アルファードのタイヤ:サイズ・空気圧・交換時期(取扱説明書・JAFで確認)

アルファードのタイヤについて、トヨタの取扱説明書・取扱書・主要諸元表、トヨタのアフターサービスのページ、JAF、日本自動車タイヤ協会(JATMA)の公表情報で確認できたことだけを整理しました。また、気温7度を基準にした交換時期や、タイヤの銘柄・価格の比較なども、公的な情報で確認できなかったため載せていません。

📋 この記事の要点

✔ 40系(2023年6月発売)の標準タイヤは、ガソリン車の取扱説明書で225/65R17と225/60R18、ハイブリッド車の取扱書では225/55R19も記載されている

✔ 指定空気圧は、タイヤが冷えているときの値で、40系は17インチが230kPa、18インチが240kPa、19インチが260kPa(取扱説明書・取扱書)

✔ 30系(2015年発売)の標準タイヤは、215/65R16・225/60R17・235/50R18で、いずれも240kPa(2022年1月版の取扱書)。年式ではなく、グレードやオプションで異なる

✔ トヨタは空気圧の点検を月1回以上、ローテーションは40系ガソリン車の取扱説明書で5,000kmごとと案内している

✔ 溝の使用限度は1.6mm(スリップサインが出る)。JAFは、安全性を考えて4mm程度で交換を検討するよう紹介している

✔ 主要諸元表(2026年6月版)には、18インチ・19インチのタイヤにはタイヤチェーンを取り付けられないと明記されている

1. 世代別のタイヤサイズと指定空気圧

アルファードは、2015年1月26日に30系へフルモデルチェンジし(トヨタ公式リリース)、2023年6月21日に40系が発売されました(トヨタ公式リリース)。タイヤのサイズと空気圧は、世代・エンジン・グレードで異なるため、まず、自分の車がどの世代・型式なのかを車検証で確認してください。この記事の仕様は、トヨタ公式の取扱説明書・取扱書・主要諸元表で確認できたものです。型式・年式・グレードで異なる場合があるため、お手持ちの車の取扱説明書と「メンテナンスノート」を優先してください。

📊 アルファードの標準タイヤと指定空気圧(確認日: 2026年9月25日)

世代・出典 タイヤサイズ ホイールサイズ 指定空気圧(冷えているとき、前後輪とも)
40系 ガソリン車(AGH40W/AGH45W)・取扱説明書 225/65R17 102H 17×6 1/2J 230kPa(2.3kg/cm2)
40系 ガソリン車・取扱説明書 225/60R18 100H 18×7J 240kPa(2.4kg/cm2)
40系 ハイブリッド車(AAHH40W/AAHH45W)・2024年1月版の取扱書 225/65R17 102H / 225/60R18 100H / 225/55R19 103H XL 17×6 1/2J / 18×7J / 19×7J 17インチ:230kPa、18インチ:240kPa、19インチ:260kPa
30系 ガソリン車(AGH30W)・2022年1月版の取扱書 215/65R16 98H / 225/60R17 99H / 235/50R18 97V 16×6 1/2J / 17×6 1/2J / 18×7 1/2J いずれも240kPa(2.4kg/cm2)
20系(2010年4月版の取扱書) 215/65R16 98H / 215/60R17 96H / 235/50R18 97V (未確認) いずれも240kPa(2.4kg/cm2)

※表は横にスクロールできます

📊 40系のタイヤまわりの主な数値

項目 確認できた内容 出典
応急用タイヤ(40系) T165/80D17 104M、17×4T、420kPa(4.2kg/cm2)。取扱説明書では、応急用タイヤ装着車の場合の指定 トヨタ 取扱説明書・取扱書
スペアタイヤとパンク応急修理キット(40系) 主要諸元表では、タイヤパンク応急修理キットが標準装備で、スペアタイヤ(応急用T165/80D17)はメーカーオプション。スペアタイヤを選ぶと、応急修理キットは非装着になる トヨタ 主要諸元表
ホイールナットの締め付けトルク(40系・標準タイヤ) 140N・m(1428kgf・cm) トヨタ 取扱説明書・取扱書
空気圧の確認場所 運転席側のタイヤ空気圧ラベルで確認できる トヨタ 取扱説明書

📌 補足

実際に装着されているサイズは、タイヤ側面の表記と、運転席側の空気圧ラベルで確認してください。

2. 点検の基本と、交換の目安

タイヤの空気圧は、異常がなくても少しずつ下がります。トヨタのアフターサービスのページでは、1か月で5.5%減少するとされています。空気圧の低下は、ハンドルの重さ、偏摩耗、燃費の悪化などにつながるため、日常での定期的な点検が案内されています。

📊 点検と交換の基本

項目 確認できた内容 出典
空気圧の点検頻度 タイヤの空気圧点検を月に1回以上実施する。冷えているときに、タイヤ空気圧ゲージを使って測る。走行後は熱で空気圧が高くなるが、異常ではないので減圧しない トヨタ 取扱説明書(40系)
点検項目 空気圧、亀裂・損傷の有無、溝の深さ、異常摩耗(片側だけの摩耗など)の有無。点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照 トヨタ 取扱説明書(40系)
ローテーションの間隔 40系ガソリン車・30系・20系の取扱説明書は「5,000kmごと」。40系ハイブリッド車の取扱書は「定期点検ごと」をすすめる、という表現 トヨタ 取扱説明書・取扱書
溝の使用限度 1.6mm以下で交換(トレッド面にスリップサインが出る)。スリップサインが出る前に早めの交換をすすめる トヨタ アフターサービス
溝と制動距離 新品時の平均の溝は7.5mm。1.6mmまで減ると、制動距離が9m違う、とされている トヨタ アフターサービス
法令上の位置づけ 道路運送車両の保安基準第9条、告示第89条で、溝は1.6mm以上、亀裂やコード層の露出がないこと、空気圧が適正であることなどが定められている。1.6mm未満のタイヤは車検に通らない JAF

📊 JAFの案内する交換の目安(トヨタの公式の基準ではない)

考え方 JAFが紹介している目安 注意
使用開始からの年数 夏タイヤは4〜5年、冬タイヤ(スタッドレス)は3〜4年で、点検・交換を検討 あくまで目安。ゴムは走っていなくても劣化するため、見た目が良くても点検を受ける
走行距離 約30,000kmで交換を検討 駆動輪・制動の負荷で摩耗は一様ではない
残り溝 4mm以下で交換を検討(法定の使用限度は1.6mm) 4mmを下回ると、ウェット路面の制動距離が伸びる傾向がある、とJAFは説明
製造から10年以上 多くのタイヤメーカーが交換を推奨。スペアタイヤも同様 製造年週は、サイドウォールの末尾4桁(例:2524は2024年の第25週)で確認できる

⚠️ 空気圧は、外観では判断できません

トヨタとJAFはいずれも、空気圧は目視では正確にわからないため、必ずゲージで測定するよう案内しています。応急用タイヤ(スペアタイヤ)は、通常のタイヤより高い指定空気圧(40系は420kPa)で、見た目では判断できません。忘れずに点検してください。

3. 空気圧の点検・調整の手順

ガソリンスタンドやカー用品店などの空気充塡機を使う場合の基本的な流れです(JAFの案内)。自宅で行う場合も、手順は同じです。

🧭 空気圧点検の流れ

1

指定空気圧を確認する

運転席側のタイヤ空気圧ラベル、または取扱説明書で確認します。タイヤのサイズによって異なり、前後輪で数値が違う車もあります(アルファードは前後輪とも同じ値)。

2

タイヤが冷えている状態で測る

走行直後は熱で高めに表示されます。高速道路を長く走った後などは、少し時間を置きます。

3

バルブキャップを外し、ゲージで測る

エアチャックをバルブに正しく押し当てます。角度が悪いと空気が抜けます。

4

指定空気圧に合わせる

不足していれば入れ、多ければ抜きます。応急用タイヤ(装着車)も点検します。

5

バルブキャップを確実に取り付ける

取扱説明書は、外したままにするとほこりや水分が入って空気がもれるおそれがあると案内しています。

6

溝・亀裂・偏摩耗も見る

4本すべての、トレッド面の複数箇所を確認します。片側だけがすり減っている場合は、点検を受けます。

📝 タイヤ点検のチェックリスト

☑️ 空気圧を、冷えているときに月1回以上測っている

☑️ 4本ともスリップサインが出ていない(残り溝に余裕がある)

☑️ サイドウォールに深いひび割れ、部分的な膨らみ、傷がない

☑️ 片側だけがすり減る偏摩耗がない

☑️ 製造年週(サイドウォールの4桁)を確認した

☑️ 応急用タイヤ(装着車)の空気圧も確認した

☑️ 空気圧が頻繁に下がる場合は、販売店で点検を受けた

4. 冬用タイヤ・チェーン・タイヤの組み合わせの注意

日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、積雪路・凍結路では、冬用タイヤの装着が必須であるとしています。雪が降る地域へ出かける予定がある場合は、あらかじめ、冬用タイヤとタイヤチェーンの適合を確認しておきましょう。

📊 冬用タイヤ・チェーンの基本

項目 確認できた内容 出典
冬用タイヤの使用限度 溝が新品時の50%未満になったら、冬用タイヤとしては使えない。溝の50%の位置に、使用限界を示すプラットホームがある。JAFは、3シーズンから5シーズンは使用できるといわれるが、使用環境で変わるとも説明 JAF
スタッドレスの保管 融雪剤や泥を水洗いして水気を拭き取り、直射日光を避け、温度変化の少ない通気性のよい場所で保管する JAF
タイヤチェーン(40系) 225/60R18と225/55R19のタイヤには、タイヤチェーンを取り付けることができない(主要諸元表の注記)。17インチはこの注記に含まれていないが、適合するチェーンの種類は、販売店・チェーンのメーカーで確認する トヨタ 主要諸元表(2026年6月版)
タイヤの混在 サマータイヤ、オールシーズンタイヤ(マッド&スノータイヤ)、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を混在して使用しない。ラジアルとバイアスの混在も不可 トヨタ 取扱説明書(40系)

5. タイヤを替えるとき・選ぶときの確認点

タイヤは、車の性能や安全に直結するため、取扱説明書には、交換時に守るべき事項が、警告として書かれています。銘柄・価格の比較は、公式に確認できる根拠がないため載せていません。

📊 タイヤを交換するときの警告

取扱説明書の警告(40系) 理由・補足
工場出荷時に設定されているサイズ以外のタイヤを使用しない ハンドルをきったときに、タイヤと車体が干渉する。最低地上高が確保できない。操縦安定性の悪化による横転事故。ABS/VSCが正しく作動しない、などのおそれがある
4本すべて、同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差のないタイヤを使う 摩耗差があると、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性につながるおそれがある
他の車両で使っていたタイヤ、以前の使われ方が不明なタイヤを使わない 状態が確認できないため
異常があるタイヤ・ホイールを使わない 破裂、横すべり、車両本来の性能(燃費・安定性・制動距離)が発揮されないなどのおそれ。亀裂や変形のあるホイールも使用しない
タイヤ・ホイール・ホイールナットを交換するときは、トヨタ販売店に相談する 取扱説明書の案内

📊 低燃費タイヤ等のラベリング制度

低燃費タイヤの表示(トヨタの説明) 内容
転がり抵抗性能 AAA・AA・Aの等級。最も抵抗が小さいものをAAAとする。抵抗が小さいタイヤほどよく転がり、省燃費とされる
ウェットグリップ性能 a・b・c・dの等級。最も性能が高いものをaとする。濡れた路面でのグリップ力(制動時)を示す
両者の関係 一般に、転がり抵抗を小さくすると、濡れた路面での制動距離は伸びる傾向がある。そのため、ウェットグリップ性能も評価基準に含まれている
実際の燃費との関係 転がり抵抗の低減は、一般的には燃費の改善に寄与するが、低減幅は実車燃費の改善率を示すものではない

⚠️ 注意

タイヤの空気圧・サイズ・ホイールを変更すると、ABSやVSCなどの安全装置の作動に影響するおそれがあります。純正以外のサイズに替える場合は、取扱説明書の警告を確認し、専門店に、適合と車検への影響を必ず確認してください。一般的な情報です。個別の判断は、販売店・整備工場などにご相談ください。

6. よくある質問

Q. アルファードのタイヤサイズは、何が標準ですか?

A. 世代・グレードで異なります。取扱説明書では、40系ガソリン車が225/65R17と225/60R18、40系ハイブリッド車は225/55R19も記載されています。30系は215/65R16・225/60R17・235/50R18です。お手持ちの車は、タイヤの側面と、運転席側の空気圧ラベルで確認してください。

Q. 空気圧は、いくつに合わせればよいですか?

A. 取扱説明書では、冷えているときの値として、40系の17インチが230kPa、18インチが240kPa、19インチが260kPa、30系は240kPaです。実際の指定値は、運転席側の空気圧ラベルで確認してください。

Q. タイヤローテーションは、何kmごとにしますか?

A. 40系ガソリン車の取扱説明書は「5,000kmごと」、30系・20系も5,000kmごとの案内です。40系ハイブリッド車の取扱書は、定期点検ごとのローテーションをすすめる表現です。お手持ちの車の取扱説明書で確認してください。

Q. スタッドレスタイヤのとき、チェーンは使えますか?

A. 40系の主要諸元表では、225/60R18と225/55R19のタイヤにはチェーンを取り付けられないと明記されています。チェーンを使う可能性がある場合は、対応するサイズか、販売店に確認しましょう。

Q. タイヤの寿命は、何年ですか?

A. 公式に一律の年数の基準は確認できませんでした。JAFは、夏タイヤは使用開始から4〜5年で点検・交換を検討、製造から10年を超えたらスペアタイヤも含めて交換を、と紹介しています。見た目に問題がなくても、専門店で点検を受けましょう。

まとめ

アルファードのタイヤは、世代・エンジン・グレードで、サイズと指定空気圧が異なります。40系は取扱説明書・取扱書で225/65R17(230kPa)、225/60R18(240kPa)、225/55R19(260kPa)が確認でき、30系は215/65R16・225/60R17・235/50R18(いずれも240kPa)です。空気圧は月1回以上、冷えているときにゲージで測り、溝は1.6mmが使用限度です。18・19インチはチェーンを取り付けられない点にも注意してください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。車の仕様・基準は変更されることがあるため、最新の内容は、トヨタ販売店・メーカー・JAFなどの公式資料でご確認ください。タイヤの点検・交換は、販売店・整備工場・タイヤ専門店にご相談ください(2026年10月時点)。

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