軽自動車の黄色いナンバープレート、実は「白ナンバー」に変更できることをご存知でしょうか。ただし、普通車と全く同じ白一色のプレートにはできません。この記事では、軽自動車を白ナンバーにする方法と、その仕組みを整理します。
📋 この記事でわかること
- なぜ軽自動車は黄色ナンバーなのか
- 白ナンバーに変更できるのは「図柄入りナンバー」
- 白ナンバーに変更できない軽自動車
- 白ナンバーから黄色ナンバーに戻すこともできる
- 費用と手続きの目安
動画でも解説しています。(YouTube「くるまのかーぎーくん」)
なぜ軽自動車は黄色ナンバーなのか
軽自動車のナンバープレートが黄色と定められているのは、普通車と一目で区別するためです。かつて高速道路の制限速度が軽自動車と普通車で異なっていた時代に、速度違反の取り締まりをしやすくする目的があったほか、有人の料金所で係員が車種を判別しやすくする狙いもあったとされています。
白ナンバーに変更できるのは「図柄入りナンバー」
軽自動車が取得できる白ナンバーは、通常の無地の白プレートではなく、「図柄入りナンバープレート」という制度を利用したものです。主に次の種類があります。
- 全国版図柄入りナンバー:都道府県の花などがデザインされたプレートで、2022年4月から交付が始まりました。
- ご当地版図柄入りナンバー:地域の風景や観光資源をモチーフにしたデザインで、2018年10月から順次導入されています。
- 期間限定のイベント図柄入りナンバー:大規模イベントに合わせて期間限定で交付されるもので、交付期間が終了すると新規発行はできなくなります。
これらの図柄入りナンバーは、軽自動車であっても地色が白系になるため、遠目には普通車のナンバーのように見えます(ただし枠部分に黄色や図柄デザインが使われる仕様です)。
白ナンバーに変更できない軽自動車
白ナンバー(図柄入りナンバー)に変更できるのは、あくまで自家用の軽自動車に限られます。運送業などに使う事業用軽自動車(黒ナンバー)は、ナンバープレートの色によって用途を明確に区別する必要があるため、白ナンバーへの変更は認められていません。また、字光式(夜間に光る文字の)ナンバーを使用している場合など、技術的な理由で対応できないケースもあります。
白ナンバーから黄色ナンバーに戻すこともできる
一度図柄入り(白系)ナンバーに変更した後、「やはり元の黄色ナンバーに戻したい」と考える場合も、再度変更手続きを行うことで対応可能です。ただし、この場合も新しいプレートの再交付手数料が別途発生するため、変更するたびに費用がかかる点は理解しておく必要があります。深く考えずに勢いで白ナンバーに変更してしまうと、後から戻したくなった際に二重に費用がかかることになるため、事前にデザインや見た目のイメージをよく確認してから申請するのがおすすめです。
費用と手続きの目安
希望する番号を指定しない場合は1,500円程度、好きな番号を選ぶ「希望番号」を申請する場合は7,000〜9,000円程度が目安とされています。申請から交付まではおおむね1〜2週間程度かかります。手続きは、管轄の軽自動車検査協会などの窓口で行います。
注意点
図柄入りナンバーに変更しても、軽自動車としての税金・保険料などの扱いが変わるわけではありません。あくまでナンバープレートのデザインが変わるだけで、車検証上の車両区分は軽自動車のままです。また、車体のナンバー変更に伴い、車検証の記載変更などの手続きが必要になる点も押さえておきましょう。
まとめ
軽自動車の黄色ナンバーは、図柄入りナンバー制度を利用することで白系のデザインに変更できますが、無地の白ナンバーそのものにはできません。対象は自家用車に限られ、事業用車両は対象外です。デザインや費用を確認した上で、希望する場合は最寄りの窓口に相談してみましょう。
出典・免責
本記事は、複数の自動車専門メディアの情報をもとに、一般的な制度内容を整理したものです。図柄の種類や費用、交付期間は変更される場合があるため、最新情報は国土交通省や地域の窓口でご確認ください。
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