トヨタの「カローラ ツーリング」は、カローラシリーズのワゴンです。2019年9月に現行世代へフルモデルチェンジし、トヨタ公式サイトの価格・グレードの比較表(2026年5月現在)では、1.8Lハイブリッド(2WD/E-Four)の「X」「G」「W×B」の3グレードで構成されています。2026年5月12日には一部改良を受け、あわせてカローラシリーズ誕生60周年を記念した特別仕様車「ACTIVE SPORT」が設定されました(トヨタ公式ニュースリリース)。この記事では、トヨタ公式サイトの製品ページ・主要諸元表・グレード比較表とニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格とグレード、グレードごとの装備差、WLTC燃費、荷室、安全装備、沿革、税金の見方までをまとめます(2026/10/07確認)。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」として書かれており、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。同じシリーズのハッチバックはカローラ スポーツの完全ガイドで整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
カローラ ツーリングのグレードと価格
トヨタ公式のグレード比較表PDF(2026年5月現在)と、2026年5月12日のニュースリリースに載っているメーカー希望小売価格(消費税10%込み)です。いずれも5人乗りで、2WDはFF、E-Fourは電気式4輪駆動方式です。
| グレード | パワートレーン | 2WD(FF) | E-Four(4WD) |
|---|---|---|---|
| X | 1.8Lハイブリッド(2ZR-FXE+モーター) | 2,447,500円 | 2,662,000円 |
| G | 1.8Lハイブリッド | 2,812,700円 | 3,027,200円 |
| W×B | 1.8Lハイブリッド | 3,179,000円 | 3,393,500円 |
| 特別仕様車 ACTIVE SPORT | 1.8Lハイブリッド | 3,282,400円 | 3,496,900円 |
※北海道・沖縄のみ価格が異なります(北海道地区の価格には寒冷地仕様を含む)。価格にはリサイクル料金、保険料、税金(消費税を除く)、登録料などの諸費用、オプション価格は含まれません。価格はタイヤパンク応急修理キット付です。販売価格は販売店が独自に定めます。
グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)
| 比較 | 価格差(税込) | 主な違い(公式のグレード比較表から) |
|---|---|---|
| X → G | +365,200円(2WD)/+365,200円(E-Four) | 16インチアルミホイール、3灯式LEDヘッドランプ、8インチディスプレイオーディオなど |
| G → W×B | +366,300円(2WD)/+366,300円(E-Four) | Bi-Beam LEDヘッドランプ、17インチアルミホイール、10.5インチディスプレイオーディオ、12.3インチTFTメーター、スポーティシートなど |
| 2WD → E-Four(全グレード共通) | +214,500円 | 電気式4輪駆動方式(リヤモーター) |
※特別仕様車ACTIVE SPORTのベースグレードは、今回確認した公式の資料に明記がなかったため、価格差は載せていません。
グレード別の装備差と2026年5月の一部改良
トヨタ公式のグレード比較表PDF(2026年5月現在)の「グレード別主な標準装備比較表」から、差が出る項目を整理しました。
| 項目 | W×B | G | X |
|---|---|---|---|
| ヘッドランプ | Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDデイライト | 3灯式LEDヘッドランプ | LEDヘッドランプの記載なし(比較表では「ー」) |
| ホイール/タイヤ | 17×7½Jアルミ(ダークグレーメタリック塗装)/215/45R17 | 16×7Jアルミ/205/55R16 | 15×6Jスチール(樹脂フルキャップ)/195/65R15 |
| オーディオ | 10.5インチディスプレイオーディオ | 8インチディスプレイオーディオ | ナビレディパッケージ(ディスプレイオーディオレス) |
| メーター | 12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ | 7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ | アナログメーター+4.2インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ |
| シート | スポーティシート[合成皮革+レザテック]、本革巻きシフトノブ | ノーマルシート(上級)[ファブリック]、ウレタンシフトノブ | ノーマルシート[ファブリック] |
| リヤまわり | LEDリヤコンビネーションランプ(ライトガイド付)、リヤバンパー&バンパーロア(高輝度シルバー) | LEDリヤコンビネーションランプ | — |
2026年5月の一部改良と特別仕様車(公式ニュースリリース)
- 一部改良(カローラ、カローラ ツーリング共通):ボディカラーに「ニュートラルブラック」「エモーショナルレッドⅡ」を新設定。Xグレードにスマートエントリーとナビレディパッケージを標準装備
- 特別仕様車 ACTIVE SPORT(60周年記念仕様):記念ロゴステッカー(フロントフェンダー左右)、60周年記念ロゴ付の合成皮革巻きインストルメントパネル、ブラック塗装・センターオーナメント付の17インチアルミホイール、専用チューニングサスペンション(2WDのみ)
- ツーリングのACTIVE SPORT固有:ニュートラルブラックの専用デザインフロントバンパー・ロッカーモール、ブラック×ダークグレーのフロントスポーツシート、「ニュートラルブラック×アッシュ」のボディカラーを特別設定(アウトドアなスタイルの内外装)
諸元・WLTC燃費・荷室
トヨタ公式の主要諸元表(2026年5月)にもとづく主要諸元です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車両型式 | 2WD:6AA-ZWE219W-AWXSB(W×B)/-AWXEB(G)/-AWXNB(X)、E-Four:6AA-ZWE215W-AWX○B |
| 全長×全幅×全高/ホイールベース | 4,495mm × 1,745mm × 1,460mm/2,640mm |
| 車両重量 | 2WD:W×B 1,390kg/G 1,370kg/X 1,350kg、E-Four:W×B 1,440kg/G 1,420kg/X 1,400kg |
| 最小回転半径 | W×B・G:5.3m、X:5.0m(公式の諸元表の区分) |
| 乗車定員/最低地上高 | 5名/130mm(社内測定値) |
| エンジン(2ZR-FXE) | 直列4気筒 1.797L:最高出力72kW[98PS]/5,200rpm、最大トルク142N·m[14.5kgf·m]/3,600rpm。無鉛レギュラーガソリン、燃料タンク43L |
| モーター | フロント(1VM):70kW[95PS]、185N·m[18.9kgf·m]。リヤ(1WM、E-Fourのみ):30kW[41PS]、84N·m[8.6kgf·m] |
| トランスミッション/駆動用電池 | 電気式無段変速機/リチウムイオン電池(容量4.08Ah) |
| 室内寸法(社内測定値) | 長さ1,795mm × 幅1,510mm × 高さ1,160mm |
WLTCモード燃費(国土交通省審査値)
| グレード | 総合(km/L) | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | 満タンの理論上の距離(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| W×B(2WD) | 26.7 | 25.3 | 29.4 | 25.7 | 約1,150km |
| W×B(E-Four) | 24.9 | 23.5 | 26.6 | 24.4 | 約1,070km |
| G(2WD) | 28.8 | 27.1 | 31.9 | 27.8 | 約1,240km |
| G(E-Four) | 27.5 | 25.5 | 29.7 | 27.0 | 約1,180km |
| X(2WD) | 28.4 | 26.9 | 31.5 | 27.3 | 約1,220km |
| X(E-Four) | 26.7 | 25.0 | 28.9 | 26.2 | 約1,150km |
※燃費は公式の主要諸元表の値です。タイヤサイズの大きいW×Bは燃費が最も低く設定されています。右端は「燃料タンク容量43L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。
荷室(ワゴンの特長)
トヨタ公式の使い勝手のページによると、通常時の荷室容量は392L、シートアレンジで最大802Lです(VDA法による社内測定値。スペアタイヤまたはアクセサリーコンセント装着車、E-Four車は荷室容量が異なります)。リバーシブルデッキボードを採用し、2WD車は荷室の床面の高さを2段階に調節できます。AC100V・1,500Wのアクセサリーコンセント(非常時給電システム付)の設定もあります。
安全装備(Toyota Safety Sense)
トヨタ公式の安全性能のページによると、カローラ ツーリングは全車に予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備し、全車が「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」に該当します。
- プリクラッシュセーフティ:歩行者(昼夜)・自転車(昼夜)・自動二輪車(昼)検知機能付。交差点の右折時(対向直進車)・右左折時(横断歩行者・自転車)・出会い頭(車両・自動二輪車)の検知にも対応
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付・停止保持機能あり)、レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート
- プロアクティブドライビングアシスト、ロードサインアシスト、発進遅れ告知機能、オートマチックハイビーム、ドライバー異常時対応システム
- 低速時加速抑制機能、緊急時操舵支援機能
公式ページには、JNCAP(自動車アセスメント)の総合評価で最高ランクの「自動車安全性能2021ファイブスター賞」を受賞したと記載されています(2021年度の評価で、現在の仕様で再評価されたものではありません)。運転支援機能は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で事故を防げるものではありません。
沿革(トヨタ公式ニュースリリース)
トヨタ公式のニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2019年9月17日 | カローラ(セダン)とともに、カローラ ツーリング(ワゴン)をフルモデルチェンジして発売。TNGAプラットフォーム採用、国内トヨタ初のディスプレイオーディオ標準搭載、最新のToyota Safety Senseを全車標準装備。当時のカローラ ツーリングはガソリン(1.8L・1.2Lターボ)とハイブリッドを設定。 | 公式リリース |
| 2022年10月3日 | 一部改良。ハイブリッドは電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムに、ガソリン車は1.5Lダイナミックフォースエンジンに変更。Toyota Safety Senseの機能を拡大し、コネクティッドサービスも進化。 | 公式リリース |
| 2025年5月19日(発売) | カローラ・カローラ ツーリング・カローラ スポーツを一部改良(発表は5月9日)。公式リリースの本文には詳細がなく、商品サイトのお知らせを参照する形です。報道(Car Watch)では、ガソリン車を廃止してハイブリッド車に一本化したと伝えられています(二次情報・要確認)。 | 公式リリース/Car Watch |
| 2026年5月12日 | 一部改良(ボディカラー新設定、Xにスマートエントリー・ナビレディパッケージを標準装備)と、60周年記念仕様の特別仕様車ACTIVE SPORTの発売。 | 公式リリース |
※2026年5月以降の価格改定や仕様変更に関する公式リリースは、今回の調査では確認できませんでした。公式のグレード比較表(2026年5月現在)の価格は、5月のニュースリリースの価格と一致しています。カローラシリーズは2026年10月20日に誕生60周年を迎えます(公式リリース)。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 1.797Lは「1.5リットル超〜2リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額36,000円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) | 東京都主税局 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
※車両によっては自動車重量税の減税が適用される場合があります(公式の主要諸元表の注記)。具体額は販売店でご確認ください。
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
グレード選びの目安と購入前チェック
グレード選びの目安(当サイトの整理)
- X:価格を抑えたい人向けのベース(2WD 2,447,500円)。WLTC燃費は28.4km/L(2WD)。2026年5月の改良でスマートエントリーとナビレディパッケージが標準になった。
- G:Xから+365,200円で、8インチディスプレイオーディオと16インチアルミホイールを備える。WLTC燃費は全グレードで最も高い28.8km/L(2WD)。
- W×B:Gから+366,300円で、Bi-Beam LEDヘッドランプ、17インチアルミ、10.5インチディスプレイオーディオ、12.3インチTFTメーターを備える最上級。WLTC燃費は26.7km/L(2WD)。
- ACTIVE SPORT:60周年記念の特別仕様車(2WD 3,282,400円)。アウトドアなスタイルの内外装。特別仕様車のため、販売期間は販売店で確認する。
- 2WDかE-Fourか:E-Fourは+214,500円。WLTC燃費は2WDより低い(例:G 28.8→27.5km/L)。雪道や悪路の使用頻度で選ぶ。
購入前のチェックリスト
- 見積りでは、有料のボディーカラー・シート色(公式の比較表ではシート色ホワイトが1,100円のメーカーオプション)、ナビ・ドライブレコーダー等のオプションの有無を確認する。
- 全長4,495mm・全幅1,745mm・全高1,460mm。機械式駐車場に入れる場合は、サイズ・重量制限を事前に確認する。
- 納期は車種・グレードで変わる。トヨタ公式サイトの「工場出荷時期目処のご案内」で確認できる。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
値引き交渉の進め方はカローラ ツーリング値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。同じシリーズのカローラ(セダン)の値引き記事・カローラ スポーツの値引き記事も参考になります。
よくある質問
Q. カローラ ツーリングの価格はいくらですか?
トヨタ公式の2026年5月12日のニュースリリースでは、Xが2,447,500円(2WD)〜2,662,000円(E-Four)、Gが2,812,700円〜3,027,200円、W×Bが3,179,000円〜3,393,500円、特別仕様車ACTIVE SPORTが3,282,400円〜3,496,900円です(いずれも消費税込み)。
Q. 「2024年モデル」のカローラ ツーリングは今も買えますか?
カローラ ツーリングは2019年9月に発売された現行世代が続いており、2026年5月に一部改良を受けています。現在の公式価格・装備は、この記事の内容が最新です。報道によると2025年5月にガソリン車が廃止されハイブリッド車に一本化されたため(二次情報・要確認)、2024年当時に選べたガソリン車は新車では選べません。
Q. ガソリン車はありますか?
公式の主要諸元表・グレード比較表(2026年5月)に載っているのは1.8Lハイブリッドのみです。ガソリン車の廃止は公式リリースの本文には記載がなく、Car Watchの報道(2025年5月9日)にもとづく二次情報のため、気になる場合は販売店で確認してください。
Q. 荷室の広さは?
公式の使い勝手のページによると、通常時の荷室容量は392L、最大802L(VDA法による社内測定値)です。E-Four車などは容量が異なります。
Q. 環境性能割はかかりますか?
東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、トヨタ公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
関連記事
出典と確認状況
この記事は、以下のメーカー公式サイト・公式プレスリリース等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- トヨタ カローラ ツーリング 製品ページ
- 価格・グレード
- 安全性能
- 使い勝手(荷室)
- 主要諸元表PDF(2026年5月)
- グレード比較表PDF(2026年5月)
- ニュースリリース 2019/09/17
- ニュースリリース 2022/10/03
- ニュースリリース 2025/05/09
- ニュースリリース 2026/05/12
- Car Watch(2025/05/09、二次情報)
- 東京都主税局 自動車税
- 東京都主税局 環境性能割
この記事で確認できなかった点:2025年5月の改良の公式な詳細(公式リリース本文に記載なし)、特別仕様車ACTIVE SPORTのベースグレード、2026年5月以降の価格改定・仕様変更の有無、現在の仕様でのJNCAP評価、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
Toyota Corolla Touring HEV G 2WD (6AA-ZWE219W) blue metallic color by 掛茶, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


コメント