緊急自動ブレーキ徹底解説!50%近くの人が誤解していたこと・・・

採用されているメカニズムによって価格と効果が大きく変わります。
万が一の時に頼りになる「緊急自動ブレーキシステム」は、売れ筋車種の大半に採用されています。
ですが、その種類は様々あって事故防止の効果も異なります。
ここではそういった複数ある緊急ブレーキシステムについてまとめていきます。
サイトで紹介している内容
頼り過ぎは要注意!交通事故の被害を軽減する装置
緊急ブレーキシステムの認知度は?
JAF(日本自動車連盟)が3万5000人以上を対象にアンケート調査を行ったところ
97%の人が「知っている」と回答
そのうち
45%が「自動で勝手にブレーキをかってにかけてくれる装置」と誤解していることが判明。
基本性能は衝突被害の軽減が本当の所で、勝手にブレーキをかける装置ばかりではありません。
安全な運転を支援するシステムなので過信はアブナイ!
「今後新車を買うなら、緊急自動ブレーキの装備されたクルマを選びたい」と考える人は多いでしょう。
実際の所、販売ランキング上位に入る車種を見ると大半は緊急ブレーキが採用されていて、エコカー減税と併せて緊急自動ブレーキは“売れるクルマの条件”になっています。
緊急自動ブレーキは2010年頃から普及を普及を開始していて、このシステムを搭載したクルマを求める人が古いクルマから買い替えるメリットにもなっています。
ドライバーの高齢化もあいまって、年を追うごとに緊急ブレーキの必要性が高まっている。
ですが、緊急ブレーキにはそのメカニズムによって複数のタイプがあり、事故防止の効果などによって価格が異なります。
基本的に緊急ブレーキは前方の車両を検知しますが、歩行者や自転車になると対応が異なり、作動する速度の上限も変ります。
安全の事を考えると、より高度なシステムをを装備して事故防止の効果や性能が高いものを選びたい所。
ですが、イン急ブレーキシステムは衝突の回避や被害の軽減を支援する装置にすぎない一種の保険ですので、たとえ緊急ブレーキ搭載車に乗っていても注意深く運転することは当然のことです。
緊急ブレーキシステムは補助的な物だということを理解していただけたと思いますので、この先でどのようなシステムがあるか見ていきましょう。
緊急ブレーキシステムの安全効果
緊急ブレーキで分れる性能
歩行者や自転車の検知
歩行者や自転車を運転中の人が自動車との交通事故にあうことも多いもので、そういった歩行者や自転車を感知するにはカメラが必要になる。
緊急ブレーキで分れる性能
作動速度の制限
緊急ブレーキシステムはメカニズムによって作動する速度の上限に違いがあります。
時速80km、時速50km、時速30kmという制限がタイプよってありますので注意が必要です。
ここでのまとめ
どのタイプでも車両は検知しますが、歩行者や自転車はセンサーによって反応が違います。
緊急ブレーキは赤外線レーザー、ミリ波レーダー、カメラなどをセンサーに使って対象物を認識する。そして危険が生じる警報を発したり、ドライバーが回避行動をしない時は緊急自動ブレーキを作動させたりします。
どのセンサーも前方を走る車両は検知しますが、歩行者や自転車はカメラを使った映像検知処理でないと今の所処理できない。
こういった機能の違いを知っておきましょう。
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