【2016-2017年】コンパクトクラスに起こる新車革命
2016年の終盤から2017年にかけて、各社はコンパクトクラスの新車やモデルチェンジを加速させています。特にハイブリッド車や次世代エンジン技術の導入が進んでおり、注目すべきトレンドとなっています。ここでは、各社の主要モデルの変更点や新型車について紹介します。
日産ノート:e-POWER車で次世代のハイブリッドを実現
発売日 | 2016年11月2日 |
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価格 | 177万2280円~224万4240円 |
主な特徴 | 1200ccエンジンと電気モーターの組み合わせ。エンジンは発電専用で、駆動は電気モーターが行う。 |
日産ノートはレンジエクステンダー式のハイブリッド車である「e-POWER」を導入しました。このシステムはエンジンで発電し、モーターだけで走行する電気自動車のような感覚を提供しますが、ガソリンを補給するだけで長距離も走行できるのが最大の特徴です。今後、ジュークやキューブの後継車にも展開される可能性があります。
トヨタ&ダイハツの新型コンパクトトール車「タンク/ルーミー/トール」登場
発売日 | 2016年11月9日 |
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価格 | 146万3400円~200万8800円 |
主な特徴 | 背が高く、両側スライドドアを持つ2列シートの5人乗り。1000ccエンジン搭載。 |
トヨタは新型コンパクトトール車「タンク」「ルーミー」を、ダイハツは「トール」を発売。いずれも背が高く、両側スライドドアを採用した家族向けの2ボックス車です。スズキ・ソリオを意識したこのモデルは、1000ccエンジンを搭載し、トヨタ、ダイハツ、スバルの各ブランドで販売されます。
スズキ・ソリオにEV走行が可能なハイブリッドモデル追加
発売日 | 2016年11月 |
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価格 | 未定 |
燃費 | 32km/ℓ(JC08モード) |
スズキ・ソリオは新たにEV走行が可能なストロングハイブリッドモデルを追加しました。このモデルは、1200ccエンジンとリチウムイオンバッテリー、1モーター1クラッチのシステムを搭載し、EV走行の距離と燃費が大幅に向上しています。この技術は、今後他のモデルにも展開される予定です。
トヨタ・ヴィッツ:待望のハイブリッドモデル登場
発売日 | 2017年1月 |
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エンジン | 1500ccハイブリッド(アクアと同じユニット) |
燃費 | アクアより劣る可能性あり |
トヨタ・ヴィッツはマイナーチェンジと共に、ついにハイブリッドモデルが追加されました。このモデルはアクアと同じ1500ccのハイブリッドユニットを搭載しますが、ヴィッツの方が車内空間が広いことが強みとなっています。
2017年の注目モデル:ホンダ・フィット、スズキ・スイフト、マツダ・CX-5など
2017年には、ホンダ・フィットのビッグマイナーチェンジや、スズキ・スイフトのフルモデルチェンジ、マツダ・CX-5の世代交代が予定されています。これらのモデルはそれぞれデザインや性能が大きく進化し、特にハイブリッドシステムや燃費性能の向上に注力しています。
ホンダ・フィットのビッグマイナーチェンジ
発売予定 | 2017年秋 |
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主な変更点 | 内外装のデザイン変更、ボディパネルの再設計 |
結論:2016-2017年はコンパクトクラスの年!
この1年間で、コンパクトカー市場はハイブリッド、次世代パワートレーン、そしてファミリー向けの設計に注目が集まっています。これからの1年は、新車や改良車のラッシュとなり、市場競争が激化することは間違いありません。各社の動向をチェックし、自分に合った一台を見つける参考にしてください。
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