三菱「eKクロス EV」は、SUVテイストの軽自動車「eKクロス」に設定された軽乗用EVです。三菱自動車の公式ニュースリリースによると、2022年6月16日に発売され、2026年6月18日には、デザイン刷新やアクセサリーコンセントの追加などを行った一部改良が発表(6月25日販売開始)されました。公式サイト(2026/10/07確認)のグレードは「P」「G」「G ビジネスパッケージ」の3つで、メーカー希望小売価格は2,446,400円〜3,214,200円(消費税10%込)、一充電走行距離は180km(WLTCモード)です。この記事では、三菱自動車の公式サイト・ニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格と補助金、グレードの違い、諸元、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
eKクロス EVのグレードと価格
2026年6月18日の三菱自動車の公式ニュースリリース(一部改良)に載っているメーカー希望小売価格です。駆動方式は2WD、駆動用バッテリーは20kWhです。
| グレード | 車両本体価格(消費税10%込) | 国の補助金574,000円を差し引いた購入額(公式リリースの試算) |
|---|---|---|
| P | 3,214,200円 | 2,640,200円 |
| G | 2,662,000円 | 2,088,000円 |
| G ビジネスパッケージ | 2,446,400円 | 1,872,400円 |
※リサイクル料金(公式サイトの表示では7,350円)、保険料、消費税以外の税金、登録等に伴う諸費用、有料ボディカラー代は含まれません。補助金は、公式リリースによると令和7年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」(574,000円)の対象とされ、補助金交付には条件があります。公式サイトのスペシャルサイトには、東京都の令和8年度補正のZEV車両導入補助金(対象登録期間2026年7月1日〜)も紹介されていますが、補助金の金額・受付状況は変更されることがあるため、必ず最新の公式案内と販売店で確認してください。「G ビジネスパッケージ」は、公式サイトでは業務用途向けの設定(ボディカラーはスターリングシルバーメタリックとホワイトソリッドの2色)として案内されています。
公式リリースに載っている価格の移り変わりは次のとおりです。
| 時期 | 車両本体価格(税込) | 出典 |
|---|---|---|
| 2022年6月(発売時) | 2,398,000円〜2,932,600円(G/P) | 2022年6月13日リリース |
| 2024年5月(一部改良時) | 2,568,500円(G)〜3,131,700円(P) | 2024年5月16日リリース |
| 2026年6月(一部改良時、現行) | 2,662,000円(G)〜3,214,200円(P)。G ビジネスパッケージ 2,446,400円 | 2026年6月18日リリース |
※2022年6月の価格は、公式リリースに載っている2グレードの本体価格の範囲(2,398,000円〜2,932,600円)です。途中の価格改定の有無・経緯は確認していません。
グレードの違い(公式の装備表から)
公式サイトの主要装備のページ(●=標準装備、○=メーカーオプション、−=設定なし)から、主な違いを整理しました。
| 項目 | P | G | G ビジネスパッケージ |
|---|---|---|---|
| 車両重量 | 1,070kg | 1,060kg | 1,060kg |
| ホイール | 14インチアルミ(155/65R14) | 14インチスチール(フルホイールカバー)。アルミはアクティブパッケージ(110,000円) | 14インチスチール(フルホイールカバー) |
| ナビ・オーディオ | 9インチのスマートフォン連携ナビゲーション、6スピーカー、ビルトインETC2.0ユニット、SOSコールスイッチ、MITSUBISHI CONNECT(標準) | オーディオレス(2スピーカー)。ナビ等はコネクトナビパッケージ(321,200円)で選択 | オーディオレス(2スピーカー) |
| 運転支援(マイパイロット) | 先進安全快適パッケージ(110,000円)で選択可(ACC全車速追従機能付・車線維持支援) | 設定なし | 設定なし |
| シートヒーター/ステアリングヒーター | 標準 | 標準(2026年6月の改良で標準化) | オプション(寒冷地パッケージ 33,000円) |
| 外装 | LEDフロントフォグランプ、ルーフスポイラー、ヒーテッドドアミラー(いずれも標準) | フォグランプ(33,000円)・ルーフスポイラー等はオプション | 同左(ルーフスポイラー・ルーフレールは設定なし) |
| ガラス | IRカット/99%UVカットガラス(フロントドア) | 同左 | UVカットガラス |
| リヤビュー系 | マルチアラウンドモニター(移動物検知機能付)標準 | リヤビューモニター付ルームミラー標準。先進安全パッケージ(88,000円)でデジタルルームミラー+マルチアラウンドモニター | リヤビューモニター付ルームミラー標準。先進安全パッケージ(93,500円) |
| 普通充電ケーブル(AC200V・15A・7.5m) | 標準 | 標準 | オプション |
アクセサリーコンセント(AC100V、最大1,500W)は、P・G・G ビジネスパッケージのいずれもメーカーオプション(66,000円)です。2026年6月の一部改良で新設定されました(公式リリース)。
※上の表は、公式の装備表の●/○/−の表示を、当サイトが読みやすく整理したものです。オプション価格は消費税10%込です。パッケージの組み合わせには制約があるため、詳しくは公式サイトの装備・メーカーオプション一覧と販売店で確認してください。
パワートレインと諸元
公式サイトの主要諸元のページ(類別:P=LDEB、G=LDCB、G ビジネスパッケージ=LDAB)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,655mm(ルーフレール装着車は1,670mm) |
| ホイールベース/最低地上高(社内測定値) | 2,495mm/145mm |
| 室内長×室内幅×室内高(社内測定値) | 2,065×1,340×1,270mm |
| 乗車定員/最小回転半径 | 4名/4.8m |
| 駆動用バッテリー | リチウムイオン電池、総電圧350V、総電力量20kWh |
| モーター | 交流同期電動機(型式MM48):定格出力20kW、最高出力47kW(2,302〜10,455rpm)、最大トルク195N・m(0〜2,302rpm) |
| 一充電走行距離(WLTCモード) | 180km(国土交通省審査値) |
| 交流電力量消費率(WLTCモード) | 124Wh/km(市街地100Wh/km、郊外113Wh/km、高速道路142Wh/km) |
| 充電 | 普通充電+急速充電に対応。充電ケーブルはAC200V・15A・7.5m(充電時は14.5A) |
| サスペンション/ブレーキ | 前:ストラット式/後:トルクアーム式3リンク。前:ベンチレーテッドディスク/後:ドラム。回生ブレーキ |
| タイヤ | 155/65R14 |
※交流電力量消費率および一充電走行距離は、定められた試験条件での値です。使用環境や運転方法、整備状況(タイヤの空気圧等)に応じて値は異なり、電気自動車は走り方や使い方、使用環境等によって航続可能距離が大きく異なります(公式の注記)。公式サイトによると、駆動用バッテリーには、初度登録後8年以内かつ走行距離16万km以内の故障の保証と、同期間内に容量が66%を下回った場合の無償修理・交換の保証があります(保証適用には条件あり。詳しくは公式サイトのG ビジネスパッケージのページ)。
安全装備
公式の装備表で、P・G・G ビジネスパッケージのすべてに標準(●)と表示されている主な安全装備です(作動には条件と限界があります)。
- 運転支援機能「三菱e-Assist」:衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM](歩行者・自転車運転者検知付)、踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]、車線逸脱警報システム[LDW]&車線逸脱防止支援機能[LDP]、オートマチックハイビーム[AHB]、ふらつき警報[DAA]、前方衝突予測警報[PFCW]、標識認識システム[TSR]、先行車発進通知[LCDN]
- リヤシートアラート(2026年6月の改良で追加)、パーキングセンサー(フロント×4、リヤ×4)、ヒルスタートアシスト[HSA]、エマージェンシーストップシグナルシステム[ESS]、アクティブスタビリティコントロール[ASC]、車両接近通報装置[AVAS]
- SRSエアバッグ:運転席ニーエアバッグ、運転席/助手席、サイド、カーテン
- ISO FIXチャイルドシート上部・下部取付金具(後席)、チャイルドプルーフ(リヤドア)
- 高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」(ACC全車速追従機能付・車線維持支援)はPのみ、先進安全快適パッケージ(メーカーオプション)で選択できる
※運転支援機能は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で作動するものではありません。詳しくは公式サイトと取扱説明書で確認してください。
eKクロス EVの沿革(三菱自動車の公式ニュースリリース)
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2022年5月20日〜 | 新型軽EVとして先行注文を開始(約1か月で約3,400台を受注、6月12日時点)。 | 2022年6月13日リリース |
| 2022年6月16日 | 『eKクロス EV』を発売。グレードはG/Pの2つ、一充電走行距離180km(WLTCモード)、価格2,398,000円〜2,932,600円。 | 2022年6月13日リリース |
| 2024年5月16日 | 一部改良。車内Wi-Fiの定額接続、リモートドアロック/アンロックの追加、エマージェンシーストップシグナルシステムの採用、マルチアラウンドモニター(P)・リヤビューモニター付ルームミラー(G)の標準化、新色追加(全10色)。価格2,568,500円〜3,131,700円。 | 2024年5月16日リリース |
| 2026年6月25日 | 一部改良モデルを販売開始(6月18日発表)。デザイン刷新(フロントグリルのLEDイルミネーション)、アクセサリーコンセント(AC100V・最大1,500W、メーカーオプション)の新設定、ステアリングヒーター・シートヒーターのG標準化、リヤシートアラート追加、全11色(G ビジネスパッケージは2色)。価格2,446,400円〜3,214,200円。 | 2026年6月18日リリース |
※上の表は、当サイトが確認できた公式情報に限っています。「G ビジネスパッケージ」の設定時期は、確認した公式リリースの範囲では特定できていません。
税金・補助金で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・電気料金・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公式サイトやリリース、公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 四輪以上の軽乗用・自家用の標準税率は年額10,800円(平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽四輪車)。最初の新規検査から13年を経過した場合は12,900円(総務省の案内)。市区町村税のため、実際の税額と納付は市区町村で確認してください。 公式サイトによると、環境対応車普及促進税制に基づき、購入時と初回継続車検時の自動車重量税が免税となり、グリーン化特例の対象となるため新車登録(届出)翌年度の軽自動車税(種別割)が軽減されます(詳しくは営業スタッフに確認するよう案内あり)。 | 総務省 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
| 国の補助金 | 公式リリースによると、令和7年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」574,000円の対象。交付には条件があります。 | 三菱自動車リリース |
車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
購入前チェック
- 3グレードとも2WD・駆動用バッテリー20kWh・一充電走行距離180km(WLTCモード)で共通。違いは装備と価格。
- ナビ・ETC・SOSコール・マイパイロット選択可のPか、装備を絞ったGか、業務用途向けのG ビジネスパッケージかが最初の分かれ目。Gにナビ等を付けるにはコネクトナビパッケージ(321,200円)が必要。
- 自宅での充電環境(200Vコンセントの有無など)は事前に確認する。急速充電にも対応するが、充電時間は条件で変わる(公式の注記)。
- 補助金は公式リリース上の試算額で、交付条件・受付状況・自治体の補助金は変わる。必ず最新の案内と販売店で確認する。
- 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
値引き交渉の進め方は三菱 eKクロスEV値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。
よくある質問
Q. eKクロス EVは今も新車で買えますか?
三菱自動車の公式サイトにeKクロス EVが掲載されており、2026年6月25日から一部改良モデルが販売されています(メーカー希望小売価格2,446,400円〜3,214,200円、2026年10月7日確認)。
Q. 一充電走行距離は?
公式の諸元では、WLTCモードで180km(国土交通省審査値)です。実際の航続距離は使用環境や運転方法で変わります。
Q. 国の補助金はいくらですか?
2026年6月18日の公式リリースによると、令和7年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の574,000円の対象とされています。交付には条件があるため、最新の案内を確認してください。
Q. Pグレードにしかない装備は?
公式の装備表では、マイパイロット(先進安全快適パッケージ選択時)、標準のスマートフォン連携ナビゲーション(9インチ)・6スピーカー・ビルトインETC2.0ユニット・SOSコールスイッチ・MITSUBISHI CONNECT、14インチアルミホイール、LEDフロントフォグランプ、ルーフスポイラーなどがPの標準または選択可として載っています。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、三菱自動車公式のリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
関連記事
出典と確認状況
この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- 三菱自動車 eKクロス EV 公式サイト/G/P/G ビジネスパッケージ
- 主要装備/主要諸元/スペシャルサイト
- ニュースリリース:eKクロス EVを一部改良(2026/06/18)/eKクロス EVを一部改良(2024/05/16)/eKクロス EVを6月16日に発売(2022/06/13)
- 総務省 軽自動車税/東京都主税局 環境性能割/東京都主税局 自動車税
この記事で確認できなかった点:G ビジネスパッケージの設定時期と詳しい装備、メーカーオプションの全価格、自治体補助金の金額、新車の納期・受注状況、実際の電費・航続距離、年間維持費・電気代、自動車重量税・軽自動車税の具体額、下取り相場、他社競合車との比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: Mitsubishi eK X EV G (ZAA-B5AW-LDCB) front.jpg by Tokumeigakarinoaoshima, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


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