スズキ エブリイワゴン完全ガイド【2026年10月版】|価格・グレード・装備・諸元・安全装備

スズキ「エブリイワゴン」は、後席の両側スライドドアと広い室内(室内長2,240mm)が特徴の軽乗用ワゴンです。スズキの公式ニュースリリースによると、2024年2月27日にCVT車が新設定され、2026年5月8日にはフロントデザインの刷新、デュアルセンサーブレーキサポートIIやアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]の採用、全方位モニター付9インチメモリーナビゲーション(メーカーオプション)の設定などを行った一部仕様変更モデルが発売されました。公式サイト(2026/10/07確認)に載っているグレードは「PZターボ」と「PZターボスペシャル」の2つで、価格は2,019,600円〜2,264,900円(標準ルーフ・ハイルーフ、2WD・4WD合計8通り)です。この記事では、スズキの公式サイト・ニュースリリース・主要諸元表で確認できた内容だけを使い、価格、グレードの違い、パワートレインと燃費、安全装備、沿革、税金の見方をまとめます。

📌 この記事について
2026/10/07時点のメーカー公式情報をもとに、現行の内容で全面的に作り直しました。以前の版は2024年当時の情報と、公式情報で確認できない記述(利用者の感想・実燃費・維持費や下取り額の具体額など)を含んでいたため、公式で裏付けの取れた内容だけを載せています。価格や装備は変更されることがあるため、購入前に必ず最新の公式情報と販売店の見積りで確認してください。

エブリイワゴンのグレードと価格

2026年5月8日のスズキの公式ニュースリリースに載っているメーカー希望小売価格(消費税10%込み)です。エンジンは0.66Lのターボ、変速機はCVT、2WDは後輪駆動、4WDは電子制御式パートタイム4WDです。

グレード ルーフ形状 2WD(CVT) 4WD(CVT)
PZターボ 標準ルーフ 2,019,600円 2,173,600円
PZターボ ハイルーフ 2,037,200円 2,191,200円
PZターボスペシャル 標準ルーフ 2,093,300円 2,247,300円
PZターボスペシャル ハイルーフ 2,110,900円 2,264,900円

公式リリースに載っているメーカーオプション(消費税10%込み)は次のとおりです。

オプション名 設定機種 価格
全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機 全車 201,300円
マジェスティックディープグレーパールメタリック塗装車 全車 27,500円
パールホワイト塗装車 全車 27,500円

※価格にはリサイクル料金(公式の環境情報では9,000円。2026年5月時点)、保険料、税金(消費税を除く)、届出等に伴う費用は含まれません。メーカー希望小売価格はスペアタイヤ(応急用)・ジャッキ付の価格です。ナビゲーションの内容は、9インチHDディスプレイのメモリーナビゲーション(フルセグTV・スマートフォン連携機能付)、全方位モニター用カメラ[フロント/サイド/バック]、HDMIソケット、スズキコネクト対応通信機・SOSボタンなどです。福祉車両「エブリイワゴン 車いす移動車」は別設定(2WD 2,336,000円、4WD 2,476,000円、消費税非課税)です。

2024年2月27日の公式リリースと2026年5月8日の公式リリースの価格を比べると、次のとおりです。なお、この間に装備が追加・変更されています(沿革の項参照)。

グレード・仕様 2024年2月 2026年5月(現行) 差額
PZターボ 標準ルーフ 2WD 1,838,100円 2,019,600円 +181,500円
PZターボ 標準ルーフ 4WD 1,992,100円 2,173,600円 +181,500円
PZターボスペシャル 標準ルーフ 2WD 1,911,800円 2,093,300円 +181,500円
PZターボスペシャル ハイルーフ 4WD 2,083,400円 2,264,900円 +181,500円

※差額は上の2つの公式リリースの価格の比較です。途中の価格改定の経緯は確認していません。

グレードの違い(公式の装備表から)

公式の装備・諸元表(PDF)(主要装備表)で、PZターボスペシャルとPZターボを見比べた結果です。安全装備・主要な快適装備・外装の大半は両グレードに共通で、違いは主に後席スライドドアまわりです。

項目 PZターボスペシャル PZターボ
後席スライドドア 左右ともワンアクションパワースライドドア(挟み込み防止機構付)、ワンアクションスイッチ、予約ロック機能 左側のみワンアクションパワースライドドア・ワンアクションスイッチ・予約ロック機能(右側は設定なし)
電動オートステップ(後席左側) 標準 設定なし
安全装備 全車共通(次項参照) 全車共通(次項参照)
共通の主な快適装備 フルオートエアコン、運転席シートヒーター、ステアリングヒーター(新設定)、キーレスプッシュスタートシステム、6スピーカー、USB電源ソケット[Type-A/Type-C]、本革巻ステアリングホイール、デジタルスピードメーター、14インチアルミホイール(165/60R14)、LEDヘッドランプ・LEDフロントフォグランプ 同左

※上の表は、公式の装備表の標準装備(青色表示)とメーカーオプション(黄色表示)の有無を、当サイトが読みやすく整理したものです。全方位モニター付メモリーナビゲーションは両グレードともメーカーオプション(201,300円)です。公式の注記によると、エブリイワゴンは全車、寒冷地での使用を考慮した仕様です。

パワートレインと諸元・WLTC燃費

公式の主要諸元表(PDF)(2026年5月現在)の内容です。

項目 内容
全長×全幅×全高×ホイールベース 3,395×1,475×1,815mm(標準ルーフ)/1,910mm(ハイルーフ)×2,430mm
乗車定員/最小回転半径 4名/4.5m
室内寸法(社内測定値) 長さ2,240×幅1,355mm×高さ1,315mm(標準ルーフ)/1,420mm(ハイルーフ)
車両型式/エンジン スズキ・3BA-DA18W/R06A型 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ 0.658L(DOHC12バルブVVT)
最高出力/最大トルク 47kW(64PS)/6,000rpm/95N・m(9.7kgf・m)/3,000rpm
燃料/燃料タンク 無鉛レギュラーガソリン/37L
トランスミッション/駆動方式 CVT/2WD(後輪駆動)または電子制御式パートタイム4WD
車両重量 PZターボスペシャル:2WD 1,000kg、4WD 1,050kg。PZターボ:2WD 980kg、4WD 1,030kg
サスペンション/タイヤ 前:マクファーソンストラット式/後:I.T.L.式(コイルスプリング)/165/60R14

WLTCモード燃費(国土交通省審査値)は、全グレード・2WD/4WDとも15.1km/L(市街地13.0km/L、郊外16.1km/L、高速道路15.5km/L)、CO2排出量は154g/kmです。

※燃料消費率は定められた試験条件での値で、使用環境や運転方法で変わります。公式の注記によると、電子制御式パートタイム4WD車は、舗装路では2WDで走行してください。

安全装備

公式の装備表で、PZターボスペシャル・PZターボの両方に標準装備と示されている主な安全装備です(作動には条件と限界があります)。2026年5月8日の一部仕様変更で、ACC・パーキングセンサー・車線逸脱抑制機能などが追加されました(公式リリース)。

  • 衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」、誤発進抑制機能(前進・後退)、低速時ブレーキサポート(前進・後退)
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]、車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制機能、ふらつき警報機能、発進お知らせ機能[先行車・信号切り替わり]
  • パーキングセンサー(フロント・リヤ)、標識認識機能[車両進入禁止・はみ出し通行禁止・最高速度・一時停止・転回禁止・赤信号]、ハイビームアシスト
  • ESP、4輪ABS[EBD・ブレーキアシスト付]、ヒルホールドコントロール、ぬかるみ脱出アシスト、エマージェンシーストップシグナル、リヤシートリマインダー
  • 運転席・助手席SRSエアバッグ、i-Size/ISOFIXチャイルドシート対応取付装置(後席2名分)、イモビライザー、セキュリティアラームシステム

※公式リリースによると、エブリイ・エブリイワゴンは「サポカーS ワイド」、国土交通省の「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。公式の装備表のエアバッグ欄には運転席・助手席SRSエアバッグが記載されており、サイド・カーテンエアバッグの記載はありません。運転支援機能は運転者の判断を補助するもので、あらゆる状況で作動するものではありません。

エブリイワゴンの沿革(スズキの公式ニュースリリース)

年月日 内容(要約) 出典
2024年2月27日 一部仕様変更を発売。CVT車を新設定し燃費性能・静粛性を向上。CVT車に電子制御式4WD(「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3モード)とぬかるみ脱出アシストを採用。新色「デニムブルーメタリック」「モスグレーメタリック」。エブリイワゴンはLEDヘッドランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー[リモート格納機能付]、助手席シートバックテーブル、本革巻ステアリングホイールを全車標準装備に。 スズキ公式リリース(2024年2月27日)
2026年5月8日 一部仕様変更を発売。力強さと上質感をテーマにフロントデザインを刷新、インテリアは黒基調に。デジタルスピードメーター、全方位モニター付9インチメモリーナビゲーション(メーカーオプション)を採用。デュアルセンサーブレーキサポートII、ACC[全車速追従機能付]、パーキングセンサー(フロント・リヤ)、車線逸脱抑制機能を採用し、スズキコネクトに対応。新色「マジェスティックディープグレーパールメタリック」、ステアリングヒーター、ワンアクションパワースライドドアの予約ロック機能を採用。 スズキ公式リリース(2026年5月8日)

※上の表は、当サイトが確認できた公式情報に限っています。現行モデルの発売開始時期(2015年のフルモデルチェンジなど)は今回確認していません。

税金・諸費用で公式に確認できること

維持費の総額は、保険料・走行距離・地域などで大きく変わるため、この記事では具体的な年間維持費は載せません。公的な情報で確認できる範囲は次のとおりです。

項目 内容 出典
軽自動車税(種別割) 四輪以上の軽乗用・自家用の標準税率は年額10,800円(平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽四輪車)。最初の新規検査から13年を経過した場合は12,900円(総務省の案内)。市区町村税のため、実際の税額と納付は市区町村で確認してください。 総務省
自動車税環境性能割 令和8年(2026年)3月31日をもって廃止(東京都主税局の案内)。 東京都主税局
自動車重量税・リサイクル料金・諸費用 車両重量・登録時期・グレードで変わるため、具体額はこの記事では載せません。見積書で確認してください。 —

車検費用の全体像は普通車の車検費用の記事で整理しています。

購入前チェック

  • 2グレードともターボ・CVT・4人乗り。迷うポイントは、後席右側のワンアクションパワースライドドアと電動オートステップ(後席左側)が付くスペシャルか、価格を抑えたPZターボか(差額は73,700円、公式価格の比較)。
  • 標準ルーフとハイルーフで、全高(1,815mm/1,910mm)と室内高(1,315mm/1,420mm)、価格(17,600円差)が違う。立体駐車場などの高さ制限は必ず確認する。
  • 4WDは電子制御式パートタイム4WD。2WDとの価格差は154,000円で、舗装路では2WDで走行する注意書きがある。
  • 全方位モニター付ナビは201,300円のメーカーオプション。ナビ接続機能付USBソケットはType-Aに変更される(公式の注記)。
  • エアバッグの装備範囲は、公式の装備表(運転席・助手席SRSエアバッグの記載)で確認する。
  • 納期の目処は、販売店で最新の状況を確認する(この記事では確認できていません)。
  • 中古車も候補にするならスズキ エブリイワゴン中古車完全ガイドを参照。
  • 下取り車がある場合は、複数の査定を取って比較する(車売却の基本)。

値引き交渉の進め方はエブリイワゴン値引き情報に、購入・売却の流れはエブリイワゴン購入・売却ガイドにまとめています。値引き額や相場は店舗・時期で大きく変わるため、この記事では金額を示しません。

よくある質問

Q. エブリイワゴンは今も新車で買えますか?

スズキ公式サイトにエブリイワゴンが掲載されており、2026年5月8日に一部仕様変更モデルが発売されています(価格2,019,600円〜2,264,900円、2026年10月7日確認)。

Q. エブリイワゴンの燃費は?

公式のWLTCモード燃費は、全グレード15.1km/L(2WD・4WDとも)です。使用環境や運転方法で実際の燃費は変わります。

Q. PZターボとPZターボスペシャルの違いは?

公式の装備表では、スペシャルは後席の左右にワンアクションパワースライドドアとワンアクションスイッチ、予約ロック機能、電動オートステップ(後席左側)を備えます。PZターボは後席左側のみです。価格差は73,700円です。

Q. 2026年5月の仕様変更で何が変わりましたか?

公式リリースによると、フロントデザインの刷新、デジタルスピードメーター、全方位モニター付9インチメモリーナビゲーション(メーカーオプション)、デュアルセンサーブレーキサポートII、ACC[全車速追従機能付]、パーキングセンサー、車線逸脱抑制機能、ステアリングヒーター、スズキコネクト対応などです。

Q. 環境性能割はかかりますか?

東京都主税局の案内によると、自動車税環境性能割は2026年3月31日で廃止されています。軽自動車税(種別割)や自動車重量税は引き続きかかります。

Q. 自分の車がリコールの対象か調べるには?

車台番号を用意して、スズキ公式のリコール等情報で確認できます。国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも検索できます。

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出典と確認状況

この記事は、以下の公式情報等の記載(2026/10/07確認)にもとづいています。価格・グレード・装備は変更されることがあります。購入前に、最新情報を公式サイトと販売店でご確認ください。

この記事で確認できなかった点:現行モデルの発売開始時期と過去の価格改定の経緯、サイド・カーテンエアバッグの有無(公式の装備表に記載なし)、新車の納期・受注状況、実燃費、年間維持費、自動車重量税・軽自動車税の具体額、下取り相場、他社競合車との価格比較。これらは公式情報で裏付けが取れていないため、本文には載せていません。

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