メルセデス・ベンツ GLC完全ガイド【2026年10月版】|価格・グレード・燃費・スペック・安全装備

メルセデス・ベンツ「GLC」は、プレミアムミドルサイズSUVです。メルセデス・ベンツ日本の公式プレスリリースによると、日本では2016年にSUVが、2017年にクーペがデビューし、現行の新型GLCは2023年に発表されました。2026年3月30日に「GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG)」、9月18日に「Mercedes-AMG GLC 53 4MATIC+(ISG)」が追加されています。公式プライスリスト(2026/10/07確認)の最新の【MP202701】では、GLC 220 d 4MATIC Core(ISG)が8,390,000円からです。この記事では、メルセデス・ベンツ日本の公式サイト・プライスリスト・カタログ(Digital Info)・プレスリリースで確認できた内容だけを使い、モデルと価格、グレード間の違い、スペックとWLTC燃費、安全装備、沿革、税金の見方までをまとめます。なお、GLCクーペ、電気自動車の「GLC with EQ Technology」は別のモデルで、この記事では扱いません。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」として書かれており、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

GLC(SUV)のモデルと価格

メルセデス・ベンツ日本の公式プライスリスト(2026/10/07確認)に載っているGLC(SUV)のメーカー希望小売価格(消費税込み)です。MPはメルセデス・ベンツ日本が使うモデル識別コードで、同じ名称でも仕様・価格が異なることがあります。【MP202701】が最新、【MP202602】は一つ前のコードです。

モデル名 パワートレイン 【MP202701】 【MP202602】
GLC 220 d 4MATIC Core(ISG) 2.0L直列4気筒ディーゼル 8,390,000円 8,290,000円
GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG) 2.0L直列4気筒ディーゼル 9,300,000円 9,200,000円
Mercedes-AMG GLC 53 4MATIC+(ISG) 3.0L直列6気筒ターボ 12,750,000円 —
Mercedes-AMG GLC 53 4MATIC+ Edition Dark Performance(ISG) 3.0L直列6気筒ターボ 15,580,000円(限定車) —
GLC 350 e 4MATIC Sports Edition Star 2.0L直列4気筒ターボ+プラグインハイブリッド — 10,360,000円
Mercedes-AMG GLC 43 4MATIC 2.0L直列4気筒ターボ — 12,320,000円
Mercedes-AMG GLC 63 S E PERFORMANCE 2.0L直列4気筒ターボ+プラグインハイブリッド — 18,440,000円
Mercedes-AMG GLC 43 4MATIC Edition Night Carbon 2.0L直列4気筒ターボ — 15,100,000円(MP202602・販売終了の色あり)

※価格にはオプション、付属品、税金(消費税を除く)、保険料、登録等に伴う諸費用は含まれません。リサイクル料金が別途必要です。メーカー希望小売価格は参考価格で、販売店が独自に価格を定めています(公式の注記)。公式サイトには「GLC with EQ Technology」(電気自動車)、GLCクーペも別に掲載されています。

価格の動き(公式のプレスリリース・プライスリストから当サイトが計算)

モデル MP202502 MP202602 MP202701
GLC 220 d 4MATIC Core(ISG) 8,190,000円(MP202502・2025年3月6日の発売時) 8,290,000円 8,390,000円
GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG) — 9,200,000円(MP202602・2026年3月30日の追加時) 9,300,000円

※Coreは2025年3月から2026年のMP202701までに合計+200,000円、Sportsは2026年3月から+100,000円となっています(公式価格から当サイトが計算)。価格が上がった理由はリリースに記載がなく、当サイトでは推測を載せていません。Core→Sportsの価格差は910,000円(MP202701)です。

モデル間の違い(Core/Sports/AMG GLC 53)

メルセデス・ベンツ日本の公式プレスリリース(2025年3月6日 Core追加、2026年3月30日 Sports追加)から整理しました。

モデル 特徴(公式のリリース・カタログより)
GLC 220 d 4MATIC Core(ISG) GLC/GLCクーペのエントリーモデル。「SUVとしてのコアバリューはそのままに、標準装備を厳選し戦略的価格を実現」(2025年3月のリリース)。標準タイヤは235/60R18(公式のカタログ)
GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG) 人気のAMGラインパッケージを標準装備(AMGラインエクステリア、20インチAMGアルミホイール、AMGラインインテリア、スポーツシート、本革巻スポーツステアリング)。リアルウッドのアンスラサイトライムウッドインテリアトリム、後席左右のシートヒーターも標準(2026年3月のリリース)
Mercedes-AMG GLC 53 4MATIC+(ISG) 3.0L直列6気筒ターボ(M256M EVO)、最高出力449PS(330kW)、最大トルク600N·m(オーバーブースト時は欧州参考値で最大640N·m)。第2世代ISG、AMG SPEEDSHIFT TCT 9G、AMG 4MATIC+(完全可変トルク配分)、リア・アクスルステアリングを標準装備。AMGダイナミックパッケージ(オプション)選択時にドリフトモード(AMGのSUVとして初)。導入記念の限定車Edition Dark PerformanceはSUV 50台・クーペ100台の合計150台(2026年9月18日のリリース)

スペックとWLTC燃費

メルセデス・ベンツ日本の公式GLCのカタログ(Digital Info)PDF(2026年9月18日版、【MP202701】)の主要諸元表から整理しました(GLC 220 d 4MATIC Core/Sports)。

項目 内容
車両型式/駆動方式 Core・Sports:3CA-254605C/四輪駆動(4MATIC)、トランスミッション:電子制御9速A/T(右ハンドル)
エンジン 654M型 直列4気筒ディーゼル 1,992cc(82.0×94.3mm):最高出力145kW(197PS)/3,600rpm、最大トルク440N·m/1,800〜2,800rpm。軽油、タンク容量62L
ハイブリッドモジュール(ISG) EM0023 交流同期電動機:定格出力10kW、最高出力17kW、最大トルク205N·m(リチウムイオン電池。マイルドハイブリッド)
全長×全幅×全高 4,720mm(AMGラインパッケージ装着時4,725mm)× 1,890mm × 1,640mm
ホイールベース/トレッド(前/後) 2,890mm/1,625mm・1,640mm(AMGライン装着時は後1,635mm)
最低地上高/最小回転半径 180mm(社内測定値)/5.5m
荷室容量(VDA方式) 560〜1,680L
車両重量/乗車定員 Core:1,930kg、Sports:1,970kg(いずれもオプション装着時は増加。公式のカタログの括弧内の値)/5名
タイヤ(前/後) Core:235/60R18/235/60R18(オプションで255/45R20)

WLTCモード燃費(国土交通省審査値)

モデル 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路 満タンの理論上の距離(計算)
GLC 220 d 4MATIC Core(ISG) 18.1 14.3 18.5 20.1 約1,120km

※燃費は公式カタログ(Digital Info)の値です。Sportsの燃費は、今回確認したカタログの表からは読み取れなかったため載せていません(エンジンはCoreと共通)。右端は「燃料タンク容量62L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値です。この記事では実燃費は載せていません。

安全装備(インテリジェントドライブ)

メルセデス・ベンツ日本の公式プレスリリース(2023年3月)によると、新型GLCにはSクラスに搭載される最新の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」が採用されています。

  • アクティブステアリングアシスト(ステレオマルチパーパスカメラに加え360度カメラシステムも車線認識に使用)
  • アクティブエマージェンシーストップアシスト、アクティブブレーキアシスト(交差点や曲がり角での右左折時の検知を含む)、緊急回避補助システム
  • アクティブレーンキーピングアシスト、アクティブブラインドスポットアシスト(降車時の警告機能付)

上記は2023年の発売時のリリースの記載です。現在のモデルごと・MPごとの標準装備・オプションの区分は、公式カタログと販売店の見積書で確認してください。運転支援システムは運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で事故を防げるものではありません。JNCAPやユーロNCAPによる公的な安全評価は、今回の調査では確認できなかったため載せていません。

沿革(メルセデス・ベンツ日本の公式プレスリリース)

メルセデス・ベンツ日本の公式プレスリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2016年・2017年 日本でGLC(SUV)が2016年、GLCクーペが2017年にデビュー(公式リリースの記載)。 公式リリース
2023年3月16日 新型GLCを発表・発売。Sクラス譲りの最新技術、ISG(マイルドハイブリッド)を採用。 公式リリース
2025年3月6日 エントリーモデル「GLC 220 d 4MATIC Core(ISG)」を追加(GLC 8,190,000円)。 公式リリース
2026年3月30日 「GLC 220 d 4MATIC Sports(ISG)」を追加(AMGラインパッケージ標準、価格9,200,000円)。 公式リリース
2026年9月18日 「Mercedes-AMG GLC 53 4MATIC+(ISG)」(SUV/クーペ)を追加。限定車Edition Dark Performanceを合計150台で同時発売。 公式リリース

※GLCは日本で2025年の外国メーカー車の年間登録台数4位、ミドルサイズSUVとして首位とリリースに記載されています(日本自動車輸入組合の発表にもとづくメルセデス・ベンツ日本の記載)。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) GLC 220 dの1,992ccは「1.5リットル超〜2リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額36,000円。AMG GLC 53(3.0L)は排気量の区分が異なるため、車検証の総排気量で東京都主税局の表を確認する。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。

モデル選びの目安と購入前チェック

モデル選びの目安(当サイトの整理)

  • Core:価格を抑えたい人向け(8,390,000円)。標準装備は厳選されており、必要な装備はオプションで足す設計。WLTC燃費18.1km/L。
  • Sports:Coreから+910,000円で、AMGラインパッケージ(20インチAMGホイール、スポーツシートなど)と後席シートヒーターが標準。
  • AMG GLC 53:449PSの3.0L直列6気筒ターボ。12,750,000円。限定車Edition Dark Performanceは15,580,000円(SUV 50台)。
  • MP202602とMP202701:同じモデル名でも価格が異なる。購入時は販売店で仕様の違いと納期を確認する。

購入前のチェックリスト

  • 見積りでは、AMGレザーエクスクルーシブパッケージ、パノラミックスライディングルーフ、MANUFAKTURカラーなどのオプション価格を確認する。
  • 全長4,720mm・全幅1,890mm・全高1,640mm。機械式駐車場に入れる場合は、サイズ・重量制限を事前に確認する。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
  • 輸入車の中古車も候補にするならGLC中古車完全ガイドを参照。

値引き交渉の進め方はGLC値引き記事・GLC値引き記事(もう一つ)にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. GLCの価格はいくらですか?

メルセデス・ベンツ日本の公式プライスリスト(2026年10月7日確認)では、【MP202701】のGLC 220 d 4MATIC Core(ISG)が8,390,000円、Sports(ISG)が9,300,000円、Mercedes-AMG GLC 53 4MATIC+(ISG)が12,750,000円です(消費税込み)。

Q. 「2024年モデル」のGLCは今も買えますか?

現行の新型GLCは2023年に発表され、2025〜2026年にCore・Sports・AMG GLC 53などが追加されています。現在の公式価格・モデルは、この記事の内容が最新です。2025年3月の時点では「GLC 220 d 4MATIC(ISG)」が8,670,000円〜8,760,000円で設定されていましたが(公式リリース)、現行のプライスリストに載っているのはCore/Sportsです。

Q. CoreとSportsの違いは?

Sportsは「AMGラインパッケージ」(AMGラインエクステリア、20インチAMGアルミホイール、AMGラインインテリア、スポーツシート、本革巻スポーツステアリング)と後席左右のシートヒーターが標準で、価格差は910,000円(MP202701)です。

Q. 燃費は?

公式カタログのWLTCモード燃費は、GLC 220 d 4MATIC Coreが総合18.1km/L(市街地14.3、郊外18.5、高速道路20.1)です。実燃費はこの記事では載せていません。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下のメーカー公式サイト・公式プレスリリース等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:SportsのWLTC燃費、AMG GLC 53の諸元・燃費、MP202602とMP202701の仕様の違い、現在の仕様でのJNCAP・ユーロNCAPの評価、標準装備とオプションの正確な区分(モデル・MPごと)、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: 2024 Mercedes-Benz GLC 300 4MATIC by LuvsMG481, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

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