メルセデス・ベンツ「GLS」は、3列シートを備えたフラッグシップSUVです。公式のニュースリリースによると、現行モデルは2023年12月14日に登場し、全モデルが48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を備えるマイルドハイブリッドになりました。2025年12月16日には、ベースモデルを「GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG)」へ改めた追加モデルが発表されています。メルセデス・ベンツ日本の公式サイトと価格表(2026/10/07確認)に載っている現行のGLSは、「GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG)」と「GLS 580 4MATIC Sports (ISG)」、そして「Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+ (ISG)」です(メルセデス・マイバッハGLSは別モデル)。この記事では、メルセデス・ベンツ日本の公式サイト・価格表・ニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格、グレードの違い、パワートレイン、装備、沿革、税金の見方をまとめます。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。先代以前を含む中古車はメルセデス・ベンツ GLS中古車完全ガイドで整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
GLSのグレードと価格
メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのプライスリスト(2026/10/07確認)で、現行のモデル識別コード(MP)「MP202602」の欄に載っているメーカー希望小売価格(税込)です。付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格で、自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金が別途必要とされています(公式リリースの注記)。
| グレード | エンジン | 価格(税込) | ハンドル |
|---|---|---|---|
| GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG) | 3.0L 直列6気筒 直噴ディーゼルターボ+ISG | 15,330,000円 | 右ハンドル |
| GLS 580 4MATIC Sports (ISG) | 4.0L V型8気筒 直噴ツインターボ+ISG | 20,510,000円 | 公式サイトで確認 |
| Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+ (ISG) | 4.0L V型8気筒 直噴ツインターボ+ISG | 28,100,000円 | 公式サイトで確認 |
※公式の価格表には、ひとつ前のMP「MP202601」の価格も並んで掲載されています(GLS 450 d Night Edition 15,340,000円、GLS 580 Sports 20,510,000円、AMG GLS 63 28,080,000円)。公式サイトのGLSのページには「GLS 450 d 4MATIC Night Edition(ISG)のハンドル位置は右ハンドルとなります」との注記があります。グレードごとのハンドル位置の設定や、モデル識別コード(MP)ごとの仕様の違いは、販売店で確認してください。
グレード間の価格差(公式価格から当サイトが計算)
| 比較 | 価格差(税込) | 主な違い |
|---|---|---|
| GLS 450 d Night Edition → GLS 580 Sports | +5,180,000円 | ディーゼル(直列6気筒)からV型8気筒ツインターボへ。エンジン単体の最高出力は517PS(380kW)、最大トルクは730N·m(2023年の公式リリース) |
| GLS 580 Sports → Mercedes-AMG GLS 63 | +7,590,000円 | AMGの4.0L V8ツインターボ搭載モデル |
※価格差は上の公式価格から当サイトが計算したものです。取付費・諸費用は含みません。
価格の推移(メルセデス・ベンツ日本の公式資料)
| 時点 | GLS 450 d系 | GLS 580 | AMG GLS 63 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年12月14日(現行モデル発売時) | GLS 450 d 4MATIC(ISG)15,300,000円(右) | GLS 580 4MATIC Sports(ISG)20,300,000円(左) | メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+(ISG)27,800,000円(左) | 公式リリース(PDF) |
| 2025年12月16日(Night Edition追加時) | GLS 450 d 4MATIC Night Edition(ISG)15,340,000円(右、MP202601) | — | — | 公式リリース(PDF) |
| 現行(MP202602、公式価格表) | GLS 450 d 4MATIC Night Edition(ISG)15,330,000円 | GLS 580 4MATIC Sports(ISG)20,510,000円 | Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+(ISG)28,100,000円 | プライスリスト |
※発売時のGLS 450 d 4MATIC(ISG)はNight Editionの前身で、2025年12月のリリースでは「ベースモデルの名称をNight Editionに改め、装備を充実させた」と説明されています(装備内容が異なるため単純な価格比較はできません)。途中の価格改定の経緯は確認していません。
グレードの違い
GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG)(公式リリース、2025年12月16日)
公式リリースによると、GLSのベースモデル「GLS 450 d 4MATIC (ISG)」の名称を「Night Edition」に改め、装備を充実させたモデルで、限定モデルではなく通常のラインアップです。従来モデル(MP202502)から追加となった標準装備は次のとおりです。
- 本革(ナッパレザー)
- 23インチAMGアルミホイール(標準ホイールは20インチから大径化)と、ノイズ軽減タイヤ
- AMGラインエクステリア、ナイトパッケージ(フロントグリルをダーククロームに変更)
- アンスラサイトオークウッドインテリアトリム、本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)、イルミネーテッドステップカバー(ブラック)
エクステリアカラーは、ブラックアクセントと調和する「オブシディアンブラック(メタリック)」のほか、有償オプションの「MANUFAKTURオパリスホワイト(メタリック)」「MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)」から選べます。
GLS共通の装備(公式サイト・2023年12月の公式リリース)
- 全モデルが48V電気システムとISG(マイルドハイブリッド)を搭載
- 対話型インフォテインメントシステム「MBUX」と「MBUX ARナビゲーション」を標準装備(2023年12月の公式リリース)、トランスペアレントボンネットを全モデル標準装備
- 3列目シート(2人掛け、可倒式)を全モデルに標準装備。公式リリースでは身長194cmの乗員まで対応とされている
- 5ゾーンクライメートコントロールとシートヒーター(前席左右、2列目左右、3列目の空調を独立調整)
- 「ショーファーパッケージ」(ワイヤレスヘッドフォン、電動ブラインド[後席]、2列目のシートベンチレーターなど)は、GLS 450 d Night EditionとGLS 580 Sportsにパッケージオプションとして設定(公式サイト)
※装備の詳細・標準かオプションかは、グレードや仕様(MP)で異なる場合があるため、公式サイトと見積りで確認してください。
パワートレインと主な装備
| グレード | パワートレイン |
|---|---|
| GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG) | 3.0L 直列6気筒ディーゼルターボ「OM656M」:最高出力270kW(367PS)、最大トルク750N·m。ISGにより最大15kWの追加出力と200N·mの追加トルク(2025年12月の公式リリース)。駆動方式は4MATIC(全輪駆動) |
| GLS 580 4MATIC Sports (ISG) | 4.0L V型8気筒直噴ツインターボ「M177」(低負荷時に4気筒を休止する機能付き):エンジン単体で最高出力517PS(380kW)、最大トルク730N·m。ISGは最高出力16kW、最大トルク250N·m(2023年12月の公式リリース) |
ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ね、約1kWhのリチウムイオンバッテリーに回生した電力を、エンジンが低回転のときの動力補助に使います(公式リリースの説明)。
※燃費(WLTCなど)、車体寸法、車両重量は、この調査で確認した公式リリース・価格表には載っていないため、この記事では載せていません(メルセデス・ベンツ日本の公式サイトの主要諸元で確認してください)。
GLSの沿革(メルセデス・ベンツ日本の公式ニュースリリース)
メルセデス・ベンツ日本の公式ニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2023年12月14日 | 新型「GLS」および「メルセデス・マイバッハGLS」を発売。ISGを搭載したGLS 450 d 4MATICを追加し、全モデルが電動化。MBUXとMBUX ARナビゲーションを標準装備。 | 公式リリース |
| 2025年12月16日 | GLE 450 d(SUV/クーペ)とGLS 450 dに新ラインアップ「Night Edition」を追加(GLSは「GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG)」、15,340,000円)。従来のGLS 450 d 4MATIC (ISG)の名称を改め、ナッパレザー、23インチAMGアルミホイール、AMGラインエクステリア等を標準装備。 | 公式リリース |
※上の表は、当サイトが確認できた公式リリースのうち主なものに限っています(その間の限定車・特別仕様車は含みません)。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 3.0Lディーゼルは「2.5リットル超〜3リットル以下」の区分(年額50,000円)、4.0L V8は「3.5リットル超〜4リットル以下」の区分(年額65,500円)。どちらも自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率で、実際の区分は車検証の総排気量で確認してください。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) | 東京都主税局 |
| 自動車税環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 | 東京都主税局 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。
グレード選びの目安と購入前チェック
グレード選びの目安(当サイトの整理)
- GLS 450 d 4MATIC Night Edition (ISG)(15,330,000円):GLSの入口となるグレード。ディーゼルとISGの走行性能に、ナッパレザーや23インチAMGホイールなどが標準。
- GLS 580 4MATIC Sports (ISG)(20,510,000円):V8ツインターボ搭載。Night Editionより518万円高い。
- Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+ (ISG)(28,100,000円):AMGの最上位グレード。
購入前のチェックリスト
- 価格表はモデル識別コード(MP)ごとに分かれており、同じグレード名でも時期で価格・仕様が異なる(Night Editionは15,340,000円→15,330,000円)。見積りで対象のMPを確認する。
- ハンドル位置(右/左)の設定はグレード・MPで異なる場合がある。
- 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
- 中古車も候補にするならメルセデス・ベンツ GLS中古車完全ガイドを参照。
値引き交渉の進め方はメルセデス・ベンツ GLS値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。
よくある質問
Q. GLSは今も新車で買えますか?
メルセデス・ベンツ日本の公式サイトと価格表に現行モデルとして掲載されています(2026年10月7日確認)。2025年12月16日にはNight Editionが追加されています。
Q. GLSは何人乗りですか?
公式リリースでは、全モデルの3列目シート(2人掛け)が標準装備で、大人7名が乗車できるボディサイズとされています。
Q. GLS 450 dとGLS 580の違いは何ですか?
公式リリースによると、GLS 450 dは3.0L直列6気筒ディーゼルターボ(270kW)、GLS 580は4.0L V型8気筒ツインターボ(エンジン単体で517PS)で、どちらも48VのISGを備えます。価格は15,330,000円と20,510,000円です(公式の価格表、MP202602)。
Q. 環境性能割はかかりますか?
東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、メルセデス・ベンツ日本公式のリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
関連記事
出典と確認状況
この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- メルセデス・ベンツ日本 公式サイト:The GLS/プライスリスト(メーカー希望小売価格)
- ニュースリリース(Newsroom Mercedes-Benz Japan):新型GLS・メルセデス・マイバッハGLSを発売(2023/12/14、PDF)/GLE 450 d・GLS 450 dにNight Editionを追加(2025/12/16、PDF)
- 東京都主税局 自動車税/東京都主税局 環境性能割
この記事で確認できなかった点:燃費(WLTCなど)、車体寸法・車両重量、グレード別の詳細な標準装備、GLS 580・AMG GLS 63の現行のハンドル位置、本国で発表された改良型GLSの日本での導入時期(公式サイトの現行ラインアップは「MP202602」)、新車の納期・受注状況、実燃費、年間維持費、自動車重量税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: 2024 Mercedes-Benz GLS 450d 4MATIC by LuvsMG481, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


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