秋は台風だけでなく、前線の停滞による長雨(秋雨)も多い季節です。雨の日が続くこの時期こそ、タイヤの溝の状態をしっかり確認しておきたいところです。
📋 この記事でわかること
- タイヤの溝が果たす役割
- 1.6mmは法律上の最低ライン
- 安全のための目安は「残り溝4mm」
- 溝の測り方
- 片減りにも注意
タイヤの溝が果たす役割
タイヤの溝は、路面とタイヤの間にたまった水を左右や後方へ排出する「排水」の役割を担っています。この溝が浅くなると排水が追いつかず、タイヤと路面の間に水の膜ができてしまうハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。
1.6mmは法律上の最低ライン
道路運送車両の保安基準では、タイヤの溝は1.6mm以上必要と定められています。タイヤ側面の△マークの延長線上にあるスリップサインが露出したら、それは1.6mmに達した合図で、車検にも通らなくなります。
安全のための目安は「残り溝4mm」
1.6mmはあくまで法律上の最低基準であり、快適で安全な走行という観点では不十分な場合があります。一般的に、残り溝が4mmを切ったあたりからタイヤの排水性能・グリップ力は大きく低下し始めるとされています。特に雨の多い秋は、4mmを一つの交換目安として意識するとよいでしょう。
溝の測り方
タイヤ専用の溝ゲージを使うのが最も正確ですが、100円硬貨を溝に差し込み、数字部分がどこまで隠れるかで簡易的に確認する方法も知られています。不安な場合は、ガソリンスタンドやタイヤ専門店で無料点検を依頼するのがおすすめです。
片減りにも注意
空気圧の不足や過多、アライメントのずれなどにより、タイヤの一部だけが偏って摩耗する「片減り」が起きることがあります。溝の残量を確認する際は、タイヤの内側・外側・中央それぞれをチェックしましょう。
まとめ
秋の長雨・台風シーズンを迎える前に、タイヤの溝を確認する習慣をつけましょう。法律上の基準である1.6mmだけでなく、安全面では残り溝4mmを一つの交換目安として意識することをおすすめします。
出典: タイヤの溝基準に関する一般的な解説記事、道路運送車両の保安基準
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