ブレーキホールドの正しい使い方は?国交省の注意点と、5車種の取扱説明書で電動パーキングブレーキまで確認【2026年10月】

停車中にブレーキペダルから足を離しても止まっていてくれる「ブレーキホールド」(メーカーによって「オートホールド」「オートブレーキホールド」など呼び方はさまざまです)と、電動パーキングブレーキ。便利な機能ですが、国土交通省は「誤った操作を行ったり機能を過信したりすると事故が発生するおそれがあります」と注意を呼びかけています。この記事は、同じ題材の動画(かーぎーくんと、ブレーキ担当のパッドの会話)の内容を紹介しながら、国土交通省の資料・JAFの案内・トヨタ、ホンダ、日産、スバル、マツダの取扱説明書で確認できたことと確認できなかったことを、確認日つき(2026年10月25日)で整理したものです。

調べたのは各社1車種ずつで、書き方は車種・年式・版で変わります。スバル フォレスターで確認したのはSK型(2023年9月発売のType F。取扱説明書 A8350JJ-A)で、現行のSL型(2026年8月発売のType C。A8460JJ-A)は、AVHの項だけを確認しました(表現が異なる点は後で示します)。日産 ノートは公式PDFで、URLの版表記は2210(2022年10月版とみられます)です。そのため「この装置はこう使えば安全」と言い切ることはせず、共通して書かれていることと車ごとに違うことを分けて示します。冬の凍結については当サイトの既存記事「サイドブレーキの凍結、駐車のしかたと動かないときの対応」、AT車の操作全般については「AT車でやってはいけないこと10項目を仕分け」で扱っていますので、この記事はブレーキホールドと電動パーキングブレーキの使い分けに絞りました。

📋 この記事の要点

✔ 国土交通省(令和4年6月10日の発表)が示す手順は、スイッチを入れる→「作動準備」の表示→停車すると「作動中」に変わる→「作動中」を確認してからブレーキペダルから足を離す。アクセルペダルを踏むと解除され、故障していなくても急な坂路では作動しないことがある

✔ 急な坂道・すべりやすい路面については、調べた5車種の取扱説明書とも、ブレーキペダルから足を離さない・使用しない・OFFにする・使用をひかえる、のいずれかの趣旨の記載がある(書き方は車ごとに違う)。スバルは、確認したSK型は「AVH作動灯が点灯するまで」、現行SL型は「AVH表示灯が点滅するまで」ブレーキペダルを踏み続けるよう書いている

✔ 駐車・乗り降り・洗車機・けん引の書き方は車ごとに違う(使用しない/OFFにする/OFFか確認/電動パーキングブレーキの自動作動を停止、など)。ホンダ・日産・スバル・マツダには、駐車や車から離れるときはPとパーキングブレーキ(またはその確認)の記載がある。トヨタ プリウスは、ブレーキホールドの項に「ブレーキホールドは長時間駐車するための機能ではありません」、パーキングブレーキの項に「車から離れるときは、シフトポジションをPにし、パーキングブレーキをかけてください」の記載

✔ 保持が続くと、自動でパーキングブレーキがかかる。その時間はトヨタ プリウス約3分・日産 ノート3分以上・ホンダ N-BOX10分以上・スバル フォレスター10分以上・マツダ CX-30約10分以上。電源を切ったときの動きも車ごとに違う。日産・マツダは、保持中に電源をOFFにするとパーキングブレーキがかかると記載し、ホンダはエンジンを停止したときに自動作動する。トヨタ プリウスは、保持中に電源を切ると「保持が解除されて車が動き出す場合があります」と注意する一方、自動でかけたくない場合の手順や、オートモードONでシステムOFF時に自動作動する機能の記載もある

✔ 電動パーキングブレーキが解除できなくなったとき、JAFは「スタート(パワー)スイッチをオンにし、パーキングブレーキスイッチで解除してください」と案内。12Vバッテリーがあがったときは、ホンダはかけることも解除することもできないと記載し、日産は販売会社かJAFなどへの連絡を案内。手動で解除する方法は、確認したトヨタ プリウスとホンダ N-BOXのページでは見つけられなかった

▶ YouTubeで見る(YouTube「くるまのかーぎーくん」)

1. 動画の内容(要約)

動画は、聞き役の「かーぎーくん」と、ブレーキ担当の「パッド」の会話で、次の4つの章に分けて進みます。各章の開始時刻は、動画の概要欄の目次と対応しています。

章 内容 使った公式情報
イントロ (動画 00:00〜) 概要と、今回の担当(ブレーキ担当のパッド)の紹介。確認した範囲と確認日 (公式資料の引用なし)
1つ目 ブレーキホールドの手順 (動画 00:41〜) ブレーキホールドとは何か、効果と注意、国土交通省が示す4つの手順。ホンダ・スバルの、表示灯・作動灯が点灯するまで(スバルの現行SL型は表示灯が点滅するまで)ペダルから足を離さない旨の警告 国土交通省、ホンダ N-BOX、スバル フォレスター(SK型・SL型)
2つ目 解除される・作動しない場面 (動画 01:50〜) 解除される例(Pレンジ・アクセルペダル)、車内で体を動かすとき、急な坂道で作動しない例(自作のイメージ図)、各社の坂道・すべりやすい路面の記載 国土交通省、ホンダ、マツダ、トヨタ、日産、スバル
3つ目 使ってはいけない場面 (動画 02:59〜) 駐車・乗り降り、洗車機、けん引の記載。保持が続いたときにパーキングブレーキが自動でかかるまでの時間(約3分〜10分以上)と、保持中に電源を切ったときの各社の記載(日産・マツダ・ホンダ・トヨタ) 各社の取扱説明書
4つ目 電動パーキングブレーキ (動画 04:45〜) 基本の操作と自動解除、走行中の緊急時の記載(5車種)、解除できなくなったとき(JAF・ホンダ・日産)、寒い時期の駐車(トヨタ)、かけたまま走ったとき JAF、トヨタ プリウス、ホンダ、日産、スバル、マツダ
まとめ・記事のご案内 (動画 06:37〜) 4つの結論と、迷ったときの確認先 (上記のまとめ)

動画の結論を一言でいえば、「ブレーキホールドは便利だが、頼りすぎない」です。具体的には4つの確認ポイントです。(1)国土交通省の手順(「作動中」の表示を確認してから足を離す)、(2)急な坂道・すべりやすい路面では頼りすぎない、(3)駐車・乗り降り・洗車機・けん引では使わない(自動でパーキングブレーキがかかるまでの時間は車ごとに違う)、(4)電動パーキングブレーキは緊急時・解除できないとき・寒い時期の駐車も取扱説明書で確認。

調べた5車種のブレーキホールドの呼び方と、保持が続いたときの動きの比較表
図:調べた5車種の「ブレーキホールド」の呼び方と、保持が続いたときの動き(2026年10月25日確認。自作の表)

2. 動画で触れきれなかった補足

国土交通省の資料には、何が書かれているか

国土交通省は、令和4年6月10日に「正しく使おうブレーキホールド」(報道発表資料)を発表し、啓発動画とあわせて、同省の「自動車のリコール・不具合情報」サイトにも解説ページを掲載しています。内容は次のとおりです(「」は原文。短い引用にとどめています)。

項目 国土交通省の記載
ブレーキホールドとは 「交差点や渋滞時にブレーキペダルを踏んで停車後にブレーキペダルを離してもブレーキが効いたままになる装置」。「自動車メーカーによって、オートブレーキホールド、ブレーキオートホールド等様々な呼び方があります。」
効果と注意 正しく使用されれば運転者の疲労が軽減され事故防止につながる。一方、「誤った操作を行ったり機能を過信したりすると事故が発生するおそれ」がある。「取扱説明書を読み、作動条件等を正しく理解して」使用する
正しい使用方法 (1)スイッチを入れる (2)「作動準備」を示す表示が点灯する (3)車両を停止させると表示が「作動準備」から「作動中」に変わる (4)「作動中」の表示を確認した上でブレーキペダルから足を離す。表示方法は車種で異なるため、取扱説明書で表示の意味を理解する
解除される例 「シフトレバーをPレンジに入れた場合」「アクセルペダルを踏んだ場合」(運転者が意図せず、誤ってアクセルペダルに触れた場合でも解除される)。車内で体を動かす必要が生じた場合は、Pレンジに入れたりブレーキペダルを踏むなどして停車させる
作動しない例 故障していない場合でも「急な坂路では作動しないことがあります」。資料の例は「坂路でブレーキペダルを踏んで停止」→「ブレーキホールド作動せず」→「気づかずにブレーキペダルを離して追突」(資料の写真は下り坂で、下り方向を向いた車が前の車に追突する構図)
国土交通省が示す、急な坂道でブレーキホールドが作動しない例の自作イメージ図
図:資料の写真では、下り坂で前の車に追突する例が示されています。図はそれを自作で描き直したもので、車種・景色は異なります(自作のイメージ図)

動画の「作動しない例」の場面は、この資料の3コマを、当チャンネルが自作の図に描き直したものです(資料の写真は下り坂で、下り方向を向いた車が前の車に追突する構図で、図も同じ向きに描いています。車種・景色は異なります)。資料は、何度の坂から作動しなくなるのかという数値は示していません(「急な坂路」の勾配の基準は、確認できませんでした)。そのため、各社の取扱説明書の記載(次の表)と、自分の車の説明書で確認することが大切です。

5車種の「使わない・OFFにする・足を離さない」の記載

次の図は、ブレーキホールド(オートホールド・AVH)の項に、その趣旨の記載があるかどうかを場面ごとにまとめたものです。「○」は書き方が同じという意味ではなく、OFFにする・使用しない・足を離さない・Pとパーキングブレーキ、など書き方は各社で違います。「―」は、確認したページでは見つからなかったという意味で、書かれていないと断定するものではありません。

ブレーキホールドを使わない・OFFにすると書かれている場面の5車種の比較表
図:ブレーキホールドを「使わない・OFFにする」と書かれている場面(確認した範囲。2026年10月25日確認。自作の表)
車種・版 要約(原文のごく一部は「」) 出典
トヨタ プリウス(HEV 2026.07〜) 警告:急坂路・すべりやすい路面・自動洗車機を使用するとき・けん引されるときは、ブレーキホールドシステムを「OFFにしてください」。注意:「ブレーキホールドは長時間駐車するための機能ではありません。」 ブレーキホールド
ホンダ N-BOX(Web取扱説明書 2026年版。2027年版の同ページも同じ内容を確認) 警告:急な坂道・すべりやすい路面では、作動していてもペダルから足を離したときに車が動くことがある/「駐車をする目的で」作動させない/作動中は絶対に車から離れない(駐車はPとパーキングブレーキ)/表示灯が点灯するまでペダルから足を離さない。自動洗車機を使うときはシステムがOFFになっているか確認。10分間保持 ブレーキシステム・2027年版 同ページ
日産 ノート e-POWER(公式PDF。URLの版表記 2210=2022年10月版とみられる) 警告:急な坂道や滑りやすい路面で使用しない/洗車機を使用するとき・車両にけん引されるときはOFFにする/駐車・人の乗降・荷物の積み下ろしでは、Pにしてパーキングブレーキが確実にかかっているか確認。注意:OFFにするときはブレーキペダルをしっかり踏む 取扱説明書(PDF) オートブレーキホールド
スバル フォレスター(SK型 Type F・取扱説明書 A8350JJ-A) 警告:作動灯が点灯するまでブレーキペダルを踏み続ける。急な坂道・滑りやすい路面・駐車・けん引されるとき・けん引するとき・乗り降り・自動洗車機・荷物の積み下ろしでは「AVHを使用しないでください」 取扱説明書(PDF) AVH
スバル フォレスター(現行SL型 Type C・取扱説明書 A8460JJ-A。AVHの項のみ確認) 警告:「AVH表示灯が点滅するまでブレーキペダルを踏み続ける」(SK型の「作動灯が点灯するまで」とは表現が異なる)。急な坂道・滑りやすい路面・駐車・けん引・乗り降り・自動洗車機・荷物の積み下ろしでは使用しない、停止状態の保持が10分以上継続したとき・運転席のシートベルトを外したとき・運転席のドアを開けたとき・急な坂道に停車したときなどに電動パーキングブレーキが自動作動、はSK型と同趣旨を確認 取扱説明書(PDF) AVH
マツダ CX-30(2026年モデルの電子取扱説明書) 警告:機能を過信しない/停車中、急な坂道ではブレーキペダルから足を離さない/凍結路・積雪路・未舗装路などのすべりやすい路面では使用をひかえる/駐車・車から離れるときはPとパーキングブレーキ。「積載やけん引の状態によって、車両が意図せず動き出す可能性」の注意 オートホールド使用上の警告・注意

洗車機について、マツダのブレーキホールド(オートホールド)の項には洗車機の記載を確認できませんでした。一方、洗車の項には、ベルトコンベヤー型の自動洗車機(左右どちらかのタイヤをベルトコンベヤーに載せて車両を動かすタイプ)を使うときの手順として、パーキングブレーキを解除してシフトをNにする、洗車中はブレーキを踏まない、電動パーキングブレーキの自動作動を停止する、などが書かれています(マツダ CX-30 洗車の項)。洗車機のタイプと、取扱説明書の手順に合わせることが必要です。洗車機の前の確認については、当サイトの洗車機の前、ワイパーはAUTOのままで大丈夫?もご覧ください。

保持が続いたとき・電源を切ったときの動き

ブレーキホールドは、保持が続くと自動でパーキングブレーキ(電動)に切り替わる車が多く、動画ではその時間を比べました。ただし、これは「保持できる最大時間」の説明ではなく、取扱説明書に書かれている、自動でパーキングブレーキがかかる条件の一つです。時間のほかにも条件が書かれている車があります(確認した範囲では、トヨタ・日産・ホンダ・スバルにシートベルト・ドアなどの条件の記載があります。マツダの確認したページには、作動の条件として運転席シートベルト着用・運転席ドアが閉まっていることは書かれていますが、外した/開けたときの動作は確認したページに記載がありませんでした)。

車種 保持が続いたとき そのほかに、自動でパーキングブレーキがかかる(または保持が解除される)条件
トヨタ プリウス ブレーキペダルが踏まれていない状態が約3分継続すると、自動的にパーキングブレーキがかかる(ブザーとメッセージ) 保持中に運転席ドアが閉まっていない・運転席シートベルトを着用していないことを検出したとき(警告音とメッセージとともに自動)。保持中にパワースイッチをOFFにすると、保持が解除されて車が動き出す場合があるという注意。一方、同じページには、パーキングブレーキを自動的に作動させたくない場合の手順(ブレーキホールドスイッチを押してスタンバイ表示灯(緑)が消灯したのを確認してからパワースイッチをOFF)の記載もある。パーキングブレーキの項には、オートモードONでハイブリッドシステムOFF時にパーキングブレーキが作動する機能の記載もある
日産 ノート e-POWER 保持が3分以上継続したとき、パーキングブレーキがかかり、ブレーキ力が解除される 運転席シートベルトを外した・運転席ドアを開けた・パワースイッチをOFFにした・不具合が生じた・Pにした・電動パーキングブレーキスイッチを引き上げたとき
ホンダ N-BOX 10分以上保持したとき、パーキングブレーキが自動で作動したあと保持が解除される(「10分間保持」の記載) 運転席シートベルトを外した・エンジンを停止した・システムに問題が発生したとき。パワーモードをOFFにするとシステムは自動的にOFFになる
スバル フォレスター 停止状態の保持が10分以上継続したとき、保持が自動解除されたあとに電動パーキングブレーキが自動作動 運転席シートベルトを外した・運転席ドアを開けた・急な坂道に停車した・AVHシステムに問題が発生した・プッシュエンジンスイッチをACCにしたとき。OFFにするとAVHはOFFになる
マツダ CX-30 作動開始から約10分以上経過すると、パーキングブレーキが自動でかかる(解除すると再びオートホールドが作動) (確認した2026年モデルのオートホールドのページには、シートベルトを外したときやドアを開けたときの動作の記載は確認できなかった。作動の条件として運転席シートベルト着用・運転席ドアが閉まっていることは書かれているが、外した/開けたときの動作は確認したページに記載なし)。作動中に電源をOFFにすると、自動的にパーキングブレーキがかかり、オートホールドはOFFになる

電源を入れ直したとき、ブレーキホールドはONのままかも、車ごとに違います。トヨタ プリウスと日産 ノートは、パワースイッチをOFFにしてもON・OFFの設定が維持される、と書いています。ホンダ N-BOXとスバル フォレスターは、電源をOFFにするとシステムは自動的にOFFになり、再度スイッチを押す必要があります。マツダ CX-30は、確認した範囲では、電源を入れ直したときの扱いを確認できませんでした。複数の車を乗り換える人は、乗るたびに表示灯で確認するとよいでしょう。

電動パーキングブレーキ:操作・自動解除・短時間の繰り返し

車種 かける/手動で解除 アクセルペダルによる自動解除の条件(要旨) 短時間に繰り返したとき
トヨタ プリウス スイッチを引いてかける。解除はブレーキペダルを踏みながらスイッチを押す 運転席ドアが閉まっている・運転席シートベルトを着用・シフトポジションが前進か後退・エンジン警告灯やブレーキ警告灯(黄色)が消灯。アクセルペダルはゆっくり踏む 過熱防止のため作動制限することがあり、1分程度でもとの状態にもどる
ホンダ N-BOX パーキングブレーキスイッチを「ゆっくりと確実に」引き上げてかける。解除はパワーモードONでブレーキペダルをしっかり踏んでスイッチを押す 運転席シートベルトを着用・エンジンが始動・シフトポジションがP、N以外。シートベルトを装着していないと発進時でも自動解除されない。ゆっくり踏む 確認した範囲では記載を確認できなかった
日産 ノート e-POWER ブレーキペダルをしっかり踏んでスイッチを引き上げてかける。解除は踏んでスイッチを押し下げる 運転席ドアが閉まっている・e-POWERシステムが始動・シフトがP、N以外。ゆっくり踏む 作動しなくなる場合があり、約1分経過してから再度操作
スバル フォレスター ブレーキペダルを踏み、スイッチを引く。解除は踏んでスイッチを押す すべてのドアが閉まっている・運転席シートベルトを装着(Pか、Nの場合を除く) 作動灯が点滅し警告灯(黄色)が点灯することがある。時間をおいて操作
マツダ CX-30 (確認したページの抜粋では、スイッチ操作の記載の一部が読み取れなかった) エンジン作動中・運転席ドアが閉まっている・運転席シートベルトを着用・セレクトレバーがD/M/R(アクセル連動解除) (確認できなかった)

このほか、トヨタ プリウスは、パーキングブレーキの自動作動機能を、日常のパーキングブレーキ操作のかわりには「絶対に使用しないでください」(運転者のかけ忘れによる事故を軽減するための機能)と警告しています。また、お子さまだけを車内に残さない(お子さまが誤ってパーキングブレーキを解除するおそれ)、パーキングブレーキスイッチの周辺にものを置かない、という警告もあります(トヨタ プリウス パーキングブレーキ)。

解除できなくなったとき・バッテリーがあがったとき・走行中の緊急時

場面 確認できた記載 出典
電動式が解除できなくなった(JAF) 「スタート(パワー)スイッチをオンにし、パーキングブレーキスイッチで解除してください」(JAFのクルマのトラブル診断。症状の選択肢の一つ) JAF パーキングブレーキに関わる場合
12Vバッテリーがあがった ホンダ N-BOX:「バッテリーがあがっているときは、パーキングブレーキをかけたり、解除することはできません。」日産 ノート:12Vバッテリーあがりや故障などで解除できなくなったときは、日産販売会社またはJAFなどのロードサービスに連絡。トヨタ プリウス:補機バッテリーがあがったときはパーキングブレーキシステムを作動させることはできない ホンダ・日産・トヨタ
走行中に緊急でかける トヨタ プリウス・ホンダ N-BOX:スイッチを引き続けている間かかる。日産 ノート:引き上げ続けるとブザーが鳴ってかかり、手を離すと解除される。スバル フォレスター(SK型):フットブレーキが故障した場合の非常ブレーキで、緊急時のみ(過度に使うとブレーキ部品が摩耗したり、過熱して効かなくなることがある)。マツダ CX-30:「ブレーキシステム(フットブレーキ)が故障したとき」の項に緊急ブレーキの記載があり、EPBスイッチを引き続けると車両を減速・停止できる(ブレーキ作動中はチャイムが鳴り、スイッチから手を離すと解除される)。「緊急時にのみ使用する」で、過度に使用するとブレーキ部品が早く摩耗したり、発熱して効きが低下することがある トヨタ・ホンダ・日産・スバル・マツダ
かけたまま走ってしまった トヨタ プリウス:ブレーキ部品が過熱し、ブレーキの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれ(車速が5km/hをこえると警告ブザー)。マツダ CX-30:ブレーキシステムが効かなくなるおそれ。走行前に表示灯が消灯していることを確認 トヨタ・マツダ
確認できなかったこと:(1)バッテリーがあがったときに、電動パーキングブレーキを手動で解除する方法(確認したトヨタ プリウス「補機バッテリーがあがったときは」のページと、ホンダ N-BOX「バッテリーがあがったとき」のページには見つからなかった。これは「方法がない」という意味ではなく、車種ごとの取扱説明書や販売店で確認が必要)。(2)「急な坂路」の勾配の基準(国土交通省・各社とも数値を確認できなかった)。(3)ブレーキホールドの保持のしくみ(油圧で保持する、など)を説明した記載。確認した取扱説明書にはなく、ホンダは「ブレーキ保持中にタイヤの回転を検知すると、ブレーキ力を強めるために作動音が発生する場合があります」、スバルは保持中の作動音やブレーキペダルが重く感じることがあっても異常ではない、と書くにとどまる。(4)ブレーキの倍力装置(ブースター)・ベーパーロックなどの一般的な仕組みは、今回の確認対象から外した(関連するフェード現象は当サイトの別記事)。(5)マツダの電動パーキングブレーキのスイッチ操作(かける/解除する)の記載(確認したページでは一部が読み取れなかった)。(6)スバルの現行SL型は、AVHの項だけを確認した。電動パーキングブレーキ・寒冷時などの記載は、SK型の取扱説明書で確認したものである。

寒い時期の駐車:各社に記載がある

車種 記載(要旨) 出典
トヨタ プリウス パーキングブレーキをかけるとブレーキ装置が凍結して解除できなくなるおそれがあるため、オートモードをOFFに。かけずにPで駐車し、必ず輪止めをする。ブレーキホールドシステムも、オートモードOFFでもパーキングブレーキが自動作動するため、使用を控える 寒冷時の運転
ホンダ N-BOX 寒冷時にパーキングブレーキをかけると凍結することがある。自動作動機能をOFFにして、石などで輪留めをする 駐車する・ブレーキシステム
日産 ノート e-POWER 寒冷時はかけずにPに入れ、解除したまま車輪の前後に適切な輪留め。かけると凍結して解除できなくなるおそれ 取扱説明書(PDF)・日産FAQ(オーラ)
スバル フォレスター 電動パーキングブレーキをかけておくと凍結することがある。かけずにPにして輪止め(タイヤストッパー)をする(寒冷地での使いかた・駐車するときは) 取扱説明書(PDF)
マツダ CX-30 寒冷時などパーキングブレーキの凍結が考えられる場合は、自動作動を停止する。停止して駐車するときは、Pの位置にしてタイヤに輪止め EPBの使いかた・便利な使いかた

「凍結時はパーキングブレーキを使わない」は、ブレーキホールドの話ではなくパーキングブレーキの話ですが、ブレーキホールドは保持が続くと自動でパーキングブレーキに切り替わるため、トヨタは寒冷時にブレーキホールドの使用も控えるよう書いています。凍結のしくみや、解除できないときの対処は、当サイトのサイドブレーキの凍結の記事にまとめています。

「意図しない接触」で解除される・動き出す

国土交通省は、アクセルペダルに誤って触れただけでもブレーキホールドは解除される、としています。電動パーキングブレーキでも、マツダ CX-30の取扱説明書は、「エンジン作動中でパーキングブレーキがかかっているときに、アクセルペダルに足などがあたると、パーキングブレーキが自動で解除され、意図せず車両が動き出すおそれがあります」(EPB使用上の警告・注意)と注意し、すぐに発進しない場合は、PかNの位置にするよう書いています。足が意図せずペダルに触れる場面を考えると、車内で体を動かすときは、国土交通省の案内どおり、Pに入れるかブレーキペダルを踏んでからが無難です(筆者の見解です)。

なお、ホンダ N-BOXは、ブレーキ保持中にタイヤの回転を検知すると作動音が出る場合がある、スバルは、保持中に作動音がしたりブレーキペダルが重く感じたりしても異常ではない、と書いています(動画では扱いませんでした)。表示灯の点滅や警告メッセージが出たときは、取扱説明書の指示に従ってください(トヨタ・日産・マツダの取扱説明書には、異常のおそれがあるときは販売店で点検を受けるよう書かれています)。

3. 違った観点から整理する

ブレーキホールドとパーキングブレーキは、役割が違う

動画では手順や注意を順番に紹介しました。読み比べると、2つの装置は、取扱説明書の中で想定している場面が違うことがわかります(以下は、確認した記載をもとにした筆者の整理です)。

ブレーキホールド(オートホールド・AVH) 電動パーキングブレーキ
取扱説明書の位置づけ ホンダ:信号待ちなどの一時的な停止に適している。日産:信号待ちなどで停車中にブレーキ力を保持する機能。国土交通省:渋滞や信号待ちなどでの停車中に運転者の負担を軽減 ホンダ:主に停車中や駐車時に使うブレーキ。日産:停車中や駐車時に使用するブレーキ
解除の操作 アクセルペダルを踏む(国土交通省)。Pに入れる・パーキングブレーキを引くなどでも解除(車ごとに違う) ブレーキペダルを踏んでスイッチを押す。発進時はアクセルペダルで自動解除する機能がある(条件つき)
長く止まったとき 約3分〜10分以上で自動的にパーキングブレーキへ(車ごとに違う) (確認した範囲では、ブレーキホールドのように、時間がたつと別のブレーキに切り替わる、という記載は確認できなかった。寒い時期は、かけたままだと凍結のおそれがある旨の記載が各社にある)
降りるとき 駐車・乗り降りでは使わない(ホンダ・日産・スバル・マツダ)。トヨタは「長時間駐車するための機能ではありません」(降りるときの記載はパーキングブレーキの項) Pに入れてパーキングブレーキをかける(各社の駐車手順。電動はPで自動でかかる設定の車もある)
寒冷時 トヨタは使用を控える(自動でパーキングブレーキがかかるため) 5車種とも、かけずにPで駐車して輪止め、または自動作動の停止を案内

よくある思い込みを、確認できた範囲で検証する

よくある思い込み 確認できたこと 判定
ブレーキホールドがかかっているから、そのまま降りても大丈夫 ホンダ「作動中は絶対に車から離れない」。スバルは乗り降りで使用しないとし、車外に出るときはPと電動パーキングブレーキ、日産・マツダもPとパーキングブレーキ。トヨタは、ブレーキホールドの項で長時間駐車用ではないと注意し、パーキングブレーキの項に「車から離れるときは、シフトポジションをPにし、パーキングブレーキをかけてください」と記載 各社の取扱説明書は否定的(トヨタは、ブレーキホールドの項では乗り降りの記載を確認できなかったが、パーキングブレーキの項に離れるときの記載あり)
ずっと保持してくれる 約3分(トヨタ プリウス)〜10分以上(ホンダ・スバル・マツダ)で、自動的にパーキングブレーキに切り替わる記載。トヨタは電源OFFで保持が解除されて動き出す場合がある 一律にはいえない(車ごとに違う)
どんな坂でも止まってくれる 国土交通省:故障していなくても急な坂路では作動しないことがある。各社も急な坂道・すべりやすい路面では足を離さない・使用しない・OFFにする。日産は坂道では作動開始までブレーキペダルを強く踏む必要がある、とも書く 否定的(勾配の基準は確認できず)
洗車機は、ブレーキホールドをつけたままで大丈夫 トヨタ・日産:OFFにする。スバル:使用しない。ホンダ:OFFになっているか確認。マツダ:ベルトコンベヤー型で電動パーキングブレーキの自動作動を停止 各社に洗車機の注意がある(手順は車・洗車機で違う)
電動パーキングブレーキは、走行中は絶対に使えない トヨタ・ホンダ・日産・スバル・マツダの5車種に、走行中の緊急時にスイッチを引き続ける記載がある(スバル・マツダは、フットブレーキが故障したときの非常・緊急ブレーキとして、緊急時のみ) 緊急時の記載がある(通常の操作ではない)
Pに入れておけば、パーキングブレーキは要らない トヨタは自動作動機能を日常のパーキングブレーキ操作のかわりに使わないよう警告。一方、トヨタ・ホンダ・マツダには電動パーキングブレーキの自動作動(オートモード・自動作動機能)の記載があるため、設定は車ごとに確認が必要 確認した範囲では、「Pだけでよい」と書く説明書は見つからなかった(トヨタは自動作動を日常のパーキングブレーキ操作のかわりにしないよう警告。マツダ・ホンダは電源OFF時などに自動作動する旨を記載。位置づけは車ごと)

場面別:どこを見ればよいか

場面 まず確認すること 根拠(確認した範囲)
信号待ち・渋滞 表示灯が「作動中」(車ごとに表示が違う)になったことを確認してからペダルから足を離す 国土交通省、ホンダ・スバル・日産
坂道の途中で止まる 足を離さない。作動しない場合や、ブザー・メッセージが出たときはブレーキペダルを踏む 国土交通省、ホンダ・マツダ・トヨタ(ブザー・メッセージ)
雪道・凍結路などのすべりやすい路面 「すべりやすい路面」では使用しない・OFFにする・足を離さない・ひかえる、のいずれかの記載が、調べた5車種すべてにある ホンダ・マツダ・トヨタ・日産・スバル
コンビニなどで車から降りる Pに入れてパーキングブレーキをかけてから(ブレーキホールドに任せない) ホンダ・日産・スバル・マツダ。トヨタは、ブレーキホールドの項では確認できず、パーキングブレーキの項に「車から離れるときは、シフトポジションをPにし、パーキングブレーキをかけてください」
洗車機に入る 取扱説明書の手順。ブレーキホールドのOFF確認、電動パーキングブレーキの自動作動停止など、車と洗車機で違う トヨタ・日産・スバル・ホンダ・マツダ
けん引される・けん引する OFFにする・使用しない。ホンダは電動パーキングブレーキの自動作動を必要に応じてOFF トヨタ・日産・スバル・ホンダ
エンジン(電源)を切るとき 保持中に切ると、保持が解除されて動き出す場合がある車がある(トヨタ)。日産・マツダは保持中に電源をOFFにするとパーキングブレーキがかかる、ホンダはエンジン停止時に自動作動と記載。車ごとに違うので、ブレーキを踏み、Pに入れ、パーキングブレーキをかけてから トヨタ・日産・ホンダ・マツダ
寒い夜に駐車する 電動パーキングブレーキをかけず、Pで駐車して輪止め。または自動作動を停止 トヨタ・ホンダ・日産・スバル・マツダ
電動パーキングブレーキが解除できない 電源ON(スタートスイッチ)でスイッチ操作。バッテリーあがり・故障のときは販売会社やJAFなどへ JAF、ホンダ・日産
発進するとき 表示灯の消灯を確認してから。かけたまま走ると、ブレーキ部品が過熱するおそれ トヨタ・マツダ
車から降りる前の確認の順番の図
図:車から降りる前の確認の順番(取扱説明書の記載をもとにした筆者の整理。自作。細部は車種で異なる)

家族で車を使う・同乗者がいるとき

取扱説明書の記載から、家族や同乗者がいる場面で気をつけたい点を整理します(筆者の整理で、各社が一律に書いている内容ではありません)。(1)トヨタ プリウスは、お子さまだけを車内に残さないよう警告しています。(2)国土交通省は、アクセルペダルに意図せず触れても解除される、としています。(3)マツダは、電動パーキングブレーキがかかっていても、アクセルペダルに足などがあたると自動で解除されることがある、としています。(4)電源を入れ直したときの設定(ON維持かOFFか)は車ごとに違うため、車を乗り換える家族がいる場合は、毎回表示灯で確認する習慣が役立ちます。

4. よくある質問

Q. ブレーキホールドは、コンビニなど短時間の駐車にも使えますか?

A. ホンダは「駐車をする目的でオートマチックブレーキホールドを作動させない」、作動中は絶対に車から離れない、と書き、日産・スバルは駐車・乗り降りのときは、Pに入れてパーキングブレーキを確認する(日産)、使用しない(スバル)としています。マツダも、駐車するときや車から離れるときはPとパーキングブレーキを案内しています。トヨタ プリウスは、ブレーキホールドの項に「ブレーキホールドは長時間駐車するための機能ではありません」と書いています。乗り降りについては、ブレーキホールドの項では確認できませんでしたが、パーキングブレーキの項に「車から離れるときは、シフトポジションをPにし、パーキングブレーキをかけてください」の記載があります。短時間でも、降りるときはPとパーキングブレーキ、と書いている車が多いため、お乗りの車の取扱説明書を確認してください。

Q. ブレーキホールドは、どれくらいの時間、保持してくれますか?

A. 各社の取扱説明書に書かれているのは、保持が続いたとき自動でパーキングブレーキがかかる条件の時間です。トヨタ プリウスは約3分、日産 ノートは3分以上、ホンダ N-BOXとスバル フォレスターは10分以上、マツダ CX-30は約10分以上です(車種・年式で異なります)。時間以外にも、運転席のシートベルトを外す(トヨタ・日産・ホンダ・スバル)・ドアを開ける(トヨタ・日産・スバル。ホンダは確認したページにドアの記載なし)などで自動でかかる、と書いています(マツダは、確認したオートホールドのページに、作動の条件として運転席シートベルト着用・運転席ドアが閉まっていることは書かれていますが、外した/開けたときの動作の記載は確認できませんでした)。

Q. 洗車機に入る前は、どうすればよいですか?

A. トヨタ プリウスと日産 ノートはブレーキホールドをOFFにする、スバル フォレスターは使用しない、ホンダ N-BOXはシステムがOFFになっていることを確認、と書いています。マツダ CX-30は、ベルトコンベヤー型の洗車機で、電動パーキングブレーキの自動作動を停止し、パーキングブレーキを解除してシフトをNにする、と書いています。洗車機のタイプによっても手順が違うため、取扱説明書と洗車機の案内に従ってください。

Q. 電動パーキングブレーキが解除できないときは?

A. JAFは、電動式が解除できなくなった場合、スタート(パワー)スイッチをオンにし、パーキングブレーキスイッチで解除するよう案内しています。自動解除には、運転席のドアが閉まっている・シートベルトを着用しているなどの条件がある車があります。12Vバッテリーがあがっているときは、ホンダは、かけることも解除することもできない、と書き、日産は販売会社かJAFなどのロードサービスへの連絡を案内しています。寒い時期は凍結のおそれもあります(当サイトの凍結の記事を参照)。手動で解除する方法は、確認したトヨタ プリウスとホンダ N-BOXのページでは見つけられませんでした。

Q. 走行中に、電動パーキングブレーキを使えますか?

A. トヨタ プリウスとホンダ N-BOXは、走行中にかける必要があるときはスイッチを引き続けるよう書いています。日産 ノートは引き上げ続けるとブザーが鳴ってかかり、手を離すと解除されます。スバル フォレスターとマツダ CX-30は、フットブレーキが故障した場合のブレーキ(スバルは非常ブレーキ、マツダは緊急ブレーキ)で、緊急時のみとしています。確認した範囲では、通常の減速に使うものとは書かれていませんでした。

Q. 坂道発進のときは、どうすればよいですか?

A. 坂道発進のコツを説明した記載は、確認できませんでした。日産は、坂道では作動開始までブレーキペダルを強く踏み込む必要がある、スバルは停車時にブレーキペダルを強く踏み込まないと作動しないことがある、と書いています。ホンダは、電子制御パーキングブレーキの項で、急な下り坂の発進時などは、手動でパーキングブレーキを解除するとスムーズに発進できる、と書いています。急な坂道では、ブレーキペダルから足を離さないことが基本です。

5. あわせて読みたい・まとめ・出典

あわせて読みたい

記事 内容
サイドブレーキの凍結、駐車のしかたと動かないときの対応 JAFとメーカーの取扱説明書による、凍結のおそれのある駐車のしかたと、解除できないときの操作
AT車でやってはいけないこと10項目を仕分け AT車の操作を「共通」「車種で違う」「思い込み」に仕分けた記事。駐車の手順の違いも
洗車機の前、ワイパーはAUTOのままで大丈夫? 洗車機に入る前の確認(ワイパー・ミラーなど)を各社の案内で整理
長い下り坂でブレーキが効かなくなるフェード現象 ブレーキの過熱で効きが落ちる現象の記事
ブレーキ液の沸点は248度が2年で183度に? ブレーキ液の沸点と、国交省の回収液の分析結果を条件つきで読む記事

まとめ

国土交通省が示す手順は、「作動中」の表示を確認してからブレーキペダルから足を離すことです。急な坂道では作動しないことがあり、アクセルペダルに触れただけでも解除されます。各社の取扱説明書は、急な坂道・すべりやすい路面では足を離さない・使用しない・OFFにする、駐車や乗り降りでは使わず、Pとパーキングブレーキを使う、洗車機やけん引ではOFF(または使用しない)など、書き方は違っても同じ方向を向いています。保持が続くと自動でパーキングブレーキがかかりますが、その時間は約3分から10分以上まで、車ごとに違います。電動パーキングブレーキは、解除できないとき・バッテリーがあがったとき・寒い時期の駐車・走行中の緊急時など、場面ごとに取扱説明書の記載が違うため、最後は、お乗りの車の取扱説明書で確認してください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。取扱説明書・FAQの記載は、車種・年式・版で異なり、更新されることがあります。お乗りの車については、取扱説明書・メンテナンスノートをご確認のうえ、詳しくは販売店・整備工場にご相談ください(確認日:2026年10月25日)。取扱説明書は各社の著作物であり、本記事では要約と短い引用にとどめています。「見つからなかった」は、ページ・PDF内の文字列検索の結果で、「書かれていない」と断定するものではありません。特定の車種・メーカーを評価するものではありません。

出典(一次情報・公式資料。確認日:2026年10月25日)

国土交通省 報道発表資料「正しく使おうブレーキホールド」(令和4年6月10日)/国土交通省 自動車のリコール・不具合情報「正しく使おうブレーキホールド」/JAF クルマのトラブル診断 パーキングブレーキに関わる場合/トヨタ プリウス(HEV 2026.07〜)取扱説明書 ブレーキホールド/同 パーキングブレーキ/同 寒冷時の運転/同 運転にあたって/同 補機バッテリーがあがったときは/ホンダ N-BOX Web取扱説明書(2026年版)ブレーキシステム/同 駐車する/同 エンジンの始動/同 バッテリーがあがったとき/ホンダ N-BOX Web取扱説明書(2027年版)オートマチックブレーキホールド/日産 ノート e-POWER 取扱説明書(公式PDF。URLの版表記2210=2022年10月版とみられる)/日産 オーラ FAQ 電動パーキングブレーキについて/スバル フォレスター(SK型 Type F)取扱説明書 A8350JJ-A(PDF)/マツダ CX-30(2026年モデル)電子取扱説明書 オートホールド使用上の警告・注意/同 オートホールドの使いかた/同 電動パーキングブレーキ(EPB)使用上の警告・注意/同 EPBの使いかた/同 EPBの便利な使いかた/同 洗車/同 ブレーキシステム(フットブレーキ)が故障したとき/スバル フォレスター(現行SL型 Type C)取扱説明書 A8460JJ-A(PDF)

図はすべて自作のイラスト・図表です(AI生成なし)。取扱説明書の画像は使っていません。

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