トヨタ新型エスティマ大幅改良【改良の魅力ポイントまとめ】

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出典¥:http://toyota.jp/estima/gallery/

箱形 ミニバンが人気を伸ばす中、タマゴ型ボディのコンセプトを守り続けるスタイルのエスティマですが、今回の大幅マイナーチェンジでよりその特徴に磨きがかかっています。
ここではエスティマが改良された魅力ポイントをまとめていきたいと思います。

改良の魅力ポイント

・ハンドリングの雑味を解消したパフォーマンスダンパー。
・99%UVカットガラスを全面に採用。
・全車に標準装備されたトヨタセーフティセンスC。
・眼力のあるトヨタ最新デザインのエクステリア。
・質感の高まったインテリアデザインでソフトパッドやステッチの向上。

改良点のクイックチェック

・足元がひろい3列目シートですが、収納性を確保するために小ぶりの設計。
・2列目はキャプテンシートでオットマンが備わり、前後に加えて左右に動く。
・先進的なイメージのアエラスのホワイトインテリア
・緊急自動ブレーキは廉価使用は全車に標準装備。
・プレミアGには3列目シートの電動格納機能が標準装備。
・ガソリン車は225/50R18タイヤを全車装着。

新車グレード価格表

エスティマ

グレード名 新車価格 発売日 燃費
AERAS (8人乗り) 327万円 2016.6.6 11.6 km/L
AERAS (7人乗り) 331万円 2016.6.6 11.4 km/L
AERAS PREMIUM 340万円 2016.6.6 11.4 km/L
AERAS 4WD (8人乗り) 348万円 2016.6.6 11.2 km/L
AERAS SMART 351万円 2016.6.6 11.4 km/L
AERAS 4WD (7人乗り) 352万円 2016.6.6 11.2 km/L
AERAS PREMIUM 4WD 361万円 2016.6.6 11.2 km/L
AERAS PREMIUM-G 370万円 2016.6.6 11.4 km/L
AERAS SMART 4WD 373万円 2016.6.6 11.2 km/L
AERAS PREMIUM-G 4WD 391万円 2016.6.6 11.2 km/L

ハイブリッド

グレード名 新車価格 発売日 燃費
AERAS (8人乗り) 431万円 2016.6.6 18.0 km/L
AERAS (7人乗り) 435万円 2016.6.6 18.0 km/L
AERAS PREMIUM 439万円 2016.6.6 18.0 km/L
AERAS SMART 453万円 2016.6.6 18.0 km/L
AERAS PREMIUM-G 492万円 2016.6.6 18.0 km/L

 

諸元表アエラス
プレミアG
ハイブリッド
アエラス
スマート
車両定員(人)77
トランスミッションCVT電気式無段変速
全長×全幅×全高(mm)4820×1810×17454820×1810×1760
室内長×室内幅×室内高(mm)3010×1580×1255
ホイールベース(mm)2950
最低地上高(mm)160
車両重量(kg)17801990
最小旋回半径(m)5.95.7
エンジン種類直4DOHC直4DOHC+モーター
排気量(cc)2362
エンジン最高出力(馬力/回転)170/6000150/6000
エンジン最大トルク(kg-m/回転)22.8/400019.4/4000
モーター最高出力(馬力/回転)-143
モーター 最大トルク(kg-m/回転)-13.3
動力用電池-ニッケル水素
JC08モード燃費(km/ℓ)11.418.0
使用燃料レギュラー
サスペンション 前-後マクファーソントラット・トーションビーム
ブレーキ 前-後ベンチレーテッドディスク・ディスク

 

意表を突く3度目のマイナーチェンジ!

全面UVカット採用などカジュアルさを取り入れたりなど、質感の分りやすい内外装以外には運転してみると質的な変化がよくわかります。
多くの方が3度目の改良は無いと思っていた所のマイナーチェンジは驚きがあったのではないでしょうか?
内部的にはV6エンジンの廃止以外にパワートレーンに変化はありませんが、サスペンションの改良と上級グレードにパフォーマンスダンパーを装備した程度です。
そのため、他の車種であるアルファードやヴェルファイアほどの革新的とまでのフィーリング向上はないようですが、小さな凹凸などの吸収性は高くてLクラスミニバンとしての上級な乗り心地で、ハンドリングの切り始めの反応も鋭い。

プレミアムGとスマートで全面99%UVカットガラスにした所などはミニバン初の試みで、ボディ剛性の高さに由来するしっかり感や静粛性は高い。ルーフを色分けする2トーンカラーは新型を見分けるための特徴にもなりえるポイントです。

 

内装での改良ポイント

シートに関しては形状は従来型の物ですが表皮を変更。超ロングスライド式の2列目シートと床下収納式3列目シートとの組み合わせは、荷物の積載よりも乗車の快適性を重視した作り。この点はエスティマの突き出た個性ですので、下手に手を入れるとファンを失望させる可能性があります。

運転席周りのレイアウトは変りませんが、そのデザインは一新されています。今までは分けられていたメーターですが、ガソリン車とハイブリッド車ともに共有化されました。立体的なメーターは、バーグラフ状のタコメーターの存在感が大きくてスピードメータよりも目を引きやすいという指摘もありましたが、今回のようなさりげない改良が適切でしょうか。

 

走りでの改良ポイント

ガソリン車はピックアップ感、ハイブリッドはトルク感の良さが印象的で、どちらのレスポンスもスムーズなので不満を感じることはないでしょう。ですが、ハイブリッドの場合ガソリン車にプラス100万円程もあるので、ハイブリッドを選ぶ価値は低いと感じます。

 

納期・値引額・全体のまとめ

4期型となってもエスティマに古さななく、改良されたスタイルは今までよりさらにカジュアル感がアップしているので改良での進化は十分感じられます。
改良を受けて人気が盛り返しているのは事実で、納期はガソリン車が2カ月半程とハイブリッドでは1ヶ月半程かかるということ。また、2トーンカラーを選ぶ場合そこからさらに1ヶ月納期がプラスされるようです。人気動向はガソリン車が高い傾向で、値引状況は初回から15万円程度の値引が提示されて拡大の余地はあるようです。

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