📋 この記事でわかること
- BYD ATTO 3(新型「ATTO 3 EX」)の新車価格一覧(2026年10月時点)
- 支払総額の内訳(車両本体価格以外にかかる費用)
- 補助金・保証・リコールの要点(公式情報で確認)
- ATTO 3のモデル沿革
- 値引き交渉のポイント:決算期タイミング×競合車種
- 参考:実際の購入者による値引き報告(価格.com)
BYD ATTO 3(新型「ATTO 3 EX」)の新車価格一覧(2026年10月時点)
BYD Auto Japanは2026年9月29日、従来の「ATTO 3」を大幅に刷新した新型「BYD ATTO 3 EX」を発売しました。2026年10月13日時点で公式サイトのラインアップに掲載されているのは、次の2グレードです。
| グレード | 駆動方式 | 発売日 | 一充電走行距離(WLTCモード) | メーカー希望小売価格(消費税込) |
|---|---|---|---|---|
| BYD ATTO 3 EX | 後輪駆動(RWD) | 2026年9月29日 | 620km | 4,378,000円 |
| BYD ATTO 3 EX AWD | 四輪駆動(AWD) | 2026年9月29日 | 550km | 4,873,000円 |
ATTO 3 EXはミドルサイズのSUVタイプの電気自動車(BEV)で、2グレードとも総電力量74.88kWhのブレードバッテリーを搭載します。従来型(FWD・58.56kWh・航続470km)からは、駆動方式がFWDからRWDへ変更され、バッテリーの大容量化やAWDの新設定などが行われました(BYD公式プレスリリース)。
| 項目 | BYD ATTO 3 EX | BYD ATTO 3 EX AWD |
|---|---|---|
| 一充電走行距離(WLTCモード) | 620km | 550km |
| 総電力量 | 74.88kWh | 74.88kWh |
| システム最高出力 / 最大トルク | 230kW / 380N・m | 330kW / 560N・m |
| 0-100km/h加速 | 5.5秒 | 4.0秒 |
| 車両重量 | 1,880kg | 1,990kg |
| 荷室容量 | フロント95L / リア490L | フロント95L / リア490L |
| 車載温冷庫 | なし | 標準装備(AWDのみ) |
充電は、普通充電が6kWに対応し、急速充電はCHAdeMO方式で最大受電能力は100kWです(BYD公式)。航続距離・電力量消費率は定められた試験条件での値で、使用環境や運転方法により変わります。
従来の「ATTO 3」(FWD)は、公式サイトのラインアップではATTO 3 EXに置き換わっており、旧型の製品ページはEXのページに転送されます。旧型の価格は、2025年4月1日の価格改定後は418万円(税込。価格.comニュース/webCG)で、特別限定車「Black Style」(2025年7月1日発売・限定50台)の公式価格は、スキーホワイトが4,246,000円、ボルダーグレーが4,180,000円でした(BYD公式プレスリリース)。旧型の在庫・中古車の状況は販売店でご確認ください。
出典:BYD Auto Japan公式「BYD ATTO 3 EX」、BYD公式プレスリリース(2026年9月28日)、BYD公式プレスリリース(2025年7月1日)、価格.comニュース(webCG、2025年4月1日)。2026年10月13日確認。
支払総額の内訳(車両本体価格以外にかかる費用)
新車の購入時は、上記の車両本体価格に加えて、法定費用や手続き費用が別途かかります。以下は一般的な内訳の目安です。具体的な金額は車両の重量・環境性能(燃費)・年式や、依頼する販売店によって異なるため、必ず見積書で確認してください。
| 費用項目 | 概要 |
|---|---|
| 登録関連費用(検査登録手続代行費用等) | ナンバー登録や車庫証明の手続きを販売店に代行してもらう際の手数料。法定の税・料金ではなく、金額は販売店により異なります。 |
| 自動車重量税 | 車両重量に応じて課税される国税。電気自動車はエコカー減税の対象で、BYD公式の案内では自動車重量税が100%免税(初回車検時も100%免税)とされています。適用は令和8年5月1日〜令和10年4月30日の新車新規登録等です。 |
| 環境性能割 | 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止されました(東京都主税局)。現在の新車購入では環境性能割は課税されません。 |
| 自動車税(旧・種別割) | 毎年課税される地方税。令和8年4月から名称が「自動車税種別割」から「自動車税」に変わりました。東京都では、電気自動車を令和12年度までに初回新規登録した場合、初回新規登録時と翌年度から5年度分の自動車税が都独自のZEV導入促進税制により課税免除となります(東京都主税局)。免除後は、電気自動車は排気量1ℓ以下の区分で課税され、令和元年10月以降に初回登録した自家用乗用車の税額は年25,000円です。 |
| リサイクル料金 | 将来の廃車時のリサイクル処理費用をあらかじめ預託するものです。BYD公式のリサイクル料金表では「BYD ATTO 3」が12,010円(ASR料金9,340円・エアバッグ類料金2,250円・フロン類料金0円・情報管理料金130円・資金管理料金290円)と掲載されています。ATTO 3 EXは同表に個別の掲載がない(2026年10月13日時点)ため、見積書または自動車リサイクルシステムでご確認ください。 |
※上記は一般的な費用項目の説明であり、具体的な金額は車両重量・年式・販売店によって異なります。正確な金額は見積書で必ずご確認ください。出典:BYD公式「補助金・税制優遇」、東京都主税局(環境性能割の廃止)、東京都主税局(自動車税とZEV導入促進税制)、BYD公式「自動車リサイクル」。2026年10月13日確認。
補助金・保証・リコールの要点(2026年10月時点)
国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)
次世代自動車振興センターの「令和7年度補正CEV補助金 銘柄ごとの補助金交付額」(令和8年10月13日現在・車両登録日R8.4.1以降)では、ATTO 3 EXとATTO 3 EX AWDはいずれも補助金額150千円(15万円)、処分制限期間は4年と掲載されています。備考欄には「7/28以降の登録車」との記載があります。
| グレード | 補助金額 | 処分制限期間 |
|---|---|---|
| BYD ATTO 3 EX | 150千円(15万円) | 4年 |
| BYD ATTO 3 EX AWD | 150千円(15万円) | 4年 |
- 処分制限期間(4年)内に車両を手放す場合は、補助金の返納が必要となる場合があります(BYD公式)。
- 同センターは令和8年10月9日、申請受付の終了見込み時期を「令和8年12月上旬〜12月下旬目処」と公表しています(今後の申請状況により前後する可能性があります)。申請は先着順で、予算額に達した場合は達した日の前日(営業日)をもって受付が終了します。
- 補助対象となる初度登録(届出)は令和9年2月1日まで、交付申請書は令和9年2月12日必着とされています。
- 自治体独自の補助金は自治体により異なります(BYD公式)。お住まいの自治体にご確認ください。
出典:次世代自動車振興センター「銘柄ごとの補助金交付額」、申請受付終了見込み時期について(令和8年10月9日)、登録期間と受付期間の最終期限について(令和8年10月9日)、BYD公式「補助金・税制優遇」。2026年10月13日確認。
保証
- 新車保証(一般保証):新車登録日から6年間、または走行距離15万kmまで(無償)。ボディの塗装・外板の穴あき錆も6年間/15万km、ロードアシスタンスサービスは6年間です(BYD公式「新車保証」・対象車種にATTO 3 EXが含まれます)。
- パワーバッテリーSoH保証:新車登録日から8年間/走行距離15万kmまで、パワーバッテリーの容量が初期容量の70%を下回った場合に、無料修理・交換により70%以上の容量復帰を保証します。なお、修理は新品相当の状態まで容量を復元するものではない旨が公式に注記されています。
- パワーバッテリーSoH延長保証(有償オプション・ファーストオーナーが対象):10年/30万kmまで。新車時(登録日から60日以内)の販売価格はATTO 3 EX(RWD)が30,000円、ATTO 3 EX(AWD)が34,000円です。
出典:BYD公式「新車保証」、BYD公式「高電圧部品の保証」。2026年10月13日確認。
リコール・改善対策(旧型ATTO 3)
国土交通省に届け出られたATTO 3のリコール・改善対策は次のとおりです。いずれも型式ZAA-SC2EXSQ(従来型ATTO 3)が対象で、新型ATTO 3 EXの型式はZAA-SC2EXYTS(CEV補助金の対象車両一覧)です。中古の旧型を検討する場合は、車台番号で対象かどうかを確認してください。
| 届出日 | 区分・届出番号 | 内容 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| 2023年8月24日 | リコール 外-3635 | アンサーバック灯火(解錠時の車幅灯・尾灯の点灯プログラムが不適切) | 529台 |
| 2023年8月24日 | リコール 外-3654 | 事故自動緊急通報装置(SOSコール)の送信データ設定 | 414台 |
| 2023年8月24日 | 改善対策 改-672 | 液晶表示式センターディスプレイ(直前直左の視認性) | 529台 |
| 2026年2月12日 | リコール 外-4134 | リヤコンビネーションランプ(乾燥剤の貼付位置が不適切で、後部方向指示器の不具合のおそれ) | 1,097台 |
BYD公式の「リコール関連情報」には、このほかサービスキャンペーン(2023年8月のSIMカード交換、2024年4月のシフトインジケータ交換)と自主改善(2024年5月の純正AC充電ケーブル交換・回収)も掲載されています。
出典:国土交通省 外-3635・外-3654・改-672・外-4134、BYD公式「リコール関連情報」。2026年10月13日確認。
ATTO 3のモデル沿革
- 2023年1月31日:日本市場で「BYD ATTO 3」発売(BYD公式プレスリリース)。
- 2025年4月1日:「ドルフィン」と合わせて価格改定を実施。ATTO 3はモノグレードのまま32万円値下げされ、418万円に(価格.comニュース/webCG)。
- 2025年7月1日:BYD Auto Japan設立3周年を記念した特別限定車「Black Style」(限定50台)を発売。公式価格はスキーホワイト4,246,000円、ボルダーグレー4,180,000円(BYD公式プレスリリース)。
- 2025年11月20日:特別仕様車「Limited」、2025年12月18日:特別仕様車「Black Style Package」を設定(価格.com掲載情報。BYD公式のプレスリリースでは確認できていないため要確認)。
- 2026年9月29日:大幅改良の新型「BYD ATTO 3 EX」(RWD)と新設定の「ATTO 3 EX AWD」を発売。メーカー希望小売価格は437万8,000円・487万3,000円(税込)(BYD公式プレスリリース、2026年9月28日発表)。
なお、海外では「ATTO 3 EVO」という名称の大幅改良モデルが報じられていますが、BYD Auto Japanの公式発表・公式サイトでは日本向けは「ATTO 3 EX」と案内されており、「EVO」の名称は使われていません。両者の関係は公式には確認できていないため、本稿では扱いません。
出典:BYD公式プレスリリース(2023年1月31日・2025年7月1日・2026年9月28日)、価格.comニュース(webCG)、価格.com ATTO 3 グレード一覧。
値引き交渉のポイント:決算期タイミング×競合車種
新型「ATTO 3 EX」は2026年9月29日に発売されたばかりのモデルで、値引きの条件を数字で示せるデータはまだありません(価格.comの値引き情報にも、新型の報告は掲載されていません)。BYD公式サイトには「BYD ATTO 3 EX デビューフェア」の案内が掲載されていますが、内容は時期や店舗により異なる可能性があるため、公式サイトまたは正規ディーラーで最新の条件をご確認ください。国産・他社EVとの相見積もりを取り、決算期(3月・9月)に交渉するのは有効な基本戦略です。また、国のCEV補助金は先着順で、申請受付が12月上旬〜下旬に終了する見込み(令和8年10月9日公表)のため、契約・登録の時期は早めに確認しておくと安心です。
下取りをご検討の場合
今お乗りの車を下取りに出す場合は、事前に相場を把握しておくと商談を有利に進めやすくなります。車種別の下取り・買取相場ガイドで、お乗りの車種の目安をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
また、新車購入のタイミングは自動車保険を見直す良い機会でもあります。複数社の保険料をまとめて比較できる一括見積もりサービスを使うと、条件に合った保険を見つけやすくなります。
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また、頭金なしで新車に乗れる「カーリース」も選択肢の一つです。値引き交渉の手間をかけずに、月々定額で新車に乗り換えられます。
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比較検討したい競合車種
- 日産 リーフ(新型。日産公式サイトの車両本体価格は2026年9月現在・東京地区メーカー希望小売価格で4,389,000円〜。コンパクトカー区分のハッチバックだが、価格帯・航続性能の両面でATTO 3 EXと競合する)
- フォルクスワーゲン ID.4(フォルクスワーゲン公式サイトでLiteが5,287,000円〜、Proが6,618,000円〜。ATTO 3 EXよりワンサイズ大きいCセグメントEVだが、輸入EVとして比較検討されることが多い)
参考:実際の購入者による値引き報告(価格.com)
価格.comの「BYD ATTO 3の値引き情報」ページを2026年10月13日に確認したところ、掲載されている値引き報告は9件(全件を確認)でしたが、9件すべてが2023年3月〜2024年6月に購入された旧モデル(2023年モデル・車両本体価格440万円〜450万円)についての報告でした。2025年4月1日の価格改定後の418万円グレード、および2026年9月発売の新型ATTO 3 EXについての値引き報告は、1件も掲載されていません。旧モデルの申告内容は、車両本体の値引き額が9件すべてで0円、オプション値引き額は0円〜20万円でした(桁違いなど明らかに非現実的な申告はありませんでした)。現行の新型については「参考にできるデータはまだ乏しい」のが実情です。
※上記はユーザーの自己申告に基づく個別事例であり、当サイトが集計・保証する数値ではありません。
価格・グレード構成・補助金・税制は変更される場合があります。契約前に必ずBYD公式サイトまたは正規ディーラーで最新情報をご確認ください。
アイキャッチ画像: BYD Atto 3 Evo IMG 6379.jpg by Alexander Migl (Alexander-93), CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons(2026年4月にドイツ・シュトゥットガルトで撮影された欧州仕様「ATTO 3 Evo」の写真です。日本仕様の「ATTO 3 EX」と同じ新型ATTO 3で、外観や車体寸法は共通しますが、ホイールや装備などは異なる場合があります。上下をトリミングしています)


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