スズキ スイフト完全ガイド【2026年10月版】|現行4代目の価格・グレード・燃費・安全装備

スズキ「スイフト」は、2023年12月に全面改良された4代目が現行モデルの小型乗用車です。公式サイトの価格・グレード一覧(2026/10/07確認)には、1.2L 3気筒の「Z12E型」エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせた「HYBRID MZ」「HYBRID MX」と、マイルドハイブリッドなしの「XG」の3グレードが掲載されており、駆動は2WD(前輪駆動)とフルタイム4WD、変速機はCVTと5MTです。この記事では、スズキ公式サイトの価格・グレード、主要諸元表、装備早見表、車種別環境情報、ニュースリリースで確認できた内容だけを使い、価格、グレード別の装備差、燃費(WLTC)、安全装備、沿革、税金の見方までをまとめます。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行(4代目)スイフトの内容で全面的に作り直しました。以前の版は、公式で確認できない記述(ユーザーの感想、実燃費、維持費の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。旧型(3代目以前)の価格や弱点は、現行車の選び方とは別にスズキ スイフト中古車完全ガイドで整理しています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

現行スイフトのグレードと価格

スズキ公式サイトの「価格・グレード」(2026/10/07確認)に掲載されているグレードです。価格はメーカー希望小売価格(消費税10%込み)で、オプション・リサイクル料金・税金(消費税を除く)・保険料・届出等の諸費用は含まれません。

グレード 駆動・変速機 価格(税込) WLTC燃費
HYBRID MZ(マイルドハイブリッド) 2WD・CVT 2,167,000円 24.5km/L
HYBRID MZ(マイルドハイブリッド) 4WD・CVT 2,332,000円 22.7km/L
HYBRID MX(マイルドハイブリッド) 2WD・5MT 1,922,800円 25.4km/L
HYBRID MX(マイルドハイブリッド) 2WD・CVT 1,922,800円 24.5km/L
HYBRID MX(マイルドハイブリッド) 4WD・CVT 2,087,800円 22.7km/L
XG 2WD・CVT 1,727,000円 23.4km/L
XG 4WD・CVT 1,892,000円 22.0km/L

※4WDはフルタイム4WD。価格・燃費はスズキ公式の価格・グレードページと車種別環境情報(PDF)によります。メーカー希望小売価格はタイヤパンク応急修理セット付で、工具(ジャッキ、ジャッキハンドル、ホイールレンチ)は装備されていません。

グレード間の価格差・オプション価格(公式価格から当サイトが計算)

比較・オプション 価格差(税込) 内容
XG → HYBRID MX(2WD・CVT) +195,800円 マイルドハイブリッド、フルオートエアコン、16インチアルミホイール、リモート格納ドアミラー、センターアームレストなど(次章)
HYBRID MX → HYBRID MZ(2WD・CVT) +244,200円 電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド、アダプティブハイビームシステム、本革巻ステアリング、ディスプレイオーディオなど(次章)
2WD → 4WD(各グレード共通) +165,000円 フルタイム4WD。全高が1,525mmになり最低地上高が145mmになる(諸元表)
XG:ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機(メーカーオプション) +121,000円 9インチHDディスプレイ、6スピーカーなど
HYBRID MX:全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機(メーカーオプション) +250,800円 ドライバーモニタリングシステムを含むセット
HYBRID MZ:全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機(メーカーオプション) +133,100円 MZはディスプレイオーディオが標準のため差額が小さい

※ボディカラーによる追加料金(公式):ピュアホワイトパール・プレミアムシルバーメタリックは33,000円高、フロンティアブルーパールメタリック・バーニングレッドパールメタリックは44,000円高、クールイエローメタリック ガンメタリック2トーンルーフは55,000円高、ピュアホワイトパール ガンメタリック2トーンルーフは88,000円高、フロンティアブルー/バーニングレッドのブラック2トーンルーフは99,000円高。メーカーオプションはご注文時に申し受け、ご注文後は装着できません。

発売時からの価格の変化

2023年12月6日の発売時の公式リリース(公式リリース)に載っている価格表(XG 1,727,000円/1,892,000円、HYBRID MX 1,922,800円/2,087,800円、HYBRID MZ 2,167,000円/2,332,000円)は、現行の公式価格・グレードページの価格と同額でした(2026/10/07確認)。

グレード別の装備の違い

グレード選びで差が出る項目を、スズキ公式の装備早見表PDFと安全装備ページ・快適装備ページの記載から整理しました。

項目 HYBRID MZ HYBRID MX XG
LEDヘッドランプ オートレベリング機構付 マニュアルレベリング機構付 マニュアルレベリング機構付
LEDフロントフォグランプ 標準 設定なし 設定なし
ホイール 16インチアルミ(切削加工&ブラック塗装) 16インチアルミ(シルバー塗装) 15インチ(フルホイールキャップ)
ステアリングホイール 本革巻(シルバーステッチ) ウレタン ウレタン
エアコン フルオート フルオート マニュアル
電動パーキングブレーキ/ブレーキホールド 標準 機械式パーキングブレーキ 機械式パーキングブレーキ
アダプティブクルーズコントロール(ACC) 全車速追従機能・停止保持機能付 CVT車:全車速追従機能付/5MT車:ACC(約30km/h以上で作動) 全車速追従機能付
ハイビーム アダプティブハイビームシステム(AHS) ハイビームアシスト ハイビームアシスト
シート表皮(ファブリック) メランジグレー&ブラック・シルバーステッチ メランジグレー&ブラック・シルバーステッチ ブラック
運転席センターアームレスト 標準 標準(5MT車を除く) 設定なし
リモート格納ドアミラー、プレミアムUV&IRカットガラス、パドルシフト リモート格納ドアミラー・プレミアムUV&IRカットガラス・パドルシフトが標準 リモート格納ドアミラーが標準 設定なし
サイド/ルーフエンド/バックドアのスポイラー、サテンダークシルバーのオーナメント 標準 設定なし 設定なし
オーディオ ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機が標準(9インチ)。全方位モニター付メモリーナビはメーカーオプション オーディオレス。全方位モニター付メモリーナビはメーカーオプション オーディオレス。ディスプレイオーディオはメーカーオプション
スピーカー 6スピーカー(フロント2・リヤ2・フロントツイーター2) 6スピーカー 2スピーカー(フロント2)

※公式の装備早見表の表示を当サイトが文字に直したものです。キーレスプッシュスタートシステムは全車標準で、運転席・助手席のシートヒーターは装備早見表で全グレードに記載があります(公式の快適装備ページにもシートヒーター&リヤヒーターダクトの紹介あり)。ドライバーモニタリングシステムは、全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車(HYBRID MZ・HYBRID MXのメーカーオプション)の装備です。スピーカー数は装備早見表の表示にもとづくため、購入前に見積書で確認してください。

パワートレインと燃費

現行スイフトの主要諸元(スズキ公式の主要諸元表PDF)です。

項目 内容
ボディ・全長×全幅×全高 5ドア・3,860mm × 1,695mm × 1,500mm(4WDは1,525mm)
ホイールベース 2,450mm
室内長×室内幅×室内高 1,905mm × 1,425mm × 1,225mm
乗車定員 5名
最低地上高/最小回転半径 2WD 120mm・4.8m/4WD 145mm・4.7m
エンジン Z12E型(水冷4サイクル直列3気筒、DOHC12バルブ吸気VVT、1,197cc):最高出力60kW(82PS)/5,700rpm、最大トルク108N·m(11kgf·m)/4,500rpm
マイルドハイブリッド(HYBRID MZ・MX) モーター WA06D(直流同期電動機):最高出力2.3kW(3.1PS)/1,100rpm、最大トルク60N·m(6.1kgf·m)/100rpm。駆動用主電池 リチウムイオン(5個・3Ah)
燃料タンク容量/使用燃料 37L/無鉛レギュラーガソリン
車両重量 HYBRID MZ 2WD 950kg・4WD 1,020kg/HYBRID MX 5MT 920kg・CVT 2WD 940kg・4WD 1,020kg/XG 2WD 910kg・4WD 990kg

WLTCモード燃費(国土交通省審査値)

グレード・駆動・変速機 総合(km/L) 市街地 郊外 高速道路 満タンの理論上の距離(計算)
HYBRID MZ 2WD・CVT 24.5 20.8 24.8 26.3 約910km
HYBRID MZ 4WD・CVT 22.7 19.5 22.6 24.5 約840km
HYBRID MX 2WD・5MT 25.4 21.2 26.0 27.3 約940km
HYBRID MX 2WD・CVT 24.5 20.8 24.8 26.3 約910km
HYBRID MX 4WD・CVT 22.7 19.5 22.6 24.5 約840km
XG 2WD・CVT 23.4 18.1 24.4 26.0 約870km
XG 4WD・CVT 22.0 16.9 22.7 24.7 約810km

※燃費は公式の車種別環境情報(PDF)の値です。右端は「燃料タンク容量37L × WLTC総合燃費」を当サイトが計算し10km単位に丸めた参考値で、実際に走れる距離を示すものではありません。燃料消費率は定められた試験条件での値で、気象・渋滞・運転方法で変わります。同じ公式資料には、「2030年度燃費基準」の達成率(80〜90%)の表示があります(XGの4WDは表示なし)。

公式の発売時リリースによると、Z12E型エンジンは新開発の高効率エンジンで、低速から滑らかに上昇するトルク特性を特長としています。マイルドハイブリッドを国内のスズキ車としては初めて5MT車に採用し、先代のスイフトより空気抵抗を約4.6%低減したとも記載されています。燃料費の目安は「ガソリン価格(円/L)÷ 燃費(km/L)」で1kmあたりの金額を計算できますが、実燃費は使い方で大きく変わるため、この記事では公式のWLTC値のみを載せます。

安全装備(スズキ セーフティ サポート)

スズキ公式の安全装備ページに掲載されている主な機能です(機能・装備内容はグレード、メーカーオプション、トランスミッションによって異なると公式に注記されています)。

  • デュアルセンサーブレーキサポートII(DSBS II):ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせ。右左折時の対向車・横断歩行者や自転車、出合頭の車両にも対応する交差点衝突回避支援を備える。
  • 低速時ブレーキサポート(前進・後退)・誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能(いずれも5MT車を除く)、パーキングセンサー(標準)。
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC):HYBRID MZは全車速追従機能・停止保持機能付、HYBRID MXのCVT車とXGは全車速追従機能付、HYBRID MXの5MT車はACC。車線維持支援機能はACC作動時に機能する。
  • 車線逸脱抑制機能・車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、発進お知らせ機能(先行車・信号切り替わり)、標識認識機能、ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]、リヤクロストラフィックアラート。
  • ドライバーモニタリングシステム(DMS):全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車(メーカーオプション)に装備。眠気・居眠り・脇見を検知して警報する。スズキ初採用(発売時リリース)。
  • エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドコントロール、ESP®。衝突安全では、運転席・助手席・フロントシートサイド・カーテンの6つのSRSエアバッグとi-Size/ISOFIXチャイルドシート対応取付装置(後席2名分)が標準。

公式の発売時リリースによると、新型スイフトは「サポカーS ワイド」と国土交通省の「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。

※運転支援・予防安全装備は運転者の判断を補助するもので、検知性能・制御性能には限界があり、あらゆる状況で事故を防げるものではありません。詳しくは公式サイトと取扱説明書で確認してください。

スイフトの沿革(スズキ公式ニュースリリース)

スズキ公式のニュースリリースで確認できた主な動きです(2026/10/07確認)。

年月日 内容(要約) 出典
2004年11月 初代スイフトの発売を開始(2025年9月のリリースの記載)。 公式リリース
2023年12月6日 新型(4代目)スイフトを発表。CVT車は2023年12月13日、5MT車は2024年1月17日に発売。新開発のZ12E型エンジンとCVT、デュアルセンサーブレーキサポートII、ドライバーモニタリングシステム(スズキ初採用)を採用。目標販売台数は年間30,000台。 公式リリース
2025年9月4日 スイフトが2025年7月までの販売で世界累計販売1,000万台を達成(2004年の発売開始から20年8カ月)と発表。日本での販売は累計の8%。 公式リリース

※現行の4代目の発売後に、グレード構成や価格が変わったことを示す公式リリースは、今回の確認では見つかりませんでした(価格は発売時と現行で同額)。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報・公式資料で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
自動車税(種別割) 総排気量1,197ccは「1リットル超〜1.5リットル以下」の区分で、自家用乗用車・令和元年(2019年)10月1日以後の初回新規登録の標準税率は年額30,500円。 (グリーン化特例の適用を受けない標準税率) 東京都主税局
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —
リサイクル料金(スズキ公式) 7,820円(リサイクル預託金5,470円、資金管理料金1,930円、情報管理料金290円、フロン類料金0円、エアバッグ類料金130円。2026年5月時点の金額と記載)。 スズキ公式 価格・グレード

自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課税されます。税額の一覧は自動車税の税額表、車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。

グレード選びの目安と購入前チェック

グレード選びの目安(当サイトの整理)

  • XG:最も価格を抑えたグレード(172万7,000円〜)。マイルドハイブリッドはなく、WLTC燃費は2WDで23.4km/L。エアコンはマニュアル、ホイールは15インチのフルホイールキャップ。
  • HYBRID MX:マイルドハイブリッドとフルオートエアコン、16インチアルミを備える中核グレード。5MT車(25.4km/L)を選べるのはこのグレードだけ。
  • HYBRID MZ:最上位。電動パーキングブレーキ、アダプティブハイビームシステム、本革巻ステアリング、ディスプレイオーディオ標準など装備が充実。
  • 雪道や積雪地での使用が多い場合は、各グレードで選べるフルタイム4WD(+165,000円)を検討する。

購入前のチェックリスト

  • 2WDか4WD(+165,000円)か、5MTかCVTかを先に決める(5MTはHYBRID MXのみ)。
  • ナビ・ディスプレイオーディオ・全方位モニターはメーカーオプションの設定が多く、ご注文時に選ぶ必要がある(後からは装着できない)。
  • ボディカラーによって33,000円〜99,000円の追加料金がかかる色がある(公式)。
  • 納期の目安は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。
  • 先代以前のスイフトの中古車も候補にするならスズキ スイフト中古車完全ガイドを参照。

値引き交渉の進め方はスイフト値引き記事にまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. 現行のスイフトはいつ発売されましたか?

4代目の新型スイフトは、CVT車が2023年12月13日、5MT車が2024年1月17日に発売されました(スズキ公式リリース)。

Q. スイフトの価格はいくらですか?

公式の価格・グレードページでは、XGが1,727,000円(2WD)・1,892,000円(4WD)、HYBRID MXが1,922,800円(2WD)・2,087,800円(4WD)、HYBRID MZが2,167,000円(2WD)・2,332,000円(4WD)です(税込、オプション等を除く)。

Q. 5MTは選べますか?

はい。公式の価格・グレードページでは、HYBRID MXの2WD・5MT(1,922,800円)が設定されています。他のグレードはCVTです。

Q. 4WDは選べますか?

3グレードとも、フルタイム4WD・CVTが+165,000円で設定されています(公式価格から計算)。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、スズキ公式のリコール等情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

関連記事

出典と確認状況

この記事は、以下のスズキ公式情報の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:納期の目安、現行モデルの発売後の改良の有無(公式リリースが見つからなかった)、グレード別の装備の全項目(主要な項目のみ掲載)、実燃費、年間維持費、自動車重量税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較、スイフトスポーツの現在の販売状況(公式の価格・グレード一覧には載っていません)。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

アイキャッチ画像: Suzuki Swift Cool Yellow Rev at Tokyo Auto Salon 2023 by Suzuki-Ham, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

コメント

タイトルとURLをコピーしました