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エンジンオイル交換とは
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑・冷却・清浄・密封・防錆という5つの役割を担う消耗品です。使用とともに劣化・汚損が進むため、定期的な交換が必要になります。交換時期の目安や点検方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
この記事では、自分でオイル交換を行う場合に必要な工具・用品と、大まかな作業の流れ、参考になる動画を紹介します。
必要なもの
- 新しいエンジンオイル: 車種指定の粘度(0W-20など)・規格に合ったオイルを必要量用意します。銘柄選びのポイントは以下の記事も参考にしてください。
エンジンオイルおすすめ比較・ホイールベアリングの点検ポイントはこちら - オイルフィルター(エレメント): オイル交換の都度、もしくは2回に1回など車種指定のサイクルで交換します。
- オイルフィルターレンチ: 固着したフィルターを外すのに必須です。3爪式・カップ型・バンド型などタイプがあり、車種のフィルター形状に合わせて選ぶ必要があります。
オイルフィルターレンチおすすめ比較はこちら - フロアジャッキ・カースロープ: ドレンボルトやオイルフィルターは車体下部にあるため、車高を上げる必要があります。車高の低い車にはカースロープが使いやすい場合もあります。
フロアジャッキおすすめ比較はこちら / カースロープおすすめ比較はこちら - トルクレンチ: ドレンボルトは締めすぎるとオイルパンのネジ山を傷める原因になります。規定トルクでの締結が安心です。
トルクレンチおすすめ比較はこちら - 廃油処理パック・廃油処理箱: 抜いた古いオイルは絶対に下水や土に捨てず、吸収材入りの廃油処理パックに入れるか、購入店・ガソリンスタンドなどの回収を利用してください。
廃油処理パックの製品紹介はこちら - オイルジョッキ(オイルフィラーファンネル): 新油をオイルフィラーの口へこぼさず注ぐために使います。
Amazonでオイルジョッキを見る - メカニッククリーパー(整備用寝板): 車体下に潜る作業が続くため、あると体への負担が軽減されます。
メカニッククリーパーおすすめ比較はこちら - 使い捨て手袋・ウエス: オイル汚れ対策に用意しておくと安心です。
作業手順の概要(下抜きの場合)
オイル交換には車体下部のドレンボルトから抜く「下抜き」と、レベルゲージの管からポンプで吸い上げる「上抜き」があります。ここでは基本となる下抜きの流れを紹介します。詳しい手順・注意点はこちらの記事も参考にしてください。
- エンジンを数分暖機し、オイルの粘度を下げて抜けやすくする
- 輪止めをして、車体をジャッキアップ・ジャッキスタンド(またはカースロープ)で支持する
- オイルパン下に廃油処理パックを置き、ドレンボルトを緩めて古いオイルを抜く
- ドレンボルトのワッシャー(パッキン)を新品に交換し、規定トルクで締結する
- オイルフィルターレンチで古いフィルターを外し、新しいフィルターのパッキンに薄くオイルを塗ってから規定トルクで取り付ける
- オイルフィラーキャップを開け、オイルジョッキを使って規定量の新油を注油する
- レベルゲージで油量を確認し、オイルフィラーキャップを閉める
- エンジンをかけ、油圧警告灯が消えることを確認。数分後にエンジンを止め、再度レベルゲージで量を確認する
- 試運転後、ドレンボルト・フィルター周りからのオイル漏れがないか再確認する
参考動画
カー用品店の公式解説動画と、整備士による詳しい実演動画をあわせて紹介します。
参考動画: 「「聞いてみよう!カーケアのこと」オイル交換篇」(オートバックス)
参考動画: 「プロによるオイル交換作業を徹底解説します!」(モリモトシンヤ)
DIYが向かない・注意が必要なケース
- 車体をジャッキアップした状態での作業に不安がある場合(ジャッキスタンドを必ず併用し、ジャッキだけで身体を入れるのは絶対に避けてください)
- 廃油の保管・処分方法に困る場合(自治体によっては可燃ゴミとして出せない場合があるため、購入店やガソリンスタンドでの引き取りを利用すると安心です)
- ハイブリッド車・輸入車などオイル量や規定トルクの確認が難しい場合
- ドレンボルトやフィルターが固着して外れない場合(無理に力をかけるとオイルパンやフィルターハウジングを破損する恐れがあります)
よくある質問
Q. オイル交換の時期・距離の目安は?
A. 車種・オイルの種類(鉱物油/化学合成油)・使用条件によって異なります。目安はこちらの記事で詳しく解説しています。
Q. オイルの粘度(0W-20など)はどう選べばいい?
A. 基本は車の取扱説明書に記載された指定粘度・規格に従ってください。選び方のポイントはこちらの記事もあわせてご覧ください。
Q. 古いオイルはどう処分すればいい?
A. 下水や土への廃棄は法律で禁止されています。廃油処理パックで可燃ゴミとして処分できる製品を使うか、購入店・カー用品店・ガソリンスタンドでの回収を利用してください。
アイキャッチ画像: “Draining motor oil” by Dvortygirl, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons(出典)


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