フォルクスワーゲン「Polo GTI(ポロ ジーティーアイ)」は、全長4,085mmのコンパクトハッチバックに2.0L TSIターボエンジン(152kW/207PS)と7速DSGを組み合わせたホットハッチです。2022年11月21日に日本で発売され、現在もフォルクスワーゲン公式サイトの現行ラインアップに掲載されています。グレードは「GTI」の1つで、全国希望小売価格は4,669,000円(税込)です。この記事では、フォルクスワーゲン公式サイト、公式の主要装備表・諸元表、ニュースリリースで確認できた内容(2026/10/07確認)だけを使い、価格の推移、装備、諸元と燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行モデルの内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取りの具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
現行Polo GTIの価格と価格の推移
Polo GTIの公式モデルページ(2026/10/07確認)の現行ラインアップでは、Polo GTIは1グレードのみです。価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込)で、オプション・リサイクル料金・税金(消費税を除く)・保険料・登録等の諸費用は含まれません。
| グレード | 価格(税込) | パワートレイン | 備考 |
|---|---|---|---|
| GTI | 4,669,000円 | 2.0L TSI ターボ 152kW(207PS)/320N·m、7速DSG、FF、5人乗り | 公式の購入サポートのページ(購入サポート・金利)にも、車両本体価格4,669,000円が載っています |
価格の推移(公式ニュースリリースより)
| 時期 | GTIの価格(税込) | 出典 |
|---|---|---|
| 2022年11月21日(発売時) | 4,113,000円 | 公式リリース |
| 2024年4月(限定車Edition 25の発表時点) | 4,485,000円 | 公式リリース |
| 2024年8月30日の改定(2024年30週以降の生産車) | 4,499,000円(+14,000円) | 公式リリース |
| 2025年1月1日の改定 | 4,595,000円(+96,000円) | 公式リリース |
| 2026年1月1日の改定(現行) | 4,669,000円(+74,000円) | 公式リリース |
※括弧内は直前の改定価格との差です(公式の価格表に記載の差額)。2024年4月の4,485,000円から2024年8月の4,499,000円への改定は、2024年8月30日のリリースの新旧価格表によるものです。2025年1月の改定は「原材料費の価格上昇に伴うもので、価格改定幅は平均約2%」、2026年1月の改定は「燃料費や金属等の原材料費が高止まりしている影響」「平均約1.5%」と、それぞれ公式リリースに記載されています。
限定車「Polo GTI Edition 25」について
Polo GTIの誕生25周年を記念した限定車「Polo GTI Edition 25」は、2024年4月25日に発売が発表され、日本では227台の販売(全世界2,500台限定のうち)、価格は4,865,000円(税込)でした。ブラックの18インチアルミ・ルーフ・ドアミラー、専用のスポーツレザーシート、“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキット、Discover Proを備えると、公式リリースに記載されています。この限定車は、現在の公式モデルページやモデルラインアップには掲載されていません(販売状況の詳細は確認できていません)。
同じポロシリーズの他グレードとの違い(参考)
公式の価格改定リリース(2026年1月1日付)では、Poloの「TSI R-Line」が3,769,000円で、GTIとの価格差は+900,000円です。公式の主要諸元表(2026年5月26日のリリース掲載)で、現行のTSI R-LineとGTIを比べると次のとおりです。
| 項目 | TSI R-Line | GTI |
|---|---|---|
| エンジン | 1.0L 直列3気筒ターボ 70kW(95PS)/175N·m | 2.0L 直列4気筒ターボ 152kW(207PS)/320N·m |
| 車両重量 | 1,180kg | 1,330kg |
| 全高 | 1,450mm | 1,430mm |
| WLTC燃費(総合) | 17.6km/L | 14.7km/L |
| リヤブレーキ | ドラム | ディスク |
| タイヤ | 215/45R17 | 215/45R17(Sport Selectパッケージ装着車は215/40R18) |
※上表は公式リリース(2026/05/26)の主要諸元表の記載です。
装備とオプション
公式の主要装備表PDF(2025年27週以降生産車両)で、GTIの標準装備とオプションを整理しました。「標準」は標準装備、「オプション」はメーカー装着オプションです。
| 区分 | 内容 | 標準/オプション |
|---|---|---|
| 走りの装備 | GTI専用スポーツサスペンション、電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”、ドライビングプロファイル機能、レッドブレーキキャリパー、パドルシフト、215/45R17 7.5J アルミホイール | 標準 |
| “Sport Select”パッケージ | “Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキット(スポーツモード/ノーマルモードを切り替えられるアクティブダンパー)と、215/40R18 7.5J アルミホイール | オプション |
| インフォテイメント | Ready 2 Discover(ナビ機能なし)。ナビ機能付きの“Discover Pro”をオプションで選べる(Sport Selectパッケージとのセットオプション) | 標準/オプション |
| メーター・ライト | デジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”、ダイナミックライトアシスト、LEDテールランプ(ダイナミックターンインジケーター付) | 標準 |
| インテリア | GTI専用トップスポーツシート(GTI専用ファブリック)、GTI専用レザーマルチファンクションステアリングホイール、レザーハンドブレーキグリップ、ステンレスペダルクラスター、インテリアアンビエントライト、センターアームレスト | 標準 |
| 外装 | GTI専用エクステリア(公式モデルページによると、ハニカムフロントグリル、LEDの車幅灯と共に走る赤いアクセントライン、クロームデュアルエキゾーストパイプなど) | 標準 |
| 快適・利便 | 2ゾーンフルオートエアコン(アレルゲン除去機能付きフレッシュエアフィルター)、スマートフォンワイヤレスチャージング、キーレスアクセス(スマートエントリー&スタート)、ETC2.0対応車載器、USBポート(Type-C)、モバイルオンラインサービス“VW Connect”/“VW Connect Plus” | 標準 |
※公式の装備表の●(標準)/▲(オプション)の表示を、当サイトが文字に直したものです。装備表の注記では、Discover Proは“Sport Select”パッケージとのセットオプションで、パッケージの装備を単独で選ぶことはできません。スタティックコーナリングライトとハイビームアシストは、GTIには設定がありません。オプションの価格はこの記事では確認していません(見積りで確認してください)。
エンジン・諸元と燃費
Polo GTIの主要諸元です(公式の主要諸元表、Polo GTIの発行は2024年12月)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車両型式 | 3BA-AWDNN |
| 全長×全幅×全高×ホイールベース | 4,085mm × 1,750mm × 1,430mm × 2,550mm(トレッド前/後 1,500mm/1,485mm) |
| 車両重量/乗車定員/最小回転半径 | 1,330kg/5名/5.1m |
| エンジン | DNN型 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(1,984cc)。最高出力152kW(207PS)/4,600-6,000rpm、最大トルク320N·m(32.6kgm)/1,500-4,500rpm |
| トランスミッション/駆動方式 | 7速DSG(自動7段)/FF |
| 使用燃料/燃料タンク容量 | 無鉛プレミアム(ハイオク)/40L |
| サスペンション/ブレーキ | フロント:マクファーソンストラット(スタビライザー付)、リヤ:トレーリングアーム/フロント:ベンチレーテッドディスク、リヤ:ディスク |
| タイヤ | 215/45R17(Sport Selectパッケージ装着車は215/40R18) |
| ラゲージスペース | 305L(後席を倒すと1,079L)(VDA方式) |
| CO2排出量 | 158g/km(WLTCモード) |
| 0-100km/h加速 | 6.5秒(欧州測定値。公式モデルページの記載) |
WLTCモード燃費(国土交通省審査値)
| グレード | 総合(km/L) | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | 満タンの理論上の距離(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| GTI | 14.7 | 10.9 | 14.7 | 17.2 | 約590km |
※燃費は公式の主要諸元表の値で、旧基準のJC08モードは16.5km/Lです。右端は「燃料タンク容量40L × WLTC総合燃費14.7km/L」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。燃料はハイオク(無鉛プレミアム)指定です。
※公式の発売時リリース(2022年11月)ではWLTC燃費15.7km/L・車両重量1,310kg、2024年4月のリリースではWLTC燃費15.6km/L・車両重量1,310kgでしたが、現行の主要諸元表(2024年12月発行)と2026年5月26日のリリースの主要諸元表では14.7km/L・1,330kgです。変更の理由は公式の資料から確認できていません。なお、公式モデルページのラゲージスペース欄には351(1,125)Lとありますが、主要諸元表ではGTIが305(1,079)L、TSI系が351(1,125)Lとされているため、この記事では主要諸元表の値を載せています。
安全装備
公式の主要装備表によると、次の装備はPolo GTIに標準です。
- 運転支援:同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”、アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”、レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”、駐車支援システム“Park Assist”
- 衝突被害軽減・周囲確認:プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”(歩行者検知対応)、リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)、リヤビューカメラ“Rear Assist”、パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ)、デイタイムランニングライト、ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”
- 衝突安全:6つのエアバッグ(運転席/助手席、助手席エアバッグカットオフスイッチ、前席サイド、カーテン)、フォースリミッター付シートベルトテンショナー、全席3点式シートベルト、i-Size基準適合チャイルドシート固定装置(助手席/後席左右)、プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
- 二次被害防止:ポストコリジョンブレーキシステム、エマージェンシーストップシグナル、アクティブボンネット
※運転支援・予防安全装備は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で衝突を回避できるものではありません。詳しくは公式サイトと取扱説明書で確認してください。公的な衝突安全評価(JNCAP等)の結果は、この記事では確認できていません。
沿革と価格改定(公式ニュースリリース)
フォルクスワーゲン ジャパンの公式ニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 1998年〜2018年 | 2024年4月のリリースによると、“GTI”の称号が初めてPoloに与えられたのは1998年。第3世代のPoloをベースとする最初のPolo GTIは2000年から日本にも本格導入。以降、2005年(1.8Lターボ、110kW/150PS)、2010年(1.4L TSI、132kW/179PS、7速DSG)、2018年(2.0L TSI、147kW/200PS)と更新されたと記載。 | 公式リリース(2024/04/25) |
| 2022年6月23日 | マイナーチェンジした新型「Polo」を発表(公式リリースの見出しのみ確認)。 | 公式リリース |
| 2022年11月21日 | 新型「Polo GTI」を発表し、同日販売開始。最高出力207PSに強化された2.0L TSI、専用チューニングのスポーツサスペンション、IQ.LIGHTやTravel Assistの標準装備など。全国希望小売価格は4,113,000円(税込)。 | 公式リリース |
| 2024年4月25日 | 誕生25周年記念限定車「Polo GTI Edition 25」を発売(日本で227台、4,865,000円)。 | 公式リリース |
| 2024年8月30日 | Polo、Golf Touran、T-Rocのメーカー希望小売価格を改定(Polo GTIは4,485,000円から4,499,000円へ)。 | 公式リリース |
| 2024年12月20日 | 2025年1月1日付でメーカー希望小売価格を平均約2%改定すると発表(Polo全グレードが対象、GTIは4,595,000円)。 | 公式リリース |
| 2025年12月19日 | 2026年1月1日付でメーカー希望小売価格を平均約1.5%改定すると発表(GTIは4,669,000円)。 | 公式リリース |
| 2026年5月26日 | Polo誕生50周年記念モデル「Polo Edition 50」(TSI Styleベース)を販売開始。同リリースの主要諸元表に、Polo GTIが現行のグレードとして掲載。 | 公式リリース |
※2024年4月のリリースは、現行のPolo GTIを「第4世代を大幅に改良し2022年に登場」と説明しています。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | Polo GTI(総排気量1,984cc)は「1.5リットル超〜2リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額36,000円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) | 東京都主税局 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
選ぶときの目安と購入前チェック
選ぶときの目安(当サイトの整理)
- GTIは1グレードのみ。選ぶのは主にオプション(“Sport Select”パッケージ、Discover Pro)とボディカラー。
- “Sport Select”パッケージは、アクティブダンパーと18インチが付く(公式の装備表)。乗り心地と走りの切り替えを重視するかどうかで決める。
- ナビ機能が必要なら、Discover Proを選ぶ。ただし装備表の注記では、“Sport Select”パッケージとのセットになる。
- TSI R-Line(3,769,000円)との差は+900,000円。エンジンは1.0L 95PSから2.0L 207PSへ、車両重量は1,180kgから1,330kgへ変わる(公式の諸元表)。
購入前のチェックリスト
- 燃料はハイオク指定。WLTC燃費は14.7km/L、燃料タンクは40L。
- ラゲージスペースは305L(後席を倒すと1,079L)。荷物を積む用途なら実車で確かめる。
- オプションの内容と価格を、見積りで確認する(パッケージの装備は単独で選べない)。
- 納期や在庫は販売店で確認する(この記事では確認できていません)。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
- ポロの中古車も候補にするならPolo中古車完全ガイドを参照(ポロ全般の記事です)。
値引き交渉の進め方は、ポロ全般を扱ったVW ポロ値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。
よくある質問
Q. Polo GTIは今も新車で買えますか?
買えます。2026年10月7日時点で、フォルクスワーゲン公式サイトの現行ラインアップに「Polo GTI」が掲載されており、価格は4,669,000円(税込)です。2022年11月21日に発売され、グレードはGTIの1つです。
Q. 「2024年モデル」のPolo GTIとは何が違いますか?
2024年4月には、誕生25周年記念の限定車「Polo GTI Edition 25」(日本で227台、4,865,000円)が発売されました。現行のPolo GTIは通常のGTIで、価格は2024年4月(4,485,000円)から4,669,000円へ改定されています。限定車は現在の公式ラインアップに掲載されていません。
Q. 燃料は何を入れますか?
公式の諸元表では「無鉛プレミアム」、つまりハイオクガソリンです。燃料タンクは40Lです。
Q. ナビ付きにするにはどうすればよいですか?
標準はナビ機能のないReady 2 Discoverで、ナビ付きのDiscover Proはオプションです。公式の装備表の注記では、“Sport Select”パッケージとのセットオプションとされています。
Q. 環境性能割はかかりますか?
東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、フォルクスワーゲン公式のリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
関連記事
出典と確認状況
この記事は、以下のフォルクスワーゲン公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- Polo GTI 公式モデルページ/モデルラインアップ/デジタルカタログ/主要装備・諸元表PDF/購入サポート・金利
- ニュースリリース:新型Polo発表(2022/06/23)/新型Polo GTI発表(2022/11/21)/Edition 25(2024/04/25)/価格改定(2024/08/30)/価格改定(2024/12/20)/価格改定(2025/12/19)/Polo Edition 50(2026/05/26)
- 東京都主税局 自動車税/東京都主税局 環境性能割
この記事で確認できなかった点:見積りシミュレーション画面での価格表示(当方の環境では読み込めませんでした。価格は公式の価格改定リリースと購入サポートのページで確認しています)、オプション(Sport Selectパッケージ、Discover Pro)の価格、ボディカラーと有償色の価格、Edition 25の販売終了の時期、燃費・車両重量が変わった理由、公的な衝突安全評価(JNCAP等)の結果、納期の目処、実燃費、年間維持費、自動車重量税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: VW Polo GTI (VI, Facelift) by M 93, CC BY-SA 3.0 de, via Wikimedia Commons(2022年改良後のモデル・欧州仕様)


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