水彩絵の具は、「透明」か「不透明」か、チューブか固形か、道具が付いているかで、描き心地も、費用も、向く人も大きく変わります。この記事では、Amazonで実際に販売されている4製品(専門家用の透明水彩、学童用のコンパクトセット、ポリチューブ入りの12色、固形48色)を、Amazon商品ページの表示(2026年10月3日時点)で比較しました。色数・容量・成分はすべて商品ページの記載値です。本記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト)を含みます。なお、絵の具は食べ物ではありません。
【PR・広告表示】この記事には、Amazonアソシエイト・プログラムのリンクが含まれます。当メディアは、適格販売により収入を得ています。掲載順や評価は、報酬の有無では決めていません。
🎨 詳しいスペックを比較してみました(2026年10月3日時点)
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| 製品名 | タイプ | 色数 | 容量・形態 | 成分(商品ページ記載) | 原産国 | 価格(Amazon) | 評価(件数) | 1色あたり価格 | 1mlあたり価格 | Amazon |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ホルベイン 透明水彩絵具 W401 5ml 12色セット 3401 | 透明水彩(専門家用)・チューブ | 12色 | 5ml(2号)×12本=計60ml(絵の具のみ) | 顔料、アラビアゴム | 日本 | ¥2,414 | 4.5(3,371件) | 約201円 | 約40円 | Amazonで見る |
| サクラクレパス 絵の具セット コンパクト 水彩セット(ブルーグレー)EWZ-A1#40 | 学童用マット水彩・チューブ+道具一式 | 12色 | 12ml×12本=計144ml(パレット・筆2本・筆洗等を含むセット) | 開示なし(絵の具の成分欄は未確認) | 日本 | ¥2,440 | 4.5(1,092件) | 約203円(道具込み) | 約17円(道具込み) | Amazonで見る |
| ぺんてる 絵の具 エフ水彩 ポリチューブ入り 12色セット WFC12AMZ(Amazon.co.jp限定パッケージ) | ポリチューブ入り・学童向け(単品セット) | 12色 | 容量の記載なし(本体248×106×21mm・365g) | 顔料・体質顔料・水溶性糊料・安定剤・水 | 日本 | ¥891 | 4.6(4,454件) | 約74円 | 算出不可(容量不明) | Amazonで見る |
| Shuttle Art 固形水彩絵具 48色セット(ブラシ付き) | 固形水彩・携帯用ケース(蓋の内側がパレット) | 48色 | 商品体積10ml(表記)、重量0.84ポンド(約380g) | 開示なし | 開示なし | ¥2,099 | 4.0(3,640件) | 約44円 | 算出不可 | Amazonで見る |
価格・評価・レビュー件数はセールやタイミング、選んだ色・セット内容によって変動します。仕様はすべて各Amazon商品ページの記載を転記したもので、「開示なし」「算出不可」は、確認できた範囲で商品ページに記載が見当たらなかった項目です。「1色あたり価格」は価格÷色数、「1mlあたり価格」は価格÷(1本の容量×色数)の概算で、サクラクレパスは道具類(パレット・筆等)を含む価格のため、絵の具だけの単価とは異なります。購入前には必ずリンク先で最新価格・仕様をご確認ください。
💡 この記事の比較基準:水彩絵の具選びの軸は「透明か不透明か」「容量と1mlあたり価格」「道具が付いているか」「成分の開示」の4つです。そこで、構造と用途の異なる4製品を選びました。「評価が高い順」の紹介ではなく、すべての製品を網羅したものでもありません。
技術解説:透明水彩・不透明水彩(マット水彩)・固形水彩の違い
透明水彩は、顔料と、結合剤(接着の役目をする材料)のアラビアゴムを練り合わせたもので、水で薄めて紙の白さを生かしながら塗り重ねていく絵の具です(一般論)。ホルベインの商品ページには、素材として「顔料、アラビアゴム」、メーカー説明に「専門家用透明水彩絵具」「透明度が高くさまざまな水彩技法が効果的に表現でき」「優れた耐光性により退色も少ない」とあります。1946年に発売されて以来の製品であるとも書かれています。
不透明水彩は、下の色を覆い隠しやすい水彩で、学校の授業で広く使われています(一般論)。サクラクレパスの「マット水彩」について、商品ページのメーカー説明は、「水を多くして薄く溶くと透明水彩絵の具のように使えて、水を少なくして濃く溶くと不透明絵の具のようにも使える」「失敗した箇所は絵の具を塗り重ねて直すことができる」と説明しています。つまり、完全な不透明ではなく、水の量で表情を変えられる学童向けの設計です。ぺんてるのエフ水彩は、商品ページに「顔料・体質顔料・水溶性糊料・安定剤・水」と書かれています。体質顔料は、絵の具の性質を整えるために加える材料の一つとされます(一般論)。
固形水彩は、絵の具を小さな皿(パン)に固めたタイプで、水を含ませた筆で直接溶かして使います。チューブから絞り出す手間がなく、携帯や片付けがしやすいという説明が一般的です(一般論)。Shuttle Artの商品ページには、「チューブから出す手間が無いため手も汚れにくく、思い立った時にすぐ使える」「透明のふたの内側はパレットとして付けます」とあります。
耐光性は、光に当たったときの色あせにくさの目安です。ホルベインの商品ページには「優れた耐光性により退色も少ない」という説明がありますが、等級や数値は確認できませんでした。他の3製品でも、耐光性に関する記載は、確認できた範囲では見当たりませんでした。展示用の作品を描く場合は、メーカーの色見本表や公式情報でご確認ください。
情報開示格差:どこまで書いてあるか
原産国は、ホルベイン(日本)、サクラクレパス(日本)、ぺんてる(日本)の3製品で確認できましたが、Shuttle Artは確認できませんでした。成分は、ホルベイン(顔料・アラビアゴム)とぺんてる(顔料・体質顔料・水溶性糊料・安定剤・水)が書かれ、サクラクレパスとShuttle Artの商品ページでは、絵の具の成分欄を確認できませんでした。
容量の開示が最も分かりやすいのは、ホルベイン(5ml・2号)とサクラクレパス(12色・12ml)です。ぺんてるは、本体サイズ(248×106×21mm)と重さ(365g)は書かれていますが、チューブ1本あたりの容量が確認できません。Shuttle Artは、「商品体積10ml」(表記)という値はあるものの、固形の絵の具の量なのか、セット全体の体積なのかが分かりません。重さは「0.84ポンド」(約380g)と記載されています。
また、商品ページ内の表記ゆれもありました。Shuttle Artは、商品名に「ブラシ13本」とありながら、同梱品の欄は「ペイントブラシ10本、ミキシングパレット1点、スポンジ1点…」と書かれ、概要欄には「11 Piece Set」とあります。購入前に、セット内容を確認してください。また、乾燥時間の欄の値(ホルベイン0.25、サクラクレパス2、Shuttle Art 1)は、単位や条件が不明で、比較には使えません。
独自コスパ指標:「1色あたり価格」と「1mlあたり価格」
1色あたり価格は、Shuttle Art 48色が¥2,099÷48=約44円、ぺんてる12色が¥891÷12=約74円、ホルベイン12色が¥2,414÷12=約201円、サクラクレパス12色セットが¥2,440÷12=約203円です。ただし、色数が多い=お得とは限らず、絵の具1色の量が違います。
そこで1mlあたり価格を比べると、ホルベインは5ml×12色=60mlで¥2,414÷60=約40円/ml、サクラクレパスは12ml×12色=144mlで¥2,440÷144=約17円/ml(ただし、パレット・筆2本・筆洗・スポンジ込みの価格)です。ここから読み取れる発見が2つあります。第1に、サクラクレパスは、道具一式が含まれているのに、絵の具だけのホルベインより1mlあたりの単価が約2.4倍安いことです。第2に、ホルベインは、専門家用の透明水彩という性質に、単価の高さが見合うかどうかを、描く人の目的で判断する必要があります。専門家向けの発色・耐光性・透明感にお金をかけるタイプです。
価格×評価×レビュー件数のバランス
- ホルベイン 透明水彩12色(5ml):評価4.5、レビュー3,371件。星5つ67%、星1つ1%。「過去1か月で200点以上購入されました」と表示され、「絵具」カテゴリのAmazon売れ筋ランキングは14位(表示時点)です。ただし、同ページの12色〜60色の6つのバリエーションで、レビュー件数が共通(3,371件)になっているため、12色単体の実績とは限りません。AI要約では、発色と描きやすさ、初心者にも使いやすいという声が好評な一方、「混色しないなら色数が欲しかった」という意見もあります。
- サクラクレパス コンパクト水彩セット:評価4.5、レビュー1,092件。星5つ68%、星1つ1%。「過去1か月で500点以上購入されました」、「子ども用画材セット」カテゴリで1位(表示時点)です。AI要約では、品質とコスパ、筆の質、小学校の絵に使いやすいこと、コンパクトで持ち運びに便利なことが好評です。
- ぺんてる エフ水彩12色:評価4.6(4製品で最高)、レビュー4,454件(4製品で最多)。星5つ72%、星1つ1%。「過去1か月で400点以上購入されました」、「絵具」カテゴリ12位(表示時点)です。AI要約では、価格が手頃、発色が良い、ワンタッチキャップが使いやすい、パレットに色が残りにくい、という声が好評な一方、耐久性については不満の声が多く見られるとされています。なお、AI要約はこの製品を「水彩ペン」と呼んでおり、他の商品のレビューを含んでいる可能性があります。
- Shuttle Art 固形48色:評価4.0(4製品で最低)、レビュー3,640件。星5つ49%に対し、星2つ8%、星1つ5%と、低評価の割合が13%と4製品で最も高めです。AI要約では、色が豊富で発色が良い、初心者にも十分、気軽に描けるという声が好評な一方、新品のはずなのに絵の具に欠けがあるという指摘も紹介されています。
製品間のトレードオフを正直に書く
- ホルベインの専門性 vs 単価と色数:専門家用の透明水彩で、耐光性もうたわれていますが、1mlあたり約40円と最も高めで、12色セットには筆・パレットが含まれていません。
- サクラクレパスの手軽さ・コスパ vs 専門性:授業で必要な道具が揃い、単価も安い一方、本格的な透明水彩を求める人には、向かない可能性があります(学童用の設計であるため)。
- ぺんてるの価格・実績 vs 容量の不明と耐久性の意見:¥891で買いやすく、評価も高いのですが、容量が確認できず、耐久性には不満の声も出ています。
- Shuttle Artの色数・携帯性 vs 開示の少なさ・低評価の割合:48色で1色あたり約44円と最安ですが、原産国・成分が確認できず、セット内容の表記ゆれ、欠けの指摘があります。
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お子さまが使う場合・使うときの一般的な注意
絵の具や筆洗の水を口に入れないよう、お子さまが使うときは、保護者の目の届くところで使ってください(一般論)。誤って口に入れた場合や、目に入った場合は、取扱説明書や容器の表示にしたがい、必要に応じて医療機関に相談してください。作業中は、衣類・机・床の汚れ対策をして、使用後は手をよく洗ってください。Shuttle Artの商品ページには、「ASTM D4236とEN71安全規格に適している」「3歳以上の子どもも使用できる」という記載がありますが、販売者の記載であり、本記事で確認したものではありません。年齢の目安や使い方は、各商品の表示にしたがってください。
まとめ
専門家用の透明水彩を試したい大人にはホルベイン、小学校の授業用に道具一式を揃えるならサクラクレパス、単色の補充や低価格重視ならぺんてる、携帯性と色数を重視するならShuttle Artの固形、という整理です。水彩絵の具は、色数よりも「透明か不透明か」「容量」「道具の有無」で選ぶと、使い始めてからの後悔が少なくなります。価格・在庫・レビュー件数は日々変動するため、購入前には必ず各Amazon商品ページで最新情報をご確認ください。
アイキャッチ画像: "Aquarellkasten Pinsel.jpg" (Wikimedia Commons, 撮影: 100wass, CC BY-SA 4.0。本文で比較した製品とは関係のない、水彩絵の具(固形水彩の携帯用パレット)のイメージ写真です)

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