栃木県のドライブスポット完全ガイド|いろは坂・金精道路・日塩もみじラインまで7選を道路特性つきで解説

栃木県は、日光の「いろは坂」を筆頭に、標高2,000m級の峠を越える山岳道路が集まる、関東屈指のドライブエリアです。この記事では、栃木県内の代表的なドライブスポット7か所を、景観の魅力・道路特性・季節ごとの注意点・アクセスまで、公式情報(栃木県・観光協会・道路公社)にもとづいて詳しく解説します。(2026年9月時点の情報。冬季閉鎖期間は年により変動するため、訪問前に最新情報をご確認ください)

📋 この記事でわかること

  • 栃木県の代表的なドライブスポット7か所の魅力と道路特性
  • いろは坂の「48のカーブ」という名前の由来
  • 金精道路・那須高原線など、冬季閉鎖のある道の一覧
  • かつて有料道路だった道が無料化された経緯

栃木県ドライブスポット一覧(2026年9月時点)

🗺️ エリア・見頃・冬季閉鎖の有無を並べました

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スポット名 エリア 特徴 冬季閉鎖
いろは坂 日光市 下り・上りが完全分離した観光道路、48カーブ 公式な全面閉鎖情報は確認できず
中禅寺湖スカイライン 日光市 「天空ロード」、半月山展望台 あり(12月〜4月下旬頃)
金精道路(国道120号) 日光市〜群馬県境 標高約2,024mの金精峠を越える あり(例年12月下旬〜4月下旬頃)
日塩もみじライン 日光市〜那須塩原市 鬼怒川〜塩原を結ぶ全長約28km 公式な閉鎖情報は確認できず
龍王峡 日光市 鬼怒川沿い約3kmの渓谷 公式な閉鎖情報は確認できず
那須高原線 那須町 標高1,048mの展望台、旧ボルケーノハイウェイ あり(例年12月中旬〜3月下旬頃)
那須甲子道路 那須町〜福島県境 原生林を貫く「緑のトンネル」 積雪期は装備必須、詳細は要確認

出典:各自治体・観光協会・道路公社公式サイト(下記の各スポット解説内に出典を明記)。冬季閉鎖期間は年により前後するため、訪問前に道路管理者の最新発表をご確認ください。

1. いろは坂

日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ、国道120号の景勝街道です。下り専用の「第一いろは坂」と上り専用の「第二いろは坂」が完全に分離した一方通行区間で、2つの坂を合わせて急カーブが48か所あり、「いろは48文字」にちなんで命名されました。標高差は約440mです。第二いろは坂は2019年10月から一部区間が片側2車線化され、山登り専用として整備されています。紅葉シーズン(10月)は通常20分程度の走行が2〜3時間、連休中は最大6時間の渋滞が発生した実績があります。日光宇都宮道路・清滝IC、日光ICが最寄りです。

日光旅ナビ(日光市観光協会公式)

2. 中禅寺湖スカイライン

中禅寺湖畔・歌ヶ浜から半月山へ登る、全長約8kmのルートです。「日本の名道50選」に選ばれ「天空ロード」とも呼ばれます。中禅寺湖展望台からは中禅寺湖と男体山を一望できます。標高約1,700m付近まで登る半月山展望台までのピストン(行き止まり)道路で、複数のヘアピンコーナーがあります。冬季閉鎖(12月〜4月下旬、積雪状況により変動)があり、通行可能時間は7:00〜17:00です。日光宇都宮道路・清滝IC、日光ICからいろは坂経由でアクセスします。

3. 金精道路(国道120号・金精峠)

奥日光と群馬県片品村を結ぶ山岳道路で、標高約2,024mの金精峠を越えます。「日本ロマンチック街道」の一部区間で、抜群にいい景色が広がる展望ドライブルートとして地元紙でも評されています。例年12月下旬〜翌年4月下旬まで冬季通行止めになり、直近の例(令和5年12月25日〜令和6年4月25日)のように毎年時期が前後します。日光宇都宮道路・清滝ICからいろは坂・中禅寺湖・日光湯元温泉経由でアクセスします。道路管理者は栃木県道路保全課です。

華厳滝エレベーター公式サイト(冬季閉鎖告知)

4. 日塩もみじライン

鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ、全長約28kmの高原道路です。もとは有料道路でしたが、2020年12月11日に無料化されました。標高1,000mを超え、紅葉シーズン(10月上旬〜11月中旬)は車窓から美しい紅葉が楽しめる人気ドライブコースです。途中45か所以上の小刻みなカーブがあり、太閤下ろしの滝、白滝、もみじ谷大吊橋などの見どころが点在します。東北自動車道・西那須野塩原IC(塩原側)、日光宇都宮道路・今市IC経由(鬼怒川側)からアクセスします。

日光旅ナビ(日塩もみじライン)

5. 龍王峡

日光市藤原、川治温泉と鬼怒川温泉の間にある、鬼怒川沿い約3km続く渓谷です。約2,200万年前の海底火山活動による火山岩が鬼怒川の流れで侵食されて形成された景観で、「龍が暴れるような姿」に見えることから昭和25年に命名されました。渓谷沿いには遊歩道(自然研究路)も整備されています。日光宇都宮道路・今市ICから車で約35〜40分、東北自動車道・矢板ICから国道461号経由で鬼怒川方面へ約30分です。

日光旅ナビ(龍王峡)

6. 那須高原線(旧ボルケーノハイウェイ)

那須町の湯本(那須岳山麓)から高久甲までを結ぶ、全長20.466kmの道です。那須高原を約10kmにわたって駆け上がり、標高が上がるにつれて視界が開けます。標高約1,048mの「那須高原展望台」からは茶臼岳や八溝の山並み、関東平野が一望でき、終点の峠の茶屋駐車場は標高1,465mです。かつて有料道路(那須高原有料道路)でしたが、2009年10月に無料化されました。冬季通行規制あり(直近例では令和7年12月15日〜令和8年3月27日)で、東北自動車道・那須ICが最寄りです。

7. 那須甲子道路

那須高原と福島県の甲子温泉を結ぶ高原ルートです。東側の白河方面の展望がよく、朝日を眺めるのに適しています。原生林を貫く「緑のトンネル」が特徴で、交通量が少なく落ち着いた走行が可能です。コーナーが続きますが大きなアップダウンは少なく、無料の山岳ワインディングロードです。冬季は積雪が非常に多く路面凍結が厳しいため、冬用装備が必須です。

訪問前のチェックリスト

  • 冬季閉鎖の確認:中禅寺湖スカイライン・金精道路・那須高原線は冬季閉鎖されます。訪問時期が近い場合は最新情報を確認してください。
  • いろは坂の紅葉渋滞:10月の紅葉シーズンは大渋滞になることがあります。時間に余裕を持って計画しましょう。
  • 那須甲子道路の冬装備:積雪・路面凍結が厳しいため、冬季走行時はスタッドレスタイヤ等の装備を必ず準備してください。
  • 無料化された道路の活用:日塩もみじライン・那須高原線はかつての有料道路が無料化されており、気軽に走れます。

まとめ

栃木県のドライブスポットは、「日光エリアの山岳道路群(いろは坂・中禅寺湖スカイライン・金精道路)」と「那須エリアの高原道路」という2つの拠点に集約されます。標高の高い道が多く冬季閉鎖が目立ちますが、いずれも無料または一部無料化されており、気軽にアクセスできるようになっています。それぞれの道の個性を知った上で、季節に合わせたドライブ計画を立ててみてください。

アイキャッチ画像: 「Car dashboard on highway (Unsplash)」by Arkady Lifshits / overdriv3(Wikimedia Commons, CC0)

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