車の希望ナンバー制度とは?抽選になる番号と申し込みの流れ

ナンバープレートの数字を、誕生日や記念日、好きな数字にしたい。そんな希望をかなえるのが「希望ナンバー制」です。この記事では、国土交通省、希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス、関東陸運振興センターの公開情報で確認できた、制度の対象、抽選になる番号、申込の流れ、費用を整理しました。「縁起の良い番号」は人によって違うため、番号の意味づけではなく、選ぶときに確認しておきたい制度上のポイントを中心にまとめています。

📋 この記事の要点

✔ 選べるのは、4桁以下のアラビア数字の部分のみ。地域名・分類番号・ひらがなは選べない

✔ 対象は、登録自動車の自家用・事業用と、軽自動車の自家用。事業用の軽自動車(黒ナンバー)は対象外

✔ 人気の番号は抽選制(自家用のみ)。全国共通の抽選対象は「1」「7」「8」「88」「333」「358」「555」「777」「888」「1111」「3333」「5555」「7777」「8888」

✔ 登録自動車には平成10年5月から、軽自動車には平成17年1月から導入。オートバイ(二輪)は令和8年10月19日に申込受付を開始

✔ 手数料の目安は、中型標板2枚1組でペイント4,400円〜6,400円(字光式・図柄ナンバーは高くなる)

動画でも解説しています。(YouTube「くるまのかーぎーくん」)

1. 希望ナンバー制の基本

📊 希望ナンバー制の基本(2026年9月25日確認)

項目 内容 出典
選べる部分 一連指定番号と呼ばれる、4桁以下のアラビア数字のみ。地域名表示・分類番号・ひらがなは選べない 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス
対象車両 登録自動車の自家用・事業用、及び軽自動車の自家用。軽自動車のうち、かな文字が「わ」(貸渡)と「AB」(駐留軍)の車両は対象外。事業用の軽自動車は申込できない。二輪車は現時点で対象外 同・関東陸運振興センター
導入時期 登録自動車は平成10年5月、軽自動車は平成17年1月に導入。二輪(小型二輪・軽二輪)は令和8年10月19日から申込受付を開始 国土交通省 報道発表(令和8年8月18日)
申込方法 インターネット、または予約センター窓口 関東陸運振興センター
番号の種類 抽選を行う「抽選対象希望番号」と、それ以外の「一般希望番号」の2種類 同上

📌 補足

登録自動車の希望ナンバー制は、平成10年5月6日に全国26地域で始まり、その後、全国に広がりました(運輸省 平成10年度運輸白書)。導入年を「1999年」と説明している資料がありますが、国土交通省の報道発表では、登録自動車への導入は平成10年5月とされています。

2. 抽選になる番号

特に人気が高い番号は、抽選制です。抽選は自家用自動車に限り、毎週1回、月曜日に行われます。事業用自動車は、抽選対象ではありません。全国の全地域で抽選対象となっている番号(登録車・軽自動車共通)は、次のとおりです。

📊 抽選対象の番号の例(関東運輸局管内、関東陸運振興センター掲載・2026年9月25日確認)

区分 抽選対象の番号
全国共通(登録車・軽自動車) 1、7、8、88、333、358、555、777、888、1111、3333、5555、7777、8888
登録車(自家用)・品川 3、5、6、9、10、11、18、33、55、77、111、1000、1001、1010、1122、1188、2525、8008
登録車(自家用)・足立/練馬/多摩 3、5、11、55、77、1122
登録車(自家用)・横浜 2、3、5、6、9、10、11、18、33、55、77、111、123、1000、1001、1010、1122、1188、1212、2525、7000、8000、8008
軽自動車(自家用)・関東の例 大宮:2525。熊谷:1122・2525。所沢・水戸・宇都宮:2525。富士山:3776

⚠️ 注意

抽選対象の番号は、地域ごとに異なり、見直されることもあります(たとえば、平成26年に一部の番号が抽選対象に追加されました)。上の表は関東運輸局管内の一部の例です。希望する番号が抽選対象かどうかは、申込サービスの「抽選対象希望番号検索」で確認してください。

抽選対象以外の番号は「一般希望番号」で、その番号が払い出されていない限り取得できます。取得できなくなった番号は、「払底番号照会」で確認できます。

3. 番号を選ぶときの考え方

「縁起の良い番号」に決まった正解はありません。制度上の確認ポイントを踏まえて、自分にとって意味のある番号を選びましょう。

📊 番号の選び方と、制度上の確認ポイント

番号の選び方の切り口 確認したいこと
誕生日・記念日など、日付から選ぶ 4桁以下に収まるか。抽選対象の番号(例:1122、2525など)に当たらないか
語呂合わせで選ぶ 人気の語呂の番号は、抽選対象になっている場合がある。地域(使用の本拠の位置)で抽選対象が異なる
ゾロ目・並びで選ぶ 「7777」「8888」などは、全国共通の抽選対象。当選しなかった場合の、次の候補も決めておく
思い入れのある数字を選ぶ 一般希望番号なら、払い出されていない限り取得できる。払底番号照会で確認

💡 ポイント

抽選対象の番号に落選した場合は、同じ内容で次回の抽選に再申込できます(「抽選再申込」)。利用できるのは次回抽選日の前日21時までです。内容を変えて申し込むときは、あらためて新規申込が必要です。

4. 申込の流れと費用

🧭 希望番号申込の流れ(申込サービスの案内)

1

連絡先を登録する

電話番号・メールアドレスなどを登録します。確認メールが届き、メール受信後24時間以内に手続きを行います。

2

ナンバープレートの種類と、希望する番号を選ぶ

種類は、ペイント・字光式・図柄ナンバーから選べます。番号を入力し、申込完了で受付番号が発行されます。

3

抽選対象の場合は、抽選を待つ

毎週日曜日21時までに申込が完了した分に対し、翌月曜日にコンピュータ抽選が行われます(システムメンテナンス等で期限が早まる場合があります)。結果はメールで連絡されます。

4

交付手数料を支払い、入金確認を待つ

一般希望番号は申込後、当選した場合は支払期限までに支払います。入金確認後、メールで連絡があります。

5

予約済証を受け取り、運輸支局等で登録・届出をする

交付可能期間内に、予約センターで希望番号予約済証を受け取り、運輸支局等で登録、または軽自動車検査協会事務所で届出を行います。交付可能期間外は、希望番号での登録・届出はできません。

6

予約センターで、ナンバープレートを受け取る

製作の目安は、入金確認後、ペイント6日程度、字光式7日程度、図柄ナンバー10日程度(土日祝日・年末年始を除く)。交付可能期間は、交付可能となった日から1か月間です。

📊 交付手数料の目安(申込サービス、2026年9月25日確認)

種類 交付手数料の目安(中型標板2枚1組)
ペイント 4,400円〜6,400円
字光式(別途照明器具が必要) 8,100円〜14,200円
図柄ナンバー 8,500円〜13,000円(種類によっては寄付金が別途必要)

📌 補足

関東陸運振興センターは、東京都・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・山梨県で、登録車(中型)の希望番号の交付手数料を、ペイント5,000円、字光式9,000円と掲載しています。金額は、ナンバープレートの種類・大きさ・枚数や、予約センターで異なります。ディーラー等に取付けを依頼するときは、別途手数料がかかる場合があります。

📝 申込前のチェックリスト

☑️ 自分の車が対象(登録自動車の自家用・事業用、軽自動車の自家用)か確認した

☑️ 希望番号が、抽選対象かどうか、検索で確認した

☑️ 抽選に外れた場合の、次の候補の番号を決めた

☑️ ナンバープレートの種類と、手数料の目安を確認した

☑️ 交付可能期間(1か月)内に、運輸支局等の手続きができるか確認した

5. よくある質問

Q. 軽自動車でも、希望ナンバーにできますか?

A. できます。ただし、対象は自家用の軽自動車のみです。事業用の軽自動車(黒ナンバー)は、希望番号の申込ができません。かな文字が「わ」(貸渡)、「AB」(駐留軍)の車両も対象外です。

Q. 人気の番号は、必ず取れますか?

A. 抽選対象の番号は、コンピュータ抽選で当選した人だけが取得できます。全国共通で、1・7・8・88・333・358・555・777・888・1111・3333・5555・7777・8888が抽選対象です。地域ごとの抽選対象は、申込サービスの検索で確認してください。

Q. 抽選に落ちたら、どうすればいいですか?

A. 同じ内容で次回の抽選に「抽選再申込」ができます(次回抽選日の前日21時まで)。別の番号にしたい場合は、新規申込が必要です。

Q. バイク(オートバイ)でも、希望ナンバーにできますか?

A. 国土交通省は、小型二輪・軽二輪の希望ナンバー制を導入し、令和8年10月19日から申込受付を開始すると発表しています(申込料金は2,500円〜3,000円/枚(税込))。この記事の内容は自動車が対象です。詳細は、申込サービスでご確認ください。

まとめ

希望ナンバー制では、ナンバーの4桁以下の数字を選べます。人気の番号は抽選制で、全国共通の抽選対象や、地域ごとの抽選対象を、申込前に検索で確認しましょう。対象は登録自動車の自家用・事業用と、軽自動車の自家用です。申込から受け取りまでは、製作や抽選の期間があるため、交付可能期間の1か月内に、運輸支局等の手続きを終えられるよう、余裕をもって進めましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。制度・料金・基準・製品仕様は変更されることがあるため、最新の内容は、公的機関・メーカー・各公式サイトでご確認ください(2026年10月時点)。

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