1.6L 直列3気筒インタークーラーターボ(G16E-GTS)、224kW(304PS)/6,500rpm、400N・m(40.8kgf・m)/3,250〜4,600rpm 同左(変速機以外は共通)
使用燃料 / 燃料タンク 無鉛プレミアムガソリン / 50L 無鉛プレミアムガソリン / 50L

価格は税込のメーカー希望小売価格で、リサイクル料金・保険料・税金(消費税を除く)・登録等に伴う費用は含まれません。実際の販売価格は販売店が定めます(公式の注記)。

📊 価格の推移(トヨタ公式の発表資料より)

時期 内容 価格(税込)
2022年12月2日 新型GRカローラの抽選申込受付を開始(発表は2022年6月1日)。RZ(5人乗り・6速iMT)は500台、モリゾウエディション(2人乗り)は70台の抽選販売 RZ 525万円 / モリゾウエディション 715万円
2023年8月 一部改良(550台の抽選販売) RZ 525万円
2025年2月4日発表・3月3日発売 進化型。8速AT「GR-DAT」を新設定 6MT 568万円 / GR-DAT 598万円
2025年9月18日発表・11月3日発売 一部改良(ボディ骨格強化・クールエアダクト追加など)。「より多くのお客様にお届けできるよう供給体制を見直し」と発表 6MT 568万円 / GR-DAT 598万円(同額)
GR-DATの燃費表示について:2025年2月の発表資料(トヨタ ニュースルーム・英語版)では、GR-DATのWLTCモード燃費は10.8km/Lと記載されていました。現行の公式「価格・グレード」ページと主要諸元表(2025年9月版)は10.4km/Lです。表示が変わった理由は、確認した公式資料には記載がありませんでした。この記事では現行の公式表示(10.4km/L)を使っています。6MTは12.4km/Lで変わっていません。
値引きについて:この記事では値引き額・値引き率を断定しません。実際の見積りは販売店で異なるため、6MTとGR-DATのどちらで比較しているかをそろえて確認するのがポイントです。値引き交渉の考え方は、GRカローラの値引き相場の記事も参考にしてください。

2. 燃費・税金・ローンの総支払額

燃費:1万km走ると、ガソリンは約155L違う計算

WLTCモード燃費は、6MTが12.4km/L、GR-DATが10.4km/Lです。国土交通省審査値どおりに走ったと仮定して単純計算すると、1万kmあたりのガソリン使用量は6MTが約806L(10,000÷12.4)、GR-DATが約962L(10,000÷10.4)で、差は約155Lです。これは表示値を使った概算で、実際の燃費は走り方や環境によって変わります(公式の注記)。使用燃料は無鉛プレミアムガソリンです。ガソリン価格はその時々で変わるため、「差の約155L × 購入時のリッター単価」で、ご自身の走行距離に合わせて計算してみてください。

WLTCモード燃費(6MT 12.4km/L、GR-DAT 10.4km/L)と1万km走行時のガソリン量の差
図:WLTCモード燃費と、表示どおりに1万km走った場合のガソリン量(自作の図・自分で計算した概算)

税金:自動車税は年額36,000円。環境性能割は廃止

東京都主税局の税率表では、自家用の乗用車で、令和元年(2019年)10月1日以後に初回新規登録を受け、総排気量が1.5Lを超えて2.0L以下の場合、自動車税の年額は36,000円です。GRカローラの総排気量は1.618L(公式の諸元表)なので、この区分にあたります。なお、令和8年(2026年)4月1日から、「自動車税種別割」の名称は「自動車税」に変わっています(東京都主税局)。

また、自動車税環境性能割は、令和8年(2026年)3月31日をもって廃止されました(東京都主税局)。実際の納税額や手続きは、都道府県の税事務所でご確認ください。自動車税の仕組みは自動車税・軽自動車税の税額表の記事でも整理しています。

ローン:30万円の価格差は、金利を入れると約32〜36万円の差

価格差30万円は、ローンで買うと金利分が上乗せされます。頭金なし・60回(5年)・元利均等・ボーナス払いなしという単純な条件で、車両本体価格(568万円と598万円)をそのまま借りた場合を計算しました。金利は、2%と8%を例にしています。

📊 ローン総支払額の計算例(自分で計算した概算)

年利 6MT(568万円) GR-DAT(598万円) 総支払額の差
2% 月々約99,558円 / 総額約597万円(5,973,461円) 月々約104,816円 / 総額約629万円(6,288,960円) 約315,500円
8% 月々約115,170円 / 総額約691万円(6,910,195円) 月々約121,253円 / 総額約728万円(7,275,170円) 約365,000円
GRカローラのローン総支払額の計算例(年2%と年8%)
図:車両価格をそのまま60回で借りた場合の総支払額の計算例(自作の図・概算)
注意:上の金額は、オプション・登録諸費用・保険料などを含まない、計算上の例です。実際の金利・返済回数・頭金・ボーナス払いなどの条件は、借入先(銀行系・ディーラー系など)によって異なります。

3. 装備の違い:GR-DATだけ・6MTだけ

トヨタ公式の主要装備一覧表(2025年9月版)は、RZの1列の表になっていて、変速機で設定が分かれる装備だけ「GR-DAT(8AT)」または「6MT」と区分が書かれています。区分の記載がない装備は、どちらにも設定されています。

6MTとGR-DATの装備の違い(パドルシフト、空冷ATFクーラー、PDA、パーキングサポートブレーキなど)
図:公式の主要装備一覧表で変速機の区分が分かれている装備(自作の図。ー は一覧表に区分の記載がないことを示す)

📊 変速機で設定が分かれる主な装備(公式の主要装備一覧表より)

装備 GR-DAT(8AT) 6MT
トランスミッション GAZOO Racing Direct Automatic Transmission(8速AT) 6速iMT(インテリジェントマニュアルトランスミッション)
パドルシフト 設定あり 区分の記載なし(設定なし)
空冷ATFクーラー 設定あり 区分の記載なし(設定なし)
プロアクティブドライビングアシスト[PDA] 設定あり 区分の記載なし(設定なし)
パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両) 設定あり 区分の記載なし(設定なし)
クリアランスソナー&バックソナー+リヤクロストラフィックアラート[RCTA] 区分の記載なし(設定なし) 設定あり
レーダークルーズコントロール 全車速追従機能付き/停止保持機能なし ブレーキ制御付き
アルミペダル アクセル・ブレーキ アクセル・ブレーキ・クラッチ

どちらにも設定されている主な装備は、アクティブトルクスプリット4WDシステム(GR-FOUR)、4WDモードセレクトスイッチ、ドライブモードセレクト、前後のトルセンLSD、カーボンルーフ、235/40R18タイヤとBBS製8.5J鍛造アルミホイール、フロント18インチ/リヤ16インチのアルミ対向ポットキャリパー、オートマチックハイビーム、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]、バックガイドモニター、12.3インチのフルTFTメーター、カラーヘッドアップディスプレイなどです。

6速iMTとGR-DATの説明(トヨタ公式サイトより)

6速iMTについて、公式サイトは次のように説明しています。iMTスイッチを押すと6速iMTがスタンバイ状態になり、この状態で変速動作(クラッチ操作、シフト操作)を検出すると、変速後のエンジン回転数を合わせるように制御し、スムーズな変速をアシストします。

GR-DATは、公式サイトによると、Dレンジにギヤを入れるだけでプロドライバーと同じタイミングで素早く変速するよう開発された8速ATで、ギヤ比は6速までMT同等に設定し、7速・8速を加えて多段化しています。GR-DAT(8AT)モデルには、水冷のATFウォーマー&クーラーに加えて空冷のATFクーラーが採用されています。

📊 参考:変速比と総減速比(公式の諸元表の数値をもとに自分で計算した概算)

ギヤ GR-DAT 変速比 GR-DAT 総減速比(×フロント3.329) 6MT 変速比 6MT 総減速比(×フロント減速比)
1速 4.435 14.76 3.538 14.36(×4.058)
2速 2.809 9.35 2.238 9.08(×4.058)
3速 1.933 6.43 1.535 6.23(×4.058)
4速 1.497 4.98 1.162 4.72(×4.058)
5速 1.266 4.21 1.081 3.73(×3.450)
6速 1.000 3.33 0.902 3.11(×3.450)
7速 0.793 2.64 – –
8速 0.650 2.16 – –

総減速比は「変速比×フロントの減速比」で自分で計算した値です(6MTの減速比は1〜4速が4.058、5〜6速が3.450)。GR-DATの7速・8速は、6MTの6速より総減速比が小さい(高いギヤ)ことが数値から読み取れます。実際のエンジン回転数はタイヤの外周などで変わるため、この表は目安です。

4. 買う前に知っておきたいこと(公式のご留意事項・オプション・納期)

公式の「ご留意いただきたい事項」

トヨタ公式の主要諸元表には、購入にあたっての留意事項が記載されています。要点は次のとおりです。

項目 公式の記載(要約)
ブレーキ ブレーキ性能を高めたため、ブレーキノイズやブレーキダストが出やすく、ブレーキパッドの寿命が早い傾向。パッドの貼りつきが発生することがある。スポーツ走行を重視した設計のため、低温・雪・水などの影響で効きが低下する場合がある
最低地上高 120mm(社内測定値)。専用チューニングサスペンションや専用エアロパーツのため、大きな段差、輪止めなどがある場所、踏切、悪路等では、専用バンパーや車両の下回りが干渉するおそれがある
カーボンルーフ 軽量化のために標準装備。万が一ルーフに修理が必要な場合は、修理費用が高額になるおそれがある
保証 通常のトヨタの新車と同じ(特別保証部品は5年または10万kmのいずれか早い方まで、その他一般部品は3年または6万kmのいずれか早い方まで)。ただし、車両をレース・ラリー等の競技に使用した場合は保証の対象外
運転支援 運転支援機能は運転を支援するもので、検知性能・制御性能に限界がある。過信せず、運転者の責任で安全を確保する(公式の注記)

メーカーオプションの価格と、車両価格の合計

オプション 価格(税込) 内容など
SPORT Package(メーカーパッケージオプション) 253,000円(税抜230,000円) 専用セミバケットフロントシート、ウルトラスエード巻きステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキグリップ、レッドシートベルトほか
サブラジエーター 77,000円(税抜70,000円) 装着すると車両重量が10kg増える(公式の諸元表)
ステアリングヒーター 11,000円(税抜10,000円) SPORT Packageを選択した場合は選択できない
シートヒーター(運転席・助手席) 16,500円(税抜15,000円)
デジタルキー 33,000円(税抜30,000円) T-Connectの契約などが必要(公式の注記)
ボディカラー(プラチナホワイトパールマイカ) 33,000円(税抜30,000円) メーカーオプション
ボディカラー(プレシャスメタル・プレシャスブラックパール・エモーショナルレッドⅡ) 55,000円(税抜50,000円) メーカーオプション

メーカーオプションとメーカーパッケージオプションは、メーカーの工場で装着するため、注文のあとからは追加できません(公式の注記)。たとえば、SPORT Packageとサブラジエーターを選ぶと、6MTは5,680,000+253,000+77,000=6,010,000円(約601万円)、GR-DATは5,980,000+253,000+77,000=6,310,000円(約631万円)です(自分で計算した合計。登録の諸費用・保険料・税金などは別)。

納期の目処

トヨタ公式の「工場出荷時期・納車時期の目処について」(2026年10月16日更新)では、GRカローラは「詳しくは販売店にお問い合わせください」と表示されています。ご注文から工場出荷までの期間の目安は示されておらず、実際の納車時期は販売店の状況によっても異なります。

5. 中古車の選び方:年式区分・アップグレード・リコール

年式の区分(22式・23式・25式前期・25式後期)

GAZOO Racingは、GRカローラの年式を次のように区分しています(2026年5月11日付プレスリリース)。中古車の掲載情報でも、この呼び方で見かけることがあります。

GRカローラの年式区分(22式、23式、25式前期、25式後期)
図:GAZOO Racingのプレスリリースの表記にもとづく年式区分(自作の図)
区分 販売時期 主な違い
22式 2022年12月〜2023年10月(モリゾウエディション含む) RZは6速iMTのみ。最大トルク370N・m(モリゾウエディションは400N・m)
23式 2023年11月〜2025年2月 6速iMTのみ。最大トルク370N・m
25式前期 2025年3月〜2025年10月 最大トルク400N・m。8速AT「GR-DAT」を設定
25式後期 2025年11月発売(現行) 25式前期から、ボディ骨格強化・クールエアダクト追加など

GR-DATは2025年2月4日発表・3月3日発売の改良で新しく設定された変速機です(トヨタ ニュースルーム)。2022年12月の抽選受付の資料に載っている変速機は6速iMTのみでした。ATを希望する場合は、25式前期(2025年3月〜)以降に絞って探すことになります。

既存オーナー向け:GR Corolla Performance Upgrade

GAZOO Racingは2026年5月13日から、22式・23式向けの「GR Corolla Performance Upgrade」を全国のGR Garageで発売しています。エンジン最大トルクが370N・mから400N・mに向上し、4WDの制御モード(FRONT/REAR/TRACK→NORMAL/GRAVEL/TRACK)も変更されて、25式と同等の内容になります。ソフトウェアに加えて、ブレーキダクトやNACAダクト付きアンダーカバーが追加される商品です。

お客様の車両 追加ハードウェア 価格(税込・工賃別)
22式・23式(GRクーリングブレーキダクト/GRブレーキダクト非装着) ブレーキダクト、NACAダクト付きアンダーカバー 166,232円
22式・23式(ブレーキダクト装着済) NACAダクト付きアンダーカバー 129,580円
モリゾウエディション NACAダクト付きアンダーカバー 74,580円

なお、25式前期・後期向けには、別商品の「GR Corolla Performance Softwareシリーズ」(STREET/CIRCUIT/COMPETITION)が用意されています。中古車を選ぶときは、アップグレード済みかどうかも、販売店で確認するとよいでしょう。

リコール:GRカローラが対象車に含まれるものが1件

トヨタ公式「リコール等情報」の2022年〜2026年の一覧と各詳細ページを確認したところ、GRカローラが対象車に含まれるリコールは1件でした(サービスキャンペーンの詳細ページ(2022年〜2026年)には、GRカローラの記載を確認できませんでした)。

項目 内容
届出日 2025年7月16日(届出番号5694)。ページの見出しは「アルファード、ヴェルファイア、ハリアー、クラウンなどのリコール」
不具合の状況 コンビネーションメーターの制御プログラムの検討が不十分なため、稼働時間が長くなると回路基板上の素子が早期に劣化し、始動の際にメーター画面が表示されず、速度計や警告灯等が確認できないおそれがある
改善の内容 全車両、コンビネーションメーターのプログラムを対策仕様に修正、または対策仕様のプログラムに修正した対策品に交換。T-Connectの通信契約中のお客様は、通信での修理(ソフトウェアの更新)も可能
GRカローラの対象 型式 4BA-GZEA14H(改を含む)、車台番号 GZEA14-0001001〜GZEA14-0002581、製作期間 令和4年11月30日〜令和6年9月5日、対象車の台数1,533台
見出しだけでは分かりません:このリコールのページは、見出しに「GRカローラ」の名前がなく、詳細ページの対象車の一覧に載っています。公式の注意書きのとおり、車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれるため、個別の車両が対象かどうかは、トヨタの「リコール等情報対象車両検索」または販売店(トヨタ お客様相談センター 0800-700-7700)で、車台番号を使って確認してください。購入前の中古車でも、対策が済んでいるかどうかを販売店に確認すると安心です。

中古車の選び方全般は、GRカローラ中古車完全ガイドの記事も参考にしてください。中古車の価格は変動するため、この記事では金額を示していません。

6. GRカローラと、よくある質問

台数限定の「GRMNカローラ」

トヨタは2026年6月2日に、台数限定の「GRMNカローラ」を世界初公開しました(トヨタ ニュースルーム)。日本では、2026年秋ごろからスマートフォン向けアプリ「GR app」を通じて商談に関する申し込みの受け付けを開始し、2027年内に発売する予定とされています。乗車定員は2名(2シーター)で、エンジン最大トルクはベース車より15N・m高い415N・m、リヤシートの撤去で約30kgの軽量化、とされています。価格は公表されていません。なお、GR-DATを搭載した5シーターの「GRカローラ MORIZO RR」が開発中とされています(発売は未定。トヨタ 2026年6月2日の発表)。現時点で購入できる5人乗りは現行のRZです。

確認日:2026年10月15日。この日までに確認した公式情報では、GRMNカローラの商談申し込みの受け付けが始まったという告知を確認できませんでした(確認できなかっただけで、開始していないと断定するものではありません)。最新の状況は、GR appやトヨタ・GAZOO Racingの公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 6MTとGR-DATの価格差は、現在も30万円ですか?

A. トヨタ公式「価格・グレード」ページ(2026年10月確認)では、6MTが5,680,000円、GR-DATが5,980,000円(いずれも税込)で、差は30万円です。2025年2月の発表時と同額です。

Q. GR-DATのほうが燃費が悪いのはなぜですか?

A. 公式資料には理由の記載を確認できませんでした。公式の数値は、WLTCモード燃費が6MT 12.4km/L、GR-DAT 10.4km/L(国土交通省審査値)です。2025年2月の発表資料ではGR-DATが10.8km/Lと記載されていましたが、現行の公式ページ・諸元表では10.4km/Lです。

Q. GR-DATは中古車でも選べますか?

A. GR-DATは2025年3月発売の25式前期から設定された変速機です。それ以前の22式・23式は、公式の発表資料に載っている変速機が6速iMTのみです。

Q. GRカローラはリコールの対象ですか?

A. 2025年7月16日に届け出られたコンビネーションメーターのリコールで、GRカローラ(型式4BA-GZEA14H、車台番号GZEA14-0001001〜0002581、製作期間令和4年11月30日〜令和6年9月5日)が対象車に含まれています。個別の車両が対象かどうかは、車台番号でトヨタの「リコール等情報対象車両検索」または販売店でご確認ください。

Q. 納期はどれくらいですか?

A. トヨタ公式の「工場出荷時期・納車時期の目処について」(2026年10月16日更新)では、GRカローラは「詳しくは販売店にお問い合わせください」と表示されています。具体的な期間はお近くの販売店にご確認ください。

まとめ

現行のGRカローラ(RZ)は、6MTが568万円、GR-DATが598万円で、差は30万円です(2025年2月の発表時から同額)。燃費はWLTCモードで12.4km/Lと10.4km/L、1万kmあたりのガソリン量は約155L違う計算です。装備は、GR-DATにパドルシフト・空冷ATFクーラー・PDA・パーキングサポートブレーキ、6MTにクリアランスソナー・RCTA・6速iMTという違いがあります。

購入前には、ブレーキのノイズ・ダストとパッド寿命、カーボンルーフの修理費、最低地上高120mm、競技使用時の保証対象外といった公式のご留意事項、メーカーオプションの価格、ローンの金利分(30万円の差が約32〜36万円の差になる計算)を確認しましょう。中古車は年式区分で選び、GR-DATは25式前期(2025年3月)から。リコールは見出しではなく、車台番号で対象かどうかを確認してください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。価格・仕様・税制は変更されることがあります(2026年10月時点の公式情報による)。最新の内容や個別の判断は、トヨタ公式サイト、販売店、都道府県の税事務所などの公式情報でご確認ください。値引き額・中古車の価格は、本記事では断定していません。ローン・ガソリン量・総減速比などは、公式の数値をもとに自分で計算した概算です。

参考(一次情報・公式): トヨタ GRカローラ 価格・グレード/トヨタ GRカローラ 主要諸元表・装備一覧(PDF・2025年9月版)/トヨタ GRカローラ 走行性能/トヨタ ニュースルーム「進化したGRカローラを発売」(2025年9月18日)/トヨタ ニュースルーム TOYOTA GAZOO Racing Launches Evolved GR Corolla in Japan(2025年2月4日)/トヨタ ニュースルーム「GRカローラを一部改良」(2023年8月23日)/GAZOO Racing「新型車GRカローラの抽選申込受付を開始」(2022年12月2日)/GAZOO Racing「GRヤリス/GRカローラ向け2種類のアップグレード商品を発売」(2026年5月11日)/トヨタ ニュースルーム「GRMNカローラ」を発表(2026年6月2日)/トヨタ 工場出荷時期・納車時期の目処について/トヨタ リコール等情報(2025年7月16日届出)/東京都主税局 自動車税(種別割)/東京都主税局 自動車税環境性能割

図はすべて自作のイラスト・図表です(AI生成なし)。

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