この記事は、47都道府県のドライブスポットを紹介するシリーズの最終回、沖縄県編です。エメラルドグリーンの海を橋で渡る古宇利大橋から、堤防上を走る海中道路、宮古島の離島架橋まで、沖縄ならではの絶景ドライブスポットが揃っています。この記事では、沖縄県内の代表的なドライブスポット7か所を、景観の魅力・道路特性・季節ごとの注意点・アクセスまで、公式情報にもとづいて詳しく解説します。(2026年9月時点の情報)
📋 この記事でわかること
- 沖縄県の代表的なドライブスポット7か所の魅力と道路特性
- 沖縄が「台風銀座」と呼ばれる時期
- 海中道路が誕生した本来の目的
- 宮古島へ車で行けるかどうか
沖縄県ドライブスポット一覧(2026年9月時点)
🗺️ エリア・特徴・注意点を並べました
📱 表がはみ出す場合は横にスワイプしてご覧ください →
| スポット名 | エリア | 特徴 | 通行に関する注意 |
|---|---|---|---|
| 国道58号 | 那覇市〜国頭村 | 沖縄本島を南北に縦断するメインストリート | 台風シーズンは強風・高波に注意 |
| 古宇利大橋 | 今帰仁村 | 全長1,960m、ブルーのグラデーション | 台風シーズンは横風に注意 |
| 海中道路 | うるま市 | 全長約4.7km、堤防上の道 | 高波時は要注意 |
| 万座毛 | 恩納村 | 高さ約20mの琉球石灰岩の断崖 | 営業時間が季節変動 |
| ニライカナイ橋 | 南城市 | 全長660m・高さ80m、大きなカーブ橋 | 展望台に専用駐車場なし |
| 残波岬 | 読谷村 | 高さ約30m級の断崖が約2km | 強風・高波時は注意 |
| 宮古島の三大橋 | 宮古島市 | 伊良部大橋は無料橋として日本最長 | 本島から陸路・フェリーでは行けない |
出典:沖縄観光コンベンションビューロー公式サイト等(下記の各スポット解説内に出典を明記)。
1. 国道58号
那覇市から恩納村・名護市・国頭村まで、沖縄本島を南北に縦断する国道58号です。常にオーシャンビューを楽しめる沖縄本島のメインストリートで、南部はアメリカ文化の街並み、中部はリゾートエリア(万座毛周辺)、北部はやんばるの森と、沿線で表情が大きく変化します。那覇空港・那覇市街地から直結し、沖縄自動車道の各IC(西原JCT、石川IC、許田IC等)から接続します。沖縄は「台風銀座」と呼ばれ、6月頃から台風が発生し、接近数のピークは8〜9月(旅行シーズンと重複)です。強風・高波・冠水等で通行に影響が出ることがあるため、台風接近時は最新の道路情報を確認してください。
2. 古宇利大橋
国頭郡今帰仁村にある、名護市の屋我地島と古宇利島を結ぶ橋です。全長1,960m、沖縄本島周辺では最長級の橋で、橋の両側に広がるブルーのグラデーションの海が絶景です。南詰展望所から約500mの散策で、海の上を散歩しているような眺望が楽しめます。2005年開通の離島架橋で、沖縄自動車道・許田ICから国道58号を北上、県道110号経由で屋我地島へ入り古宇利大橋へ向かいます(許田ICから約26km・車で約40分)。無料駐車場180台があります。
3. 海中道路
うるま市にある、勝連半島(与勝半島)から浜比嘉島・平安座島・宮城島・伊計島の4島を車で結ぶ、堤防上に造られた道路です(沖縄県道10号伊計平良川線)。エメラルドグリーンからコバルトブルーへ変わる海の絶景が広がり、海の駅「あやはし館」があります。全長約4.7km(区間の取り方により約5.2km等の表記もあり)で、途中に石段で海へ降りられる箇所もあります。当初は産業道路として建設され、現在はうるま市の観光シンボルロードになっています(2024年に開通50周年)。沖縄自動車道・沖縄北ICから約30分、24時間・年中通行可・無料です。
4. 万座毛
国頭郡恩納村にある、東シナ海に突き出す高さ約20mの琉球石灰岩の断崖です。断崖上に広がる芝生の景勝地で、象の鼻に似た奇岩でも有名な、沖縄本島屈指の景勝地です。2020年オープンの「万座毛周辺活性化施設」は休館日がありませんが、台風等により臨時休館になる場合があります。営業時間は季節変動(4〜10月8:00〜20:00、11〜12月8:00〜18:00、1〜3月8:00〜19:00)です。沖縄自動車道・屋嘉ICから県道88号経由で約10〜11分です。
5. ニライカナイ橋
南城市(知念・玉城地区)にある、全長660m・高さ80mの橋です(通称ニライ橋・カナイ橋)。海に向かって大きくカーブを描く橋で、展望台からは知念岬や「神の島」久高島を一望できる、沖縄南部屈指の絶景ドライブコースです。展望台に専用駐車場はなく、入口近くでの路上駐車が必要とされているため、訪問時は周辺の交通ルールに注意してください。那覇空港から車で約30〜50分です。
6. 残波岬
中頭郡読谷村字宇座にある、沖縄本島西端の岬です。高さ約30m級の切り立った断崖が約2kmにわたって続くダイナミックな景観で、白亜の残波岬灯台が目印です。断崖沿いのため、強風・高波時は特に注意が必要です。沖縄自動車道・石川ICから車で約20分です。
7. 宮古島の三大橋(伊良部大橋・池間大橋・来間大橋)
宮古島市にある、宮古島と周辺の島々を結ぶ3つの橋です。宮古島自体は沖縄本島から陸路・フェリーでの通常アクセス手段がなく、飛行機での来訪が前提となる離島のため、本島から車で直接乗り入れることはできません。ただし宮古島に到着後は、伊良部大橋(全長3,540m、通行無料の橋としては日本最長、2015年開通)、池間大橋(1992年開通)、来間大橋(全長1,690m、1995年開通、橋上から「前浜ビーチ」の絶景)によって、伊良部島・池間島・来間島まで無料・フェリー不要で車のまま渡ることができます。橋梁上は強風時に速度規制や通行止めとなることがあるため、台風シーズン(6〜11月、特に8〜9月)は特に注意してください。
宮古島観光協会公式サイト「Meets More MIYAKOJIMA」
訪問前のチェックリスト
- 台風シーズンの確認:6〜11月、特に8〜9月は台風接近のピークです。旅行時期が重なる場合は最新の気象情報を確認してください。
- 橋梁部の強風対策:古宇利大橋・宮古島の橋など、海上の橋は強風時に速度規制・通行止めの可能性があります。
- 宮古島は飛行機が前提:沖縄本島とは別の離島です。旅程を分けて計画してください。
- 営業時間の季節変動:万座毛など、施設によって営業時間が季節で変わります。事前に確認しておきましょう。
まとめ
沖縄県のドライブスポットは、「本島の海岸線・橋を巡るルート」と「宮古島の離島架橋」という2つの魅力があります。台風シーズンの影響を受けやすい地域のため、訪問時期の天候確認が特に重要です。それぞれの橋・海岸の個性を知った上で、季節に合わせたドライブ計画を立ててみてください。
アイキャッチ画像: 「Car dashboard on highway (Unsplash)」by Arkady Lifshits / overdriv3(Wikimedia Commons, CC0)
コメント