東京都というと都心のイメージが強いですが、西部の奥多摩エリアには本格的な山岳ドライブが楽しめる道があり、さらに伊豆諸島まで目を向ければ、南国の島を一周するドライブも選択肢に入ります。この記事では、東京都内の代表的なドライブスポット6か所を、景観の魅力・道路特性・季節ごとの注意点・アクセスまで、公式情報(東京都建設局・自治体等)にもとづいて詳しく解説します。(2026年9月時点の情報)
📋 この記事でわかること
- 東京都の代表的なドライブスポット6か所の魅力と道路特性
- 奥多摩周遊道路がかつて東京都初の有料道路だった歴史
- 伊豆大島・八丈島に自家用車を運べるかどうかの実情
- 高尾梅郷の隣にある「通行できない峠」
東京都ドライブスポット一覧(2026年9月時点)
🗺️ エリア・特徴・注意点を並べました
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| スポット名 | エリア | 特徴 | 通行に関する注意 |
|---|---|---|---|
| 奥多摩周遊道路 | 奥多摩町〜檜原村 | 最高地点は標高1,146m、1990年に無料化 | 夜間・大雨・積雪時は通行止め |
| 国道411号(奥多摩湖畔) | 青梅市〜奥多摩町 | ドラム缶橋など湖上の名所 | 水位により橋が通行止めの場合あり |
| 檜原街道・秋川渓谷 | あきる野市〜檜原村 | 渓谷美と里山風景 | 払沢の滝方面は1〜1.5車線の細道 |
| 伊豆大島一周道路 | 大島町 | 信号がほとんどない42〜55kmの一周道路 | 自家用車のフェリー輸送は基本不可 |
| 八丈島一周道路 | 八丈町 | 八丈富士・三原山の裾野を周回 | 自家用車のフェリー輸送は基本不可 |
| 高尾梅郷 | 八王子市 | 旧甲州街道沿い約5kmに梅約1万本 | 梅まつり期(2〜3月)は混雑 |
出典:東京都建設局・各自治体公式サイト(下記の各スポット解説内に出典を明記)。
1. 奥多摩周遊道路
西多摩郡奥多摩町から檜原村にかけて、秩父多摩甲斐国立公園内を走る山岳ドライブ路です。東京都道206号川野上川乗線の一部(三頭橋〜九頭竜橋、延長19.7km)にあたり、最高地点は風張峠駐車場(標高1,146m)です。1973年開通、当時は東京都初の有料道路でしたが1990年4月に無料化されました。夜間通行止め、連続雨量140mm超や積雪による通行止めがあり、通行時間は夏季(4/1〜9/30)8〜19時、冬季(10/1〜3/31)9〜18時(川野ゲート〜都民の森間)です。都民の森〜九頭竜橋間は通年5〜21時通行できます。中央自動車道・八王子IC、圏央道・青梅ICから各約1時間20分〜1時間40分です。
2. 国道411号(青梅街道・奥多摩湖畔)
青梅市から西多摩郡奥多摩町にかけて、奥多摩湖畔を走る国道411号です(奥多摩駅入口〜奥多摩湖畔〜山梨県丹波山村、約22.5km区間)。湖上には麦山浮橋(通称ドラム缶橋)などの名所があり、水位によっては通行止めになることがあります。圏央道・青梅ICから青梅街道経由、または中央道〜圏央道・あきる野ICから吉野街道経由でアクセスします。
3. 檜原街道・秋川渓谷
あきる野市から西多摩郡檜原村にかけて、秋川渓谷の渓谷美と里山風景を楽しめる道です(東京都道33号)。払沢の滝、瀬音の湯などの見どころがあります。国道・県道区間は走りやすい一方、払沢の滝・養沢方面は1〜1.5車線の細道になるため運転には注意が必要です。圏央道・あきる野ICから瀬音の湯まで約20分、岩瀬狭まで約15分です。
4. 伊豆大島一周道路
東京都大島町にある、伊豆諸島最大の島・伊豆大島を一周する道路です(延長約42〜55km、出典により表記に幅があります)。西側は平坦な港町、東側は火山地形が残る自然景観で、標高差400〜500mあります。信号がほとんどなく渋滞もないのが特徴です。ただし、現在就航している大型客船はカーフェリーではないため、自家用車を伊豆大島へ運ぶことは基本的にできません(二輪は250ccまで有料で輸送可)。東京・竹芝から大型客船で約6時間、ジェット船で約1時間45分で到着し、島内観光はレンタカー利用が一般的です。
5. 八丈島一周道路
東京都八丈町にある、八丈富士・三原山の裾野を周回する総距離約45kmの道です。山手線内側とほぼ同面積の島を、車で半日〜1日かけて周遊できます。東海汽船に専用のカーフェリーはなく、自家用車の輸送は貨客船による例外的な取り扱い(事前にガソリンを抜く必要があるなど)にとどまります。東京・竹芝から船で約10時間かかり、実務的には島内レンタカー利用が一般的です。
6. 高尾梅郷
八王子市裏高尾町、旧甲州街道沿い約5kmにわたって梅の木約1万本が植えられたエリアです。見頃は例年2月中旬〜3月下旬で、梅まつり期は混雑します。隣接する小仏峠(旧甲州街道の峠区間)は、現在も車両通行禁止のハイキングルートのため、ドライブでは通過できません。梅を見た後は他のルートで移動する必要があります。
訪問前のチェックリスト
- 奥多摩周遊道路の通行時間帯:季節によって通行可能時間が変わります。訪問前に最新の通行時間を確認してください。
- 離島訪問時の車の手配:伊豆大島・八丈島は自家用車を運べないため、レンタカーの予約を早めに済ませましょう。
- 狭路区間への注意:秋川渓谷の払沢の滝・養沢方面は道幅が狭い区間があります。対向車に注意してください。
- 橋の水位確認:奥多摩湖畔のドラム缶橋は水位により通行止めになることがあります。
まとめ
東京都のドライブスポットは、「奥多摩エリアの山岳道路」と「伊豆諸島の島一周ドライブ」という、都心のイメージとはかけ離れた2つの魅力があります。奥多摩は日帰りで本格的な峠道ドライブが楽しめる一方、伊豆大島・八丈島は自家用車を運べないためレンタカー前提の計画が必要です。それぞれの特性を踏まえて、旅のスタイルに合わせたドライブ計画を立ててみてください。
アイキャッチ画像: 「Car dashboard on highway (Unsplash)」by Arkady Lifshits / overdriv3(Wikimedia Commons, CC0)
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