SUBARU「BRZ」は、水平対向4気筒2.4Lエンジンを搭載したFRのピュアスポーツカーです。2026年7月30日にSUBARUが「改良モデル」を発表し、広角単眼カメラを加えたアイサイトの機能強化とMT車のシフトレバー構造の変更が行われました(SUBARU公式ニュースリリース)。SUBARU公式サイトのグレード一覧(2026/10/07確認)には、「R」「S」「STI Sport」が6MTと6AT(E-6AT)で並び、メーカー希望小売価格(税込)は3,377,000円〜3,872,000円です。一方、公式サイトのBRZトップページには「現行モデルについては、生産終了に伴い販売店での在庫対応のみ」「新型SUBARU BRZは、ただいま先行予約中」という掲示があります。この記事では、SUBARU公式サイトの価格・諸元表・装備表(2026年7月版)と公式ニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格、グレードの違い、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方までをまとめます。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」と題し、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
⚠️ 販売状況についての注意
SUBARU公式サイトのBRZトップページ(2026/10/07確認)には、「現行モデルについては、生産終了に伴い販売店での在庫対応のみとなります。新型SUBARU BRZは、ただいま先行予約中です。」と掲示されています。一方、2026年7月30日の公式ニュースリリースは「改良モデル」の価格表と販売計画(月250台)を発表しており、公式の諸元表・装備表も「2026.07」の版です。この記事の価格・諸元は、この2026年7月の改良モデルの公式資料にもとづきます。改良モデルの発売日・納車開始時期は、公式の資料で確認できませんでした。購入を検討する場合は、改良前の在庫車か、改良モデルの予約かによって内容が異なるため、販売店で必ず確認してください。
📋 この記事でわかること
BRZのグレードと価格
2026年7月30日のSUBARU公式ニュースリリース(「SUBARU BRZ」改良モデルを発表)の価格表と、公式サイトのグレード一覧(2026/10/07確認)に載っているメーカー希望小売価格(消費税込)です。両者の金額は一致しています。
| グレード | 6MT(税込) | 6AT[E-6AT](税込) | WLTC総合燃費(km/L)6MT/6AT |
|---|---|---|---|
| R | 3,377,000円 | 3,410,000円 | 12.0/11.8 |
| S | 3,564,000円 | 3,597,000円 | 11.9/11.7 |
| STI Sport | 3,839,000円 | 3,872,000円 | 11.9/11.7 |
※全車2.4L水平対向4気筒(FA24)、RWD(後輪駆動)、乗車定員4名。ボディカラーのクリスタルホワイト・パールは33,000円高、イグニッションレッドは55,000円高(公式の価格表の注記、税込)。月間販売計画は250台(公式ニュースリリース)。価格にはオプション、保険料、税金(消費税を除く)、登録に伴う諸費用、リサイクル料金は含まれません。ATはいずれもMTより33,000円高です(公式価格から当サイトが計算)。
限定車・特別仕様車(公式ニュースリリース)
| 車名 | 発表日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|---|
| STI Sport YELLOW EDITION | 2025年9月5日発表 | 300台限定(抽選申し込み受付:2025年9月5日〜10月5日)。サンライズイエロー、ブラックの18インチアルミ、brembo製ブレーキ、イエローステッチの内装など | 公式リリース |
| STI Sport TYPE RA | 2025年11月13日発表 | 300台限定(抽選申し込み受付:2025年11月13日〜30日)。バランスドエンジン、ZF製ダンパー、STI製BBS 18インチ、冷却フィン付リヤデフケース、レブシンク/フラットシフトなどのコンプリートカー | 公式リリース |
※限定車の価格と販売状況(完売など)は、この記事では確認できていません。
グレード別の装備の違い
SUBARU公式の装備表PDF(2026年7月版)にもとづき、グレード選びで差が出る項目を整理しました。
| 項目 | R | S | STI Sport |
|---|---|---|---|
| ホイール/タイヤ | 17インチ(215/45R17)アルミ(スーパーブラックハイラスター) | 18インチ(215/40R18ハイパフォーマンスタイヤ)アルミ(マットダークグレーメタリック) | 18インチ アルミ(ダークメタリック) |
| 足まわり | トルセンLSD、Vタワーバー、前後スタビライザー(全グレード共通) | 同左 | 同左+STIチューニング Astemo製SFRDフロントダンパー、STIチューニング リヤダンパー |
| ブレーキ | 前16インチ/後15インチ ベンチレーテッドディスク | 同左 | 同左。brembo製ブレーキ(前17インチ対向4ポット・後17インチ対向2ポット)はメーカー装着オプション |
| スピーカー | 6スピーカー(フロント4+リヤ2) | 8スピーカー(フロント6+リヤ2+アンプ) | 同左 |
| シート | ファブリック(ブラック[レッドステッチ])、フロントシートヒーターはメーカー装着オプション | ウルトラスエード/本革(ブラック、レッドステッチ、レッドアクセント)、シートヒーター標準 | ウルトラスエード/本革(ブラック/ボルドー、ブラックアクセント、STIロゴ入り) |
| 内装・メーター | 本革巻ステアリング(レッドステッチ、ダークキャストメタリック加飾)、7インチカラー液晶BOXERメーター(全グレード共通) | 同左 | ダークキャストメタリック加飾、STIオープニング/エンディングアニメーション |
| LEDヘッドランプ | フルLEDヘッドランプ(オート)+デイタイムランニングライト(全グレード共通) | 同左 | 「BRZ」チェリーレッドレターマーク |
※装備は公式装備表の読み取りで、表に載せていない項目は多くが全グレード共通です(アルミ製フロントフード・ルーフパネル・フェンダー、ダックテールトランクリッド、BOXERメーターなど)。個別の標準・オプション設定は公式の装備表で確認してください。
パワートレインと燃費(WLTC)
SUBARU公式の諸元表(2026年7月版)にもとづく主要諸元です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名・型式 | スバル・3BA-ZD8 |
| 全長×全幅×全高×ホイールベース | 4,265mm × 1,775mm × 1,310mm(ルーフアンテナを含む。ルーフ高1,280mm)× 2,575mm |
| トレッド/最低地上高/最小回転半径 | 前1,520mm・後1,550mm/130mm(社内測定値)/5.4m |
| 乗車定員/室内寸法 | 4名/1,625mm × 1,480mm × 1,060mm(社内測定値) |
| 車両重量 | R:6MT 1,270kg・6AT 1,290kg/S:6MT 1,280kg・6AT 1,300kg/STI Sport:6MT 1,280kg・6AT 1,300kg(brembo製ブレーキ装着車は+10kg) |
| エンジン | FA24 水平対向4気筒 2.4L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 2,387cc:最高出力173kW(235PS)/7,000rpm、最大トルク250N·m(25.5kgf·m)/3,700rpm。筒内直接+ポート燃料噴射装置<D-4S>、無鉛プレミアムガソリン、燃料タンク50L(入手できない場合はレギュラー使用も可だが性能は低下する旨の公式注記) |
| トランスミッション/駆動 | 6MTまたはE-6AT(マニュアルモード付)/RWD |
| サスペンション/ブレーキ | 前:ストラット式、後:ダブルウィッシュボーン式/前後ベンチレーテッドディスク |
WLTCモード燃費(国土交通省審査値)
| グレード・変速機 | 総合(km/L) | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | 満タンの理論上の距離(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| R 6MT | 12.0 | 8.2 | 12.8 | 14.3 | 約600km |
| R 6AT | 11.8 | 7.4 | 12.7 | 14.9 | 約590km |
| S・STI Sport 6MT | 11.9 | 8.2 | 12.7 | 14.0 | 約600km |
| S・STI Sport 6AT | 11.7 | 7.4 | 12.7 | 14.7 | 約580km |
※燃費は公式の諸元表の値(ノーマルモード時)です。右端は「燃料タンク容量50L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。
安全装備と運転支援
SUBARU公式の装備表(2026年7月版)に載っている主な安全装備です(グレードや変速機による設定の違いは公式の装備表で確認してください)。
- アイサイト:プリクラッシュブレーキ、定速クルーズコントロール、車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発進お知らせ機能。MT車は追従機能付クルーズコントロール、AT車は全車速追従機能付クルーズコントロール、AT誤発進抑制制御・AT誤後進抑制制御、後退時ブレーキアシストなど
- その他の運転支援:ハイビームアシスト、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)、クリアランスソナー、エマージェンシーストップシグナル
- 車両安定・衝突安全:VSC(ビークルスタビリティコントロール)、ヒルスタートアシスト、EBD付ABS、デュアルSRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグ、ブレーキオーバーライド、クラッチスタートシステム(MT車)、プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト、ISOFIX取付装置&トップテザーアンカレッジ(後席)
2026年7月30日の公式ニュースリリースによると、今回の改良でMT車のアイサイトにも広角単眼カメラが初めて採用され(AT車を含む全グレードに広角単眼カメラを採用)、認識範囲を拡大したステレオカメラと組み合わせて、交差点における衝突回避サポートの作動範囲を拡充したと説明されています。アイサイトは運転者の判断を補助する装置で、あらゆる状況での衝突を回避するものではありません(公式の注記)。日本のJNCAPによる評価は、今回の調査では確認できていません。
沿革(SUBARU公式ニュースリリース)
SUBARUのニュースルームで確認できた、BRZに関わる主な動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2025年9月5日 | 特別仕様車「STI Sport YELLOW EDITION」を発表(300台限定)。 | 公式リリース |
| 2025年11月13日 | 特別仕様車「STI Sport TYPE RA」を発表(300台限定、スバルテクニカインターナショナルによるコンプリートカー)。 | 公式リリース |
| 2026年7月30日 | 「SUBARU BRZ」改良モデルを発表。MT車のアイサイトに初めて広角単眼カメラを採用(AT車含む全グレードに採用)、MT車にスーパー耐久シリーズの知見を活かしたシフトレバー構造を採用。R 3,377,000円〜、STI Sport 3,839,000円〜、月間販売計画250台。 | 公式リリース |
| 2026年10月7日(確認時点) | SUBARU公式サイトのBRZトップに、現行モデルは生産終了に伴い販売店在庫対応のみ、新型SUBARU BRZは先行予約中との掲示。 | 公式サイト |
※2021年の現行世代(ZD8型)発売時の日付・価格は、今回の調査で公式リリースを確認できていないため載せていません。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | BRZ(2,387cc)は「2リットル超〜2.5リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額43,500円(グリーン化特例の適用を受けない標準税率)。 | 東京都主税局 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
グレード選びの目安と購入前チェック
グレード選びの目安(当サイトの整理)
- R(3,377,000円〜):最安のグレード。17インチ、ファブリックシート、6スピーカー。WLTC総合燃費は6MTが12.0km/L。
- S(3,564,000円〜):Rとの差額は187,000円。18インチ、ウルトラスエード/本革シート、8スピーカー、シートヒーター標準。
- STI Sport(3,839,000円〜):Sとの差額は275,000円。STIチューニングのダンパー、専用のシート(ボルドー)や内装加飾、STIロゴなど。
- 6MTか6ATか:どのグレードもATが33,000円高。WLTC総合燃費は6MTが0.2km/L高い(公式の諸元表)。AT車は全車速追従機能付クルーズコントロールを備える。
購入前のチェックリスト
- 公式サイトの掲示(現行モデルは在庫対応のみ、新型は先行予約中)と、2026年7月の改良モデルの関係を、販売店で必ず確認する。改良前の在庫車と改良モデルでは、アイサイトの仕様(広角単眼カメラ)やMTのシフトレバー構造が異なる。
- 限定車(STI Sport YELLOW EDITION、TYPE RA)は台数限定・抽選販売だった。現在の販売状況は販売店で確認する。
- 燃料は無鉛プレミアムガソリン(入手できない場合はレギュラーも使用可だが性能は低下する)。
- 乗車定員は4名で、後席は広くない(室内長1,625mm、社内測定値)。実車で確認する。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
- 中古車も候補にするならBRZ中古車完全ガイドを参照。
値引き交渉の進め方はBRZ値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。
よくある質問
Q. BRZは生産終了したのですか?
SUBARU公式サイトのBRZトップページには、「現行モデルについては、生産終了に伴い販売店での在庫対応のみ」「新型SUBARU BRZは先行予約中」との掲示があります。一方で、2026年7月30日には「改良モデル」が発表され、価格表と販売計画(月250台)が公開されています(2026/10/07確認)。BRZという車種自体が終了するのではなく、改良モデルへの切り替えが行われていると読み取れますが、切り替えの時期は公式の資料で確認できていません。販売店でご確認ください。
Q. 「2024年モデル」のBRZと何が変わりましたか?
2026年7月の改良で、MT車を含む全グレードのアイサイトに広角単眼カメラが加わり、MT車のシフトレバー構造も変更されました(公式ニュースリリース)。このほか、2025年には限定車STI Sport YELLOW EDITIONとTYPE RAが発表されています。
Q. MTとATで燃費はどれくらい違いますか?
公式の諸元表では、Rが6MT 12.0km/L・6AT 11.8km/L、SとSTI Sportが6MT 11.9km/L・6AT 11.7km/Lです(WLTC総合)。
Q. トヨタGR86との違いは?
この記事はSUBARU BRZが対象です。BRZと共同開発された兄弟車の情報は、各メーカーの公式サイトでご確認ください。
Q. 環境性能割はかかりますか?
東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、SUBARU公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
関連記事
出典と確認状況
この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- SUBARU BRZ/グレード一覧/諸元表PDF(2026年7月)/装備表PDF(2026年7月)/アイサイト・安全
- SUBARU公式ニュースリリース:STI Sport YELLOW EDITION(2025/09/05)/STI Sport TYPE RA(2025/11/13)/改良モデルを発表(2026/07/30)
- 東京都主税局 自動車税/東京都主税局 環境性能割
この記事で確認できなかった点:改良モデルの発売日・納車開始時期、現行(改良前)モデルの生産終了の公式な日付・理由、限定車の価格と販売状況、2021年の現行世代発売時の価格、JNCAPなどの公的な安全評価、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: Subaru BRZ (ZD8) by Alexander Migl, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


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