ホンダの軽ハイトワゴン「N-WGN CUSTOM」は、標準の「N-WGN」の上級仕様にあたるタイプです。ホンダ公式サイトによると、N-WGNは2025年9月26日に一部改良を受け、パーキングセンサーの追加や「近距離衝突軽減ブレーキ」の装備、7インチTFT液晶メーターへの変更などが行われ、N-WGN CUSTOMには特別仕様車「BLACK STYLE」が設定されました(ホンダ公式ニュースリリース)。この記事では、ホンダ公式サイトの製品ページ・主要諸元表・主要装備表とニュースリリースで確認できた内容だけを使い、CUSTOMの価格とタイプ、標準のN-WGNとの違い、WLTC燃費、安全装備、沿革、税金の見方までをまとめます(2026/10/07確認)。標準のN-WGNについてはN-WGNの完全ガイドをご覧ください。
📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、全面的に作り直しました。以前の版は「2024年モデル」として書かれており、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。標準のN-WGNはこちらで別に整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。
📋 この記事でわかること
N-WGN CUSTOMのタイプと価格
ホンダ公式のニュースリリース(2025年9月25日発表)に載っているメーカー希望小売価格(消費税10%込み)です。ホンダ公式のN-WGN製品ページでは、N-WGN全体の価格帯が1,576,300円〜2,124,100円と表示されており(2026/10/07確認)、この表の最安値・最高値と一致しています。
| タイプ | エンジン・変速機・駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| N-WGN CUSTOM L | 660cc DOHC・CVT・FF | 1,794,100円 |
| N-WGN CUSTOM L | 660cc DOHC・CVT・4WD | 1,939,300円 |
| N-WGN CUSTOM L・ターボ | 660cc DOHC ターボ・CVT(パドルシフト付)・FF | 1,912,900円 |
| N-WGN CUSTOM L・ターボ | 660cc DOHC ターボ・CVT(パドルシフト付)・4WD | 2,058,100円 |
| 特別仕様車 BLACK STYLE(L) | 660cc DOHC・CVT・FF | 1,860,100円 |
| 特別仕様車 BLACK STYLE(L) | 660cc DOHC・CVT・4WD | 2,005,300円 |
| 特別仕様車 BLACK STYLE(L・ターボ) | 660cc DOHC ターボ・CVT(パドルシフト付)・FF | 1,978,900円 |
| 特別仕様車 BLACK STYLE(L・ターボ) | 660cc DOHC ターボ・CVT(パドルシフト付)・4WD | 2,124,100円 |
※価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用、リサイクル料金は含まれません。一部のボディーカラーは有料色(33,000円高または55,000円高)です。全車に応急パンク修理キットが付き、スペアタイヤはありません(公式の注記)。販売価格は販売会社が独自に定めます。
タイプ間の価格差(公式価格から当サイトが計算)
| 比較 | 価格差(税込) | 主な違い(公式の装備表・リリースから) |
|---|---|---|
| CUSTOM L → CUSTOM L・ターボ(FF・4WDとも) | +118,800円 | ターボエンジン、パドルシフト、15インチアルミホイールなど |
| FF → 4WD(CUSTOMの全タイプ共通) | +145,200円 | 駆動方式の違い |
| CUSTOM → BLACK STYLE(L・L・ターボ、FF・4WD共通) | +66,000円 | ブラックを基調にした内外装パーツ |
| N-WGN L(FF 1,576,300円)→ CUSTOM L(FF 1,794,100円) | +217,800円 | カスタム専用デザインのバンパー・グリル、LEDフォグライトなど |
CUSTOMの特徴と2025年9月の一部改良
ホンダ公式のタイプ紹介ページ(CUSTOM L・ターボ)、BLACK STYLEのページ、主要装備表と、2025年9月の一部改良のニュースリリースから、CUSTOMの特徴を整理しました。
| 項目 | 内容(公式の主要装備表・製品ページより) |
|---|---|
| 外観 | カスタムデザインのフロントグリル・バンパー(前後)、LEDフォグライト、フルLEDリアコンビネーションランプ、カラードのサイドシルガーニッシュ・テールゲートスポイラー・シャークフィンアンテナ、ダーククロームメッキの加飾 |
| ヘッドライト | 9灯式フルLEDヘッドライト(マルチリフレクタータイプ、マニュアルレベリング・オートライトコントロール機構付)、LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント) |
| ホイール | L・ターボは15インチアルミホイール(ピューターグレー・切削リム)。タイヤサイズは公式の主要諸元表で、Lが155/65R14、L・ターボが165/55R15 |
| 内装 | フルプライムスムースシート(ダブルステッチ)、チタン調偏光塗装の助手席インパネガーニッシュ・ドアオーナメントパネル、本革巻ステアリング・セレクトレバー(L・ターボ)、インテリアイルミネーション |
| 全タイプ共通の装備 | 7インチTFT液晶メーター、運転席・助手席シートヒーター、フルオート・エアコン、電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能、Honda SENSING、充電用USBジャック(Type-C)、テレスコピック&チルトステアリング |
2025年9月の一部改良で変わった点(公式ニュースリリース)
- 車両前部にパーキングセンサーを追加し、Honda SENSINGの機能として「近距離衝突軽減ブレーキ」を新たに装備
- メーターを7インチTFT液晶に変更し、Honda SENSINGの作動状態などを表示。マルチインフォメーションディスプレーの表示を必要な情報に集約
- N-WGN CUSTOMに特別仕様車「BLACK STYLE」を設定(標準のN-WGNには新グレード「ファッションスタイル」を追加)
特別仕様車「BLACK STYLE」の主な装備(公式ニュースリリース)
- エクステリア:ベルリナブラック塗装のフロントグリルモール・フロントグリルロアーモール・フォグライトガーニッシュ、クリスタルブラック・パール塗装の電動格納式リモコンドアミラー・アウタードアハンドル・リアライセンスガーニッシュ・シャークフィンアンテナ・エンブレム
- ホイール:L 特別仕様車は14インチアルミホイール、L・ターボ 特別仕様車は15インチアルミホイール
- インテリア:ピアノブラック塗装の助手席インパネガーニッシュ、ドアオーナメントパネル(フロント/リア)、ステアリングガーニッシュなど
※N-WGN CUSTOMには、標準のN-WGNにある「助手席回転シート車」(福祉車両)の設定はありません(公式の主要装備表・主要諸元表の区分)。
諸元とWLTC燃費
ホンダ公式の主要諸元表にもとづく主要諸元です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | 5BA-JH3(FF)/5BA-JH4(4WD) |
| 全長×全幅 | 3,395mm × 1,475mm(軽自動車規格) |
| 全高 | CUSTOM:FF 1,705mm/4WD 1,725mm(N-WGN標準は1,675mm/1,695mm) |
| ホイールベース/乗車定員 | 2,520mm/4名 |
| 車両重量 | CUSTOM L:FF 850kg/4WD 920kg、L・ターボ:FF 870kg/4WD 930kg |
| エンジン | S07B 水冷直列3気筒DOHC 658cc。自然吸気は最高出力43kW[58PS]/7,300rpm・最大トルク65N·m[6.6kgf·m]/4,800rpm、ターボは47kW[64PS]/6,000rpm・104N·m[10.6kgf·m]/2,600rpm |
| トランスミッション | 無段変速オートマチック(CVT)。ターボ車はパドルシフト付 |
| 燃料/タンク容量 | 無鉛レギュラーガソリン/FF 27L・4WD 25L |
WLTCモード燃費(国土交通省審査値)
| タイプ | 総合(km/L) | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | 満タンの理論上の距離(計算) |
|---|---|---|---|---|---|
| CUSTOM L(FF) | 23.1 | 19.5 | 25.0 | 23.7 | 約620km |
| CUSTOM L(4WD) | 20.6 | 17.9 | 21.9 | 21.1 | 約520km |
| CUSTOM L・ターボ(FF) | 21.7 | 17.6 | 23.8 | 22.8 | 約590km |
| CUSTOM L・ターボ(4WD) | 19.5 | 16.1 | 20.9 | 20.3 | 約490km |
※燃費は公式の主要諸元表の値です。右端は「燃料タンク容量 × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し、10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。この記事では実燃費は載せていません。BLACK STYLEは公式の主要諸元表に単独の列がないため、燃費・重量の数値は載せていません。
安全装備(Honda SENSING)
ホンダ公式の性能・安全のページと主要装備表によると、N-WGN CUSTOMを含む全タイプに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備しています。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS):車両・歩行者に加え、横断中の自転車にも対応。2025年改良で「近距離衝突軽減ブレーキ」も追加(前後のソナーセンサーで壁などの障害物を検知)
- 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム(LKAS)、路外逸脱抑制機能、歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、オートハイビーム、誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能、パーキングセンサーシステム
- 急アクセル抑制機能:工場出荷時は機能オフ。オンにするには販売会社の専用機器によるセッティング(ディーラーオプションのセットアップ費用)が必要
- 全タイプ標準:VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)、運転席・助手席i-SRSエアバッグ、前席i-サイドエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ(前席/後席対応)、衝突後ブレーキシステム、ヒルスタートアシスト、ISOFIX/i-Sizeチャイルドシート取付金具(リア左右席)
公式ページには、2019年度のJNCAP(自動車アセスメント)で、衝突安全性能評価の最高評価「ファイブスター賞」と、予防安全性能評価の最高ランク「ASV+++」を獲得したと記載されています(試験車両はN-WGN L・Honda SENSING。2019年度の評価で、2025年の改良後の仕様で再評価されたものではありません)。また、全タイプがセーフティ・サポートカーS〈ワイド〉に該当し、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)の性能認定車と記載されています。運転支援機能はドライバーの運転を補助するもので、能力には限界があります。
N-WGNの沿革(ホンダ公式ニュースリリース)
ホンダ公式のニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。
| 年月日 | 内容(要約) | 出典 |
|---|---|---|
| 2019年8月9日 | 2代目となる新型「N-WGN/N-WGN Custom」を発売(発表は7月18日)。Honda SENSINGを全タイプに標準装備とし、衝突軽減ブレーキは軽乗用車として初めて横断中の自転車に対応(Honda調べ・2019年7月現在)。 | 公式リリース |
| 2024年7月4日 | 原材料価格や物流費などの高騰を理由に、N-WGNの全国メーカー希望小売価格を改定(2024年6月3日発表。例:Custom L FFは1,684,100円から1,736,900円)。 | 公式リリース |
| 2025年9月26日 | N-WGNを一部改良して発売。パーキングセンサーと近距離衝突軽減ブレーキを追加、7インチTFT液晶メーターに変更。CUSTOMに特別仕様車「BLACK STYLE」、標準のN-WGNに「ファッションスタイル」を設定。 | 公式リリース |
※2025年9月の一部改良以降の価格改定や仕様変更に関する公式リリースは、今回の調査では確認できませんでした。N-WGNの製品ページの価格帯(1,576,300円〜2,124,100円)は、2025年9月の発表価格と一致しています。
税金・諸費用で公式に確認できること
維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 四輪の乗用・自家用で、平成27年(2015年)4月1日以後に最初の新規検査を受けた車の標準税率は年額10,800円。最初の新規検査から13年を経過した車は重課(年額12,900円)になる。 | 総務省 |
| 環境性能割 | 自動車税・軽自動車税の環境性能割は令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(国土交通省の令和8年度税制改正概要)。 | 国土交通省 |
| 自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 | 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 | — |
軽自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税される市町村税です。普通車の自動車税の税額表は自動車税の税額表、車検費用の全体像は車検費用の記事で整理しています。
タイプ選びの目安と購入前チェック
タイプ選びの目安(当サイトの整理)
- CUSTOM L:標準のN-WGN Lより217,800円高く(FF)、カスタム専用の外観・LEDフォグライト・チタン調の内装などを備えた自然吸気モデル。WLTC燃費はFFで23.1km/L。
- CUSTOM L・ターボ:CUSTOM Lから+118,800円。47kW[64PS]・104N·mのターボとパドルシフト、15インチアルミホイールを備える。WLTC燃費はFFで21.7km/L。
- BLACK STYLE:ベースのCUSTOMより+66,000円で、ブラックを基調にした内外装の特別仕様車。販売終了の時期は公式に発表されていないため、在庫・受注状況は販売店で確認する。
- FFか4WDか:4WDは同タイプのFFより145,200円高く、WLTC燃費はFFより低い(例:CUSTOM L 23.1→20.6km/L)。使う地域と用途で選ぶ。
購入前のチェックリスト
- 見積りでは、有料ボディーカラー(33,000円高/55,000円高)、ナビ・ドライブレコーダー等のディーラーオプション、急アクセル抑制機能のセットアップ費用の有無を確認する。
- 全幅は軽規格の1,475mm、全高はCUSTOMで1,705mm(FF)/1,725mm(4WD)。立体駐車場に入れる場合は高さ制限を事前に確認する。
- 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
- 先代・現行世代の中古車も候補にするならN-WGN中古車完全ガイドを参照。
値引き交渉の進め方はN-WGN値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。
よくある質問
Q. N-WGN CUSTOMの価格はいくらですか?
ホンダ公式の2025年9月25日のニュースリリースでは、CUSTOM Lが1,794,100円(FF)〜1,939,300円(4WD)、CUSTOM L・ターボが1,912,900円(FF)〜2,058,100円(4WD)、特別仕様車BLACK STYLEが1,860,100円〜2,124,100円(いずれも消費税込み)です。
Q. 「2024年モデル」のN-WGN CUSTOMは今も買えますか?
N-WGNは2019年に発売された2代目が現行世代で、2025年9月に一部改良を受けています。現在の公式価格・装備は、この記事の内容(2025年9月改良後)が最新です。2024年当時の価格は、2024年7月の価格改定の前後で異なります。
Q. 標準のN-WGNとCUSTOMの違いは?
CUSTOMは専用デザインのバンパー・グリル、LEDフォグライト、チタン調偏光塗装の内装、フルプライムスムースシートなどを備えます。FF同士のL(標準1,576,300円、CUSTOM 1,794,100円)で比べると、CUSTOMが217,800円高い設定です。
Q. ターボは必要ですか?
ターボ車の出力は47kW[64PS]・104N·mで、自然吸気の43kW[58PS]・65N·mより大きく、パドルシフトも付きます。WLTC燃費は自然吸気(FF 23.1km/L)よりやや低い21.7km/L(FF)です。高速道路や坂道をよく走るかなど、用途で選んでください。
Q. 環境性能割はかかりますか?
国土交通省の令和8年度税制改正概要によると、自動車税・軽自動車税の環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。軽自動車税(毎年の種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。
Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?
車台番号を用意して、ホンダ公式サイトのリコール情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。
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出典と確認状況
この記事は、以下のメーカー公式サイト・公式プレスリリース等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。
- Honda N-WGN 製品ページ
- タイプ紹介(CUSTOM)
- タイプ紹介(BLACK STYLE)
- 性能・安全
- 主要諸元表PDF
- 主要装備表PDF
- ニュースリリース 2025/09/25
- ニュースリリース 2024/06/03(価格改定)
- ニュースリリース 2019/07/18
- 総務省 軽自動車税の税率
- 国土交通省 令和8年度税制改正概要
この記事で確認できなかった点:2025年9月以降の価格改定・仕様変更の有無、BLACK STYLEの販売終了時期と単独の諸元・燃費、自動車重量税の具体額、実燃費、年間維持費、下取り相場、競合車との価格比較、2025年改良後の仕様でのJNCAP評価。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。
アイキャッチ画像: Honda N-WGN Custom L・Honda SENSING (DBA-JH3) front by Tokumeigakarinoaoshima, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


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