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高速道路で事故や故障などのトラブルに遭った時の対処法

高速道路で事故や故障などのトラブルに遭ったとき、安全のために何をする必要があるのかという情報を紹介します。

高速道路で発生しやすい二次被害

高速道路では事故や故障で車が走れなくなった際、後続車に追突される事故が多発しています。
高速道路では一般道よりも遥かに早い速度を出している為、急ブレーキをかけても車はすぐには止まれません。

高速道路で一般的な制限速度である100km/hで走行していた場合、
空走距離:28m
制動距離:56m
となり、合計で84mの停止距離となります。

特に天候が悪い日や、トンネルやカーブなど見通しが悪い場所は、停車中の車両や外に出ている人の発見が遅れてしまうため、ブレーキを踏んでも間に合わない可能性が高いのです。

高速道路で事故や故障した際にすべきこと

1.車を安全な場所に移動

故障が発覚し、まだある程度走行できそうな場合は急停車しないで、ハザードランプを点灯して徐々に減速して後続車の追突を防ぎましょう。
停車する場所は非常駐車帯や路肩などの、出来るだけ広い場所を選ぶと良いでしょう。

2.周囲に事故を知らせて避難する

同乗者をガードレールの外で車の後方に避難させ、そのまま車内に残っていると追突されてしまう可能性があります。
また、車の前方は追突事故の際に巻き込まれる可能性がある為、車の後方に移動するのが望ましいです。
ドライバーの人は発煙筒や停止表示器材などを、車の50m後方に設置して後続車の追突を防ぎましょう。

距離の計算には白線が便利です。
白線8m
空白区間12m
1セット合計20m

3.安全な場所から救援依頼を出す

発煙筒や停止表示器材などを設置できたら、ドライバーの人も速やかに安全な場所まで退避します。安全を確保できたら非常電話や携帯電話で救援依頼を出します。
救援依頼を出す際に路肩のキロポストの数字を確認して伝えましょう。

無事に救援された後は事故車・故障車の処分が必要になりますので、保険会社やJAFなどのロードサービスに連絡して対応しましょう。

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