車検証の「型式指定番号」「類別区分番号」とは

自賠責保険や任意保険に加入する際、車検証を見ながら「型式指定番号」「類別区分番号」という欄の数字を入力するよう求められることがあります。聞き慣れない言葉ですが、これらは何を意味しているのでしょうか。

📋 この記事でわかること

  • 型式指定番号とは
  • 類別区分番号とは
  • 車検証のどこに書いてあるか
  • なぜ保険加入時に必要なのか
  • 「型式別料率クラス」による保険料への影響

動画でも解説しています。(YouTube「くるまのかーぎーくん」)

型式指定番号とは

型式指定番号は、メーカー・車種・グレードなどを表す番号です。自動車メーカーが新車を生産・販売する際、あらかじめ国土交通大臣に申請してブレーキ試験などの基準適合性審査と、品質の均一性に関する審査を受け、「指定」を受けた車には、この型式指定番号が付与されます。指定を受けた車種は、新規登録の際に運輸支局へ車両を持ち込まずに登録できるという仕組みになっています。

類別区分番号とは

類別区分番号は、内装・外装などの装備をグレードごとにさらに細かく分類した番号で、3〜4桁の数字で表されます。同じ型式指定番号の車でも、グレードやオプション装備の違いによって、この類別区分番号が異なります。

車検証のどこに書いてあるか

これらの番号は、車検証(自動車検査証)の「型式」欄・「車両の種類」欄などに記載されています。数字の並び方や欄の位置は車検証の様式によって多少異なる場合がありますが、いずれも車検証を見れば確認できます。

なぜ保険加入時に必要なのか

自賠責保険・任意保険に加入する際、保険会社は型式指定番号と類別区分番号のセットから車種・グレードを特定し、その車種ごとの事故リスク(型式別料率クラス)などをもとに保険料を算出します。単に「車種名」だけでは同一車種内のグレード差までは判別できないため、この番号の組み合わせが正確な保険料算出のために使われています。

「型式別料率クラス」による保険料への影響

型式指定番号・類別区分番号によって特定された車種・グレードは、「型式別料率クラス」という区分によって保険料に反映されます。これは、実際の事故発生率・盗難発生率などの実績データをもとに、車の型式ごとにクラス分けする仕組みで、クラスの数字が大きいほど保険料は高くなります。損害保険料率算出機構によって毎年1月1日に見直しが行われるため、契約者の等級や条件が変わっていなくても、型式別料率クラスの改定によって保険料が上下することがあります。事故や盗難のリスクが高いとされる車種(人気車種で盗難被害が多い一部のミニバンなど)は、安全性能そのものに問題がなくても、型式別料率クラスが高めに設定される傾向がある点は、覚えておくとよいでしょう。

番号が空欄になっている場合

並行輸入車や、指定を受けていない少数生産の車などでは、型式指定番号・類別区分番号の欄が空欄になっていることがあります。この場合は、車検証の「備考」欄などに別の形で型式情報が記載されていることがあるため、保険会社の窓口で確認しながら手続きを進めることになります。

まとめ

型式指定番号と類別区分番号は、車検証に記載されたメーカー・車種・グレードを特定するための番号で、保険加入時の保険料算出に使われています。保険の見積もり・加入手続きの際は、車検証を手元に用意して、これらの欄を確認しながら進めるとスムーズです。

出典・免責

本記事は、複数の自動車・保険専門メディアの情報をもとに、一般的な内容を整理したものです。車検証の様式や番号の記載箇所は年式・車種によって異なる場合があるため、詳細はお使いの車の車検証でご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました