クルマ購入に必要な書類まとめ、車屋さんが用意する書類と自分が用意するものなど詳しく説明

中古車

クルマを購入する時の必要書類をまとめています。
そうそう何度もない大きな買い物なので、分りにくい物の一つがクルマ購入に必要な書類です。
商談を進める早い段階で準備できるものは準備しておきましょう。

 

クルマの購入を決めたらすぐに実印と印鑑証明を準備しましょう!

クルマを購入する場合、登録車は運輸支局への登録、軽自動車は軽自動車検査協会への届け出が必要になります。
これらの手続きには様々な書類が必要で、そのほとんどは販売店で入手可能ですが、「実印」と「印鑑証明」は購入者が用意しなけれがいけません。
たまにありますが、比較的若い方で実印を持っていないという方もいます。ですのでこの機会に早めに作っておきましょう。
すべての書類がそろわないと登録手続きが出来ないので、その分は納車が遅れてしまいます。少なくとも商談に入るまでには実印とその印鑑証明は用意しておきましょう。

 

中古車購入に必要な書類

自分で用意するもの

・実印
あらかじめ市区町村に登録した印鑑のことで、ゴム印など変形しやすいものは登録できません。軽自動車の場合は認印でも可能。

・印鑑証明書
実印が市区町村に登録されているということを証明する証書で、クルマの購入には発効から3カ月以内の物が必要になります。軽自動車の場合は住民票でも可能です。

お店で用意してもらえるもの

・自動車検査証(車検証)
クルマの所有者や使用車、次回の検査日付などが証明されている書類。納車されたら必ず確認しましょう。

・自賠責保険証明書
自賠責保険への加入を証明する書類で、車検が切れているクルマの場合は新規に加入します。車検が残っている場合は保険の名義人は必ずしも現在の所有者でなくてもOK

・委任状
登録に関する手続きを販売店に代行してもらう意思を示す書類で、用紙は販売店が用意してくれます。記入する際には印鑑登録した実印を押します。軽自動車の場合は認印でOK

自分でもお店でも準備可能なもの

・車庫証明書
クルマの保管場所(駐車場)を証明する書類。所定の用紙で保管場所管轄する警察署に申請すると後日交付されます。用紙は販売店が警察署で入手することが出来る。

 

下取り車がある場合に追加で必要な書類

自分で用意するもの

・住民票
下取り車に出すクルマの車検証の住所と現住所が異なる場合、発行から3カ月以内のものが必要。引越している場合は旧住所の転出証明が必要になる場合もあります。

・自動車税納税証明書
自動車税を納付していることを証明する書類。クルマを売却する時には最新のものが必要になります。紛失した場合は都道府県の税務署で再発行することも可能です。

・車検証/自賠責保険証明書/印鑑証明書
下取り車がある場合は、下取り車の車検証、自賠責保険証明書、印鑑証明書もそれぞれ必要になります。ただし軽自動車の場合、印鑑証明は必要ありません。

 

お店で用意してもらえるもの

・譲渡証明書
他人にクルマを譲る際に必要な書類で販売店に用意してもらえます。記入する際には印鑑登録した実印が必要になり、この時、書い手の署名や捺印は必要ありません。

・下取り車の委任状
下取りするクルマの名義変更などの登録に関する手続きを販売店に代行してもらう際に必要な書類で、販売店に用意してもらえる。

 

車庫証明の申請方法

自宅駐車場と賃貸駐車場(月極)では必要な書類が異なるので注意しましょう。

車庫証明に必要な書類は全部で3枚。自動車保管場所証明申請書、保管場所の所在図、配置図です。
さらに自宅の駐車場などで土地の所有者が自分である場合は自認書、月決め駐車場などで土地の所有者が他人である場合は保管場所使用承諾証明書が必要になります。
軽自動車の場合は自動車保管場所証明書の代わりに自動車保管場所届出書を用意すればOKです。

 

車庫証明の申請手順

1.自宅から直線距離で2kmにある駐車場を確保します

2.その駐車場がある地域を管轄する警察署で車庫証明の申請書類を受け取る

3.申請書類に必要事項を記入して不明な箇所は警察署で確認

4.記入した書類を警察署に提出し、その時に印紙代(2500円程度)を支払う

5.書類提出から2~7日後に発行されるので、書庫証明と標章を警察署で受け取る

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